enjoy life＊ADHDを支えるあなたを支えたい

こんにちは。

ADHDを夫を支えるアラサー主婦 はるです。
ADHD本人だけでなく、それを支える全ての人がちょっと楽になるような情報を発信していきたいと思います！



今回は、ADHDのパートナーを持つ方が感じやすい不安と、
それにどう向き合っていけばいいのか？を考えたいと思います。
＊ ADHDのパートナーを支えたい。感じる不安と、それに向き合う力2/2


旦那さん・奥さん、または、彼氏・彼女が ADHDかもしれなくて、一緒に居てつらい…
などの悩みを抱える方にも是非役立てて頂ければと思います。









もし、あなたのパートナーがADHDをはじめ、アスペルガー症候群等の発達障害を抱えていらっしゃるとしたら、あなたは今とても不安に感じているかもしれません。

わたしが、彼がADHD だと診断された時に感じた孤独と不安、
それ以上のものを、たった一人で受け止めきれず、途方にくれているかも。

あなたの気持ちを考えるだけで、胸が痛みます。


では、ADHD及びアスペルガー症候群のパートナーを持つと、何がそんなに不安になるのか？

それは、ADHDについて、くり返しこう書かれているからです。


ADHDは、本人の意志とは関係なく起こる脳の障害です。
周囲の適切な理解とサポートがあれば、その特性を活かして才能を発揮し、
素晴らしい成果を収めることも可能です。実際に、ADHDでも成功した偉人はたくさんいます…


ADHDに関する書籍を何冊も読みましたが、例外なくどの本にも同じことが書いてありました。
そしてこの文章こそが、ADHDのパートナーを支える人たちを精神的に追い詰めるのです。

特に、パートナーのADHDを受け止める初期段階にいる人にとって、

この文はまさに死刑宣告のように感じるのです。



わたしは、この文章を読んで次のように感じました。


つまり、自分のパートナーが約束をすっぽかしたり、興味のない話を聞いてくれなかったり、金銭感覚がおかしかったり、ものを散らかし放題することは脳の障害で改善不可能だから、
一緒にいるわたしが全部我慢して相手の尻拭いをして一生過ごせということ？！
そして、彼が今鬱や無気力と言った二次障害を抱えていて成功とは程遠いのは、
わたしのサポートの仕方が悪いということ？！
今でもこんなに頑張っているのに、コレ以上何を頑張ればいいっていうの？！
わたしの人生は、彼のためにあるんじゃないのよ！！！！


まさに、怒りと不安で、心がパンクしてパニック状態でした。









ADHDを支える人が最初に直面するのは、
「パートナー＝異常／わたし＝正常」という思考パターンです。

この思考パターンに陥ってしまうと、

• 相手のすべてを自分の管理下に置こうとしたり
• 相手を怒りによってコントロールしたり
• 極端に言えば、相手が楽しそうにしているすべてが許せなくなってしまいます。

ADHDの人は、基本的に「今」を楽しむのがとても上手です。
常に興味のあることを見つけて、わくわくしながら生活しています。
この「パートナー＝異常／わたし＝正常」という思考パターンに陥ってしまうと、
自分は相手のためにたくさんのものを犠牲にして我慢してストレスと抱えているのに、
相手はどうしていつも好きなことばっかりやって楽しそうにしてるんだ！！
と、悲しくなってしまうんですよね。。。



その気持、とってもよくわかります。
わたしも同じこと、考えてました。


そして最も不安になる要素が、「ADHDのパートナーを持つ人達の、絶望にまみれた体験談やブログ」です。

夫のせいでカサンドラにまでなったのに、夫は全然理解を示してくれない！もう限界です・・・とか
発達障害をもつパートナーに対してぐちが止まらないブログとか
ADHDのパートナーと、別居します、離婚しますなどの体験談がすごく溢れているんです。


悲しいけどこれが現実なのかな…と、頑張ることを諦めたくなる日もありました。



でも、大丈夫です。
わたしは今、ADHDを持つ夫ととても仲良く、お互いに支え合いながら、恋愛感情を失わずに
毎日楽しく暮らしています。
それは、頑張る方向性をほんの少し変えたから。

たったそれだけで、二人の関係は驚くほど変化します。

ADHDの人は、頑張っています。
ですが、ADHDを支える人もまた、頑張っているんです。


たまには、頑張っている自分を癒やしてあげてくださいね。
長くなりましたので、次回に続きます。
＊ ADHDのパートナーを支えたい。感じる不安と、それに向き合う力2/2



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