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2019年04月13日

「自由朝鮮」にCIA関与か?   〜「千里馬市民防衛」〜

正体が良くわかっていないが「自由朝鮮」と名乗るグループが
活動を本格化しているようだ。

北朝鮮の反体制派「自由朝鮮」が独裁打倒を本格化、ビザ発給を開始
2019年4月8日(月)11時30分
トム・オコナー

<殺害された金正男の息子を保護したと主張していた謎のグループが、ブロックチェーンビザを発給。スペインの北朝鮮大使館襲撃にも関与している?>

北朝鮮の反体制派を自称するグループが、「解放後」の北朝鮮に滞在できるブロックチェーンビザの発給を開始したが、申請が殺到してサーバーがダウンする騒ぎになっている。

このグループはかつては「千里馬市民防衛」と名乗っていたが、現在は「自由朝鮮」に改称してインターネット上で臨時政府の樹立を宣言している。

自由朝鮮は公式サイトで「解放後のわが国を訪問できる匿名のブロックチェーンビザを限定で20万枚発給する」と発表した。このビザは、創始を意味するgenesis の頭文字を取って、Gビザと呼ばれ、仮想通貨イーサリアムで購入できる。

しかし発表直後の3月24日には公式サイトに「Gビザの登録を扱うサーバーが未曽有の通信量によるネット渋滞に陥り、設備増設のため韓国標準時の午前9時(米国東部標準時の午後8時)まで12時間受け付けを停止する」との告知が出た。


「解放後」というのが「ミソ」だが、それを「売買」する輩が居る。
悪党には「上には上がいる」ものだ。

自由朝鮮はインターネット上の公式サイトとYouTubeの公式アカウントがあるだけで、実態はほとんど分かっていない。

千里馬市民防衛と名乗っていた時期に北朝鮮の反体制派としてメディアの注目を引いたことがある。北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の異母兄に当たる金正男(キム・ジョンナム)が2017年 2月、マレーシアの空港で殺害された事件は記憶に新しいが、この組織は翌月その長男の金(キム)ハンソルとみられる男性の動画を公開。「金正男氏の遺族から脱出と保護の緊急要請」があり、われわれはそれに応じたと発表した。

これがこのグループの最初のメッセージで、その後も散発的に北朝鮮からの「救出」を報告していた。今年に入ってからはネット上で金正恩体制打倒のメッセージを盛んに打ち出すようになり、このところ米メディアもその活動を報じている。


どんな活動家かはわからないが、普通の人間にはできない。
何らかの支援国が居ると思われる。

今年2月、スペインの首都マドリードの北朝鮮大使館に男らが白昼に押し入り、大使館員を縛って携帯電話とコンピューターを奪って逃走する事件が起きた。米ワシントン・ポスト紙は襲撃に関与したとされる匿名の人物の話に基づき、一味は自由朝鮮とつながりがあると伝えた。

スペインのメディアによると、襲撃に加わった容疑者10人のうち、少なくとも2人は米情報機関と直接的なつながりがあるという。襲撃が起きたのは、ベトナムの首都ハノイで開催された2度目の米朝首脳会談の1週間前だが、一味の襲撃が会談と関わりがあるかは不明だ。

会談は物別れに終わったが、トランプ米大統領は金正恩に秋波を送り続けている。北朝鮮の制裁逃れに絡む中国の海運企業2社が対象とされる追加制裁を撤回したのも「金委員長が好き」だからだと、ホワイトハウスは説明している。

<2019年4月9日号掲載>


アメリカには「裏の顔」があるのは、世界が知っている。
CIAが北朝鮮に対して、何もしていないわけがない。
特に北朝鮮に敵対するグループなら、応援しようとするのは当然だ。

表向きの交渉がなかなか進まない現状では、こういうグループを
支援することで、内部崩壊をたくらむのは、世界の常識だろう。
イギリスだって、過去には散々やってきた手法なのだから。

現在の北朝鮮がどうなっているのかは、素人の私にはわからない。
しかし、米朝会談後の北朝鮮に何かが起こっているのは、察しが出来る。
今の静けさが不気味ではある。


         BY いいとこどり


若者は旅をせよ      〜異郷研修の意義〜

若者の可能性は「無限大」と大人になってからわかる。
それが若い内は、中々、受け入れられないものだ。

自分の力の無さばかりが目立つからだろう。

しかし、若い今は、そうかもしれないが、
若い内は「エネルギー」が、無限大にある。
努力次第で、力は付いてくる。

若い内はとかく「結果を急ぐ」傾向がある。
「自分には時間が無い」と言うような、強迫観念に似た
不安である。

しかし、時間は死ぬまであるのだ。

特に、20代の内は、失敗しても「やり直し」が何回でも出来る。
一度の失敗で諦めてはいけない。
諦めない内は「失敗ではない」、「継続中」なのだ。

自分の可能性を知るためには「広い視野」が必要なのだ。
世の中には、どんな可能性があるのか?
それを知るために「旅」に出て、色んな世界を見ることが
重要なのだ。

ここに掲載した記事にあるように、自分が知っている世界がすべてだと
思い込むのは止めよう。
若者が知っている世界など、ほんの一部でしかない。

「世界は広い」のだ。


若者は旅をせよ! 私が学生に「異郷研修」を勧めるワケ
4/12(金) 6:00配信 新潮社 フォーサイト


「出身地と出身大学以外で働きなさい」

 私は自分の主宰する「医療ガバナンス研究所」で学ぶ医学生や看護学生にいつも言う。

 私がこのように指導する理由は、異郷で生活することで若者は成長すると考えるからだ。

 人はあらゆる意味で育った環境の影響を受けている。ところが、そのことをきちんと自覚していないと、自分の育った環境が全てと思ってしまいがちだ。若者には「旅」が必要だ。このことは古今東西変わらない「真理」だと思っている。


自分が生まれ育った世界から、一度は出てみよう。
それで「故郷のすばらしさ」を知ることもできる。
故郷にしかいない者には、自分の故郷の良さが、中々わからない。

私が居る長野県の飯田市は、山岳環境が素晴らしい。
三方を2000m以上の山々に囲まれた、素晴らしい景勝地だ。
しかし、地元に若者たちは、そのことに気が付いていない。

ここ飯田市は、ネパールの首都「カトマンズ」に似ている。
盆地で、四方を「ヒマラヤ」に囲まれた都市である。
ここの景色が飯田市に酷似しているのである。
駒ヶ根にもない景色が、飯田市にはあるのだ。

そういうことは、外の世界を見たものでなければ気が付かない。
「井の中の蛙大海を知らず」なのである。

私自身が北海道出身だが、その景色に惚れてここに住まいを移した。
登山が好きで、山が恋人で会った。
カトマンズに似ているこの町が大好きなのである。

そして、丁度今の季節「春」は、飯田市は「花盛り」だ。

梅・桜はもちろんのこと、リンゴ・梨・桃など、果樹の花も
一斉に咲いて、正に「桃源郷」となる。
山々には、桜が点在し、天竜川の両岸にも桜並木が並ぶ。
アルプス級の山には「雪」が残る。

特に今年は「雪と桜」が同時に見られた。特異な年である。
寒かったが・・・。

若い内に世界の山を登るために、海外に沢山行った。
仕事でも海外で暮らした。

だから、日本の良さがよくわかったのだ。
四季がこんなにもはっきりした国は、他にない。
紅葉にしても「赤い」紅葉は、日本だけであろう。
ほとんどが「黄色」の紅葉しかない。

また日本は自然が残っている割合が、非常に高い。

あのニュージーランドでさえ、今の景色は「人工的」に作られた
自然なのである。 原始の森が残るのは、開発できなかった「谷筋」だけである。
だから、トレッキングコースとされているところは、ほとんど「谷」である。

ヨーロッパも同様。破壊された自然を後から作った景色なのである。
この事はあまり知られていないかもしれないが・・・。

しかし日本は違う。
自然と人間が、実にうまく調和している。
自然を残すために、自然に対して、人間が手を入れる。という、
巧妙な手段を持っている。

長い歴史の中から編み出したやり方なのだ。

そういう日本の良さを再認識するためにも、若者には「旅」を
して欲しいのだ。


長々となったが、口が酸っぱくなるほど言いたい。

「若者よ、旅をして欲しい」


    BY いいとこどり


・・・続きはこちら >

菅官房長官は、秋田出身のたたき上げ。 こういうのに弱いジジイです。

秋田出身だったんですね。
私の亡父も秋田出身の、小学校卒業のみの苦労人でした。

当時は「金の卵」と呼ばれた集団就職が盛んだった。
私も高卒の集団就職組の一員だ。

いわゆる「団塊の世代」真っただ中だ。
人柄は、ここで言うまでもなく、文句ないでしょう。

地味だが、確実性、信頼性は抜群で、安倍総理の
信頼も厚いと聞いている。

「ポスト安倍」候補に菅義偉氏を推す声 たたき上げ人生が共感呼ぶ?

「ポスト安倍」候補に菅義偉官房長官が急浮上していると、夕刊フジが報じた
秋田県から集団就職で上京し、働きながら法政大学を卒業した菅官房長官
このたたき上げの生き方が、現役世代の男性の共感を呼んでいるとのこと


ポスト安倍に“令和おじさん”菅氏が急浮上! 「たたき上げ人生」に共感、外交でも存在感
2019年4月10日 17時11分 ZAKZAK(夕刊フジ)

 「ポスト安倍」候補に、菅義偉官房長官(70)が急浮上した。安倍晋三政権の政治主導や危機管理を一手に担ってきた実績に加え、新元号「令和(れいわ)」の発表で、若者にも「七三分けヘアの『令和おじさん』」などと一躍時の人となり、国民世論からも待望論が強まっているのだ。5月には訪米し、マイク・ペンス副大統領とも会談する。外交で表舞台に立つのも、将来を見据えての動きといえそうだ。

 「『ポスト安倍』については全く考えていません」

 菅氏は8日の記者会見で「次期首相を目指すのか?」と問われ、こう謙遜してみせた。だが、国民はそう見ていない。

 産経新聞とFNNの合同世論調査(6、7日実施)で、「ポスト安倍」にふさわしい人物として5・8%を集め、小泉進次郎厚労部会長(25・9%)や、石破茂元幹事長(20・7%)、岸田文雄政調会長(8・4%)に次ぐ4番手になったのだ。

 秋田県から集団就職で上京し、働きながら法政大学を卒業。議員秘書や横浜市議を経て、国会議員となったたたき上げの生き方が、特に現役世代の男性から共感されているようだ。


こういうたたき上げの人に弱いんだよねえ・・・。   
ジジイは特に・・・。     WWW

俳優の「柳葉」さんも秋田出身。(元一世風靡の一員)
女優の「佐々木希」さんや、歌手の「藤あや子」さんも・・・。
女性は美人が多い。男性は・・・まあ、それなりに・・。   WWW

秋田訛りが「何とも可愛い」のは、私だけか?・・・

菅総理大臣・・・、いいかもね。



      BY いいとこどり


2019年04月12日

ウランなんて、一体どこから入手したのか?    〜オークション出品ウラン〜


高校生が「爆弾製造」だけで驚いていたが、それどころか
ウラン」まで売買していたらしいとは、卒倒しそうだ。

オークションで売られていたらしいが、出品した人は
一体どこから入手したのだろうか?

恐ろしい時代になったものだ。

ウラン売買にも関与か 爆薬製造容疑の高校生
社会
2019/4/10 11:23  日本経済新聞より

高性能爆薬「四硝酸エリスリトール(ETN)」を製造したとして警視庁が火薬類取締法違反容疑で書類送検した東京都の男子高校生(16)が、インターネットのオークションサイトで放射性物質「ウラン」の売買に関与した疑いがあることが10日、捜査関係者への取材で分かった。同庁は高校生を含む数人について、原子炉等規制法違反容疑で捜査している。

捜査関係者などによると2017年11月、ヤフーのオークションサイトにウランとみられる物質が出品されたのが確認された。通報を受けて警視庁が捜査したところ、ウランと確認され、男子高校生を含む数人が落札したとみられることが分かった。同庁は売買されたウランを全て押収し、関係者から任意で事情を聴いている。

原子炉等規制法はウランを無許可で譲渡したり、譲り受けたりすることを禁じており、違反した場合の罰則は1年以下の懲役または100万円以下の罰金と定めている。

高校生は8日、自宅でETNを製造、所持したとして書類送検された。爆薬などを製造し爆発物取締罰則違反などの罪で実刑判決を受けた名古屋市の元大学生と交流サイト(SNS)を通じて18年に知り合い、爆薬の製造法について情報交換していたことが分かっている。


そのウランで「被ばく」はしなかったのだろうか?
放射線を浴びてはいないのだろうか?

次々と疑問が湧いてくる。

>爆薬製造容疑の高校生、ウランも売買か 自宅で精製疑い

 高性能爆薬を製造、所持したとして火薬類取締法違反容疑で書類送検された東京都内の男子高校生(16)が、インターネットのオークションサイトでウランを無許可で売買していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。自宅で精製作業をしていたとみられ、警視庁は原子炉等規制法違反の疑いでも調べている。

 捜査関係者によると、2017年11月、「ウラン99・9%」などと称する物質がオークションサイトに出品されていることを原子力規制庁が確認し、昨年1月に警視庁に通報した。警視庁が出品した男性や落札した購入者数人を特定し、物質を押収して鑑定したところ、天然ウランと劣化ウランだったことが判明した。


 男子高校生は数人いる落札者の一人で、自宅の家宅捜索で「ウラン精鉱(イエローケーキ)」が押収された。高校生はウラン鉱石からイエローケーキを精製。ネットオークションに出品し、無許可で販売していた疑いが持たれている。

(朝日新聞デジタル 2019年04月10日 11時36分)


自宅で精製した疑いがあるらしいが、放射線の遮断はできるのだろうか?
量が判らないので、何とも言えないが、危険極まりない。

しかしこれだけの知識を収集して、自宅で精製まで出来るようになるには
それなりに勉強しなければならないわけで、頭がいいんだろうなあ・・・。

それなら、その道の研究機関で働くことを考えてくれると嬉しいのだが・・・。

販売目的でやっていたのなら、がっかりだ。

でも、こういう若者は、ただ「ダメ」ではなくて、社会に役立つように
指導することが必要に思う。
「仲間になりたい」という本来持つ「本能」を、役立ててほしい。

親御さんは、このことをどう思って見ているのかが、気になるところです。
ただ「犯罪者」として見るのではなく、正しい道へと誘導してほしい。

この子、たぶん、「そんなに悪い事」だとは思ってないんじゃあないかなあ・・・。
好奇心は、若者の特権だし、興味を持つのはいい事。
その使い方は、親が教えてあげなければね。

この少年が、更生することを祈ります。



      BY いいとこどり



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給料安いんだから、生産性なんて上がるわけがない。

すっかり有名になった「古市」さんが、語ってます。
詳細はリンクから見て下さい。

ここでは一部重要な部分を抜粋して、ジジイの意見を掲載します。

経済大国と言われながら、日本の給料は異常に安い。
非正規労働者は、悲惨な状況だと思います。

日本は「生産性が低い」とよく耳にしますが、
給料が安いんだから、生産性なんて上がるわけがない。
モチベーションが保てないでしょ?

最近多い「バイトテロ」だって、給料が安いから
「いつ辞めたっていいや」となって、ああいう動画を
「クビ覚悟」で配信するんじゃあないの?

時給が高ければ「辞めたくない」となって、まじめに
働くと思うよ。

日本は給料の低い微妙な国になる、これだけの理由

4/11(木) 7:45配信 ITmedia ビジネスオンライン

日本は給料の低い微妙な国になる、これだけの理由

なぜ日本企業の給与は低いのか

 働き方改革が叫ばれながらも、日本企業の生産性はなかなか上がらない。今後の成長が危ぶまれるポスト平成時代、私たちはどのように働けばいいのだろうか。また流動性が高まらない日本社会はどのように変わればいいのか。小説『平成くん、さようなら』(文藝春秋)を上梓した社会学者の古市憲寿氏と、元2ちゃんねる管理人で、新刊『自分は自分、バカはバカ。』(SBクリエイティブ)を上梓したひろゆき氏に、これからの「働き方」について語ってもらった。

日本は雇用流動性が低すぎる

――日本の労働環境について、どのような問題点があるとお考えですか?

ひろゆき: 働き方改革とはいうけれど、日本の会社っていまだに社員を解雇することはめちゃくちゃ大変ですよね。無能を理由に解雇できない。

古市: 大企業だと会社がピンチになって、はじめてリストラという流れが多いですよね。


一流企業の正社員は「馬鹿でもいい給料が貰える」んだよね。
優秀な人材が集まっているのもわかるけど、学歴だけで入社して
使い物にならない社員まで、首にできないから雇いっぱなし。

「終身雇用」が大企業にはまだまだ残っている。
中途採用社員は、生え抜き社員の「既得権益保護」で、
出世がしにくい環境があるよね。 日本には・・・。

だから、よっぽどのキャリアを積んだ人しか、キャリアアップが出来ない。
人材の「向き不向き」なんて、考えていないのが現状です。

中小企業は「人材不足」に悩んでいるけど、安い給料では
人材なんて来ません。

まず、給料を上げなきゃあ・・・。 無理してでも・・・です。
人材が来れば、会社の売り上げだって、上がるでしょ?

世界を見ても「生え抜き社員」なんて、「バカの象徴」でしかない。
一生同じ会社に居るような人材は、「能力が無い」と見なされて
評価されないのが世界です。

能力のある人材は、ドンドン、会社を移ってキャリアアップする。
当然、給料はそのたびに上がるわけだ。

でも日本では、会社変わるたびに「給料は下がる」でしょ?
その人の経歴なんて、給料に反映されていない。
そこが変! でしょ?

こんなんで「流動性」なんて上がるわけない。


現在、経済が伸び悩んでいるのは、給料が上がらないから
消費が増えない。
消費が増えないから、会社が儲からない。
儲からないから、給料が上がらない。   という
悪循環になっていると思う。

企業は、思い切って社員の給料を上げるべきです。
そうすれば消費も増えて、人材も集まってきて
会社も儲かるんです。

日本の製品やサービスは「世界一」と言っていいのですから
社員がやる気さえあれば、儲かるんです。
そのやる気は「給料を上げること」で出てくるんでしょ?

「夢」だの「情熱」だのって、きれいごとではありません。
「給料」ですよ。
人間「見返り」は期待するのが普通です。

「働いただけ、給料よこせ」

正社員も非正規も関係ない。
働いた人が多くの給料を貰えるんです。
そういう組織にしていかないと、日本は、いつまでも低迷しているだけ。

世界の変化が激しいこの時代、人材を「適材適所」で配置できる
システムを早急に構築しないと、世界に置いて行かれます。

爆弾を作って、ウランを精製していた高校生なんて、
優秀なんだから、服役して来たら、雇えばいい。
「ハッカー」だって、優秀なんだから「ホワイトハッカー」として
教育して雇えばいいんです。

きっと、スゴイ働きしますよ。

若者の能力をもっと活用しなきゃあ・・・。

こういう人たちは「はけ口」が無いから、悪い方に走る。
技術を評価して、雇ってやれば、いい働きをすると思います。


とにかく、給料を上げなさい!



      BY いいとこどり




・・・続きはこちら >

彼女の人生は、彼女自身が決めるのさ。     〜ザギトワ選手・スケート〜

ザギトワさんは16歳ですよ。
少女です。
何で引退しなきゃあいけないの? バッカじゃないの!

スケートが好きなんだから、やりたいだけやらせてあげればいい。
「栄光のある内に引退」と言う考えは、わかるが・・・。

見返りばかり考えても、その後の人生の方が長いんだし
若い内はやりたいことをやりたいだけやればいい。
可能性はどんどん広がるんだから。

16歳なんて、まだまだ「発展途上」ですから、
今の経験が、人生にとって重要な要素になると
私は思うんだけどねえ・・・。

ザギトワ選手に早くも引退勧告 フィギュアは「ひどいスポーツ」か
4/11(木) 11:52配信 47NEWS

ザギトワ選手に早くも引退勧告 フィギュアは「ひどいスポーツ」か

ザギトワ1.JPG3月29日、アイスショー「スターズ・オン・アイス」の大阪公演で演技する
アリーナ・ザギトワ選手=東和薬品ラクタブドーム


 2018年の平昌五輪優勝に続き、今シーズンも世界選手権に勝利、既に獲得したグランプリファイナル、欧州選手権、ロシア選手権のタイトルと合わせ主要競技の金メダルをすべて手にしたロシアのアリーナ・ザギトワ選手(16)だが、ロシアでは早くもその将来に関する発言が出ている。06年トリノ冬季五輪アイスダンス金メダリストで、世界選手権でも2度のチャンピオンとなったロシアの名スケーター、ロマン・コストマロフさんがザギトワ選手の引退を勧める発言をした


こんな美人は、そうはいないでしょ?
それだけでも価値がある。
見たいもんね、あの姿。    WWW

周りの大人たちが、勝手な都合で引退させたら
彼女が可愛そうです。  悔やむでしょ。

何なら、日本国籍で出場できるようにしてあげればどうよ!

ロシアなんかより、日本の方が住みやすいんだから。
ザギトワさんも、そんなこと考えているかもね・・・。


とにかく、大人が勝手なことを言ってはダメ!



      BY いいとこどり


インターネットがあっても、田舎者は知る機会が少ない  〜地域間格差問題〜

現代は、テレビもあれば、新聞、ネットと、情報媒体は
全国津々浦々まで普及しているから、情報に関して、地域間格差は無い?

本当にそうなのだろうか?

ここに「東大卒の田舎者」がいる。
その人が感じた「都会者と田舎者」の話である。

「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由

知られざる「文化と教育の地域格差」

阿部 幸大文学研究者   2018.4.25

名門校出身者たちを目の当たりにして

教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。

ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。

だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。

田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。(後略)


具体的な話に入って行こう。
以下は記事の抜粋です。

問題は「貧富の差」ではない

私が主張したいのは、「貧富の差よりも地域格差のほうが深刻だ」ということではない。そうではなく、地方には、都市生活者には想像できないであろう、別の大きな障害があるということである。

田舎では貧富にかかわらず、人びとは教育や文化に触れることはできない。

たとえば、書店には本も揃っていないし、大学や美術館も近くにない。田舎者は「金がないから諦める」のではなく、教育や文化に金を使うという発想そのものが不在なのだ。見たことがないから知らないのである。


この著者は、記事にもあるが「北海道の釧路」の田舎者である。
学力が優秀だったために、東大まで進学できた。
ご両親は中卒以下だったらしい。(詳細は記事原文を)

知る機会そのものが、都会に比べると圧倒的に少ない。

もちろん、文化と教育に無縁の田舎で幸福に暮らすのはいい。問題なのは、大学レベルの教育を受け、文化的にも豊かな人生を送れたかもしれない田舎の子供たちの多くが、その選択肢さえ与えられないまま生涯を過ごすことを強いられている、ということだ。

「文化的」とは、おそらく、いまあなたが思い浮かべている次元の話ではない。たとえば私が想定しているのは、わからないことがあればひとまず「ググる」という知恵があり、余暇の過ごし方として読書や映画鑑賞などの選択肢を持ち、中卒や高卒よりも大卒という学歴を普通だと感じる、そういったレベルの話である。


海外では優秀で向学心の強い子供たちが、「売春宿」に
騙されて売られている実態がある。
世間を知らないから、騙されるのである。

田舎者が都会でよく騙されやすい。ということだ。
テレビやネットが普及してても変わらない。
「東京は怖い所だ」は定着しているが、好奇心は抑えられない。

その好奇心は、情報が豊富にあるほど刺激される。
存在そのものを知らなければ、好奇心だって起こらないのだ。

大学生を見たことがなかった

私の育った釧路市のような田舎に住む子供の多くは、おかしな話に聞こえるかもしれないが、まず「大学」というものを教育機関として認識することからして難しい。

言い換えれば、大学を「高校の次に進む学校」として捉える機会がないのだ。

高校生の頃の私が「大学」と聞いたとき思い浮かべることができたのは、「白衣を着たハカセが実験室で顕微鏡をのぞいたり、謎の液体が入ったフラスコを振ったりしている場所」という貧しいイメージのみであった。仮に当時の私が「大学には18歳の若者が通ってるんだよ」と教わっても、驚くどころか、意味がよくわからなかっただろう。


情報が無いから、想像することすらできない、ということだ。


たとえば釧路市民にとっての「都会」といえば札幌だが、釧路と札幌は300km、つまり東京―名古屋間と同じくらい離れている。市内には2つの大学があるが、いずれも単科大学である(当時は知らなかったが)。

日本の各都道府県にはそれぞれ総合大学(ユニバーシティ)が設置されているので、最寄りの総合大学からこれほど地理的に離れている地区というのは、全国を見渡しても、離島と北海道の端っこくらいのものであろう。

都市部にも「大学と無縁の環境で育った」という人はいる。だが、この点において田舎と都会で根本的に異なると思われるのは、「文化」や「大学」といった存在が視界に入るかどうか、という差である。

釧路にも大学は存在すると書いたが、しかし子供たちにとってそこは病院などと区別されない「建物」にすぎず、「大学生」という存在にじかに出会ったことは、すくなくとも私は一度もなかったし、また私の場合は親族にも大学卒業者が皆無だったため、高校卒業後の選択肢として「大学進学」をイメージすることは、きわめて困難であった。


これは私の世代でもあったことで、大学に行くということを
考えたこともなかった。
当時、私は札幌の高校生であったが、早々と工業高校に決めていたのだった。

それに対して都市部では、たとえば電車に乗れば「〜大学前」といった駅名を耳にすることになるし、そこで乗ってくる大量の若者が「大学生」であることも、なんとなく理解するチャンスはかなり大きくなるだろう。上京して、じっさい私は「世の中にはこんなに大学があったのか」と驚いた。

さらに言えば、私が東大に入学し、なかば憤慨したのは、東大と同じ駒場東大前駅を最寄り駅とする中高一貫校が存在し、その東大進学率が抜群に高いということだった。なんという特権階級だろう! しかも彼らには、自らがその地理的アドバンテージを享受しているという自覚はない。まさに文化的な貴族である。


多くの人たちは「自分は普通」だと思っている。

田舎者(私)の無知と貧弱な想像力の例をいくつか挙げたが、まさに問題は、この「想像力が奪われている」ということにある。こうした田舎では、とにかく文化と教育への距離が絶望的に遠いがゆえに、それらを想像することじたいから疎外されているのだ。

あまりに遠すぎて想像すらできないこと、これが田舎者の本質的な困難なのである。

努力ではなく、偶然にすぎない


田舎から抜け出すには大学入試がおそらく最大のチャンスだが、しかし、その可否は中学時代にすでに決まっている。

なぜなら、「都会には『大学』なる組織が存在し、自分も努力次第でそこへ入学するチャンスがある」という事実を教わることができるのは、中学で教師の言われるままに学区トップの高校に進学した者だけだからだ。

高校で初めて「大学進学」という選択肢の存在を知った私の場合は、この事実を驚愕と、いくぶんかの後ろめたさをもって受け止めた。なぜなら自分の学力が高くて大学に行けるのだとしても、それは「努力の成果ではなく、偶然の結果にすぎない」としか感じられなかったからである。

田舎から都市圏の大学に進学するということは、たまたま容姿に恵まれて街角でスカウトされるのにも似た、きわめて確率的な事象である。

それをプライドに転化することもできるだろうが、いわゆる「底辺」と形容される中学に通っていた私には、高い学力を持ちながらも、その価値を知らず道を誤ってしまった親しい友人を多く持っていたため、むしろ自らが手にした幸運の偶然性に寒気がしたものであった。


優秀な頭脳を持った若者が、道を誤ってしまうようなことになっては
日本の損失なのです。
文化や教育に触れる機会を、学校は考えるべきです。
「カタリバ」の活動のように・・・。

田舎者は、教育の重要性はもちろん、インターネットの使い方もろくに知らない人がほとんどである。そのような情報弱者に、みずからの社会的地位の向上のためにインターネット教育を利用することを期待するという発想は、都会人の想像力の貧困を示していると言わざるをえないだろう。


知らなければ想像することなんて、当然できませんし
存在そのものを知らないわけですね。

偶然に翻弄される地方の子供たち

地域格差が存在することは理解してもらえたとしよう。ではどうすればいいのか?

教育における地域格差の帰結をあらためて言い換えれば、それは「同じ学力の子供が、田舎に住んでいるという理由だけで、都市に住んでいれば受けられたはずの教育の機会を奪われている」ということである。そして、「知っていたら大学に行っていた」人口は、間違いなく、かなりの数にのぼる。

先にも述べたように、私自身が偶然によって東京の大学に進んだ。ということはつまり、別の偶然によって田舎に留まることも大いにありえたのである。


「運」次第では、あまりにも悲しい。

インターネットは有効なのか

前回の記事で強調したにもかかわらず、「いまはインターネットがあるから事情は違う」という意見も多数見られた。

たしかにインターネットは田舎を救いうるかもしれない。だがインターネットがすでに田舎の問題を解決したかといえば、それは間違いなく否であり、近い将来に解決するかというと、それも否であると思われる。

この項目は「田舎者」というより「情報弱者」の問題になるが、再三述べているとおり問題は重層的であり、また田舎者は基本的には情報弱者であることを強いられているので(それが前回の趣旨だった)、共通の問題として話を進める。

前回の繰り返しになってしまうが、インターネットで自分に必要な情報を収集するというリテラシーは、かなり高度なものである。

私は前回の冒頭で、「ググる」習慣があること、余暇を文化活動に費やすこと、大卒という学歴を普通と感じること、この3つを文化と教育の指標として並列した。日本の全人口における大学進学者の割合は半数ほどだが――記憶してほしいが、大学に「進学」するだけで半分より上なのである――その大学進学者内の最上位層においてさえ、たとえググったところでウィキペディア以上の情報に辿り着く人は、そう多くないのである。

そして私は、必要な情報からさらに遠く隔てられた田舎の話をしている。田舎では地域格差を自覚すること自体が困難であるのに、その格差を自力で解消するためにインターネットを活用することができる人など、まれであるというか、ほとんど矛盾している。格差に気づくこと自体に高度なリテラシーが必要なのだから。


自分の体験からの意見なので、説得力があると思います。

私が恥をしのんで個人情報まで晒しながらこうして「プロパガンダ」している理由は、格差を告発するためなのであって、格差とは、とりもなおさず、不満以外の何物でもないではないか。私は格差に怒っているのである。

そして、十代の頃は田舎に向けるしかなかった私の不満と怒りは、いま、田舎に対してではなく、地域格差という現実、そして田舎の実情を無視しようとする態度、それらへと向けられている。


田舎がどんな環境か?
実際に田舎で暮らしてみなければわからない。
旅行で見る程度では、絶対にわからない面があるのだ。

この「地域格差」は「機会格差」とも言えるのではないか?

高度な文化に触れる機会
高度な教育に触れる機会

田舎は、圧倒的にこの「機会」が少ない。



      by いいとこどり


情報処理に革命がおこる?     〜5Gの世界〜

5Gが作り出す世界が、どのようになるのか?
きっと、革命的な変化が起きるのでしょう。

ファーウエイの幹部逮捕のニュースがありましたが
この5Gが絡む事件でもありますね。

この技術で抜きん出ているのが、ファーウエイなんですって。
アメリカはそこに脅威を感じているんですね。
情報が中国に筒抜けになる可能性があるらしいです。

大量データを瞬時にやり取り 「5G」どんな技術? Q&A形式で
4/11(木) 7:16配信 SankeiBiz

 第5世代(5G)移動通信システムはどのような技術か、Q&Aでまとめた。

 Q どんな技術か

 A 大量のデータを瞬時にやり取りできる第5世代の通信規格だ。通信規格は約10年ごとに世代交代しており、第1世代の1Gは1980年代にアナログの音声通話のみだったが、90年代の2Gはメールなどのデータ通信、2000年代の3Gでは音楽やゲームなど高速データ通信、現在の4Gはスマートフォン用の大容量高速通信が可能になった。5Gで進化がさらに加速すると期待される。

 Q 4Gとの違いは

 A 約100倍の高速通信が可能だ。1平方キロ当たり100万台の端末を同時に接続でき、通信の遅延もわずか1000分の1秒程度と極めて小さい。身の回りのモノが無線でネットワークにつながるモノのインターネット(IoT)化が進みそうだ。



大容量の規模が桁違いなので、今までの1Gから4Gへの時とは
一味も二味もちがうらしいです。
メールでの写真のやり取りも、サイズを気にしないで送信出来る
ようになるのでしょうか?

家庭内の家電製品もIoTで、「未来家族」みたいな生活が
出来るようになるのですね。

すごい世の中になりそうですね。


きっと劇的に生活が変わるのではないでしょうか?

楽しみです。


        BY いいとこどり

タグ:5G

2019年04月11日

小野薬品は真摯に向き合え    〜がん免疫治療薬「オプジーボ」〜

せっかくノーベル賞を取って、がん患者に希望を与えたのに
つまらない欲で、日本の研究を邪魔してはいけない。

本庶教授は、純粋な気持から基金を作っているのであって、
特許料を基金に投資するつもりである。

小野薬品は、特許の素人をごまかすような契約をしてはいけない。
今すぐ、真摯に話し合いに応じてほしい。
小野薬品自体も、ブランドイメージを壊すようなことは
マイナスしかないだろう。

本庶佑氏、がん治療薬特許の対価引き上げ要求
2019.4.10 18:40産経WEST

 2018(平成30)年のノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(77)が10日、京都市内で会見を開き、本庶氏の研究をもとに小野薬品工業(大阪市)が開発したがん免疫治療薬「オプジーボ」」をめぐり、特許契約を結んだ同社から支払われた約26億円を、契約に納得できない点があるとして受け取っていないと明らかにした。全額法務局に供託されているという。


研究には金が要る。
駆け引きに疎い研究者を支援こそすれ、ごまかすなど
許されない。

がっかりさせないでほしい。



       BY いいとこどり



「世界最高の子育て」で、娘が全米優勝   〜ポークさん〜

「幸せは遺伝する」
このタイトルを見て、すぐに読みだした。

これに会う前に「親の不幸は、子供も不幸にする」という
不幸の連鎖「貧困の連鎖」をテーマに、調べていたからだ。

読んでみて「なるほどな」と、納得し、忘れていたことを
思いださせてくれた記事でした。

幸せは遺伝する。「世界最高の子育て」をするために知るべきこと

「世界最高の子育て」著者・ボーク重子さんにインタビュー


FNN.jp編集部
カテゴリ:暮らし
2018年3月15日 木曜 午前6:00

日本人の母を持つ高校生が「全米最優秀女子高生」で優勝
幸せな子どもに育てたかったら、まずは親が自分を幸せにすること
子育てで1番大切なのは「子どもをあるがまま認めること」

複数のアメリカのメディアで、日本人の母を持つ女子高生が話題になったのをご存じだろうか?

女子高生の名前はボーク・スカイさん。彼女は全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」で優勝したことから一躍注目の的となった。

このコンクールでアジア系の学生が優勝したのは、過去60年の歴史でたった3回だけだ。

一体、なぜスカイさんは優勝できたのか?スカイさんの母親で、『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)の著者・ボーク重子さんに、“子育ての秘訣”を聞いた。

子どもが自由に考えられる環境を作る

福島県出身のボークさん。結婚を機にアメリカに移住し、娘・スカイさんを出産した。

日本の教育を受けて育ったボークさんは、当初、アメリカの教育とのギャップに驚いたそうだ。

「日本では、学校=勉強。九九を呪文のように唱えたり、宿題も出ます。『今からこれをやりなさい』と、言われたことをやる。言われたようにやる=いい子。そういうものだと思って娘の幼稚園に行ったら、全然違ったんです」

確かに日本の学校では、先生が言った通りのことをやることが多い。それに慣れた大人は、先輩や上司が決めたことに意見もせず、従うことが当たり前になっていくわけだ。

一方、アメリカで最も重要視されているのは学力ではなく、子どもたちが世界で生きていく上で必要とされる力(知力・コミュニケーション力・特技・体力・自己表現力)なのだという。

アメリカでは子どもに対してどのように接しているのだろうか?

「アメリカでは子どもに『やりなさい』『こうしなさい』と言うのではなく、『私はこうしたけど、あなたはどうしたい?』と聞くのが普通です。先生や大人が絶対ではなく、子どもが自由に考えられる環境が作られています」

日本では意見をすると「反抗」「口ごたえ」と言われるが、アメリカでは意見することが評価に繋がるという。


これ昔の先生は、生徒の特性を認めて「これをしなさい」と
指示を出したんです。
今みたいに、一律に「こうしなさい」とは。言ってませんでしたよ。

これは戦後にGHQからの指示で、教育方法を限定されてから
の話だと思います。

それが証拠に、江戸や明治の若者たちは、自由に意見が言えた。
だから、外国人が日本を認めたのです。

一律になったのは、戦後の話です。

これをきっかけに、ボークさんは家庭でも「一方通行の教育はやめよう」と決意したそうだ。具体的にどんなことを実践したのだろうか?

「うちではあんまりアドバイスっていうことをしませんでした。親がアドバイスをすると、子どもの『自由に考える力』が育たないと思うんです。あとは、『ダメ』と言うのはやめて、『どうしたい?』と聞くようにしました。

でも、どうしてもダメな時もあります。そんな時は、ダメな理由をしっかり説明します。子どもを子ども扱いせず、きちんとした1人の個性ある人間として扱います。きちんと説明すれば子どもだってわかるんです。でも、言わなければわからないのは大人でも同じだと思います」

ボークさん自身は日本の教育に慣れていたため、最初の2、3年は意識的に気をつけていたそうだ。

20分間の空想で心をポジティブにする
アメリカでは、学校の宿題がないことに違和感を覚え、先生に尋ねたこともあった。

すると、先生からは「子どもは子どもらしく遊んで、自分の好きなことを見つけていく。それが子どもの仕事です。でも、そんなに宿題が欲しいのであれば、20分間空想をさせてあげてください」と返ってきたという。

20分間の空想?日本人の私たちは疑問に思うかもしれない。ボークさん自身も、理由がわからないままスカイさんに20分間の空想の時間を与えた。

「実は、ボーっと考えるのって、いいことしか考えないんですよ。自分は地獄に落ちるなんて空想してる子どもはいないんです。空想してるうちに笑顔になる。心がポジティブになるって、すごく素敵ですよね。空想している時は、空も飛べるし、限界がない。想像力が豊かになる。そういう力が自然に伸ばせるんです

さらに、20分という時間にも理由があるようだ。

子どもは空想しているうちに飽きちゃうんですけど、この飽きるっていうのも大事。娘の場合は、飽きたら部屋にいろんなものを持ち込んで、バレエをやり始めました。こうやって、自分の好きなことをみつける時間にもなるわけです


宿題の代わりに「空想」の時間を作るって、新鮮です。
元々宿題は「復習」をすることで、知識を整理するためなんですが
そんなこと、授業中にすればいい事です。

「空想」ってのは「発想力」「想像力」を働かせるので
いいのでしょうね。

子どもにやらせる前に、親がやる

「日本の学校が『勉強』だとしたら、アメリカの学校は『パッション』なんです」

パッション=好きなこと。著書の中でもその重要性を強調しているが、なぜ、それほどパッションが大事なのか?

子どもっていうのは、好きなことのためには頑張ります。好きだからこそやり遂げられ、道徳心や強い心が身につきます。これがなかったら、ただの点数が取れるロボットしか育ちません」

しかし、最初から自分で“好きなこと”を見つけられる子どもはいない。見つけられるようにサポートするのが親の役目だという。

「“好きなこと”も年齢とともに移り変わります。娘のパッションはずっとバレエでした。ですが、大人になるにつれ、バレエというパッションがなくなったらどうしようと不安になっている姿も見ました」

我が子が落ち込んでいる時も、ボークさんは信じて見守っていたという。

「ずっと好きなことをやってきた子っていうのは、必ず何かしらのパッションを見つける手立てを知っているんです。だから、きっとこの子は自分の生きる道が変わったとしても、それに準じる道を見つけて、自分らしく生きていけるんだろうなって思ったんです。パッションは、全ての入り口になっているんです


大人だって、好きなことはいつまででも出来ますよね。
ましてや、子供は、「好きな事しか続かない」と思います。

パッションの大切さは理解できたが、好きなことだけをやれば良いわけではない。家庭での決まりごとやルールなど、子どもにやって欲しいことがある時はどのようにすれば良いのだろうか?

ボークさんの家庭で行っていたのは、「今日の成功ノート」と「夕食時の対話」。もちろんこれも強制するのではなく、子どもが自ら実行できるようにしていた。

いいなと思ったら、まず私がやるんです。『今日はママこんないいことがあったの〜』って言いながら書いて、さりげなく娘のノートも置いておくんです(笑)夕食の時間は、『今日はこんなにいいことがあったんだ』と、私が喋る。それから、『スカイちゃんは今日どんなことがあったの?誰にありがとうって思ったの?』って聞いていました。

親がやってることって、子どもは真似するんです。逆を言えば、親がやらなきゃ子どもはやらないんです。子どもにやらせたかったら、まずは親が徹底してやりましょう。やりなさいと言うだけでは、子どもはやらないと思います」


これは誠にこの通り。
「子供は親の鏡」という所以ですね。

親の幸せは子に“遺伝”する

不幸せな親に育てられている子どもは不幸せに育つと言う研究データがあるんです」と、ボークさんは続けた。

その研究結果は、「幸せな子どもに育てたかったら、まずは親が自分を幸せにするように」と締めくくられているそうだ。

ボークさんは自分を幸せにするためにどんなことをしていたのだろうか?

「毎朝6時半〜7時半まで自分の時間を作っていました。その時間は空想をして、大好きなケーキを食べています(笑)」

ボークさんの家庭は共働きをしているため、子どもが起きる前に自分の時間を作って自由に過ごしてるそうだ。

旦那さんとの子育ての連携についても聞いてみた。

共働きなので、2人で協力しています。娘は学校が終わったあと、バレエをしに行きます。そのお迎えに行かなかった方が夕飯を作ります。だから、夕飯を作りたくない時は『今日は私が迎えに行く』と連絡をしていました(笑)」

なるほど。分担と言っても、やりたくない時もあるだろう。そういう時は役割分担をチェンジすれば良いのだ。

とは言え、共働きの家庭が増えていく現代、なかなか自分の時間を持てない親もいるだろう。ボークさんも、最初から自分の時間があったわけではない。

どうやって自分の時間を増やせばいいかを尋ねると、「自分からやる子」に育ってもらえばいいという答えが返ってきた。その方法は、どの家庭でも実践できることだった。


いちいち親が手をかけなくてもいいような子供に育てる。
そうすると自然と親の時間が増える。

共働きが多い日本でも、こういう点は見習いたいですね。

「料理」は子どもの実行機能を育てるのに最適

自分からやる子に育てたかったら、料理を一緒にやってみてください。ご飯は毎日食べるもの。毎日やっていればどんな子どもだってできるようになるんです

ハーバードでは、子どもの実行機能(自分からやる子)を育てるのは社会の責任と言われるほど、重要視されているそうだ。その実行機能の全てが入っているのが「料理」だと言う。

@献立を考えるA冷蔵庫の中を確認して、足りないものを考えるB買い物に行く時間と作る時間を決めるC買い物に行くD料理をするE片付ける

時間や予算も限られている中で、計画を立てて実行する。もちろん、やり方がわからなければできないが、ここで注意すべきは、教えるのではなく、手本を見せながら言葉で伝えること。

また、料理の最中に次のように呟いてみる。

「ママは疲れてるから、本当はやりたくないの。でもママがやらないとみんなご飯食べられないでしょ?」

すると、子どもは、ママがやらないと食べられないんだ、やらなきゃいけないんだと気付き、責任感や自制心も育まれる。このように、日々の何気ない会話でも子どもの考える力は育っていくそうだ


こういう会話は、日本では多分少ないんでしょうね。
一方的に「やりなさい」で終わっているような・・・。

でも、子供だって、いろいろ「知りたい」のですね。
子供にとって「見ること、聞くこと」すべてが「初めて」
なんですから・・・。

過保護な親はもったいない!

ここまで読んで、アメリカだからできるんじゃないの?と思う人もいるかもしれない。しかし、私たちが暮らす日本に、アメリカにはない素晴らしさがあった。

ボークさんは日本の素晴らしさを伝えるため、スカイさんが中学2年生の時に1年間日本で暮らしていた。その時、「日本の暮らしは、どう?」と尋ねると、面白い返事が返ってきたという。

「日本ってすごい自由!」

この言葉にボークさんは驚いたそう。自由の国アメリカで暮らしていたのに、日本が自由?

アメリカは車がなければどこへ行くのも不便で、危険なことも多いため13歳までは保護者がいないと行動できない決まりもある。精神的な自由はあっても、肉体的自由は日本に劣るという。

アメリカに比べて日本は安全なので、子どもが何かしたいと思ったら自分で行動できる自由があるんですね。だから、主体性を伸ばすにはアメリカよりも日本の方が理想的な環境なんだなって思いました。

日本に住んでいると考えもしなかったけど、実は日本はそう言う意味でとても恵まれていると思います。日本には、アメリカにない素晴らしさがあるので、もし、親御さんが過保護になっていたら勿体無いです!」

日本だけで生活をしていると、日本の良いところを見失いがちだ。


日本に居ると「近頃。物騒になった」と警戒しますが、アメリカに比べれば
「安全」なのは確かですね。
夜遅くでも「女同士」で飲み歩ける国なんて、日本位でしょう?
ボディガードも無しで・・・。    WWW

でもアメリカでは、殺されるもんね。
「そんな夜遅くに、出かける方が悪い」となりますね。

物騒になったと言っても、まだまだ、日本は安全なんですね。
そう言えば、自動販売機が無造作に外にあるのは、日本くらいですもんね。
海外では、設置したその日の内に、壊されるから・・・。

ーー子育てで一番大切なことは何だと思いますか?

子どもをあるがまま認めることですね。その子の存在自体を認めてあげる。それを一番大事にしてきました。

他人と比較するのではなく、その子の基準を見つけて見守る。子どもにとって、1番の安心できる場所が“家族”になりますように。


これがなかなか出来ない。
つい「OOちゃんは、こうするでしょ?」と、比較してしまいます。
でも、子供は一人一人みんな違います。大人だって違うんだから。

子供がいる事の幸せは、忘れがちですもんね。   WWW

【プロフィール】
ボーク重子(ぼーくしげこ)/起業家。ロンドンの大学院で現代美術史の修士号を取得後、南仏で出会った夫との結婚を機に1998年ワシントンDCに移住。2004年ワシントンDC初のアジア現代アート専門ギャラリーをオープン。2年後には米副大統領夫人、美術館や有名コレクターなどVIPが顧客のトップギャラリーに。2006年アートを通じての社会貢献を評価され、ワシントニアン誌によってオバマ大統領(当時上院議員)やワシントンポスト紙副社長らとともに「ワシントンの美しい25人」に選ばれる。現在は、アートコンサルティング業とともに、ライフコーチとして全米、日本各地で子育てやキャリア構築、ワークライフバランスについて講演、ワークショップを展開中。


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   BY いいとこどり



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