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日々起きる問題を、検証することで、
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2019年05月15日

親にできることは?    〜いじめから子供を守るには?〜

いじめからひきこもり あの時の親に今伝えたいこと

中2で不登校に。26歳で一人暮らしを始め、職業訓練を受けて仕事に就いたが…

活発だった幼少時代、中1で生活が暗転

 「小学校までは友達もいたし、時にはけんかもしたしで、元気な子だったと思います」

 トシさんは穏やかに語り始めました。笑みを絶やさない、優しい物腰の男性です。

 実家は首都圏近郊のベッドタウン。両親や妹、祖父母と暮らしていました。物静かなサラリーマンの父と、専業主婦の母に優しい祖母。当時は、家族関係に大きな問題はありませんでした。勉強も得意で、成績表は毎回、5段階評価の「5」と「4」が並びました。しかし中学1年の時、意地の悪い同級生に目を付けられ、生活が暗転します。クラス中に嘘を言いふらされ、担任も同級生の肩を持ちました。このため、友人たちが次第に離れていったのです。

 2年に進級すると、いじめ常習犯のグループが「トシがナイフを振り回した」とでたらめを言い、教師たちも同級生もそれを信じ込みました。「その結果、クラス中に『トシはいじめてもいい』と容認する空気が生まれたんです」(トシさん)。剣道部の生徒に棒で殴られるなど、暴力はエスカレート。10人くらいに馬乗りで押し潰されて「圧力で本当に眼球が飛び出る、と思ったこともあります」。

 テニスのラケットで頭を10発以上殴られた時は、帰宅して泣きながら家族に訴えました。しかし両親は、さほど問題視しなかったといいます。表面上は普通に登校していたので、深刻さが伝わらなかったのだと思います。自分自身すら当時は、不登校になどならないと思っていました」。しかし実際は、学校まで歩くのもつらい状態。「糸が切れた操り人形みたいに、何もする気が起きませんでした」


ここでもやはり、実態を見抜けない「先生」の姿があります。
虐め常習犯を認識してはいなかったのでしょうか?
情けない話です。

中学の出席扱いになるからと、不登校児を対象とした学習センターに通い始めます。しかし勉強する時間はあまりなく、ビデオを見たり、読書をしたり。「だから数学や英語など、中2で止まっている知識がすごく多いです」。用事ができてやむなく中学へ行く時は、顔も上げられず「視野が真っ黄色になって、吐きそうになりました」

 そんなトシさんを面白がって、同級生たちは家をのぞきに来ました。友人や家庭訪問に来た先生から「みんながどれだけ迷惑していると思ってるんだ」と責められもしました。当時はやっていたテレビドラマや音楽は、同級生が同じものを楽しんでいると思うと、見たくも聞きたくもありません。

ゲームですら「同級生に見つかったら『学校を休んでゲームしている』と言いふらされる」という恐怖がつきまとい、日が暮れて雨戸が閉まるまで、電源を入れられませんでした。学習センターへ通う時も、親の車の中で身を縮めていました。

 母親には「(加害者に)負けるもんか、こんちくしょうと思わないの?」と言われましたが、トシさんに戦う力など湧いてきません。高校に進学しても、加害者から逃れることはできませんでした。彼らは登下校の電車でトシさんに偶然会うと、友人にわざと「トシはいかにおかしなやつか」を声高に語ったのです。電車にも乗れなくなり、1年ほどで退学。ひきこもり生活が始まります。


この親は、「育児放棄」みたいなもんですね。
全然、子供の現状を理解しようとしていない。

自分の子供を信じられないほど、悲しい事はありません。


家族関係まで崩れていく どん底の中、たたき壊した卒業アルバム

 トシさんが、過去に育んできた「正しいことをすれば報われる」という価値観は、いじめによって根底から覆されてしまいました。同級生の嘘や暴力がまかり通る中、親から教わった道徳心や正義感は何の役にも立たない、むしろ自分を追い詰めたという不信感さえ生まれました。

 こうして両親との関係も、悪化していきます。父親は、貧しい中で大学を卒業した、真面目で勤勉な人物です。それだけにひきこもりの息子は、理解し難い存在でした。

 「なぜ五体満足なのに、そんなことをしているんだ」
 「俺たちは、毎日頑張ってるのになあ」


 父親の嘆きを聞くたびに、トシさんは「もっともだ」と思い、自分を責めました。母親も始終、泣いたり怒ったりしました。トシさんはそんな母親にいら立ち、怒鳴りつけたこともあります。「僕自身、出口の見つからない苦しみの真っただ中にいました。でも親は『ゲームばかりしている』と思ったようです」。トシさんのつらさに、寄り添ってはくれませんでした。

 優しかった祖母が亡くなり、家庭での孤立はさらに深まりました。


おばあちゃんはきっと、この子の心情を理解できていたのではないでしょうか?
そんな気がします。

「同級生のいない街」に安心 故郷離れ一人暮らし始める

 しかしこの後、トシさんに少しずつ、外の世界で「リアル」を体験したいという思いが芽生えます。23歳の頃、好きなゲーム音楽のコンサートがあるとネットで知り、行くことを決意。親に電車賃をもらって電車を乗り継ぎ、道に迷いながらも会場を目指しました。

 知らない街を歩いていると、トシさんの心は「ここには、いじめた連中は誰もいない」という安心感で満たされました。この時から、故郷を離れて暮らしたいと、強く願うようになります。26歳の時、都内で一人暮らしを始めました。職業訓練を受けて福祉系の入門資格を取り、仕事にも就けました。働き始めた頃は「毎月お金をもらえて、だんだん任される仕事も増え、新鮮でうれしかった」といいます。親からの資金援助も不要になり、貧しいながらも経済的に自立できました。

 しかし、ひきこもり生活から一転しての週6日勤務で無理を重ね、心身の余裕を失っていきます。上司や同僚との関係がぎくしゃくし、4年半で退職。次の職場も、先輩から厳しい叱責を受けて抑うつ・不安障害と診断され、1年足らずで休職しました。トシさんは「要領が悪い上にコミュニケーションが不得手で、顧客の話を聞かずに自分の話ばかりしてしまう」欠点が、自分にあるといいます。「何度就職してもうまくいかない。人と関わるのが苦手なのに、仕事を続けられるのだろうか」と、悩むようになりました。


ウソやデマを言いふらされていれば、自分の正当性を主張する行為が
過剰になっていくのは考えられます。
人の話を聞かずに、自分の話ばかりしてしまう、という感情が
わかるような気がするのですが・・・。

デマやウソを言われる前に、主張したい。
そういう気持ちが、日常に出てしまっているのではないでしょか?

いじめの環境変えてほしかった 「学校に戻る」を目標にしないで

 トシさんは、いじめを受けた時、両親には何よりも「環境を変えてほしかった」といいます。

 「両親はずっと、僕が『普通の道』に戻ることにこだわり続けました。転校させるなり、せめてクラスを変えるよう学校に頼むなりして、環境をリセットしてほしかった。不登校の子どもに『休んで元気をつけて、学校に戻ろう』と言う親がいますが、『戻る』ことを目標にしないでほしい

 両親は「中学、高校、大学へ進み正社員になるという一本道の価値観」から離れられず、それが結果的に、道から外れたトシさんを長く苦しめました。現在は、IT技術の進化などで、在宅でもスキルや知識を習得しやすくなっています。トシさんも「10代の自分がここにいたら、ゲームクリエイターになるためのプログラミングの本を渡している」と話します。

 「不登校やひきこもりは、誰にでも起こりうると思います。親はそれを、子どもが育つ道の一つとして認めてほしい。そうすれば本人の精神的な負担はだいぶ軽くなり、勉強などに前向きに取り組む余裕も生まれるのではないでしょうか」



「普通」って、一体何でしょう?

多様化している今の時代、「普通」に価値があるとは言えなくなっています。
逆にアメリカあたりでは「普通」は、「能無し」と同じに見られます。
普通ではなく「特別」が価値があると見ます。

それが「個性」ではないでしょうか?

法律で「義務教育」が決められていますが、義務教育とは
学校に行くことではなく、基本的な知識を習得することが
義務化されているわけで、学校はその一手段に過ぎない。

小学校でも中学校でもなく、校外学習や野外学校で習得してもいい。
フリースクールも全国にあります。
手段も多様化してもいい時代なのではないでしょうか?

あの「エジソン」だって、まともに学校には行ってなかったのですから。
学校が親にとって「一番楽な方法」でしかないのでしょう。
行きさえすれば、後は学校がやってくれるからです。

でも、親には「子供に義務教育を受けさせる義務」があることは
憲法にも謳われている事です。
憲法違反をしてはいけません。   WWW

手段は、現在の日本には、沢山の選択肢が用意されています。
充分ではないかもしれませんが、そういうシステムを利用させてあげることも
親の義務と捉えて、子供を守りましょう。

ここに参考になる活動をしている団体があります。
ご一読ください。


|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」

「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。


授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。

利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。

このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。

「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します。

「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。

「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます。
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。


「ナナメの関係」を実践する、認定NPO団体です。


     BY いいとこどり

親の責任は、子供を一流大学や一流企業に入れることではない

子どもへの愛情が、親の「エゴ」になってしまっている例があります。
子どもへの愛情を、勘違いしないようにしなければいけない。
そのいい例です。


母親に、ひきこもりの時限爆弾を埋め込まれた

【新連載スタート】母親の希望通りに一流大に合格、大企業の内定を得てひきこもりになった理由とは/両親には虐待の認識なし

この男性は、うつ病を発症し、生活保護を受給しながら都内で生活しています。一方で「ぼそっと池井多」の名前でブログを書くなど、ひきこもり当事者の実態を伝える活動もしています。

 彼が育ったのは父親が会社員、母親が自宅で学習塾を開く中産階級、外見的にはいわゆる「普通の家庭」です。彼自身も、著書がジャーナリズムの賞を取るほどの優れた文才を持ち、4カ国語の読み書きができてバイオリンとピアノも弾けるなど、多くの才能に恵まれています。そんな彼がどうして、ひきこもりになったのでしょうか。


自分を責める「お母様」、緊張の連続だった子ども時代

 「母は常に、ピキッとした顔で自分を責めてくる存在。家に安らぎなどありませんでした

 子ども時代の池井多さんの日常は、ヒステリックな母親に戦々恐々とし、「交感神経が働きっ放しの、過剰な緊張状態」の連続でした。

 幼い頃は、「この子を殴って」と言う母親の言葉に従い、父親が池井多さんをベルトで殴るといった身体的な暴力も頻繁にあったといいます。しかし、池井多さんが本当に傷ついたのは暴力ではなく、あらゆる面で意思を押し付け、失敗した責任はすべて彼に負わせる母親の言葉でした。夕食一つとっても「スパゲティが食べたいならそう言いなさい!」と無理やり池井多さんが「望んだ」ことにされ、食が進まなければ「あんたが食べたいって言ったから作ったのに!」と激昂。そして父親のせっかんが始まる……。万事、この繰り返し。

 母親は進路についても、幼い息子に言い続けました。

 「一橋大に行きなさい。お父様みたいに学歴はない、収入は低い、地位もない人になったらおしまいよ


夫婦間の尊敬など、欠片もありませんね。

これは子供にとっては一番つらいことかもしれません。


 小学校3年生から、連日深夜1時、2時までの受験勉強が始まりました。成績が振るわない時、母親は彼をたたいてこう叫びました。「あなたが怠けたら、お母様は死んでやるからね!」。実際にテストの点数が悪いと「海へ行きます」と書き置きを残して外出し、自殺するそぶりを見せることもありました。「母は『死への恐怖』を使って、私を支配しようとしていました」と池井多さんは話します。


この時のお母さんの心理は、一体どう状況だったのでしょうか?


強迫性障害で「井」の字が書けない 暗黒時代だった小学校高学年

 池井多さんは非常に早熟で、「幼稚園で小6までの漢字もローマ字も理解できた」ほどだったそうです。当時から友達といるより一人遊びを好み、恐怖心やこだわりも強い傾向がありました。そして受験勉強が本格化した小学校5、6年生の時、幼い頃から兆しのあった強迫性障害の症状が強まったのです。「人生の暗黒時代。我ながらよく生き抜いた」。本人がそう振り返るほど、つらい時期でした。

 特に困ったのが、漢字の「井」や「田」などの字が正しく書けなくなったことだといいます。「四辺を線で囲まれた空間ができると、真ん中に点を打たないと気が済まないんです。そうしないと真ん中の空間が破裂して、母を乗せた霊きゅう車が飛び出してくるという妄想にとらわれていた。自分でもなんてばかなことを考えたのか、と今は思うのですが……」

 例えば「井」が正解だと分かっていても「丼」と書かずにはいられない。そんな状態のため、漢字テストはいつも大幅に減点されました。「暗に母の死を願う自分と、母は僕のためにやってくれているのだから、そんなことを思ってはいけないと止める自分との葛藤があったのです

 一家は父親の転勤によって、5年生で東京から名古屋市へ引っ越します。しかし池井多少年は毎週末、新幹線で東京の塾へと通わされました。上京のたびに母親に「この金食い虫!」とののしられ、「ごめんなさい」と泣きじゃくりながら……。


この母親は、相当問題アリですよね。
子供にお金を使うことが出来る慶びを知らないんですね。
絶対にこんな事を言ってはいけない。


「母親へのプレゼント」で大学合格、しかし母は…

 池井多さんは名古屋市にある中高一貫の進学校に合格し、高校では生徒会長も務めました。成長とともに暴力を振るわれることはなくなりましたが、母親の罵詈(ばり)雑言や、日記を盗み見るといった過干渉は続きました。

 池井多さん自身、学校ではうまくやっているように見せていたものの、相変わらず強迫性障害の症状に悩まされていました。「母親は依然として自分に覆いかぶさる、巨大な権力でした。今も完全に逃れたとは言えません」

 一橋大を受験し合格したのは「母へのプレゼントのようなもの」だったと言います。母親に出された「人生の宿題」を果たした。当然褒められ、感謝されるだろう、そう考えてお祝いの席に着いた池井多さんに、彼女は言い放ちました。

 「お前の英語力じゃとても授業についていけないから、明日からは英語を勉強しなさい。そして一流企業に入りなさい。怠けたらだめよ」。褒め言葉は一言もありませんでした。


これは、子供にとっては「地獄」です。
自分の見方になってくれるはずの「親」が、一番の敵になっている。


仕込まれた「うつ・ひきこもりの時限爆弾」、両親には虐待の認識なし

 その後、20代のうちは海外を放浪し、30代半ばからはアパートにひきこもりました。どこにいても、社会とつながりを断って生きていることは変わらず「そとこもり」と「うちこもり」の繰り返しだったといいます。池井多さんにとって、母親の虐待は「うつ・ひきこもりの時限爆弾を、体に埋め込む行為」でした。爆弾は就職という「ゴール」が見えてきた瞬間に爆発し、その後の人生をむしばみました。

 両親と最後に会ったのは19年ほど前です。池井多さんは当時、家族との対話によって、うつ病から回復できないかという望みを抱いていました。しかし子ども時代に受けた暴力や言葉の数々を伝え「虐待したことを認めてほしい」と訴えると、父親は言いました。

 「それって、虐待か?」

 母親にも「虐待した」という認識はなく、謝罪の言葉もありませんでした。池井多さんは、80歳を超える母親を今も許せずにいます。「母はずっと『人間は自分の責任を取るものだ』と言って私の責任を徹底的に追及し、処罰しました。私は今、精神疾患を抱えて働くこともできません。私にした虐待に向き合い、責任を取ってから死んでくださいと言いたい」


恨みの根は、相当深いものになってしまっています。
虐めや虐待は、加害者にその意識がない事が、多いようです。

子どもの立場を考える視点になれないのです。

こういう親は、意外と多いようです。

私自身、良かれと思ってやっていることが、子供に余計な負担をかけていた。
何てことは、結構ありますから・・・。
無意識の間に、子供を傷つけているかもしれません。


「子どものさまよう場所に立ち、心を通わせて」親たちへのメッセージ

 実は今、池井多さんのように50代を迎えたひきこもり当事者と、80代の親を巡る「80・50問題」がクローズアップされています。当事者が高齢化し、老いた両親の介護や看取り、死後の相続問題、残された子どもがどのように生計を立てるのかなど、多くの課題をクリアする必要が出てきたためです。

 池井多さんは昨年12月、横浜市内で行われた講演で、中高年のひきこもり当事者を持つ親たちへ語りました。「私の両親と違い、皆さんは必死に子どものためを思っているのだと思います。それでもコミュニケーションが取れないなら、子どもの側に『分かってもらえた』という実感がないのかもしれません

 「いい加減に仕事をしなさい、もういくつだと思ってるの」「私たちが死んだらあなたはどうするの」――。親は焦るあまり、子どもを問い詰めたり、責めたりしがちです。しかし池井多さんは言います。「正論を振りかざして親の役割を演じるのは、対話とは言えません。子どもがさまよっている場所に自分も立ち、一人の人間として本音で心を通わせてほしい

 偶然にも講演会場は、池井多さんの両親が余生を送るマンションの近くでした。彼はおどけて窓のほうを向き、見えない親に向かって叫びました。「おーい、聞いてるかー」

 彼の言葉は、すべての親への問いかけのようにも聞こえました。


子供の為を思うなら、「子どもは何をしたいのか?」を
考える必要があります。
親の希望ではなく、子供の意思を考えるべきなんですね。
子どもの人生であって、親の人生ではないので・・・。

子供が好きな事をやって、人生で転んでもそれは、自業自得ですが
親に押し付けられた人生で転んでも、子供は、責任の取りようがないかもしれません。
「親の言うとおりにやって、こうなった。」としか思わないでしょう。

これでは、子供はもちろん、親も不幸にしかなりませんね。

ここに参考になる活動をしている団体があります。
ご一読ください。


|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」

「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。


授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。

利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。

このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。

「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します。

「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。

「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます。
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。


「ナナメの関係」を実践する、認定NPO団体です。


       BY いいとこどり


元不登校の青年 親に言えなかった   〜親が気を付けるべき重大事〜

不登校の子供を持つ親御さんにとって、非常に参考になる記事です。
私自身も、自分を振り返って、親としての在り方を考えされられました。

以下、引用しながら、考えていきましょう。

元不登校の青年 親に言えなかった学校での出来事
5/13(月) 12:00配信 日経DUAL

元不登校の青年 親に言えなかった学校での出来事

不登校の子の居場所についてリポートする本連載。今回は中学1年生の時から1年半の不登校を経験し、現在25歳の浅見直輝さんに、居場所を求めていた当時の思いや、不登校に悩む親子に向けたこれからの活動について聞きました。高校進学後、偏差値43から猛...

不登校の子の居場所についてリポートする本連載。今回は中学1年生の時から1年半の不登校を経験し、現在25歳の浅見直輝さんに、居場所を求めていた当時の思いや、不登校に悩む親子に向けたこれからの活動について聞きました。高校進学後、偏差値43から猛勉強を経て早稲田大学へ進学した浅見さんは、TEDにスピーカーとして登壇したり、数千名の不登校親子に向けた講演を行うなど、積極的な社会活動を行っています。親からは見えにくい、不登校生の心の中はどのようだったのでしょうか。上下2本に分けてお送りします。


こういう「実体験者」も体験談と思い、は、貴重な情報だ。
専門家でも分からなかったことが、こう機会に知ることが出来る。

この勇気ある青年に注目したい。

「何故、不登校になったのか?」である。


●学校が学ぶ場所ではなく傷つく場所になった

 子どもが学校に行きたくないという様子を見せたら、大人はまずそこに必ず理由があるだろうと考えます。その理由を子どもに確かめて、親が介入するべき原因があるならそれを解決して無事に学校に通ってほしい。そう思うのは親として当たり前の感情でしょう。

 ところが、学校に行けない理由を明確に話してくれる子どもはあまりいません。取材時、不登校時代の話をしっかりと語ってくれた浅見さんでも、当時はそうだったのだそうです。親に理由を言えない心理とはどういうものなのでしょうか。

 「それは僕にとって学校が学ぶ場所ではなくて、傷つく場所になったことがとても大きく影響していたと思います。子どもが学校に行かなくなると、大人は『どうして学校に行かないの?』と思い、子どもに問います。でも、当時の12歳だった子どもの僕にとっては『傷つく場所に行く理由がどこにあるの?』といことだったのです


大人の論理は、子供には通用しない。
子どもには、子供の論理があるのですね。


不登校になった原因の一例が、下記にあります。


●「おまえは一番の卑怯者だ!」という担任の言葉に耳を疑った

 教室で帰りの支度をしていた浅見さんにやんちゃ者たちは「おまえもやっていただろ」と言いがかりをつけてきます。もちろん、浅見さんは一切関わっていません。浅見さんは、彼らの標的となったのです。

 「心の中では『何も関係ないのに』と叫んでいたものの、学校にはヒエラルキー的なカーストがあります。もしここで逆らえば、やんちゃ軍団に目を付けられて、この先の中学校生活の中でもっと嫌な目に遭うかもしれない、そんな予測も頭に浮かびました。

結局、僕は何も言い返せず彼らと一緒に生徒指導室に行ったわけですが、そこで先生から耳を疑うような言葉を浴びました。『おまえだけはみんなの前で手を挙げずに、後からコソコソと来やがって。おまえが一番の卑怯者だ!』」

 浅見さんは、生徒指導室で担任からの罵声を集中的に浴びせられ、やんちゃ生徒にも先生にも標的にされて、苦しい気持ちでいっぱいでした。


先生が、事実関係をよく確かめもしないで、断定的な言い方をして
生徒を傷つけてしまった例です。

こういう先生は、結構いるのではないでしょうか?

また、先生だけではなく、断定的に否定する「親」「保護者」も
また、少なからずいるでしょう。

反省しなければいけない事なんですが・・・。


「今思うと、担任の先生は日々の業務量が多過ぎて生徒と向き合うゆとりがなかったのかもしれないし、教師として生徒を厳しく律するべきだと考えた結果だったのかもしれません。僕にとっては理不尽な結果でしたが、弁明したところで担任に信じてもらうことは難しそうだったし、『僕じゃありません』と言えば、後からやんちゃ者たちに『チクっただろ!』と言われるのは目に見えていました。

 心のどこかで担任に『分かってほしい』と思う気持ちはあったと思いますが、悔しさもむなしさも心の中に封印するしかなく、1年半にわたる僕の不登校はこの事件をきっかけに始まりました」


子どもにとって、学校では先生が頼りです。
その先生に否定されたのでは、居場所がなくなるのは当然です。

ヤンチャ者たちは、普段の態度を見ていればわかりそうなものですが
この先生には、見えていなかったのでしょね。  残念です。

先生に言われ、ヤンチャ者に狙われ、これでは、学校に行けなくなるのは
無理もありません。


私たちの時代では「ヤンチャ者」もいましたが、「見方をしてくれる友人」も
いたものですが、今では、「見て見ぬふり」をして、自分がターゲットに
ならないようにされる。

この「ヤンチャ者」を取り締まることができないのです。
何故か?
PTAが居るからではないでしょうか?

いわゆる一部の「モンスターペアレント」が怖くて、先生方も
逃げ腰になっているのではないかと、私には思えます。


親に理由を言えないのは、拒絶されるのが怖いから
 学校を休んで一人ぼっちで家にいる浅見さんの心には、「クラスの人になんて言われているのだろう、みんなに悪口を言われているかもしれない」と、ネガティブな考えが次々と浮かんできます。学校や教室がさらに怖くなっていき、「学校に僕の居場所はないんだ」と思うようになっていました。孤独で、自分には一人も味方がいない、世界中が敵だと思っていたそうです。

 「あまりにも僕が変わってしまったので、親は僕が傷付いていることに気づいていたと思います。今振り返ってみると、僕は一人で抱え込んでいた苦しさを親や周囲の人に気付いてほしかったのかもしれません。とはいえ、親に心配をかけたくないのもあり、そこに至った理由はどうしても周囲に伝えることができませんでした。

 親からすると、『どうして学校に行けない理由を話してくれないのだろう』と思うかもしれません。子どもにとって親は一番身近な大人です。親に『自分を認めて欲しい』という気持ちは、誰しもが持っています。親に学校であった事を話して、もし反発されたり批判されたりしたら……。ただでさえ深く傷つき、親が最後の頼みの綱なのに、その親にも拒絶や否定をされることは絶望的に悲しいことです。だから、そうなることを恐れて、親に話すことができなかったのです」


親が唯一の頼りだけに、話せない。
「否定されるのが怖い」という心理が、子供には起きるのですね。

そうすると、親は、子供の言うことを、
頭から「否定や批判をしてはいけない」ことがわかります。

まず、しっかりと聞いてあげること、が大事そうですね。


仲良し家族が、僕の不登校によって暗闇の中へ

 学校に行かなくなった浅見さんは、すべてを拒絶するようになり、自暴自棄になっていきました。「子どもの僕にとって一番苦しいのは、親を傷つけてしまうことでした。親が悲しむ原因のすべては、僕が学校に行かないことにある。そう思うと、罪悪感がどんどん膨らんでいきました

「以前は親子の会話がたくさんあったし、休日の度に皆で出掛けるなど、とても仲がいい家族でした。けれど僕の不登校が始まってからは、家族も暗闇の中に陥り、いつからか両親がけんかをしている光景を目にするようになりました。両親のけんかの声が聞こえてくるたび、僕は自分を責めました。当時の僕は、『自分が生きているだけで、周りの人がどんどん苦しんでいく、僕がこの世の中からいなくなったほうが家族のためになる』と、心の底から思っていました。


こうして「自殺」に走る子供たちが居る。
優しい子供ほど、こういう心境になるのかもしれません。

子供の前で喧嘩するのは良くないことだ、と言うのがわかりますね。


●「もう一度生きてみよう」と思うことができた、母の言葉

 ある日のこと、浅見さんは生きることへのつらさに耐え切れず内服薬を摂取し過ぎて、ひと晩中嘔吐が止まらなくなります。5分おきに台所の流しに駆け込み、苦しんで横になっている浅見さんの背中をずっとさすってくれたのが、お母さんでした。流しに行くときも、そっとついて来てくれました。

 「このときの感覚は、今でもはっきりと覚えています。その時僕は初めて、『お母さんは何があっても僕の味方をしてくれる』と心から感じました。。

 また、不登校の間、母に『直輝が生きてくれているだけで、お父さんとお母さんは幸せだよ』と言われたこともあります。心の中では、その言葉を聞いてとてもうれしく感じました。ところが、僕は『思ってもねえことを言うな、くそ!』と返してしまったんです」

 これまで2000名以上の親子に出会ってきた浅見さんは、不登校児の中にはうれしいと感じているのに暴言を吐いてしまう「あまのじゃくな子」が多いように感じているそうです。「実際、僕自身もそうでした。しかし、『もう一度生きてみよう、生きていてもいいんだ』とそう思えるようになったのは母のこの一言がきっかけでした」

 「直輝が生きているだけで幸せだよ」という言葉は、25歳となった今でも浅見さんの勇気の源となっているそうです。


黙って寄り添う。
非常に大事なことに感じます。

親にとって「子供がいるだけで幸せ」と思える生活をしたいですね。
その為には、夫婦仲も「円満」でなければなりません。

「子供に愛情を注ぐ」というのは、こういうことを指すのでしょう。


親も子も冷静な判断ができないとき、第三者の存在はとても重要

 不登校を続けていた浅見さんが、自分以外の人に心を開くきっかけになったのは、教育支援センターの女性相談員Sさんとの出会いです。

 「それまでの間に出会った大人は、僕が学校に行っていないことを知ると『なんで学校に行かないの?』とか、『どうしたら通えるようになる?』などと言って、原因を突き止めようとする人が多数でした。

 その場しのぎで僕が『学校に行く』と言えば喜ぶし、『やっぱり行けない』と言うと怒られたり、諭されるのです。ところが、Sさんは違いました。相談室での会話中、僕が『学校、行ってなくて』と言うと、Sさんはこう言いました。

 『へえ、そうなんだ。でさ、きのうの巨人対阪神戦、見た?』。 僕が『……あ、はい、見ました』と答えると、Sさんは『そっか、直輝くんは野球が好きなんだね! すごい試合だったよね! 直輝くんはどっちを応援してたの?』こう続けました」

 たった数十秒の会話でしたが、浅見さんは大きな衝撃を受けたといいます。Sさんは浅見さんが学校に行ってようが、行っていまいが、態度がなんら変わらない人でした。学校に通っていても通っていなくても、浅見さん自身と会話をして、どんなことを好きなのか、何に興味があるのかを見てくれました。浅見さんは、自分の存在そのものを認めてくれたような気がして、心の底からうれしくなったと思い返します。

 「子どもはみんな自分のことを認めてほしいと思っているので、一人でもそういう人に出会えると心が大きく変わっていきます。生きる希望が湧いてくるんです」


こういう第三者との出会いは、子供にとって重要です。
親でもなく、先生でもない「赤の他人」。第三者の存在。

親や先生に話せない事でも、第三者の赤の他人になら話せる、
というのは、真実だと思います。

いわゆる「ナナメの関係」です。

親は「縦軸」、先生は「横軸」、第三者は「ナナメ軸」ということです。

この内、気軽に話せるのが「ナナメの関係」であることは、実証されています。


●楽しそうな母の姿を見て、心が楽になった

 学校に通わず心を閉ざす子どもと、どうすれば会話できるようになるだろう? どうすれば子どもが外に出られるようになるだろう? と悩む親に向けて、浅見さんは「子どもの好きなことを起点にするのが特に重要な鍵だ」と話します。

 「ゲームでもなんでも構いません。その子が興味を持っていること、好きなことに親も興味を持ち、それに向き合ってくれたら、子どもはすごくうれしい。そこから途絶えていた親子の会話が再スタートした例をいくつも知っています。

 好きなことをエサにして何か別のことをさせるのではなくて、親御さん自身が一緒になって子どもが好きなことに興味を持ってくれることがポイントです。僕の場合も、一緒になって興味を持ってくれる姿勢が本当にうれしかったです。親が、自分の存在を肯定してくれたような感覚になるんです。」

子どもが苦しい思いをしているのは親にとってつらいことですが、逆もそうです。親が苦しい表情をしているのは、子どもにとって一番苦しいこと。苦しみをお互いに感じ合い、負のスパイラルにとらわれてしまいます。しかし、親が元気になることが、子どもが元気になる鍵になるのでしょう。

 「母が何かを楽しんで、母自身の心が元気になることが僕にとっては一番励みになり、元気になる鍵でした。親が元気じゃないのに子どもを元気にするのは難しいことです。今、悩んでいるお母さんやお父さんはぜひ心から何かを楽しんでください。これは親自身の想像をはるかに超えるほど、子どもにとって、とても大きいことです。

 僕の母の場合も、わが子が不登校なのに、笑顔になるなんて難しいことだったと思います。しかし、その、難しいながらも元気になろうとしている母の姿からも、僕は勇気をもらいました。親の笑顔は子どもにとって最大の幸せだと思います」

取材・文/小山まゆみ 写真提供/浅見直輝


子どもにとっての「親の存在」は、親が考えている以上のものなのですね。
「子どもは親の鏡」とはよく言いますが、まず、親自身が人生を楽しむ事。
それが、子供を元気にすることに繋がる。

非常に有意義な事を学びました。

そうはいってもなかなか難しいですが、そういう親御さんにとって
画期的なシステムがあります。


|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」

「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。


授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。

利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。

このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。

「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します。

「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。

「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます。
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。


「ナナメの関係」を実践する、認定NPO団体です。



    BY いいとこどり

2019年05月12日

大津 保育園児 死亡事故 に思う

大津市の保育園児の交通事故は、涙ぐむほど悲惨な事故でした。

右折車と直進車の衝突事故は、毎日のように全国で発生しています。
今回の事故は、たまたま「歩道」に突っ込んでしまったわけで、
その被害者が、小さな保育園児だったことで同情を買いました。

大津事故で見えたマスコミのミスと人々の悪意
感情論で終わらせていては本質に辿りつかない

木村 隆志 : コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者


5月8日(水)10時15分ごろの事故発生から2日が過ぎてなおワイドショーのトップニュースとして扱われていることが、事態の重さを物語っています。

保育園児の命を奪った滋賀県大津市の事故は、「加害者が前をよく見ていなかった」「車2台ともブレーキをかけていなかった」などの全容がようやく見えてきましたが、この2日間でさまざまな動きがありました。

なかでも象徴的だったのは、被害状況が明らかになる前に行われた保育園の記者会見。泣き崩れる園長、質問を続ける記者たち、それを見て怒りの声を上げる人々とワイドショーの出演者……世の中の論調は、「♯保育士さんありがとう」のツイートが広がるとともに、「正義の園長と悪のマスコミ」という構図になっていきました。

しかし、この構図こそが事件の本質からかけ離れる要因となるとともに、現代の人々が体内に抱える悪意そのものだったのです。


加害者は、普段から慎重な運転をしていたと言いますが、
この時は、前方不注意で、右折しました。
直進車も「右折車が止まるだろう」と、直進して
慌てて避けようとハンドルを切ったところが「歩道」に突っ込んだ。

双方の「だろう運転」がもたらした悲惨な事故です。


この交差点の現場を見ると、歩道の所は開放的でガードがありません。
これがまず、悲惨な事故になった一要因ではないでしょうか?

ここに「ポール状」のガードがあれば、園児たちがフェンスに
挟まれることは、避けられたように思います。
行政は、速やかに、ここに「ポール型」のガードを設置していただきたい。

また、「信号機」のシステムにも問題があったようで、専門家が
「順番と時間」を指摘していましたが、これは警察がすぐにでも対処して欲しい所です。


双方とも「悪意」は無いようですし、今後のお互いの誠意に期待します。

一つお願いしたいのは「散歩を中止する」ことだけは、やめていただきたい。
園児たちにとっては「散歩」は、「大きな楽しみ」です。
友達と手を繋いで歩くことは、重要な経験となります。

園庭の無い保育園らしいですから、尚のことです。

親御さんの事を考えると、胸が張り裂けそうですし、
加害者の女性も、死んでしまった園児たちが頭から離れないでしょう。
女性であれば猶のこと、子供たちへの母性があるでしょう。


同じ年代の子供を持つ親として、登下校には、道路に立って
子どもたちを見守りたいと思いますし、運転する身としても
慎重な運転を心がけるより、方法がありません。

また、通学路などの安全対策が不十分な場所を、チェックし
行政に対応を進言する活動は、保護者としての使命でもあるでしょう。


一部のマスコミの姿勢にも問題がありますし、それに踊らされる
視聴者にも少なからず問題はあると思います。

子どもたちを守るために、冷静な対応が大人には求められます。


少しでもこういう悲惨な事故が減りますように、日々、
努力していこうと思います。


最後に子供たちに、
「ごめんね、守ってあげられなくて、君たちの事は、絶対に忘れないからね」
「天国で、お友達と仲良く遊んでね」


黙とう!



       BY いいとこどり


2019年05月11日

大学無償化 20年から   〜財源は、消費税増税分なんだと〜

政府が「大学無償化」を可決成立させた。
それ自体は、教育費貧困国としては、大変いい事であるが
その財源は「消費増税10%から」というのが、引っかかる。

要は、「消費税の増税に賛成してください」という、メッセージだ。

10月の増税実施について、賛否両論がある中、大義名分を
確保するために、立案した感がないこともない。

大学無償化、低所得世帯の75万人支援 20年4月から

2019/5/10 9:06 (2019/5/10 11:40更新)   日本経済新聞より

低所得世帯の学生を対象に大学など高等教育を無償化する「大学等修学支援法」が10日の参院本会議で可決、成立した。2020年4月から授業料を減免するほか、返済不要の給付型奨学金を支給する。文部科学省は約75万人が支援を受けられると見込んでいる。


短期大学・高等専門学校・専門学校も対象とする。細かい支援額などは文科省が政令で定める。20年4月から支援を受ける学生は19年度中に手続きをする必要がある。

私立大で年70万円支援

授業料減免の上限額は学校種に応じて決まる。国公立大が年間54万円、私立大は70万円になる。入学金も国公立で7万〜28万円、私立で13万〜26万円を上限に支援する。

生活費を賄うための給付型奨学金は、国公立大に自宅から通う学生は年間35万円、下宿などから通う自宅外生は80万円を支給する。私立大は自宅生が46万円、自宅外生が91万円とする。

非課税世帯は全額支援

授業料の減免や奨学金の額は年収に応じて段階的に分かれる。住民税非課税世帯(年収の目安は270万円未満)は上限の範囲内で全額を支援する。年収が270万〜300万円未満は非課税世帯の3分の2、300万〜380万円未満は3分の1をそれぞれ支援する。

成績悪いと打ち切り

無償化の年間費用7600億円の財源は消費税率10%への引き上げによる増収分を充てる。支援する学生や学校には一定の要件を課す。

学生は▽退学・停学処分を受けた▽取得単位数が標準の5割以下――などのいずれかに該当する場合は支援を打ち切る。学校にも▽実務経験のある教員による授業が一定数以上ある▽財務状況や学生の進学・就職状況などを開示――といった要件を設ける。


大学無償化2.JPG
大学無償化1.JPG



前からこの方針は発表されているが、昨今の景気の
先行き不透明な感じから、増税反対論が再び上昇しているので
衆参ダブル選挙なども、取りざたされている。

これによる「景気後退」が心配されているのだが、無償化されても
国民の収入も減ったのでは、意味がない。

増税のリスクを最小限に留める方策が、必須ではある。


儲けている企業は、とにかく、給料を上げるべきで、
給料を上げない限り、景気の回復など望めない。

先ごろ、トヨタ自動車の決算報告が出たが、「更なるコスト削減」を
打ち出したのには驚いた。
「下請け」企業は、儲けているのだろうか?

現在でもトヨタは儲かっている。
下請けの「単価アップ」を検討してもいいだろうに・・・。

すそ野が広い分、景気への波及効果は大きいと見るが
いかがなものか?

給料を上げてくれれば、消費税の増税分も苦にはならないだろう。
各家庭だって、教育にお金をかけることもできる。
そうすれば、日本も繁栄するだろうに・・・。

でも、こんなニュースが飛び込んで来た。

3月の実質賃金2.5%減
名目も減少、厚労省速報

2019/5/10 09:00 (JST)5/10 09:06 (JST)updated
コピーライトマーク一般社団法人共同通信社

 厚生労働省は10日、今年3月の毎月勤労統計調査(従業員5人以上の事業所)の速報を公表した。物価の影響を考慮した実質賃金は前年同月比2.5%減で、3カ月連続の減少。2.8%減だった2015年6月以来の大幅マイナス。抽出調査の対象事業所を一定期間ごとに段階的に入れ替える「ローテーション・サンプリング」方式を18年1月から採用し、今年1月にも一部を入れ替えたのが影響したとみられる。

 基本給や残業代などを合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は1.9%減の27万9922円。賞与や通勤手当などの「特別に支払われた給与」が12.4%減で、マイナス幅を広げた。


毎月勤労統計」という言葉がある。

覚えてますか?

統計をいい加減にやっていたことを・・・。

今度は大丈夫なんだろうね?



    BY いいとこどり

2019年05月08日

スクラッチ3.0 リリース     〜子供向けプログラミングツール〜

新指導要領で、「プログラミング」というのがあります。
これに使われる教材として、「スクラッチ」というのがあります。

ちょっと、どういうものかを見るとしましょう。

Scratchとは?

まずはScratchについて紹介したいと思います。Scratchとは子供向けのプログラミング学習ツールです。

クオリティがとても高く、無料で利用できるためプログラミング教育の場でも取り入れられています。

プログラムのパーツをパズルのように組み合わせていきネコを自由自在に操る、ゲーム感覚でプログラミングが学べるツールとなっています。

将来はAIに様々な仕事が奪われると言われています。そのAIを作っているのはITエンジニアです。

ITエンジニアは需要が高く供給が追いついていません。今後さらに需要が高くなっていくことは間違いありません。

将来のエンジニアを育てるべく2020年にはプログラミングが小学校で必修化されます。

さらにプログラミングは論理的に物事を考える力が付くため、子供向けの教育としてはかなりおすすめです


これは、「プログラミングの方法」を学ぶよりも、「考え方」を
教える教材のようです。

従って、プログラミング言語は表面には出て来ていません。

私が、CPUの創成期に言語である「フォートラン」「アッセンブル」「コボル」
を使ってプログラミングしていた時代では、その前に「フローチャート」という
仕組みの流れを「図形化」したものを最初に作りました。

それが、今回の「スクラッチ」のやり方なのです。

動きを「ブロック単位」で組み合わせるのがそうです。

これによって、どういう仕事をさせるのかを決めるのです。


プログラミングの森 >
Scratch公式サイト(https://beta.scratch.mit.edu/




しかしながら、これを実施するには、その設備が必要です。
その設備整備が、大幅に遅れているようなのです。


小学校プログラミング教育の課題は?
benesse教育情報サイトより

そもそも整備が遅れているICT環境を、早期に整備することも不可欠です。文科省の中川哲・初等中等教育局プログラミング教育戦略マネージャーは、プログラミング教育の教材としてよく使われるScratch(スクラッチ)3.0が、ウィンドウズのインターネットエクスプローラー(IE)では動作しないことに注意を促しました。あと1年で、そうした確認と最新機器の整備も急がねばなりません。

小学校プログラミング教育は「プログラミング的思考」の育成が主目的ですが、兼宗進・大阪電気通信大学教授は、中学校の技術・家庭 では情報通信ネットワークを利用したプログラミング教育が必修化されたことに注意を促しました。高速インターネット通信環境も含めた整備が期待されます。

(筆者:渡辺敦司)

※プログラミング教育(文部科学省ホームページ)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1375607.htm

※2018年度 教育の情報化推進フォーラム
https://www.japet.or.jp/event/



「期待されます」と結んでいますが、期待ではダメで
確実に環境整備がなされなければ、「掛け声倒れ」で
終わりかねません。

教育に予算を掛けない日本の現状が危ぶまれるのです。
中途半端な取り組みは、子供たちを苦しめるだけです。

やるのなら、環境整備をしっかりとやってもらいたい。
その為に保護者会に出来ることがあるならば、やらなければなりません。
資金稼ぎに「資源回収」をもっと本格的にするとか、別の手段を
考えるとか・・・。

教育界任せでは、たぶん、整備が間に合いません。

お家で出来ることに、家庭にパソコンがあるなら
このスクラッチを取り入れて、家庭で出来るようにしてあげましょう。

また、その副教材として下記の会社では、色々な情報をサイトに
アップしています。
利用できるものは何でも利用しましょう。    WWW

benesse 教育情報サイト


  BY いいとこどり

現代教育を「寺子屋」に戻せ   〜学校に求められる機能とは?〜

江戸時代の寺子屋が理想形…現代の学校が担うべき機能とは?

工藤 勇一2019.4.24  幻冬舎GOLD ONLINEより

今、学校に求められる機能とは?

前回(関連記事『中学校長が不登校の生徒に「学校に来なくていい」といった理由』)で、「学校に来る」こと自体は、社会の中でよりよく生きていけるようにするための一つの「手段」にすぎないとお伝えしました。では、「手段」の一つである学校は、子どもたちがよりよく生きていくために、どのような機能を担うべきなのでしょうか。



社会では、「コミュニケーション」と「経済活動」を行うための2つのスキルが必要です。学校はこうしたスキルをしっかりと身に付けさせていきたいものです。特にコミュニケーション能力は、障害や発達の特性の状況に応じて、自分なりの方法を身に付けていくことが求められます。

江戸時代の寺子屋のカリキュラムと学ぶ方法は、とても理にかなった教育であったと私は思います。「@カリキュラム」については、「読み」「書き」「そろばん」が中心で、まさに実社会においてコミュニケーションや経済活動に結び付いた知識・技能でした。武士の子はもちろん、商人や職人、農民の子に至るまで、多くの寺子(子どもたち)が「読み」「書き」「そろばん」を学び、今よりもはるかに若い年齢で社会に出て、家計を助けていました。


「A教え方・学び方」については「自学と学び合い」が中心です。教師が現在のように大勢の生徒に一斉授業で教えることはありません。
分からないことがあれば友だちに聞いたり、教えたり教えられたりしながら主体的に学んでいました。



実はこれは、世の中の営みそのものです。つまり、社会に出てからの大人の学び方と、子どもたちの学び方は同じだったのです。今のように一斉授業の中で一方的に情報を受け続け、ただ丸暗記するような勉強方法ではありません。

また、「これをやりなさい」「あれを勉強しなさい」と一方的に押し付けられることもありませんでした。学びは、人に頼るものではなく、自分で分からなければ調べたり考えたり、それでも分からなければ聞くなどしました。当時は、「対話」が当たり前だったのです。まさに「学びのスタイル」が「社会でのスタイル」なのです。


明治維新以降、「世界に追いつけ」で、とにかく、欧米の知識・技術などを
吸収することに重点を置いたからでしょか?
「詰め込み教育」になったのは、この時からではないでしょうか?

戦後も結局、「ゼロからの出発で、世界に追いつけ」ですから
「詰め込み」は仕方が無かったのかもしれませんね。

でもこれからは、「寺子屋教育」を見本に、実社会で役に立つ能力を
身に付けることを重点に置いた、教育方法が世界に通用する人材を
作るのではないでしょうか?



     BY いいとこどり

勉強が苦手ならアウトプットを増やせ

子供の能力を伸ばす方法として、中々、腑に落ちる
内容なので、掲載します。

「勉強が苦手な子」と「得意な子」の決定的な差
4/29(月) 11:00配信 東洋経済オンライン

「勉強が苦手な子」と「得意な子」の決定的な差

「一生懸命塾に通って勉強しているのになかなか成績が上がらない」という子どもがいれば、「塾に通わずガリ勉でもないのになぜか成績がいい」という子どももいます。その違いは頭の良しあしではなく「勉強の仕方」にあるかもしれません。
39万部のヒットとなっている書籍『学びを結果に変える アウトプット大全』の著者で精神科医の樺沢紫苑氏が、「勉強上手」な子どもと「勉強下手」な子どもの違いについて解説します。

勉強しているはずなのに頭に入ってこない、記憶してもすぐに忘れてしまう。そんな人はもしかしたら「インプット」ばかりになっていて「アウトプット」が不足しているかもしれません。
(中略)
最も理想的なのはインプット3:アウトプット7の割合」です。もしお子さんが、一生懸命勉強しているはずなのに成績が伸びないという場合は「アウトプット」メインの勉強法に変えてみましょう。具体的な方法をご紹介します。

「手作業」が記憶力を向上させる

 「読む」というのはインプットです。ただ「読む」だけでは、 記憶に残りづらく、数カ月するとほとんど忘れてしまいます。その「読む」という行為を、一瞬でアウトプットに変える方法があります。それが「書き込み」をしながら読む、という方法です。


確かに、私の学生時代も、重要な項目は書き出して
ノートに整理したり、記憶するにも、何度も書いて見たりと
アウトプットをした方が、覚えが良かったように思います。

また、重要な部分に、注意書きを書き込んだりという
方法を取っていました。

インプットとアウトプット。
上手に活用したいですね。


   BY いいとこどり

2019年05月06日

「全員担任制」の実験が始まった       〜現場の教育改革はじまる〜

学校教育の現場のTOPが、ついに、「教育改革」に
乗り出したようです。

しかもそれは「東京の麹町中学」だ。

「担任固定・定期テスト・宿題」を廃止…公立中学発の大胆な教育改革、全国から注目

5/5(日) 7:02配信 読売新聞オンライン

 各学級に担任を固定する仕組みをやめて、定期テスト、宿題も廃止――。東京都千代田区立麹町中学校の大胆な改革が注目されている。工藤勇一校長(59)は「時代の変化に対応し、文部科学省のルールの範囲内でも学校の裁量でここまで変えられる」と語る。画一的、硬直的とされてきた学校現場に風穴を開ける取り組みに、全国から視察が相次いでいる。(編集委員 古沢由紀子)

「全員担任制」…学年の全教員が「チーム」

 「校外学習の感想を提出してね。音楽の小テストは金曜日に行います」。3月上旬の授業終了後、1年A組(当時)で小林弘美先生(62)が呼びかけていた。教室の後方では倉内春菜先生(24)が生徒を見守り、時折質問にも答える。

 麹町中では昨年度、1、2年生を対象に、年間を通じて学級担任を固定しない「全員担任制」に切り替えた。学年の全教員が「チーム」として、その学年の生徒をみる。今年度からは全学年で実施している。

 昨年度の1年生の場合、当初は8人の教員が1〜2週間交代で4学級を巡回した。その後は学年主任が中心になり、臨機応変に配置を変えた。各学級で2人の教員が担任役を務め、年度後半は1か月以上同じ組み合わせに落ち着いた。

 「ローテーションではなく、学級の雰囲気や生徒の特性に応じて、話し合って決める。固定制ではないため、トラブルがあっても交代しやすい」と主幹教諭でベテランの小林先生は話す。工藤校長が「学級王国的な担任制はやめた方がいい」と提案した際には驚いたが、「以前より教員同士の連絡が密になり、生徒全体のことを考えるようになった」という。

 新任だった倉内先生は「生徒にも教員にとっても、相談する窓口がたくさんある感じです」と話した。



前にも記事にしましたが、「学級担任制」の弊害を認識して
「学年担任制」というか「全員担任制」という呼び名で
始められたようです。

学級担任の力量で、学級のレベルが決まってしまう現状を
改善する方法として実施したのです。

複数の先生が関与することで、多角的な視野で子供たちを
指導することが出来ます。
また、先生方にとっても「煮詰まる」状況を回避でき
相談する相手がいる事になります。

チームとして学年ごとに取り組めるのは、生徒にとっても
相談窓口が沢山ある、ということになります。

いじめ問題にしても、発見しやすい事と、複数の先生の見解が
解決方法を見つけやすくなるでしょう。

いくら先生と言っても、人間ですから「一人では厳しい」ことでも
複数の先生と相談して、役割分担が出来るのは、負担の軽減にもなるでしょう。


この「麹町中学」の取り組みは、これからの「学校教育」の
方向性を大きく変えるものになるといいです。

すべては「子どもたちの為に」なんです。

それが日本の将来にもつながってくる話です。

注目していきたいですね。



 BY いいとこどり

2019年05月05日

こどもの日って何?

二人の子供たちの為に「鯉のぼり」を揚げました。
居間には「しょうき様」の人形があります。

改めて「こどもの日」を考えて、意味を調べてみました。




多くの子供たちが「こどもの日」が何だか知らなかったようです。
きっと「若い親」も知らないのでしょう。
以下に動画がありました。



私たちの年代なら「端午の節句」は、自然と覚えたものですが
今は、学校でも教えないのでしょうか?
きっと、「何もしてもらえない子供たちへの配慮」から、大人が
「忖度」したのかもしれませんね。

でも「意味」は知っておいた方がいいです。
自分が親になった時の為に・・・。

自分がしてもらえなかったのなら、自分の子供には
「こどもの日」を祝ってあげたいですからね。

子供に何かしてあげられるってことは、親にとっても
幸せな事です。
地域で不遇な子どもがいるのなら、大人たちが知恵を絞って
「子供の日」をみんなで祝ってあげましょう。

子供たちの笑顔は、何物にも代えられません。
いつも笑顔でいられるように、大人たちの力を発揮しましょう。
「個人主義」は、「徳」にはなりません。

世界平和もそうです。
「一国平和主義」では、戦争は無くなりません。

こどもは「宝」です。


        BY いいとこどり

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