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2018年01月17日

書評『セレンゲティ・ルール』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ショーンBキャロル様の「セレンゲティ・ルール 生命はいかに調節されるのか」です

このような方にお勧めです
「慈善活動家 生態系に興味のある人 経営者」
著者の方のプロフィール
「1960年オハイオ州生れ ウィスコンシン大学マディソン校教授 進化発生生物学の第一人者 野球とロックをこよなく愛する」

まとめ
皆さんもご存じの「しりとり」
しりとりという遊びをしたことのない人など日本に存在しないのではないだろうか
99%の人たちはこの遊びをして最終決着は言葉の最後に「ん」が付いた言葉を言った人が負けるルールで行っているはずだ
実際この本を読むまで私もそのルールのみでしりとり遊びをしてきた
しかし、私があまりにも無知だということに、そして関心の幅が小さいことに気づかされた
それが目次のページが終わった最初のページで出会ってしまった

「ンゴロンゴロクレーター」という名の巨大なクレーターがアフリカにある
このクレーターの名前を見た瞬間に
あれ?「ん」で始まる言葉が存在しているぞ!!俺のこれまでの気になる力の範囲って狭っ!
そう心で呟いた
この「ンゴロンゴロクレーター」という言葉との出会いはその後の私のしりとりのルールを変えることとなった
つまり「ん」で終わる言葉を言った人の負けではなく、もっとシンプルにした「言葉が出てこなくなったら負け」である
これがきっかけで「ん」の付く言葉を初めてネットで検索してみたらまだまだ存在している事を知る
気になる方は検索してみてください

(毎度毎度重々その本の著者の意図と違った本の読み方をしていることは私自身理解してますが、その本の著者の意図とは違った本の読み方をしてしまうことを私自身自分の長所として伸ばしていってることをご理解ください。もちろん意図となるものを私なりに考えながらも読んでいますが、大半は自分なり本の読み方で読んでいます)

セレンディピティ(偶然の出会いや行動が新たな発見へと繋がる)
ときにこのセレンディピティは世界を変えるような大きな発見となる場合がある
様々な本にも登場してくるこのセレンディピティによる成功法則
もっと単純にしてしまえば「閃き」ともいえるセレンディピティ
閃きが生まれる場所によく出てくるのが「トイレ、就寝前の布団の中、就寝中の夢の中、映画館、入浴中など」
この本に出てくる人物もまた映画館で閃きを手に入れている
フランソワジャコブ
ある日の午後妻と映画館に行った際に心がどんどんスクリーンではなくそれまで何年も取り組んできたなぞへと移っていきセレンディピティとなる
また、セレンディピティは出会いにも起こる
人生を変えた一冊と様々な成功者は出会っている
そしてチャールズエルトンもその一人だ
エルトンは立ち寄った書店でノルウェーの哺乳類について書かれた本をたまたま入手することができた
エルトンはノルウェー語を読めなかったが、なけなしの所持金をはたいて買うほど「自分の人生を変えた本」とのちに呼ぶ一冊を手にする
セレンディピティ、いつ自分にもあなたにも訪れるかわからない閃き
それに気づくか気づかないかは日頃のアンテナの張り方(生き方)にかかっているのだと改めて気づかされた

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。









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http://cycleair.jp/

2018年01月13日

書評『ヒトはなぜペットを食べないか』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、山内昶様の「ヒトはなぜペットを食べないか」です

このような方にお勧めです
「動物を飼っている人 動物好き 料理人」
著者の方のプロフィール
「1929年東京生まれ 甲南大学名誉教授 フランス文学や人類学や文化史などを研究」


まとめ
今の時代にこの著名はかなりタブー視されている気がしてならない
それもそのはずで人間とペットという境界線はほぼなくなってきているように思われる
自分(飼い主)の子供という地位まで上り詰めたペット、いやその子達
損な存在を「食べないのか?」という疑問を抱いているこの著名の本
そうそう手に取る人はいないのではないだろうか
しかし、この本に書かれていることが事実であるのならばより一層動物を飼っている人には読んでみてほしい
もちろん感じ方は人それぞれだろう
嘔吐してしまう人や気分を悪くしてしまう人も出るかもしれないので肩の力を抜いて読める人限定だが

犬、いやワンちゃん
人間とワンちゃんとの関係は古く狩猟時代から共に歩んできた
鋭い嗅覚で獲物を発見し、狩猟能力を最大限に使い、人間に飼いならされ番犬や狩猟犬として生きてきた
というのが一般的定説ではないだろうか
ところが手近な食料の供給減として犬を飼いならして確保していたという説も存在しているのをご存じだろうか?
つまり家畜化されたというのだ
犬の人間に服従する習性を利用した食肉貯蔵庫として
しかしとても不快な思いになるかもしれませんが特別驚くようなことではないのかもしれません
今の時代のように簡単に食料にありつけるこのご時世
そんな我々の食文化を基準にして過去の食料に困る環境下で暮らしていた異文化を非難的目で見ることはない気がします
なんといっても太古の昔ですが我々人類の祖先たちなのですから
その祖先たちがそのような食料調達の選択をしたからこそ生き残った可能性も無きにしも非ずでなはいでしょうか

主にペットといえば犬か猫が定番で間違いないと思われます
巷では猫派?犬派?という会話があるくらいですから
聞きたくもないと思いますが割とこの犬と猫、どちらかといえば人類が食べてきた歴史を考えると圧倒的に犬食が多いのではないでしょうか
なぜ人類は猫を食べる習慣を後世に残さなかったのでしょうか?
世界には犬肉食についての資料は多くあるのに、猫肉食についてはほとんどないそうです
(それでも少しこの本の中ではレシピが紹介されていますが)
やはりネコ科の動物は人類が食べるより、食べられる側にいたからかもしれませんね

※私個人的には現代での犬食、猫食等には反対派ですが、それでもこの本を読むことでさらに反対を表明できるような気がします


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2018年01月10日

書評『ニーチェ入門』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、竹田青嗣様の「ニーチェ入門」です

このような方にお勧めです
「キリスト教批判者 キリスト教信者 宗教家 自分の思いにふけっている人」
著者の方のプロフィール
「1947年大阪生まれ 在日韓国人二世 哲学者 文芸批評家 著者」

まとめ
ニーチェの言葉で私個人大好きな言葉がある
「真実なるものはない、ただ解釈だけがある」
この言葉は別のサイトに私なりのこの言葉の解釈があるのでご興味のある方はご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/cycleair/e/0c62e5bb36e4423e378f9eb3113914bb

ニーチェはキリスト批判者として有名であり、自身はユダヤ教であったそうだ
キリスト教の「禁欲主義」に対してのニーチェの解釈が
神への忠誠や他人のために尽くすことだけが「善」であり、自分の「快」や「悦び」を求めることは「悪」であるという考え
これに対してのニーチェの思考はこう答える
人間が自分の「快」「悦び」「エロス」を求めることそれ自体は「悪い事とは言えない」。それが「悪いこと」とみなされるのは、その行為が他人を侵害する場合か、あるいは公共の秩序に反するものとされる場合である。人間は誰でもまず「自分のこと」を考える。それが人間の自然性である。自分に余裕や力がある場合には「他人のため」に行為しうる生き物でもある。これもまた人間の存在の自然性である
私はキリスト教の「禁欲主義」は詳しくは知らない
ここではニーチェの解釈のままの文章を私なりに解釈した思いを書く
自分に財の面での余裕と時間の使い方の能力など様々な面での力があるとしたら本当に自分は「他人のため」に何かしらの行為をするだろうか?と問う
確かに何かしらの行為をすると思う
そのもっとも簡単な行為が寄付だろう
何も考えなくて寄付金を他人が考え使ってくれる 自分の頭でその使用目的や効果等を全く考えずに「他人のため」になるだろう行為ができる
しかし…と考えて見る
果たしてそれは本当に「他人のため」になるのか
寄付された側からするともしかしたら「人間万事塞翁が馬」になって悪い状態で流れが止まり、その人のみならずその家族を逆にその「他人のため」という一方的な行為のせいで破滅的な人生を歩ませてしまうきっかけとなりうるかもしれない
ただ単純に「他人のため」という行為をする場合一度立ち止まってその先の影響を考えて見ることが大切なのではないだろうか
「他人のため」の行為が自然性であるのなら、そこに人智を加えることをここにまこと勝手に付け加える


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2018年01月07日

書評『動物になって生きてみた』

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小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、チャールズ・フォスター様の「動物になって生きてみた」です

このような方にお勧めです
「自分探しに興味のある人 野生動物の生態に興味のある人 詩人 小説家」
著者の方のプロフィール
「イギリス人 ナチュラリスト 2016年イグノーベル賞生態学賞受賞」

まとめ
あなたは野生動物になりきれるとしたら、どの動物を選択しますか?
この本を読んでいて、自分ならどんな動物になり切りたいだろうか?という問いが生まれてくる
著者は様々な野生動物になりきろうとしているが、自分で例えるのなら様々な動物よりも一点に絞って想像を膨らませてみた
野生動物と言ってもとんでもない数がこの地球上には生息している
タヌキ、野良猫、鳩、カラスなどの一般的な野生動物からコモドオオトカゲ、フンコロガシ、ハゲタカ、ヤブイヌ、シャチなどの遠くの国に生息している野生動物まで沢山だ
動物関係の本は割とたくさん読んできたし、個人的に好きでこれからもたくさん読んでいく気満々な私なりに一つに絞って想像してみた動物は

なぜ熊(日本に生息している熊)を選択したのかというと、たまたまこの本を読む前の晩に見た夢に熊が出てきたから(熊に追われる夢で恐ろしかったのを覚えている)
熊になりきってまず疑問に思う点は「なぜ自分(熊)は冬眠しなければならないのか?冬眠せずに越冬した場合どのように自分は変化するのか?」
この疑問を胸に越冬に挑戦していく自分(熊)を想像してみることから物語を始めていく…

このようなことを想像させてくれる
著者は実際に様々な動物になりきって、時には都会のごみ箱をあさり、時には穴の中で息子と生活したり実体験が書かれている
まさに「自分の体で実験している」ともいえる著者
社会貢献等を目的とせず、ただただ自分の興味の範囲を越した言ってしまえばこの著者の本能に従った生き方に魅了される

実はこの本、言葉の使い方にも魅力あふれている
確かにこれは翻訳本なので翻訳者の方の表現力も影響している
いくつかを抜粋
「一年が寒さの前にひれ伏す」
「自分と関係があるかどうか全く分からない世界に、実に上手に対応した」
「彼らの景色は食われる者の景色であり、食われる者の目を通さなければ見ることができない」
他にも色々と言葉の表現に出合い、読む人の想像力を掻き立ててくれる

野生動物になりきって著者のようにしばらく生きてみる(しかし他人にあまり迷惑のかからない程度に)ことで遠くの国に自分探しという一人旅をするよりもはるかに「自分という者の新たな生態を発見できる」可能性が無きにしも非ずです
そして都会を歩いていてゴミ箱などをあさっている人がいたら、その人はもしかしたら都会の野生動物(タヌキ、キツネ、野良猫、ハクビシンなど)になりきろうとしているのかもしれませんね


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2018年01月04日

書評『なぜペニスはそんな形なのか』

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小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、ジェシー・べリング様の「なぜペニスはそんな形なのか ヒトについての不謹慎で真面目な化学」です

このような方にお勧めです
「LGBT 性癖が偏っている人 性犯罪関連を調べている人」
著者の方のプロフィール
「1975年ニュージャージー州生まれ 進化心理学者 恋愛、性対象者は男性(著者本人も男性)」

まとめ
今回もかなり書名は変わりまくっている
書店でこの本と出合って、毎回のことながら中身を確認せずにそのまま購入
電車にでは常に読書をしている私
この本もその行動と同じように目的地へと向かう電車内で読書
それでもやはりある程度は周りの人の視線を気にしてブックカバーを使用した
つまり、書名が周りの人たちの目にさらされないようにすることだ
しかしなんということだ。電車内で読み始めてすぐに「まずい。周りの人の視線がこの本に来たらどう思われるか!?」と思わざるをえないことに気が付いた
それは、ページをめくるたびに左上にそのテーマが書いてあることだ
例えば「自己フェラチオの道(近づきはしたけど、まだまだ)」や「なぜペニスはそんな形なのか?突起の謎」や「女性の射出」などなど
文章だけならそんなに目立ちはしないが、毎ページ毎ページ左上に記載されていたのではさすがに目に入る人が出てきてもおかしくはないだろう
でもまぁその本しかその日は持ってきていなかったので、とりあえず気にしてないふりをして読み始めればいいか…すぐに気にならなくなった(ふしぎだ、さすが集中力。感謝)
それでもやはりこの本を読む人があるのであれば人目を気にしてブックカバーは必ずした方がよさそうだ。いや絶対した方がいいです

衝撃的な研究や実在する変わった(私から見たら)性癖の持主、そして本の書名にもなっているペニスの形、ほかで言えば自殺をテーマにした内容など普段の生活をしていただけでは知りえない内容が盛りだくさん

衝撃的で言えばやはりこれだ。馬にしか性的魅力を感じられない男性
もはや世間で受け入れられつつある「LGBT」の方たちよりも世間に受け入れられる可能性がとても低い動物性愛問題(動物愛護団体からが特に非難を浴びそうだ)
この男性、もちろん両親とも人間である
人間である母親から生まれたのだが馬しか愛せない
このような性の問題を抱えている人たち(私個人的に問題と思っているだけかもしれないが)は他にもたくさんいるそうだ
ある人は馬であり、犬であり、羊であり、牛など
しかしここで注意をしておきたいのは彼ら、彼女らはその特定の動物しか愛せない、ということ
つまり、馬を愛する人は馬以外の動物(人間含む)に対しては全く性的反応を見せない
そしてさらに研究対象は逆のパターン結果も出している
動物(人間以外)が人間にしか性的関心を示さないという結果もある
チンパンジーの娘が性的に成熟すると、人間にしか性的関心を示さなかった
人間が購買する雑誌をそのチンパンジーに渡したところ、彼女は裸の男の写ったページを広げ、そこに自分の性器をこすりつけた
この研究では人類に近い動物チンパンジーを対象としたがきっとこの先他の動物でも同じような結果が出てくる可能性はゼロではないだろう

そしてなぜ人類のオスだけがペニスの先がキノコのようになっているのかはこの本を読んでいただければわかります





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2018年01月01日

書評『進化は万能である』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、マット・リデレー様の「進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来」です

このような方にお勧めです
「一つのテーマに絞った本を読んでいる人 人類の進化に関わってきた様々な出来事を知りたい人」
著者の方のプロフィール
「1958年イギリス生まれ 科学ジャーナリスト 著者(繁栄など)」


まとめ
一つのテーマに絞った本ももちろん面白いし、人生の糧となることは間違いない
私自身もそのような本はたくさん読んでいます
しかしこの本に書かれている一つ一つのテーマは言ってしまえば新書や文庫系の割りと文字数の少ない本一冊分以上の濃さがある
テーマは16に分かれているので、わかりやすくお金に例えるのなら
16冊の本(一つのテーマに絞った本)を買うのと、この一冊を買うのは同じ価値が、いや人によってはそれ以上の価値がある
16冊×900円(新書や文庫の個人的に感じる平均金額)=14,400円
この本を一冊買ってしまえば2,916円で済んでしまう。3,000円でおつりがくるのだ
この本を読んでから、それでも気になるようであればそれぞれのテーマの本を購入することがこの本の読み方としてはおすすめです

各テーマは
宇宙 道徳 生物 遺伝子 文化 経済 テクノロジー 心 人格 教育 人口 リーダーシップ 政府 宗教 通貨 インターネット
となっていて、気になるテーマだけ見読んでみるのもいいし、興味はわかないが暇だから別のテーマを読んでみたり出来るのもこの本の魅力の一つ

「人格」のテーマに書いてあった内容が最近の私の疑問に答えてくれた
私の子供は三人いて、上の二人が女の子で、三番目が男の子
そのため長男は生まれながらにして女の子の遊びの中で育つ環境にある
そのことを私は少なからず心配をしていた(差別的に聞こえてしまっていたら申し訳ない)
それは、男の子特有の遊びを覚えることはできるのだろうか?
戦いごっこ、電車や飛行機などの乗り物など
もちろん娘たちはそのような遊びや乗り物に対してほとんど興味を示さない
「割と女の子遊びの中で育って、最初の集団生活の幼稚園へと入っていくのかな、この子は。まぁそれはそれで良しとして親である俺が受け流していけばいいだろう。無理やり共生して男の子っぽい遊びをさせるよりはその環境で自然に遊びを覚えていくことが俺の子供っぽいのかもしれないな」と理解をして、その後はあまり気にもしなかったが…
しかし、状況は変わっていく。息子は息子なりに勝手に戦いごっこに興味を示し、電車や車などの乗り物のおもちゃを好き好んでいく
このことに関して、私なりに解釈をしていたことは
「やはり、男のなのだな。この子(他の家庭環境はわからないが)はこの女の子の環境でも男の子特有の行動に目覚めていくのか。きっといつかこのことをもっとわかりやすく教えてくれる本に出合うだろう」と

そしたらやっぱり出会いました。というよりは出会っていました。この本を読むのは二回目で、その二回目で出会いました
それが
大人が強制的に子供にそれを仕向ける(文化的や習慣的に)から、その結果(男なら男の遊び、女の子なら女の子の遊び)そうなるのではなく、経験的にそれを知っているからそうなるのが自然的であるという
これは明らかになっていて、女の子は人形で遊び、男の子はトラックで遊ぶ。何度実験してもそうなる
そしてさらにこのことを裏付ける物議を醸しだした、実験と結果がある
行動科学者のメリッサ・ハインズは、それと全く同じ好みが雄と雌のサルにみられることを証明している
メスのサルは人形で遊び(選び)、オスのサルはトラックで遊ぶ(選ぶ)
この実験結果は様々な心理学者の怒りと批判を招いた、彼らは粗を見つけようと行動したが、その後別の種類のサルでも実験が行われ結果は同じであった
メスのサルは顔のあるものを、オスのサルは動く部品の付いたものを好む

このことに出会って息子の行動に対する理解が深まった
もちろん全ての人に当てはまるわけではないかもしれない
女の子の好むおもちゃを選ぶ男の子もいてもおかしくはないし、男の子の好むおもちゃを選ぶ女の子がいても何ら不思議ではない
しかし世界にはこのようなことに疑問をもって実験を行っている科学者がたくさんいて、今日、今にも実験をしていて結果を出している人たちが大勢いることを知りましょう



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2017年12月31日

書評『ナポレオンのエジプト』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、ニナ・バーリー様の「ナポレオンのエジプト 東方遠征に同行した科学者たちが遺したもの」です

このような方にお勧めです
「冒険好き 歴史好き」
著者の方のプロフィール
「中東に関心の深いジャーナリスト」

まとめ
書名の通り、ナポレオンのエジプト遠征に同行した様々な学者たちの遺した功績や体験談、知識や知恵、その後の様々な事象に対して影響を及ぼしていった研究結果やテーマ、新種の動植物や鉱物、遺跡発見やミイラなどなど内容は盛りだくさん

この本で最も私の創造を刺激したのがナポレオンの遠征に同行させた戦闘目的(兵士、医者等)ではない学者たちだ
物理学者、数学者、動物学者、植物学者、化学者、画家、音楽家、発明家などなど若い学生たちが同行したことだ
どこに遠征に行くかも知らされていないにもかかわらず喜んで自分から立候補してナポレオンとの新たな歴史の一ページ以上の価値のある冒険への参加を願う者たち
これらも全てその時代のナポレオンだからこそのカリスマ性が色濃く出ている証拠だ

そしてナポレオンの同行者選別に胸が躍る
というよりもエジプトを占領して対イギリスとの戦争に臨もうとしているのに戦争に直接影響の出ない学者たちを同行させるナポレオンに憧れてしまうが
約五万人に及ぶフランス将兵と乗組員、そしてその軍隊に同行した百五十一人からなるパリの画家と科学者たち
きっと一般的な考えで言うのであれば、同行させた百五十一人分の学者たちではなく兵士にするはずだと思うはずだがナポレオンは違った
フランスとしてもナポレオンとしても全てとは言わないまでもそれに近いほどの未開発の地エジプト
空想でしかないが、もし自分でも同じように様々な学者や画家、発明家、エンジニア、音楽家を同行させたいと思うに違いないとこの本に出合って思う
そして逆に学者だったら(例えば動物学者)だったら未開の地エジプト(この頃はまだどこに行くかは知らされていないが学者たちの間ではおおよそ予想がついていたそうだ)遠征に同行したいと願い出るに違いない
自国には絶対に存在しない新たな動物に出合い研究してみたいと思うのが学者と思う
新たな発見、新たな考え、新たな出会い、新たな苦悩、新たな発明、新たな発想、新たな実験対象、新たな宗教などなど今この場所でこれから先も同じように研究していく、生きていくよりも未開の地へ遠征に同行して新たな自分に出会いたいと思う気持ちがすごくわかる(全く私は学者ではないが。本屋さんに行くときの気持ちはこんな感じなので)

兵士たちのエジプトでの業績等も書いてあるがやはり学者たちの生きざまというか研究熱がすごく伝わってくる(学者たちのエジプトでの興奮が)
学者たちの夢中になる標的を見つけた時の無我夢中の集中力はすごく想像すると胸が躍る
兵士たちはエジプトでの過ごす時間の中で、戦闘以外は標的の全くいない退屈な時間を過ごすことになる
しかし、そんなこと御構い無しで学者たちは自分の最も興味のそそる対象の研究に没頭すしていく
自国では植物学者だったものが興味の対象が変わり研究対象を無脊椎動物(昆虫や海洋生物)になったり、動物学者が魚類額のエキスパートになったり、と変貌するほど対象の数は無数に存在していて、一つ一つは魅力的となって学者たちの目に飛び込んでくる
そんな学者たちを見て、兵士たちは「喰うだけの役立たず」と呼んだ
ある大尉は妻にあてた手紙の中で「私たちが感じている不自由さも、彼らには影響していないようだ。古代の遺跡が彼らにとっては十分な栄養になっている」と記しているほどだ
エジプトに到着してしばらくは水や食料、病気や砂嵐等に苦しみながら進行していくのだがそんな苦しい状況の中でもひときわ目が輝いていたのが学者たち
そんな学者たちそれぞれにスポットを浴びせて書いてあるこの本は私の読書への冒険心をくすぐってきます

ロゼッタストーンをめぐる物語が少しだけど書いてあり、私個人としてはいつか一度フランスの博物館に飾られた後、エジプトの地に返還されることを願っています



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2017年12月29日

書評『いま世界の哲学者が考えていること』

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今回のご紹介する本は、岡本裕一郎様の「いま世界の哲学者が考えていること」です

このような方にお勧めです
「現役の哲学者の考えに触れたい人 経済に詳しくなりたい人」
著者の方のプロフィール
「1954年福岡生まれ 玉川大学文学部教授 西洋の近代思想を専門 著者(フランス現代思想史 思考実験 ヘーゲル入門など多数)」

まとめ
クローン問題
クローン人間に対して非難的意見が大多数なことは今現在常識となっていそうだ(実際私個人で統計を調べたわけではわけではないが、まぁ的外れなことではないだろう)
イギリスの進化生物学者であり動物行動学者でもあるリチャード・ドーキンスの見解にとても共感を覚えた
「一卵性双生児はクローンであり、同じ遺伝子を持っている」と指摘したうえで「一卵性双生児を個性も人格もないゾンビだといった人は一人もいない」と
確かにそう捉えることができそうだ
私は科学者でもなければ研究者でもないがクローンという定義はそもそも人それぞれ解釈は異なるものであると認めたうえでドーキンスの見解は受け入れられる
そもそもクローン人間が誕生した場合、誰に対してどんな害を及ぼし、その結果どのような結果が生れ派生していくだろうか?
クローン人間誕生に対しての偏見は変わることなく常識となっていくのでしょうか?
過去の歴史を振り返っても、偏見という常識が覆されることは当たり前のようにありました
人類はもともと母乳で育てるのが常識であったが、その後母乳ではなく粉ミルクが常識となる時代がある。しかしそれが非常識となり結局母乳が適していることが常識となり元の常識に戻る。また、人種差別や情勢差別などを考えて見れば過去と現在では常識が変わっている
つまり過去に偏見のまなざしで見られていたことが現在では常識となっていることが多々ある
このような歴史から見てもクローン技術を偏見の眼差しで捉える態度はどうなのか?
1970年代に試験管ベビーを恐れていたそうだが現在ではごく普通の出産法となっている
そして現在では「試験管ベビー」という偏見表現さえなくなっている
体外受精という名に変わっている(この表現方法変更は理解しやすい。試験管ベビーのままだとやはりネーミングに問題があるかと、しかしこの先体外受精という表現も変わっているかもしれないがそしてら体外受精というネーミングに新たな偏見が生まれるかもしれない)

ではここで自分の子供がクローン人間として生まれてきたとしよう
それでもあなたはその子を愛せますか?
クローン人間だろうとその子は自分の遺伝子を完全に受け継いでいる
そもそもクローンというネーミングが引っ掛かるのでクローンというネーミングをとってしまえばすっきりとする
人間
自分の子供は人間
当たり前です
人間の子は人間
我が子は我が子である
つまり、愛せると断言できる
これはどの親もみな同意見ではないでしょうか

クローンだろうが何だろうが自分の子供に変わりはないわけです
クローンだからって成長過程に問題が生じるのか?と問われてもクローンでなくても問題は生じるわけです
クローン人間だからって我が道を歩まないわけではなく自立心も芽生え我が道を歩むことでしょう(クローンじゃなくても自立心がいつまでも芽生えずに親のすねをいつまでもかじりつくしている大人がたくさんいるのだし)
もっとクローンについて寛容になるためにも受け入れる姿勢で問題見向きあってみてはどうでしょうか?
クローン技術、もちろん人間だけに当てはまった話ではないですが


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2017年12月27日

書評『毒々生物の奇妙な進化』

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小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、クリスティー・ウィルコックス様の「毒々生物の奇妙な進化」です

このような方にお勧めです
「科学者 アマゾンなど人のあまりいない地へ行く人 生き物好き ダイバー」
著者の方のプロフィール
「生物学者 細胞分子生物学の博士号取得 猛毒生物好き」

まとめ
この本を読んでいたり読んだことある人読みたい人達に是非お薦めしたい本があります
それが「自分体で実験したい 命がけの科学者列伝(近々書評アップ予定あり)」です
もしご興味がわきましたら読んでみてください

アルベート・カルメット
1896年に最初の抗毒素を作った人物である
コブラの毒素を馬に注射し、その後馬から血清を取り出し噛まれた人に使用する、こうして生まれたのが最初の抗毒素
今現在でもこのように抗毒素を作っているのだが、やはり副作用はどうしても出てきてしまう
同じ人間ではなく、馬から血栓を取り出すのだから仕方ないのかもしれない
その抗毒素を使って毒を消すことの方が命をなくすよりは全然いいのだろう
しかしやはり副作用が気になる
今現在世界では馬ではなく、ある人間の血液で毒を治す治療法を研究している

そのある人間とは、スティーヴ・ラドウィン
この人、科学者でもなければ医者でも、ましてや研究者でもない
なぜ彼がそのような研究対象になる血液を持っているのか
それは彼の日々の興味対象とその行動にある
スティーヴは爬虫類愛好家で特に蛇好きで、自分に毒を注射する男として知られている
9歳の時にヘビ園の園長との出会いが幼いころのスティーヴのその後の毒との付き合い方に大きな変化をもたらしていく
園長のハーストは、自身の活動で自家免疫という計画を遂行していた
自身の身を守る手段として当初は行っていたが、人でも同じように抗毒素がつくれるのか?という疑問を生んでいた
コブラの毒液を自身に注入して自家免疫実践を開始
その後、種類を増やし最終的には一回に2、30種類の毒液を混ぜて注射していた
ハーストは実際、信じられないような免疫を持っていたようだ
そして、自分の抗体には自信を持っていたので、地元で毒蛇に噛まれて命に危険のある人たちに自分の血を提供し数人の命を救った

ハーストの生き方に衝撃を覚えたスティーヴ少年は17歳になりハーストの後を追うことを決める
どのヘビで、どれだけの量を、どのくらいの頻度で注射すべきか、間もなくそれは思考から自身に注射をするという行動へと変化していく



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

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毒々生物の奇妙な進化 [ クリスティー・ウィルコックス ]
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2017年12月25日

書評『人間失格』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、太宰治様の「人間失格」です

このような方にお勧めです
「遊び人 自信家 エネルギッシュと呼ばれる人 他人の不幸は蜜の味好き」
著者の方のプロフィール
「1909年青森生れ 小説家」

まとめ
自身読書歴初の太宰小説
様々な作品を残している太宰ですが、たまたま読んでみようと思ったのがこの本「人間失格」
読んでいくうちにどんどんのめり込んでいってしまい、電車内では中々読むのに苦労をしました
というのも、電車内で読んでいたら夢中になりすぎていちいち反応(相槌をうったり、声を出したり、眉間にしわを寄せたり)してしまう自分がいたからです
その反応を意識的に抑えながら読んだので一回読んで、もう一度読みたくなり一日で二回も読んでしまいました
それほどに私にとっては印象深い太宰治の「人間失格」

「人間失格」に関しては多数書評がありますが、毎回そうですが他の人の書評は一切見ていないので完全個人的感想となります(もちろん他者の人の書評を見るのもまた、書評の表現力を高めるとはわかっていますが、純粋に個人のみの感想を書いていきたいと思っています)

不幸をしょい込むことで女性から持てやすくなるというのなら、不幸をしょい込むことを選ぶだろうか
不幸が男としての魅力を上げるというのなら、不幸を受け入れるだろうか
そして不幸である男が、不幸をしょっている男が全く女性から見向きもされないというのならそれこそ最も不幸ではないだろうか
そんなことを考えながら読んでいってしまう

この主人公、もし本気で竹一という男に言われた気になる予言のうち「女に惚れられる」道ではない方に本気で進んでいたらどうなっていたのか
それでもやはり女には相変わらずモテるのかもしれないがそれを本人なりに受け流していけば、もしかしたら親友と呼べるような心から自分をさらけ出せるような信用できる男友達ができたかもしれない
その親友達と自分の進むべき道を突き進んで開花させることができていれば太宰はまた別の道で世界的に有名になっていたに違いない
もしかしたらこの竹一が主人公にとっての親友となりえたのかもしれないが

心から許せる親友、この大切な存在を改めて実感する

そして勝手に思うが、この太宰の性癖はどのようなものだったのか?
それは単純にS?M?ということや、避妊具はつけていたのか?、自慰行為はしていたのか?対象は何だったのか?などと
最終的に自殺をして人生を終わらせてしまうほどの人間であり、そして素晴らしい作品を世に残すほどの表現力、女性にもてまくる雰囲気、他者に心を開けない心の持ち主が変態でないわけではないと勝手に想像している


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

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人間失格改版 (新潮文庫) [ 太宰治 ]
価格:302円(税込、送料無料) (2017/12/9時点)








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