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年金オヤジの悠々自適 
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これまで同様、
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少しでも良くしたい。
子供たちの為に・・・。
日々起きる問題を、検証することで、
子供たちに輝く未来を。
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2019年04月22日

各地で「子育て支援センター」が開設中


子育て支援の法律改正があってから、この「下伊那地域」でも
続々と「子育て支援センター」が設置されてきました。

飯田市周辺だけでも、その設立のスピードは速いです。

過疎化が問題になっている地域でもありますので、
この辺りの支援には、力が入るんでしょうね。

その分「子育て」は非常に充実した体制になって来ています。

ドンドン活用しましょう。


阿智村で子育て支援センターの開所式
子育て・医療・福祉

[ 2019年 4月 11日 木曜日 16時56分 ]  南信州新聞より

 阿智村の子育て支援包括支援センター「あちっ子プラザ」の開所式が11日、村役場に隣接する村保健センターで開かれた。村内の保健・医療、福祉、教育の各機関が一体となり、妊娠・出産から18歳までの子育てを包括的に支援していく。

 熊谷秀樹村長は「子どもたちが健やかにのびのびと成長する『あちっ子ライフ』の精神のもと、教育、福祉、保健医療一体となって支援していく。子育てに関する悩みや相談がここへ来れば解決できる。周知に努め、多くの人が気軽に訪れる場所にしたい」と語った。

 子育て支援包括支援センターは、子育て世代の切れ目ない支援の拠点として2017年から市町村に設置が努力義務となった。村は当初20年度の開所を計画したが、1年間前倒して実施した。

 村保健センター内に子育て支援員ら7人体制の「子育て支援室」を設けたほか、村教育委員会、村社会福祉協議会、村民生課、保健師を配置し、子育てに関わる全ての相談窓口が同一の建物内で完結する。また、学校に通えない児童生徒などをサポートする「中間教室」も設置した。

 島岡佐喜子子育て支援室長は「全ての人の温かい集いの場、交流の場にしたい。関係機関と今まで以上に連携を深め、子どもたちのためしっかりと役目を果たしたい」と話した。


現場が困らないように、行政はしっかりとサポートして欲しいですね。
お題目だけでは「過疎化」「少子化」は止まりません。

実のある体制を希望します。



    BY いいとこどり



飯田市においでなんしょ    〜飯田市移住定住促進室開設〜

「田舎暮らしはいいですよ」なんて言うつもりは全くない。
都会には都会の、田舎には田舎の「いいところ」も「わるいところ」も
あるからだ。

要は、あなたが「何をしたいのか?」が重要なのです。
「どういう生き方がしたいのか?」とも言えますが・・・。

移住するには、あなたが「そこ」に、何を求めるのか? です。

私もいわゆる「移住組」ではありますが、「移住した」という
意識は全くありません。

私の場合、「登山」が好きで好きで仕方が無かった。
普通に「山」に行ける環境が欲しかった。

生活もありますから、仕事があって、休みには「山」に行ける。
これが最低の条件でした。

それに合致した地域が「飯田市」だったのです。
そこには「山岳会」があって、よそ者も受け入れてくれる
素地があったのです。

仕事も得意な「機械製造業」が盛んな所でしたから、
さして困ることもなく就職先が見つかりました。

だから、自分の生活に有利は条件があったので
飯田市に来たわけです。
その際に、移住と言う意識はありませんでした。

また、移住の際によくある「支援制度」をまったく受けていません。
すべて自力で確保しました。
山岳会のメンバーの後押しがあったのは、幸運でしたが・・・。

漠然とした「田舎暮らし」を希望する人は、下記の制度を
利用して、「下調べ」をすることを勧めます。

焦らずにじっくりと検討することが大事です。

飯田市が移住定住推進室を開設
ニュース

[ 2019年 4月 10日 水曜日 16時31分 ]南信州新聞より

 飯田市は新年度から、移住希望の総合支援窓口となる「結いターン移住定住推進室」を市役所C棟1階に開設した。相談者それぞれが望む暮らしや課題に即した「オーダーメイド型」の対応を重視。移住前後の理想と現実の隔たりをなくし、安心の向上につなげる。



問い合わせは市結いターン移住定住推進室(電話0265・22・4511)へ。

現在、飯田市では、様々な支援制度を用意しています。
まずは、資料を取り寄せて検討し、説明会などに出かけて下さい。

その際には、「いい所」ばかり聞くのではなく、「厳しい面」も
必ず聞きましょう。
何にも無しでの移住は、失敗する可能性が高いのです。

仕事、趣味、近所付き合い、住宅事情などを聴いて
その地域の人たちと話すこと。 これが大事です。

一人でもいいので、「味方」になってくれる人を
探しましょう。
きっと、協力してくれますよ。

生活環境は、間違いなくいい所です。
それは保証します、
ただ、「車社会」ですから、何をするにも「車」が必要です。
「公共交通機関」は、ほとんど役に立ちませんから、そこは
留意してくださいね。

「子育て」に関しては、全く心配しなくて大丈夫です。
子育て支援は、非常に充実しています。

子供より、親の近所付き合いが難しいかもしれません。
田舎ですから、「過干渉」があります。
ただ、相手は「善意」のつもりで「干渉」してくるので
これを受け入れる気持ちがあるかどうかが、大事です。

「公民館活動」も活発で、色んな行事がありますから
その度に、参加要請があります。
これを受け入れられるかが、重要になります。

「自治会活動」もあります。
これにも参加が義務付けられます。
「自治会費」も払うのが移住条件になります。

地域のつながりは「蜜」ですよ。

それでも移住したい方は、お越しください。
大歓迎します。



        BY いいとこどり



2019年04月21日

ギャングエイジなんだと・・・      〜小学3〜4年生世代〜

最近こんな言葉を耳にした。
「ギャングエイジ」
初めて聞いたので、調べてみた。

ギャングエイジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ギャングエイジ(gang age)とは、児童の発達に現れる特徴の一つである。児童が教師や保護者より友達を大切にし始める時期のことである。継続的な友人関係を作れるようになるのを背景に、教師から集団の形で自立し、仲間だけで行動する。いわゆる「群れ遊び」の時期であるが、都市化・学習塾や習い事により遊びの3間(時間・空間・仲間)が失われ、ギャングエイジが喪失している。※スポーツ少年は逞しく見えるが、実態は大人の指示で動いている。そのため発達課題を乗り越えられず、思春期以降に躓く子供が増えている。今では高学年でヒマな子は問題児が多く、「朱に交われば赤くなる」を避けるため遊ばせるのを嫌がる親もいる。

(中略) 

依田新は、その特徴を「8歳以後においては、児童だけの集団(ギャング)が発達し、ジャン・ピアジェによって明らかにされたように,自発的協働と同意との相互性に基づく相互的義務(すべてのものに対する同じ権利と罰)を属性とする平等な公平が支配する児童集団において自主的に規則が制定され、自立的に遵守されてゆく」と述べている[4]。また、田中熊次郎は、ギャング遊びとして、チャンバラやめんこ、木のぼりをあげている[5]。
(中略)
就学前から小学校低学年までの友人関係は、機会的で継続性がない。たまたま遊び場に居合わせれば友人であり、そこを離れれば友人関係は消滅する。しかし、小学校中学年になれば、仲間が継続的になり、学級全体で自立や挑戦を始める。保護者との約束よりも仲間との約束を重視するようになる。限度がわからないため、悪のりや悪ふざけになることがある。高学年になると趣味の多様化や性別などにより、集団は小さくなる。また、排他性や教師への反抗も生じる。※高学年は個人差が大きく、幼いグループはギャングエイジが続いている。


ただこれは「悪い意味」の言葉ではないそうだ。

本来は、マフィアやストリートギャングなど犯罪者集団を指す単語ではないものの、仲間(gang)を悪者(gangster)と混同する場合がある。この混同により、ギャングエイジを悪い行動と捉えたり、青年期の非行グループに見られる排他的集団と誤解される場合もある。


本来は「健全な発達段階」を意味する言葉のようである。

ただし「要注意の年代」であることには違いない。
悪乗りや悪ふざけが、重大事件を引き起こす要因になる
可能性があるからだ。

限度を知らないこの世代は、親が注視しなければいけない年代なのだろう。

ここから成長できない子供たちが「不良グループ」を
組ことに繋がるからである。

今まさに我が家の長男は「ギャングエイジ」に入っている。
学校から帰ってくると「OOちゃんと遊んでくる」といって
家を飛び出していく。

帰宅時間と誰の所へ行くのか?は、必ず言わせている。
今のところ守っているので、このまま静観していこうと思っています。
友達、特に「幼なじみ」ってのは、一生ものだと思っているからです。


「ギャングエイジ」

中々手強いぞ!   WWW

文科省のサイトにこんなことが書かれています。

文部科学省のサイトにもギャングエイジについて記載があり、下記の5つの点が課題とされています。

・抽象的な思考の次元への適応や他者の視点に対する理解
・自己肯定感の育成
・自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
・集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
・体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり


集団の中で学べることは学校やそのほかの場所で学びながら、家庭では自己肯定感を高め、思いやりの心を育むような声かけを心がける必要があります。



こんなママさんへの提言をするサイトがありました。
参考にしてはいかがでしょう。

ママと対立しがちな「ギャングエイジ」の子ども。親が心がけたい「5つのこと」


     BY いいとこどり


学校の家庭訪問が廃止の流れ?  〜学校と保護者のコミュニケーションは?〜

「家庭訪問廃止」の流れが出てきているらしい。
その理由は?

小学校の家庭訪問廃止に賛否 「モンペ」対策には逆効果か
4/17(水) 7:00配信 NEWS ポストセブン

小学校の家庭訪問廃止に賛否 「モンペ」対策には逆効果か

 新年度を迎え、小学校では新しい担任の教師が各生徒の自宅を訪ねる「家庭訪問」の時期となっている。

 ひと昔前の家庭訪問といえば、教師が生徒の自宅にあがり、親からお茶菓子を振る舞われながら話し込む光景が一般的だったが、近年は玄関先で5〜10分程度の立ち話で済ませたり、「地域訪問」や「学区訪問」などと名称を変え、個別訪問を廃止したりする学校も増えている。一体なぜなのか。教育評論家の石川幸夫氏がいう。

「いまは共働きの家庭が増えて、指定された日時に自宅にいられない保護者が多いことがありますし、学校側も教師が忙しすぎて1日に回れても4、5軒がいいところ。それならば授業参観日などに希望者だけ学校で面談を行うなど、段階的に個別訪問を廃止しようという流れにあります。


家庭訪問は必要か? という問題になりますが
忙しいは理由にはなりませんから、それで「廃止」はありません。

家庭訪問は、生徒の生活環境を視察する。
生徒の普段の姿を、観察する。という目的があるはずです。

それを教室に反映させるのが、最大の目的のはずです。
お互いが「忙しいから」は、理由になんかなりません。
何より「子供たちの為」であって、大人の事情なんか関係ありません。

教師や親が、何故忙しいのか?
そこを考えなければなりません。

本来必要なことを廃止して、雑用的な忙しさをないがしろにしていては
本末転倒もいいとこです。

たとえ10〜20分でも、家庭訪問は必要です。
学校の中だけでは見落としてしまう事があります。
生徒を思うなら、その生徒の生活環境を把握する必要性があります。

親とのコミュニケーションを円滑にする手段でもあります。
親も先生も、その人柄を知ることで安心します。
そうすれば生徒も安心できるはずです。

この流れは阻止しなければなりません。

何より「子供たちの為」なのですから。


     BY いいとこどり


2019年04月20日

PTAに教師も強制加入?  それはないわ。

先日、新学期が始まって、初めての「参観日」がありました。
その際に「PTA総会」もあり、参加しました。

その時配られた資料の中に「PTA規約」があったので
内容をじっくりと見てみました。

そうすると当たり前のようにPTA会員に教師も含む、と書いてありました。
当然、会費も払っているのでしょう。

先生も任意に 保護者だけでなく教職員もPTAを強制されている

大塚玲子 | ライター、編集者、PTAジャーナリスト
4/16(火) 10:00  yahoo ニュースより

多くの場合、先生や職員の方たちも、着任すると自動的にPTAの会員にされています(ペイレスイメージズ/アフロ)

 PTAにおける強制は、これまで主に保護者の問題として取り上げてきましたが、じつは教職員にも起きています。

 多くの学校では、先生や事務等の職員さんたちも、着任すると自動的にPTAの会員にされ、加入意思を確認されないまま、校務分掌でPTAの仕事を割り振られたり、会費を天引きされたりしているのです(*1)。

 当然のことながら、PTAは保護者だけでなく教職員に対しても、加入や活動を強制できるような法的根拠をもちません。現在のような状況は、早く是正される必要があります。

 教職員へのPTA強制も、保護者へのそれとはまた違った理不尽さがあります。

 たとえば、払った会費の使われ方。PTA会費はしばしば、学校の備品購入に使われています。


本来、PTAの役割は「学校運営を支援する」のが目的のはずです。
それがいつの間にか「教師にPTAを支援させる」ことになってしまっています。

これでは「本末転倒」もはなはだしい。

学校運営の足を引っ張っているとしか思えません。

PTA活動に教師の支援は必要な時がありますから
それ自体に異議はありません。

しかし、それはあくまでも「教師に手伝ってもらう」のであって
強制することではないと思います。
教師側は、依頼されれば快諾してくれるでしょう。
でも、そこには「感謝」がなければいけません。

休日や時間外の貴重な時間を提供してくれるのですから。
本来なら、先生方は、授業の準備の時間が欲しいはずです。
それを奪う以上、三顧の礼で感謝の気持ちを持たなければいけません。

PTAが「子供の為に」と思ってやることが、実際には
質の低い授業を受けさせることになってはいないか?

PTA活動の在り方を、今一度、考え直してみませんか?



        BY いいとこどり

タグ:PTA

今どきの教師は大変だ。

教師という人材の不足が、学校現場を崩壊させる。
「誇り」を持てない教師たちには、行き場がなくなる。
教師を「聖職」と思わない親たちが、教師たちを追い詰める。

教育のプロを、軽んじてはならない。

小学校女性教師座談会、ナメる高学年とモンペからの恫喝

20〜50代の小学校女性教師が「緊急座談会」

 過酷な仕事として知られているのが教師。特に小学校の教師という職業には、特有の難しさがあるという。そこで、Aさん(50代ベテラン教師)、Bさん(30代中堅教師)、Cさん(20代新米教師)という小学校に勤務する2人の女性教師に、現状を語ってもらった。

A:正直、小学生はかわいいけど生意気な面もあって、高学年ほど女性教師をナメてかかります。男性教師が教室の後ろに立つと静かでも、女性だと途端に騒がしくなる。

B:私は極度の運動音痴で、ソフトボール部の顧問をやらされた時に子供たちより下手でした。それがきっかけでナメられて、あっという間に学級崩壊しました。

C:新米教師は保護者から完全に下に見られますよね。特に母親から『子育てしていないのに何がわかるの』との無言の圧力をひしひしと感じます。

B:モンスターペアレントは今も多いですよ。私と同年代の女性教師は娘が熱を出し、自分の体調も悪かったので学校を休んだ瞬間、“モンペ”に『何で休むんだ』と電話ですごまれ、『子供が熱を出して…』と言ったら、『あんた教師でしょ』と畳みかけられた。そうなるといくら調子が悪くても休むのが怖くなり、さらに体調を壊す。結局、その教師は長期休養になりました。

A:教師は真面目な人が多いから、さまざまなトラブルに“何とかしよう”と焦って心を病んでしまうんですよね。

B:以前、心が疲弊したあまり毎日職員室で『1年が終わるまであと何日…』とブツブツつぶやく中堅の先生がいました。やせこけていて子供との関係も最悪でしたね。

C:実は私も新卒の時に授業がうまくいかず、心療内科に通いました。先生は忙しすぎてみんな心の余裕がなく、授業のことを相談しづらい。年齢にかかわらず担任を持つ教師は一国一城の主だから、過干渉できない雰囲気もあります。1年間誰にも相談できず、本当につらかったです。

A:女性教師が周囲に配慮して妊娠・出産しづらいことも問題です。授かりものだから仕方ないのに、年度の途中で妊娠したら職員室が“何やっているの”との雰囲気になる。こうした点が改善されないと、若い人はますます教師になりたがらないでしょうね。

※女性セブン2018年10月25日号


実に働きにくい環境ですね。
この座談会を聞く限りでは、現場の苦労は生徒だけではなく
教師同士の間にも蔓延しているようです。

一般の労働者と変わりありません。

教師職とは、そんな考えでいいのでしょうか?

こういう環境で、子供たちが本来の教育を受けられるとは
とても思えません。

教育現場の「尊厳」を、親も教師も教育界も自覚しなければ
なりません。

何よりも子供たちの為になりません。



 BY いいとこどり



これでは先生方が疲弊してしまう   〜働き方改革 先生版を〜

良かれと思って作った法律も、趣旨を履き違えると
とんでもない結果を招くことになる。

教育界にはびこる、法律運用の間違いを考えてみた。

【先生の明日】教員は「定額働かせ放題」?長時間労働が違法にならない現実、変わらない意識
4/17(水) 16:00配信 カナロコ by 神奈川新聞

【先生の明日】教員は「定額働かせ放題」?長時間労働が違法にならない現実、変わらない意識

 2016年に文部科学省が発表した日本の公立中学校における勤務実態調査によると、中学校の約6割、小学校の約3割の先生が、「過労死ライン」と言われる月80時間以上の時間外労働を日常的にこなしている。なぜ、先生はこんなにも働き過ぎるのか。その法的根拠となっているのが、労働基準法の中で先生のみに適用される「給特法」と呼ばれる条項だ。多すぎる業務量も、出退勤管理に対する意識の低さも、いくら残業しようと違法にならない「定額働かせ放題」の法が、下支えしている。(神奈川新聞・佐藤将人)


「給特法」という教師のみに適用されている法律があった。
こんな法律知ってましたか?
正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」

本来は、教師は「聖職」で、一般の労働者とは違う。という
教師の尊厳を守ろうとした法律でしたが、運用面で大きな
間違いを犯してしまっています。

朝7時に来て、夜9時に帰る日常

 仮にあなたが毎日、朝7時に会社に着いて、夜9時までいるとしよう。休日出勤も当たり前で、完全オフは月に3日あればいい方だ。残業は月80時間超はざらで、100時間を超えることもままある。


 本当は、どれだけ働いているかすら知らない。だってタイムカードはないし、いくら残業しても、上司から注意されることもないからだ。そもそもそんなことを意識して仕事をしない。こんな生活が10年、20年と続いている。

 これは、会社にいる「めちゃくちゃ働く人」の例ではない。公立の小中学校に「うじゃうじゃいる」、先生たちの姿だ

労働基準法では、8時間の勤務で1時間の休憩が義務づけられている。昼食を生徒ととる先生にそんな時間はない。別に自分が特別なわけではない。尊敬する先輩や意欲のある先生は、みんなそうだ。

 「もちろん早く帰る先生もいる。若い子が『働き方改革』と言って、すぐに切り上げたりもする。でもそれで、生徒の人生に『お前』という爪痕を残せるのかと思う。そういう先生には任せられないから、結局仕事が回ってくるのは同じ先生たちになる。でも特に若い頃は苦労してでも経験をした方が良いから、頑張っています


これでは、意欲がある先生ほど過重労働になってしまいます。

定額働かせ放題という現実

 だが、この教員の給与に振り込まれる「残業代」は基本給の4%、時間にして8時間相当しかない。後は全てがサービス残業となり、法的には「自発的、自主的な勤務」とされる。

 根拠となっているのが、給特法と呼ばれる公立の教員のみに適用される労基法だ。正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」。1971年に制定され72年から施行された。教師は「聖職」であるため、一般の労働者とは性質が違うという考えが成立の論拠となった。4%という「固定残業代」の算出は、先生の平均の時間外労働が月8時間程度だった、66年の調査が元になっている。半世紀以上前の働き方が基準となっているのだ。


サービス残業が当たり前の現場になっている。

子供に教育を施す場である学校が、こと労務管理に関しては、ほとんど無法状態なのだ


非正規の教職員の自殺問題が、先日報道されていましたが
これを学校現場はどう捉えているのでしょう。

非正規・正規関係なく、教師の労働環境は最悪の状態のようです。

 「先生たちはブラック企業の社員のように、会社の奴隷ではないんですよね。むしろ誇りを持ち、自らの意志で過酷な仕事をやっている。そうして頑張れてこそ、教師だと。そういう人にいくら働き方を変えた方がいい、意識を変えた方がいい、と言ったところで、その渦の中心にいる人ほど聞く耳を持たない。僕が教員の働き方改革の本丸は職員室だと言っているのは、そのためです」


過重労働に慣れきってしまって、これらを問題視していない。
その意識の無さが、自分たちの首を絞めていることに
気が付いていないのではないだろうか?

これでは、子供たちが被害者のなりかねません。
もっと教師にゆとりが必要なようです。

法改正で半強制的な改革を

 現状に危機感を抱く有志の現職教員が立ち上がり、2017年に「現職審議会(現職審)」を組織した。先生たちの働き方を主導する中央教育審議会(中教審)に対抗する行動だ。記者会見では、以下の五つを問題提起した。(1)授業準備の時間がない(2)休憩時間がない(3)額にして1兆円の不払い残業(4)部活の顧問の強制(5)労務管理の欠如、だ。

 こうしたうねりにも応える形で、同年12月には文科省が「学校における働き方改革に関する緊急対策」を発表。今年1月に同省が示したガイドラインでは、「時間外労働の限度」を月45時間、年間360時間に設定した。

 どだい、無理な話だ。

 「時間外を減らせというなら、明確にこの業務とこの業務はやめますということをセットにして現場に下ろさないと意味がない。それをせずに、時間外が80時間超の人に今より40時間早く帰れと言うのは、無責任。現場から反発が来るのが当然です」(内田准教授)


とかく政治は「数値目標」を重要視して、そこだけ決めれば
上手くいくと勘違いしている。

しかし、具体的な方向性を示さなければ、学校現場は何も変われない。

先生としての幸せと、大人としての幸せ

 現在の学校現場が、そうした「残業なんて関係なく働く」先生によって支えられているのは、厳然たる事実だ。中には教員が天職で早く帰れと言われる方がストレスになる人もいるだろうし、長時間労働の主因とされる部活にしても、それが生きがいだという先生も多い。だが、これだけワークライフバランスが叫ばれる現代において、「良い教師」や「頼れる教師」の必要条件として長時間労働があり続けるとしたら、次代の担い手は確保できるだろうか。

男性教員はきっと、友人や仲間に信頼される「良い奴」で、仕事に誇りと使命感を持ち、いつも誰かのためにと頑張れる「良い先生」だ。彼のような教員が、先生としての充実した姿だけではなく、一人の大人としての幸福や人生の楽しさを当たり前に伝えていける教職現場であってこそ、本当の意味で「生徒のため」になるのではないだろうか。


「よい先生」を潰さないようにしなければなりません・

教員の志望者数は、6年連続で減少している。要因は複数あるとしても、先生という仕事に人としての幸せを見いだせない若者が増えているのは、事実だろう。そしてそれは、確実に教育の質の低下につながっていく



そりゃあそうでしょう。
これだけ過酷な環境に飛び込もうとする意欲のある先生が
どれだけ集まるのか、疑問です。

普通の神経の持ち主では、性格が歪んでしまうかもしれません。

子供達に「まともな授業」を受けさせるためには、
「まともな先生」が必要です。

その為には、教師職を大切に育てなければなりません。

誰もが「誇り高い」教師という職業を目指せるような環境が
教育界には必要です。

早い段階での「法改正」が望まれます。




       BY いいとこどり









2019年04月18日

人種差別は日本人の恥だ    〜クルド人小学生苛め〜

校長が変わったとたんに、いじめがエスカレートするなんて
恐ろしい話である。

この新しい校長は、今まで一体何を教えてきた人物なのだろう。
よくも校長になれたもんだ。
誰が校長にした?  虫唾が走るわ!

川口市の小学校、学校ぐるみで“クルド人少女のイジメ事件”隠し
2019/04/12 08:32ハーバー・ビジネス・オンライン43

少女はトルコ国籍クルド人である。両親とともに2歳で来日した彼女に、トルコの記憶は何もない。難民申請中である家族は入管の厳しい管理下に置かれ、あらゆる自由を制限されながら生活している。日本人の子供たちと見た目が違うため、学校では辛いことも多々あった。

 それでも少女はしっかり勉強し、この国で生き、弁護士の夢を叶えようと日々努力していた。この家族と筆者は10年以上の付き合いがあり、少女の成長をずっと見てきた。少女の苦労を知っているがゆえに、今回のイジメ事件は心がえぐられる思いであった。

以前の校長は、少女をイジメから守ってくれていたが……
 少女が6年生に上がった去年の4月、新しく鈴木彰典校長が就任した。ここからが不幸の幕開けとなる。以前の校長は、子供好きで誰にでも平等に接する人物であると当時の関係者は語る。人権意識の高い校長は、少女のことも常にイジメから守ってくれていた。

 しかし4月に新しい校長が就任してから事態は一変した。5月、数人の女子にクルド人少女がトイレに閉じ込められるという事件が起きた。のちの筆者の質問で、担任は「1人しかやっていない」と発言したが、事実究明をしていくうちに1人がドアを蹴飛ばし、3人が上からのぞく、残りは少女を罵倒したり、はやし立てたりしたという事実がわかった。証言の違いを追及すると、担任は口を閉ざしてしまうだけであった


見え透いた嘘は、すぐばれる。
教師のやることかい・・・。  頭悪い教師だなあ・・・。

◆教頭は「心が弱い」と、少女にも非があるかのような発言
 次の日、少女は病院で治療を受けた。その後に少女の母、従兄弟の妻(日本人)、少女の3人で学校に向かった。家族の苦情に対し岡和香子教頭は「(少女は)心が弱いから……」と、少女にもまるで非があるような発言をしたそうだ。

 筆者の質問に対し、教頭は「弱いなんて言っていない」と否定。何度も追及していくと「そもそも(少女の)母親には一切、会っていない」と答えた。

 しかし、間違いなく会っているという家族の証言により、再び「なぜ母親と会っていたのに会っていないと嘘を言ったのか」と質問した。教頭は、今度は「母親と会っていないなんて言っていない」と答えた。何故、証言がこうもコロコロ変わるのだろうか、学校の闇を感じる。

 A君の件に限っては、少女は擁護教員に事情を訴えたが、それが職員たちに共有することなく終わり、「ただぶつかっただけ」という判断で終わっていた。


もう、言うことが支離滅裂だ、この教頭は。
語るに落ちた」とは、正にこういうことだ。
これが教師、しかも教頭の発言だなんて、信じられん。

「私は中立」と言いながら、加害者の側に立つ校長
 支援者は日本語教師に事情の説明を求めると「男児は少女に何か言っていたが、ぼそぼそと言っていたので何を言っていたのかわからない」と答えた。しかし教師は「私がついているから大丈夫」と言っていたのだ。この無責任ぶりはいったいなんなのだろうか。

 校長を呼び、ただちに男児に謝ってもらうよう求めた。しかし「全員の写真撮影が先だ。順番が崩れる」と、少女の件を後回しにした。「なぜ、被害者の側に立ってくれないのか」という支援者に対し「私は中立です」と校長はきっぱり答えた。

 その後、校長が少女と母親に「男児とその母親が校長室へ待っているので、そこで話し合ってください」と言ってきた。

 校長室で両者が顔を合わせても当然「言った」「言わない」という争いとなる。それを校長は仲裁に入る訳でもなく、少女に「(男児は)君のことを言ったのではないんだよ」と男児の味方をした。


全くこの事件が見えていないね、この校長には。
ただただ、行事を無事に済ませたい、だけなんだわ。

公務員でしかない。教師失格である。
ましてや、校長なんて、もっての外である。

この少女は、よくぞ頑張って卒業してくれました。
これから中学校に行っても、強く生きてほしいな。
バカにする日本人をバカにしてやってください。
ごめんね!
同じ日本人として、恥ずかしいわ・・・。

クルド人は、国を持たせてもらえない環境にあるが、
非常に勇敢で、強靭な精神力で生き抜いてきた民族だ。
トルコ西部、イラク北部などに分布する、独立志向の強い民族です。
クルドとして、独立させてほしい民族なんです。

クルド人が住む周辺国は、戦争にさらされた危険地域です。
だからこそ「難民」となって日本に逃れてきた。
その人たちを虐めるなんてのは、人間のやることではない。

虐めるどころか、守るべき人たちです。
かつての日本人なら、トルコ人を助けた歴史があるように
クルド人も助けるはずですが、今の日本人は、忘れてしまったのか?

何故トルコが「親日国」なのかを勉強してほしい。

何故人種差別がいけないのかは、下記にある記事を読めばわかります。
当たり前の理由ですが・・・。


差別を許してはいけない、たった一つの確かな理由
2019/04/01 08:33ハーバー・ビジネス・オンライン44

首相以下NZ政府の高官が事件後繰り返し口にする「ニュージーランドは一つだ」というスローガンがその答えだろう。NZ政府はこの事件によって、社会が分断されることを防ごうとし、否応なく生まれてしまった社会の亀裂を修復しようとしているのだ。

差別は社会を分断し、いずれ滅ぼす
「差別を許してはならない」「レイシストには寸毫(すんごう)たりとも自由をあたえてはいけない」。こうした認識が必要である理由はまさにここにある。「差別の被害者がかわいそうだから」「人が傷つくから」ではないのだ。差別を放置すれば、社会は分断される。そして分断された社会は、弱く脆くなり、いずれは社会としての機能を果たさなくなる。前世紀の冒頭に吹き荒れた全体主義と戦争の長く不幸な歴史から西側先進国が学んだ教訓とはまさにこの点に尽きる。

「対岸の火事」では済まされない
 先日、品川の入管では、体調不良を訴えるクルド人収容者を救護するために駆けつけた救急隊を、入管職員が追い返すという事件が発生している。迫害と差別の続くトルコから日本に逃れてきた果てに待ち受けていたのは、我が国法務省のこの冷酷な仕打ちだった。


こんな対応をするようでは、日本も危うい。

はあ〜〜〜、何でこんな国になってしまったのか?
金・金・金ばかりで、人間の心を失ったのでしょうか?
自分のことしか考えない日本人が多くなったのでしょうか?
「人の為に生きる」が「生きがい」の日本人は、海外に出て行ってしまって
国内には、碌な日本人が居なくなったのか?

ああ、情けなや、情けなや。


     BY いいとこどり


石原軍団が、解散か?       〜高齢化が理由?〜

とんでもないニュースが飛び込んで来た。
あの「石原軍団」が解散するらしいのだ。

なんで?

渡さんも石原まき子さんも、共にご高齢が理由らしい。
これは何ともしようがない。

私は親子二代の「石原裕次郎ファン」である。
出身地北海道の小樽に「石原裕次郎記念館」があった。
今は閉館してしまったが、開館当時は、年に数回は行っていた。

小樽のハーバー横にあって、景観は最高である。

しかも私自身が小樽に住んでいた時期がある。
小学校時代の大半を小樽でっ過ごしたことから、石原裕次郎さんも
小樽に住んでいたことから、他人とは思えなかった。


渡哲也 石原軍団解散へ…決断の背景に俳優の高齢化と体調問題
4/16(火) 0:02配信 女性自身

渡哲也 石原軍団解散へ…決断の背景に俳優の高齢化と体調問題
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東京都内にある病院の前で、酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、車から降りてきたのは俳優・渡哲也(77)だった。本誌が渡を目撃したのは4月上旬。実はその直前に驚きの証言をキャッチしていた。

「渡哲也さんが、ついに俳優引退と、石原プロモーションの幕引きを決断したのです」

そう語ったのは石原プロの関係者だった。石原プロは、故・石原裕次郎さんにより'63年1月に設立された。

「'71年には渡哲也が副社長に就任。舘ひろし(69)や神田正輝(68)など人気俳優を擁し、その結束の固さから所属俳優たちは“石原軍団”と呼ばれたのです。'87年に社長の裕次郎さんが逝去した後は、渡が24年間にもわたり二代目社長を務めました」(芸能関係者)


時代の流れと言えば「それまで」だが、昭和の大スターが築いた
黄金時代が懐かしい。

全盛だった当時は、娯楽と言えば「映画とパチンコ」くらいしか
無かったこともあって、頻繁に映画館には通った経験がある。

出てくるころには「すっかり、主人公気取り」になったものである。
髪型まで「裕次郎カット」にしていた。
今はすっかり「髪が無い」が・・・。    WWW

渡さん自身も酸素ボンベ持参で行動している状態では
まともな活動などできないであろうし、渡さん自身も不本意ではあろう。

ひと時代を築いてくれた石原軍団に感謝。



        BY いいとこどり



2019年04月17日

大衆化する「エベレスト登山」の是非   〜7000mにトイレ設置〜

ごみだらけのエベレスト、環境に優しいトイレ設置へ 中国
4/13(土) 21:55配信 AFP=時事

山1.JPG
登山用具やごみが散乱したエベレストのキャンプ地(2018年5月21日撮影)。
【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】標高8848メートルを誇る世界最高峰エベレスト(Mount Everest)の中国側キャンプ地で、「環境に優しい」トイレがまもなく設置される。ごみや排せつ物の問題への取り組みが進められているエベレストの登山客は、用を足したくなった場合、海抜7028メートルの地点にあるこのトイレを当てにすることができるようになる。

 数十年前から商業登山が盛んになったエベレストは、世界一標高の高いごみためと化し、その一方で、高額費用を支払いながら、ごみを残していくことに無頓着な登山者が増加。蛍光色のテント、捨てられた登山用具、使い切ったガス缶、時には排せつ物が山頂へと続く登山ルート上に散乱している。


このエベレストのごみ問題は、数十年前から言われていた。
登山家の「野口健」さんも、ネパール側で「ゴミ拾い」を
何度も実施してきている。

ネパール側では、8000mの「サウスコル」でのごみの散乱が
問題視され、現地のシェルパたちも、何度もゴミを下ろしてきた。

今回は中国側で「トイレ設置」とのことだが、このベースキャンプ地では
トイレと共に「ゴミ問題」もあり、焼却炉の設置が待たれる。

今回のトイレは7000m以上の標高なので、一流の登山家たちが
主に使うのだろうが、ツアー登山が増えている最近では、
このツアー客たちには、朗報だ。

標高の高い所でのトイレは「命がけ」なので、ある意味、安全の為でもある。
マッキンリーで遭難した有名な登山家(冒険家)の「植村直己」さんは
テントからトイレに行って遭難したと報道されたこともある。

このトイレ、強風に耐えられるのかどうか、怪しい。
ジェット気流が吹き荒れる高所でのトイレ。
安心はできないだろう。


また、いわゆる大衆登山者ではないが、有名な登山家とシェルパの
喧嘩の報道もある。

エベレスト山中で「恐怖の」乱闘、目撃者が語る
2013年4月29日 17:47 発信地:カトマンズ/ネパール [ アジア・オセアニア ネパール ]

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世界最高峰エベレスト(Everest)のキャンプ3の様子(2009年5月8日撮影)。(c)AFP/COR

【4月29日 AFP】世界最高峰エベレスト(Everest)を登山中の欧州の有名登山家2人とネパール人ガイドらの間で起きた「恐怖の」乱闘について、目撃した登山家が29日、AFPに当時の状況について語った。この乱闘は現在、「事件」として地元警察当局が捜査を行っている。

乱闘事件は27日に起きた。スイス国籍で登山記録保持者のウエリ・シュテック(Ueli Steck)さんと、エベレストを4回登頂したイタリアのシモーネ・モロ(Simone Moro)さんは、標高7470メートルにあるエベレストのキャンプ3まであと少しのところまで来ていた。

匿名を条件にAFPの電話取材に応じた米国人の目撃者によると、ロープを取り付けるまでしばらく待つよう言われていたシュテックさんとモロさんだが、2人はシェルパの指示を無視して登山を続けたという。2人はカメラマン同行のもと、「未公開」の新たなルートで無酸素登頂を目指していた。

「シェルパたちは、ロープを直している間は、自分たちより高い位置を登らないでくれと2人に頼んだが、2人は結局登り続けた。やがて(下にいる)シェルパたちに氷が落下して、それでシェルパたちは腹を立てた」と、目撃者は語った。



率直に言って「バカな登山家」としか言えない。
一流だからと言って、登山ルールを無視してよいということは無い。

「作業中のシェルパの上を歩く」なんてのは、登山を知っている者なら
ルール違反であることを知っている。
氷どころか、岩を落とすことにもつながるからだ。

高所では判断力や運動神経が鈍くなる。
また体力を激しく消耗するために、上に登ることを焦るのだ。

大体、新ルートを目指していながら、ルート工作をシェルパにやらせるなど
ただの「功名心」狙いの登山でしかない。
なにが「無酸素登山」だ。
新ルートを目指すなら「ルート工作」は自分でやれ。である。

現地のシェルパたちは「命がけ」でガイドしている。
そのシェルパの指示に従えないのなら、ガイドなど雇ってはいけない。
「金を払えば、偉いさま」では、シェルパたちが可哀そうであろう。

彼らほどの「プロ魂」の持ち主はいない。
お客を守るためなら、自分の命をも犠牲にするのが
彼らシェルパなのである。

私も実際にシェルパたちの勇敢な姿勢に感銘を受けた経験がある。
エベレストでだ。

「郷に入れば、郷に従え」である。
ヒマラヤでシェルパと共に登山するなら、シェルパの指示には従え。
彼らはポーターとは違うのだ。   ガイドである。

今回の件は、一流の登山家がするようなことではない。
反省してもらいたい。




    BY いいとこどり



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