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2018年05月26日

神経回路の混線・・・2

「神経回路の混線・・・1」の記事の中で、
言葉の言い間違えが多いことを
診察の際に主治医に伝えたところ、
「脳の神経回路が混線している
のだと思います」
と言われた話をお伝えしました。
https://fanblogs.jp/hinketu/archive/218/0


「神経回路の混線」とは、どのような
状態なのかが気になった私は、
診察の翌日、さっそくインターネットで
検索してみました。


すると、
「脳の機能成熟を担う『不要神経回路の
選択的除去システム』の解明」という、
気になるタイトルがヒットしました。


ページを開いてみると、
東京大学大学院理学系研究科・理学部の
ホームページでした。
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2013/23.html

この記事は、「神経回路の混線」に関わる
発見に関する発表記事で、冒頭には
つぎのような文章が書かれていました。

(以下、抜粋)
「私たちの脳では、軸索と樹状突起という機能・
構造的に異なる2種類の神経突起を介して、
1,000億個ものニューロンが
ネットワークを形成しています。

ヒト脳神経回路の大まかなネットワークは
胎児期に形成されますが、
この発生初期の幼弱な回路は、
いわゆる「混線状態」にあり、
その後の発達段階において、
不要回路の切断・除去を含むネットワークの
再編が起こることにより、
機能的な情報処理回路へと成熟することができます」



記事の本題である新たな発見とは、
これまで30年以上謎とされていた、
「ニューロンが自らの突起群の中から
『要』『不要』を選択する」メカニズムを
東大教授らが明らかにしたというもので、
重要で大きな発見であることが分かりました。


しかし、今の私にとって重要なのは、
冒頭に書かれていた文章の方でした。


この文章を読んだとき、
胎児と大人の私を、
同等に捉えることはできないけれども、
脳には不要な神経回路を切断したり、
除去する働きがあるのだと知って、
ホッとした気持ちになりました。


そして、「神経回路の混線は治る」と私に
言った主治医も、おそらくこのメカニズムを
根拠に、断言したのだろうと思いました。






ブログ記事の無断転載を禁じます。


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これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0

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神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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