2018年02月16日
もしも夫が(妻が)ADHDだと分かったら、どうしますか?
こんにちは。
ADHDの夫を持つアラサー主婦 はるです。
同じ境遇の方がストレスなく楽しみながら毎日を送れるよう、ADHDや発達障害に関する様々な情報を提供していきたいと思っています(^^)
夫が、妻がADHDだと分かったら、その時あなたはどうしますか?
パートナーが何か困難な状況に陥れば、それをふたりで支え合いたいと思うのが夫婦です。
ですが、ことADHDに関しては、なぜかなかなかうまくいかない事が多いです。
夫婦どちらかがADHDを含む発達障害をもつ場合、その離婚率は70%以上と言われています。
離婚を選択しないご夫婦の中には、家庭内別居や家庭内不和を持つ夫婦も含まれており、
実際にお互いの心が離れ関係が冷え切ってしまう夫婦はさらに多いと推測されます。
ですが、当然ながら、夫婦どちらかにADHDがあっても、
今までと同じように仲良く過ごす夫婦もたくさんいます(わが家のように!)
では、気持ちが離れてしまう夫婦と、そうでない夫婦の分かれ道はどこにあるのでしょうか?
何か特別なことをしたから、仲良くいられるのでしょうか?
いえ、少なくともわたしたちの場合は、何も特別なことはしていません。
ただ、ADHDの特性をよく理解し、アプローチの仕方をほんの少し工夫しただけなのです。
■こちらの記事もおすすめです。
□ADHDのパートナーを支えたい。感じる不安と、それに向き合う力1/2
□ADHDのパートナーを支えたい。感じる不安と、それに向き合う力2/2
□ADHDの家族が陥りがちな間違った対応
まずは、ADHDを正しく受け止めよう
いちばん大切なのは、ADHDが何かを正しく理解し、知識として受け止めることです。
ADHDのひとは、知識がなければただの「だらしない人」「甘えた人」に見えかねません。
間違った対処
ADHDは多動や衝動性、不注意などの特徴のある発達障害です!
と言われて、はいそうですかと受け入れたとして、それだけでは何も理解できたことにはなりません。
そのまま放置してしまうと、パートナーが何か問題を起こすたび、
「相手はADHDだからしょうがないんだ」と自分に言い聞かせ、ひたすら我慢するしかなくなってしまいます。
そうしていつしか、「自分ばっかり我慢している。頑張っても何も報わなれない」と思いこんでしまいがちです。ADHDを支えるあなた自信がストレスを抱え込み、ADHDの本人よりもADHDに振り回されてしまうのです!
正しい対処
もう一歩踏み込み、ADHDが脳の機能障害であること、さらにはドーパミン受容体の不具合が要因であること、脳疲労や脳の炎症とも関係があることなどを理解しましょう。
知識としてこれらを知っていくことで、
相手の困っていることや、多動、衝動性、不注意などについて客観的に解釈していけます。
そして、「相手はADHDだからしょうがないんだ」とずべ手を諦めるのではなく、
ADHDが原因でどうしても本人ではカバーしきれないところと、
ADHDという特性とうまく折り合いをつけながら本人が改善していくべきところを見極めていくことができます。
ADHDは風邪のように薬で治る病気ではなく、一生涯続くその人の個性です。
ですが決して、その人の性格ではないことを理解してください。
ADHDを改善するために効果的なアイテムを取り入れよう
ADHDの症状を緩和するために、脳の炎症を抑え、脳疲労を軽減することで、ADHDをコントロールしやすくなります。
必要に応じて便利なアイテムを導入し、あれこれ試しながら、自分たちに一番あった方法でケアしていくのがいいと想います。
通院・投薬療法ももちろん効果的ですが、病院に行くこと自体を負担に感じる方も多いはず。
「あなたはADHDだから病院に行きなさい!」
という態度はADHDの人を傷つけてしまいます。
ADHDは病気ではありませんし、異常なわけでもありませんよ。
脳の炎症を抑えるためには、ローカーボ(糖質制限)が最も効果的です。
近年、糖質が脳に与えるダメージが明確にわかってきました。
糖質には依存性があり、脳内で麻薬に似た働きをします。
また、糖質が引き起こす脳の炎症が、ADHDだけでなく、統合失調症などの疾患の要因である可能性も示唆されています。
一度食生活を見直し、ローカーボに切り替えることで、
- 頭がスッキリして集中力が増した
- イライラする事が減った
- 倦怠感が薄れ、身体が軽くなったように感じる
などの嬉しい効果を実感できるかもしれません。
また、脳疲労の軽減に必要なのは質の良い睡眠です。
もともと、ADHDの人は寝付きが悪く、睡眠時間が短い人が多いのも事実です。
また、すんなり眠れても睡眠の質が悪く、しっかり睡眠時間を取っているにも関わらず疲れが取れない、翌朝からだが思いなどと感じる方も多いはず。
質の良い睡眠には、L-テアニンというアミノ酸が効果的です。
緑茶などに多く含まれる成分ですが、効果が現れる200mgを摂取しようとするとかなり大変なのでサプリで手軽に摂るのがおすすめです。
わたしたちもいろいろ試しましたが、一番のおすすめはこちら、爽眠α
こちらのサプリは睡眠導入剤ではなく、自然なリズムで深い睡眠を取れるようサポートしてくれます。
直接眠気を誘う成分が入っていないため、睡眠薬を飲んだ時に感じる頭痛や倦怠感も感じず、翌朝気持ちよく目覚められるので本当におすすめです。
また、睡眠前にしっかり体を温めること、自分に合ったまくらを選ぶことなども重要になってきます。
わが家では冬の間は重炭酸湯で体を温めてから寝るようにしています。
体が芯から温まり冷えにくくなるので、寝付きも良くなりますよ。体の芯からポッカポカ!【 薬用ホットタブ重炭酸湯 】
最後に、AHDHを支えるあなたを一番に癒やしてあげよう
パートナーがADHDと診断された時、一番ショックだったのはADHD本人ではなく、あなただったのではないでしょうか?
いままで感じてきた違和感の明確な原因が分かってほっとすると同時に、
これからは自分が相手を支えていかなくては・・・
もしくは、相手はADHDだから、この先一生私が我慢し続けなくちゃいけないんだ!
と、頭が真っ白になってしまったかもしれません。
私は、彼がADHDだと診断された時、真っ暗なトンネルの真ん中にひとりぼっちで放り出されたような心細さを感じました。
後にも先にも戻れないし、だれも頼る人がいないように感じて、不安で悲しかったです。
障害受容の過程には、衝撃(ショック)→防御的退行→承認→適応と変化があります。
衝撃(ショック)→防御的退行→承認までは時間がかかります。
ですが、自分自身をしっかり癒やしてあげることで、その時間はだいぶ短縮できます。
また、ADHDのある方をサポートしようとして、ついつい大声を出したり、ついつい相手を急かしてしまう、などの行為は、状況を改善するどころか相手に過度なストレスを与え、ADHDの症状を悪化させてしまいます。
でも、どうしてもイライラしてしまいますよね。
そんなときも、まずADHDのを支えるあなた自身を癒やすことが大切です。
不安やイライラを抑えるためには、規則正しい生活と食事で自律神経を整える必要があります。
睡眠をしっかり取り、美味しいものを食べ、楽しい毎日を送ることが大切です。
また、応急処置としてツボ押しなども効果的☆
飲むだけで自律神経を整えてくれるハーブティもあります。ぜひお試しください。
詳しくはこちらもどうぞ
⇨ADHDを支えるわたしを支えてくれたもの
また、適度に周囲に助けを求めるのも必要です。
わが家の場合は、彼の会社の同僚、先輩、上司をも巻き込んで、彼を支えるプロジェクトチーム(大げさですがw)を結成し、常に情報交換をすることでサポートしています。
自分1人しかいない!と思うと不安も増しますが、支えてくれる仲間がいると思うと心強いです。
何か合った時に頼れるようにと、子供の保育園の園長、私の会社の上司にも話を通してあります。
実際に、彼がADHDの症状が強く出て、それが元で鬱になりかけたときも、
話を通していることでスムーズに業務を分担でき、また私も休みを取ることができ、サポートに専念できました。
パートナーのADHDを、人に言いふらすという意味ではなく、信頼できる人に事情を話し、何か合ったときにはお願いしますと頼んでおくだけで、いざという時の安心感にも繋がります。
ADHDの人は、頑張っています。
でもそれを支える人もまた、頑張っているんです。
どうか、自分自身をしっかり癒やして、気持ちの良い毎日を送ってください。
あなたの笑顔が世界を救います(^^)
また、お互いを想い合う夫婦として情熱を失わないためには、ADHDのもつ過集中についても理解を深める必要があります。
ADHDのパートナーを持つ人はよく、「相手は自分のことをなんとも思ってない」と想いこむことがあります。
以前はあんなに優しかったのに、今では話しかけても返事はないし、頼んだことはやってくれない、大事な約束は忘れる、面倒な用事は全部押し付けてきて自分は何もしない…
そんな不満をお持ちではないですか?
こちらは、また別の記事で詳しくみていきたいと想います。
⇨ADHDを抱える夫婦。いつまでも仲良く
今回も、長い文章になってしましました。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
ADHDを抱える方とそのご家族が、ストレスなく楽しみながら毎日を送れるよう祈ってます。
ランキング人参加しています。
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