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2019年04月21日

ギャングエイジなんだと・・・      〜小学3〜4年生世代〜

最近こんな言葉を耳にした。
「ギャングエイジ」
初めて聞いたので、調べてみた。

ギャングエイジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ギャングエイジ(gang age)とは、児童の発達に現れる特徴の一つである。児童が教師や保護者より友達を大切にし始める時期のことである。継続的な友人関係を作れるようになるのを背景に、教師から集団の形で自立し、仲間だけで行動する。いわゆる「群れ遊び」の時期であるが、都市化・学習塾や習い事により遊びの3間(時間・空間・仲間)が失われ、ギャングエイジが喪失している。※スポーツ少年は逞しく見えるが、実態は大人の指示で動いている。そのため発達課題を乗り越えられず、思春期以降に躓く子供が増えている。今では高学年でヒマな子は問題児が多く、「朱に交われば赤くなる」を避けるため遊ばせるのを嫌がる親もいる。

(中略) 

依田新は、その特徴を「8歳以後においては、児童だけの集団(ギャング)が発達し、ジャン・ピアジェによって明らかにされたように,自発的協働と同意との相互性に基づく相互的義務(すべてのものに対する同じ権利と罰)を属性とする平等な公平が支配する児童集団において自主的に規則が制定され、自立的に遵守されてゆく」と述べている[4]。また、田中熊次郎は、ギャング遊びとして、チャンバラやめんこ、木のぼりをあげている[5]。
(中略)
就学前から小学校低学年までの友人関係は、機会的で継続性がない。たまたま遊び場に居合わせれば友人であり、そこを離れれば友人関係は消滅する。しかし、小学校中学年になれば、仲間が継続的になり、学級全体で自立や挑戦を始める。保護者との約束よりも仲間との約束を重視するようになる。限度がわからないため、悪のりや悪ふざけになることがある。高学年になると趣味の多様化や性別などにより、集団は小さくなる。また、排他性や教師への反抗も生じる。※高学年は個人差が大きく、幼いグループはギャングエイジが続いている。


ただこれは「悪い意味」の言葉ではないそうだ。

本来は、マフィアやストリートギャングなど犯罪者集団を指す単語ではないものの、仲間(gang)を悪者(gangster)と混同する場合がある。この混同により、ギャングエイジを悪い行動と捉えたり、青年期の非行グループに見られる排他的集団と誤解される場合もある。


本来は「健全な発達段階」を意味する言葉のようである。

ただし「要注意の年代」であることには違いない。
悪乗りや悪ふざけが、重大事件を引き起こす要因になる
可能性があるからだ。

限度を知らないこの世代は、親が注視しなければいけない年代なのだろう。

ここから成長できない子供たちが「不良グループ」を
組ことに繋がるからである。

今まさに我が家の長男は「ギャングエイジ」に入っている。
学校から帰ってくると「OOちゃんと遊んでくる」といって
家を飛び出していく。

帰宅時間と誰の所へ行くのか?は、必ず言わせている。
今のところ守っているので、このまま静観していこうと思っています。
友達、特に「幼なじみ」ってのは、一生ものだと思っているからです。


「ギャングエイジ」

中々手強いぞ!   WWW

文科省のサイトにこんなことが書かれています。

文部科学省のサイトにもギャングエイジについて記載があり、下記の5つの点が課題とされています。

・抽象的な思考の次元への適応や他者の視点に対する理解
・自己肯定感の育成
・自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
・集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
・体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり


集団の中で学べることは学校やそのほかの場所で学びながら、家庭では自己肯定感を高め、思いやりの心を育むような声かけを心がける必要があります。



こんなママさんへの提言をするサイトがありました。
参考にしてはいかがでしょう。

ママと対立しがちな「ギャングエイジ」の子ども。親が心がけたい「5つのこと」


     BY いいとこどり


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