2022年10月23日
マルチタスク・・・2
前回、マルチタスクが苦手になっていた、
平成30年(2018年)の頃の状態について、
振り返ってお伝えしました。
主治医からの指示を受けた私は、
複数のことに手を付ける場合は、
1.3つ以上は手を付けない。
2.3つすべて終わったら、次のことを行う
というルールを自分で作りました。
また、時間に余裕があるときには、
1つのことに集中して作業するように心がけました。
始めは、趣味の手芸をしているときや、
興味のある本を読んでいるときなど、
限定した場面では集中できるけれど、
それ以外では持続しにくい状況でした。
しかし、他のことをやりたいという欲求に
駆られても、ぐっと我慢をして、
1つのことを終わらせる努力をし続けているうちに、
徐々に集中力が上がっていきました。
同時に、脳トレや暗算なども続けたところ、
短期記憶力にも改善がみられました。
これらを継続して行った結果、
平成30年(2018年)の春頃から、
台所で料理を作っている間、ごく自然に
2〜3品を同時に調理できるようになってきて、
トレーニングの効果を感じることができました。
ただし当時はまだ、この能力を発揮できるのは、
作り慣れている料理を作っているときに
限定されていました。
その翌年、令和元年(2019年)から仕事を始めました。
仕事では任された業務に対して、
それぞれ期限が設けられます。
これが、私にとってはとても効果的でした。
仕事では自分がやりたい、やりたくないという
好みに関係なく、その期日までに、
何としてもやり終えなければなりません。
おかげで、仕事を続けるうちに
以前よりも長時間、机で1つの作業を
行えるようになりました。
むしろ、没頭してやり続けてしまうようになり、
運動不足に悩まされるようになったほどでした。
また、業務を通して実践的に、注意力や記憶力、
実行力を鍛える場面が増えたことも、
脳を回復させるうえでプラスになりました。
その結果、令和3年(2021年)6月ごろには、
Aの作業をしているときに、
次に行う予定のB の段取りや時間配分を考え、
同時進行でBの下準備も
行えるようになるまで回復しました。
加えて7月になると、次々と入ってきた仕事に対し、
落ち着いて優先順位を決め、1つずつ、
または同時進行で取り組みながら、
全部をこなせるようになってきました。
これは、とても大きな良い変化でした。
それまでは、優先すべき事が分かっていても、
大変だったり難しい作業だったりすると、
やる気が出なくて後回しにしてしまい、
なかなか手が付けられなかったからです。
また、仕事や家事などにおいて、
これまでのやり方から効率の良いやり方に、
工夫して変えることができるようになるなど、
仕事をこなす能力が、
元気だった頃の状態にだいぶ近づきました。
さらには、在宅で仕事を行う合間に、
掃除などの家事もこなせる日が増えてきて、
夫からも
「最近、かなり調子が良くなってきたね」
と言われるようになりました。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
平成30年(2018年)の頃の状態について、
振り返ってお伝えしました。
主治医からの指示を受けた私は、
複数のことに手を付ける場合は、
1.3つ以上は手を付けない。
2.3つすべて終わったら、次のことを行う
というルールを自分で作りました。
また、時間に余裕があるときには、
1つのことに集中して作業するように心がけました。
始めは、趣味の手芸をしているときや、
興味のある本を読んでいるときなど、
限定した場面では集中できるけれど、
それ以外では持続しにくい状況でした。
しかし、他のことをやりたいという欲求に
駆られても、ぐっと我慢をして、
1つのことを終わらせる努力をし続けているうちに、
徐々に集中力が上がっていきました。
同時に、脳トレや暗算なども続けたところ、
短期記憶力にも改善がみられました。
これらを継続して行った結果、
平成30年(2018年)の春頃から、
台所で料理を作っている間、ごく自然に
2〜3品を同時に調理できるようになってきて、
トレーニングの効果を感じることができました。
ただし当時はまだ、この能力を発揮できるのは、
作り慣れている料理を作っているときに
限定されていました。
その翌年、令和元年(2019年)から仕事を始めました。
仕事では任された業務に対して、
それぞれ期限が設けられます。
これが、私にとってはとても効果的でした。
仕事では自分がやりたい、やりたくないという
好みに関係なく、その期日までに、
何としてもやり終えなければなりません。
おかげで、仕事を続けるうちに
以前よりも長時間、机で1つの作業を
行えるようになりました。
むしろ、没頭してやり続けてしまうようになり、
運動不足に悩まされるようになったほどでした。
また、業務を通して実践的に、注意力や記憶力、
実行力を鍛える場面が増えたことも、
脳を回復させるうえでプラスになりました。
その結果、令和3年(2021年)6月ごろには、
Aの作業をしているときに、
次に行う予定のB の段取りや時間配分を考え、
同時進行でBの下準備も
行えるようになるまで回復しました。
加えて7月になると、次々と入ってきた仕事に対し、
落ち着いて優先順位を決め、1つずつ、
または同時進行で取り組みながら、
全部をこなせるようになってきました。
これは、とても大きな良い変化でした。
それまでは、優先すべき事が分かっていても、
大変だったり難しい作業だったりすると、
やる気が出なくて後回しにしてしまい、
なかなか手が付けられなかったからです。
また、仕事や家事などにおいて、
これまでのやり方から効率の良いやり方に、
工夫して変えることができるようになるなど、
仕事をこなす能力が、
元気だった頃の状態にだいぶ近づきました。
さらには、在宅で仕事を行う合間に、
掃除などの家事もこなせる日が増えてきて、
夫からも
「最近、かなり調子が良くなってきたね」
と言われるようになりました。
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