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2018年04月06日

書評『うんこがへんないきもの』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、早川いくを様の「うんこがへんないきもの」です

このような方にお勧めです
「「うんこ」という言葉で笑う子供たちの関係者(親、教師など) 生態系に興味のある人」
著者の方のプロフィール
「1965年東京生まれ 「へんないきもの」シリーズが累計55万部のベストセラー 著者(カッコいいほとけ ウツ妻さんなど多数)」

ま生きていれば必ずから出てくる、そう「うんこ」
うんこをたべることを食糞(ショクフン)というそうだ
犬なども食糞をする行動がみられるが、あくまでも落ちているウンコを食べている

しかし、衝撃的な食糞のやり方をする動物がいる
ゾウさんだ
この本は所々とても上手な絵で動物が書いてある
ゾウさんもとても上手で、リアルで…
食糞の話だが、ゾウさんの食糞の行動がすごい状態になっている
ゾウさんの特徴といえばあの長い鼻だがその鼻を使い食糞をする
相手のゾウの肛門にその鼻を突っ込み、待ちきれないといわんばかりにほじくりだす
そんな光景動物園では目撃したこともないし、そんな話を聞いたこともない
ましてやテレビで放送されたことなどもないだろう
絵がリアルで鼻が肛門に突き刺さっている…
人間に例えてしまうと………
しかし似たような性癖を持っている人たちもいるので、このゾウさんの行動を割とすんなりと受け入れる人もいるのではないだろうか
この雑学を家族で動物園に行ったときゾウさんコーナーで肛門に鼻を突っ込むことを周囲の人たちが聞こえる声の大きさでしゃべらないようにここで注意しておきます
ちなみに「うんこバーガー」ってご存知ですか?
岡山県の環境研究を行っている会社が開発したいわゆる食糞的な食べ物
ご興味ありましたら検索で「うんこバーガー」と飛んでみてください

なぜ食糞をするのかについてはこの本に書いてありますのでご興味湧きまくりましたら観てみてください

子供たちの興味津々のウンコ関する知識を披露し、生物学的な視点を持った親となれる一冊ですとめ


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

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2018年04月02日

書評『道は開ける』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、デール・カーネギー様の「道は開ける」です

このような方にお勧めです
「人生に迷っている人 言葉の力が必要な人 前向きな人」
著者の方のプロフィール
「1888年生まれ 人間関係の先覚者として名声を博す」

まとめ
良書として世間的には知られているが、今になって読んだ私
人間は生きている限り悩みから解放されることなどないと今の私は思っている
一つの悩みが消えてもまたすぐに新たな悩みが姿表す
何かを始めれば必ずと言っていいほどに悩みは尽きない
悩むことによって志向の停止や向上心の衰退などを引き起こすとしたら、その悩みからいち早く解放されもっと人生に前向きになれる悩みへと移行していかなければ嫌な悩みに占領された人生を送ることになってしまう
自問してみよう
「私は一体何に悩んでいるのだろうか?」と
悩みは出てきただろうか
その悩みをすべて紙に書きだし、この本を読み始めることを私は勧める
頭の中でのみ悩みをイメージするのではなく紙に書き出し視覚でも確認する
その紙をそばに置き、この本を読めば悩みに対する態度や考え方は間違いなく変わっていることだろう

「我々の弱点そのものが、思いがけないほど我々を助けてくれる」
ウィリアム・ジェームズの言った言葉である
これにプラスして
「人生で最も大切なことは利益を活用する事ではない。それならバカにだってできる。誠に重要なことは、損失から利益を生み出すことだ」
そしてこれはウィリアム・ボリソの言った言葉である

頭を悩ましているその悩みからどのようなものが得られるだろうか?
全てが損失なわけではないはずだ
悩む時間を少しでも建設的な悩みに変えていこう
そして損失であったソレらからどうすれば利益が上げられるのか
利益とは金銭だけではなく、生きる希望、将来設計、情熱などでもよくて
損失してしまいました…で終了とするのではない
悩みに悩んでいるのなら、その悩みを何かに利用できないかと考えるチャンスに今あなたは立っている
ピンチはチャンスとはまさにこのようなことを指す言葉
その悩み方、悩みに対する態度や考え方は今のあなたにしかできないこと
それは今後の人生を大きく変化させることができる悩みかもしれない

消極的だった考えが積極的になり、それが創造力をみなぎらせていく
その想像力は前向きという心構えのきっかけとなり、自身を活動的にさせていく
きっとこの本を読んでいるとジッとしてられなくなる自分に気が付くはずです

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2018年03月29日

書評『哲学の教科書』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、中島義道様の「哲学の教科書」です

このような方にお勧めです
「何かについて一人考えている人 目の前の事象に意味を見出して深く考えてしまう人」
著者の方のプロフィール
「1946年生まれ 哲学博士 著者(カントの時間論 孤独について うるさい日本の私 など多数)」

まとことん考え抜いて、もがき苦しんで、それでも答えにたどり着かなく、また悩む
哲学者とはきっとこのような人のことを言うのであろうと、以前から思っている
目の前で起きている事象は全て一瞬で消え去っては新たな事象が生れていく
生れてまたすぐ消え新たな…
その繰り返しがただただ続いていく
哲学の本などに触れれば触れるほど考えていく
しかし、哲学者と呼ばれる人たちのような深さは私の思索レベルにはなく、哲学書を読む前の自分よりは読んだ後の自分の方が少しは深く考えられていると思う程度
それでも少しは深く考えていると信じて、哲学書をまた購入しては読んでいく

今回の本で一番思索したテーマは「タイムマシーン」
タイムマシーンで過去に行く
この「過去に行く」ことについて考えさせてもらった
例えば恐竜の生きていた時代は?と質問されれば、ほとんどのすべての人は「過去」と答えることは誰も疑わないだろう
この本を読む前の私も「過去」と答える一人だった
しかし私はこの本に出合って変化した
それとは
恐竜のいた時代が過去だという完全な証拠は存在しないだろう
確かに化石や地表などの情報で過去だろうとは考えられるが、誰もその恐竜の生きていた時代に生きていた人間は存在していない

そこで、こう考えられないだろうか
「タイムマシーンで恐竜のいた時代に到着したのび太君たち」は「過去」ではなく「未来」に到着していた
なぜ未来だというのか?それは誰しもその時代をはっきりと知らないからだ
現在の私達人類は、この先何かしらの影響を受け人類が地球上では生活できなくなり絶滅、または天の川銀河のどこかの人類が生存繁栄できる惑星へと移住しているかもしれない
すると地球は人類のいない無(人類から見れば)惑星となる
この無惑星となった地球に長い年月が過ぎ去っていく過程で徐々に恐竜という生物が生れ繁栄し始める可能性もある
ここでこんな疑問が湧いていることだろう
「じゃぁ、今現在のこの地球上で見つかっている化石や地層の証拠はどう説明するのか?」と思われると思います
それに対する今現在の私の考え方はこうです
未来の人類が、何かしらの理由で古い学者や研究者などが地層や化石を調べる少し前の過去にタイムスリップして、未来の自分たちが発明した地層や化石を実験的に持ち込んでは埋めたり掘りなおしたりして、その後未来へと戻る
実験的にある地層や化石を古いその時代の学者や研究者たちが新たな発見として喜び研究しだした(本当は未来の人類が持ち込んだことなど全く知る由もなく)
こう考えるとタイムマシーンで言った過去と思われている時代は「未来」である可能性も秘めていることになる
このように考えさせられた今回の一冊
そしてこの過去?未来?という問題はまだまだ答えにはたどり着く気配はありませんがとめ


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2018年03月25日

書評『スイス時計紀行』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、香山知子様の「スイス時計紀行」です

このような方にお勧めです
「腕時計好き 時計の世界に足を踏み入れたい人 歴史好き」
著者の方のプロフィール
「東京生まれ スイスの時計以外にもジッポライターやヨーロッパの古地図などに詳しい 日本人女性としてはじめてアメリカ航空宇宙局の取材に従事」

まとめ
時計に関する書籍では「スーパーコンプリケーション」が大きく刺激をされたことがキッカケで他の時計に関する書籍を探していた
ネットで調べると多くはないがそれなりに書籍が出ていることを知る
しかし、何だかどれもパッとしない
私の検索の仕方や細かくチェックしなかったせいなのだろうか、この「スイス時計紀行」という書籍はネット検索では出てこなかった
しばらく日は流れて久しぶりに代官山にある蔦屋書店に行き、物色をしていた時にこの本との出会いが訪れた

「スーパーコンプリケーション」では時計の主役はパティックと時々バシュロンの印象が強く、それ以外の時計メーカーに関する歴史はあまり語られていない
「スーパーコンプリケーション」を読んでからというもの気になって仕方がなかった
それはネットで検索をかけるような簡単な仕方ではなく大好きな本からの情報であり知識が欲しかった

ロレックス、オメガ、ブランパン、ロンジン、カルティエなど様々な一流時計メーカの歴史が登場してくるのがこの「スイス時計紀行」なのだ
その時計の名前の由来が持つ歴史を知ることでさらに時計の魅力を感じずにはいられなくなってきてしまう
簡単に手にすることができないほどの金額であるため私はスイスの時計はひとつも所有してはいないが、とりあえず知識だけは手に入ったかのように感じさせてくれる一冊

時計好きの人たちと会話する機会があった時には、私自身所有していないので、本からその人の時計への情熱を聞きいってみたい
「スーパーコンプリケーション」と「スイス時計紀行」の二冊を所有してしまえば、時計好きの人たちとも話が盛り上がることは間違いないと、まだ時計好きの人と時計について話をしたことのない私は信じている

この本を読むまで無知であった時計などにも出会える
パイロットのための時計「ブライトリング」
アブラアンプレゲの再来ともいわれる「ダニエルロート」
ハイテク「ラドー」
知ることもなかった時計たちに出会えてこの本は私に新たな夢と知識を与えてくれました

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2018年03月21日

書評『繁栄の法則』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、北川八郎様の「繁栄の法則 戸が笑う」です

このような方にお勧めです
「成金 順風満帆な人 良いことばかり続いている人」
著者の方のプロフィール
「昭和19年福岡県生れ 完全断食40日を二度体験 著者(対人苦からの解放 あなたの生き方を変える断食の本 繁栄の法則その二など)」

まとめ
過去の調子に乗っていた時期の自分にこの本をプレゼントしたいが当たり前だが過去にはもう戻ることはできない
未来の自分のために今この本を私に出会えてよかったと感じる
人生には山あり谷ありで、その間を行ったり来たりと前に進めない、進んでいるつもりがただ同じ道を行き来しているだけの時期が必ずある(これには自分で気づかなければならないが)
そしてその逆の順風満帆でイケイケどんどん前へ前への時期も存在する(この時期には周りを見れなくなる可能性が大いにあり、それがきっかけとなって谷へと落ちていくことにつながる)
現在の私は確実に谷底でもがいているただの夢見心地な人間だ
順風満帆の時期をただただ描いて日々を同じように送る毎日
そんな毎日に自分でも嫌気がさしていることをしっかりと感じているが物思いにふけることで現実を逃避して一日一日を過ごしていた
しかしこの一冊の本に出合って大きくとまではいかないがそれは小さく、とても小さく変化につながるキッカケを与えてくれた信じている

少し損をして生きていく…
この言葉と出会い今まで私がしてきたことにさらなる自信がわいてきたこと
少し損をしていくと人生上のトラブルが減る、まさにそう私も思う
私にとっての少しの損というのは
一日一食生活をすることで二食分損をしている(損=朝昼食べない)
断酒(損=酔う事での楽しみが無くなった。付き合いが減った)
職場に向かう道中をすべて歩く。往復5時間(損=時間)
などなど
つまりは、なるほど私の行ってきていることはこういうふうにも捉えられるのか…と
三食生活の頃は、空腹のイライラ感が自身を襲いつまらぬ口論のきっかけとなったり(一日一食生活では空腹に対するストレスは全く無と言っていいでしょう)
お酒を飲んでいた時は、二日酔いなどで翌日の時間を無駄に終わらせたり、飲酒運転に同情したり運転したりするリスクからの解放、酔いに任せての口論や記憶喪失による失態など挙げればきりがないです
歩くことで、不健康になることは無くなり、電車通勤であれば私が座る分の座席が空きほかの誰かが座れる
このようにとらえることができることをこの本によって知ることができたのだが

もう一つ、実は大きく揺さぶられた言葉がある
人それぞれに使命があり、それを忘れて自分の欲のために生きることよりも、才能という希望に向かう事が大切だということ
才能よりも自身の欲望に人生をささげてしまうから苦情や公害をすべてストレスとなってしまう
才能に目向けそれに向かって前進していくことで、そのようなマイナスなイメージの事は自身には降りかかってこなくなる(これはきっと捉え方が変わることの意味で)
ただ体に染みついた欲を果たすためにこの世に生まれてきたのではないと、自身に言い聞かすことで希望が見えてくる
しかし内側にある魂の叫びなる心の奥から湧き出てくる才能
それとはどのようなものなのだろうか?
自分自身の言葉に耳を傾けてみようではないか
そしてソレが才能だと知る方法がこの本には載っているように感じる
それは
「顔が輝きだし(周囲の人から多く言われる)、いろんな出会いや流れの変化を体で感じだす」
そしてこれが最も大きく感じる根拠と思う
「周囲の人たちの中から徐々に応援してくれる人が現れだす」
これらが自分の周りで起こりだしたら勘違いを覚悟でもその道を突き進むことで蜃気楼ではないなりたい人間になっているに違いない

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2018年03月17日

書評『びんぼう神様さま』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、高草洋子様の「びんぼう神様さま」です

このような方にお勧めです
「切羽詰まっている人 気持ちに余裕のない人 神頼みが好きな人」
著者の方のプロフィール
「富山生れ 主婦」

まとめ
貧乏神様が自分という存在を意識し始め、否定すら始める
なぜ自分は神と呼ばれるのか…
自分という存在意義を感じる貧乏神のように多くの人は同じように自分の生きている意味を知りたいと考えたり、何か行動(自分探しなど)を起こしたりします

しかし、名前を見てわかる通り「貧乏神」様
神様なのです
神様は崇められ、そして人を幸福へと導いてくれる手助けをしてくれる存在
このような意味がこの本の「神様とは」という定義であるように感じます
確かに幸福へと導く手助けをすることが神様であるようには感じますが、その導く手助けがそれぞれの神様によって異なるのではないかと読んでいて思いました
貧乏神様のようにイメージの悪い神様は他には疫病神様、死神様
貧乏神様が人を幸福へと導く手助けをしていることはこの本では伝わってきました
貧乏の中でも目の前の幸せを感じられることができれば幸福である、そう教えているように感じます

では、疫病神様や死神様はどのようにして人を幸福へと導く手助けをしているのでしょうか?
人から良くは決して思われない神様たちの存在意義というものを私たち崇める側の人間が考えてあげることはひとつの生きる希望となるのかもしれません
「なぜ私は今、不運続きなのだろうか?ピンチはチャンスというが実はこの機会は何かのチャンスが目の前にあるのかもしれない。見方を変えてみるとそれは見えてくるのかもしれないな。とりあえず嘘でもいいから不運を与えてくれたことに感謝してみると、何か先が見えてくるかもしれないな」
そんな前向きな気持ちになれるのではないでしょうか

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2018年03月13日

書評『風をつかまえた少年』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ウィリアム・カムクワンバ様の「風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたった一人で風力発電をつくった」です

このような方にお勧めです
「希望を見つけようとしている人 将来への不安を抱えている人 前向きになれない人」
著者の方のプロフィール
「1987年アフリカのマラウイ生まれ 2013年に世界を変える30人に選ばれる」

まとめ
今までと同じ日常が訪れは過ぎていく毎日をこれからも過ごすことに何ら不安もなかった少年
しかしそんな日々は突如絶望的毎日へと変わっていく
食べる物が何もない
お腹の空腹を満たすために空気を吸い込むも、むなしく空気は外へと出ていってしまう
当たり前のことだが空気ではお腹は満たされることはない

とてつもない食糧難の時期が続き、死人が続出
しかしそれでも何とか生き延びる少年
そして光が差してくる
その光と共に少年は風力発電の道へと大きく進んでいく

そしてその風力発電によって、人から人にその噂は知れ渡り世界から大きな注目を浴びることとなっていく
逆境が人を大きく育てていく、この言葉は多くの書物でも出会う
もちろんこの少年も飢饉という逆境によって大きく背超することは間違いないのかもしれない
逆境のまただ中から這い上がり、見事夢を達成していく物語は多く存在している
しかしこの本はソレとは違う

というのも、逆境から這い上がっていくことはとてもかっこよく(特に男には)視え、時に自分も逆境に立ったのなら大きく変わっていき、それがきっかけとなり人生が大きく変化していき成功という言葉を手に入れられる人物になれるんじゃないか、と考えて、いや考えるだけではなくそうなってしまわないかと創造することすらある

逆境中に雑草魂なるものが生れ、その雑草は大きな大木となり、その大木の周りでは様々な生き物たちが集まり毎日が楽しい日々
そんな生活を送るには現況を変える力が欲しい
それには逆境だ!
私もそう思っていたが、この本を読むとその考えは少し違った考えに変化する

逆境が人を大きく変える、という印象はまずこの本を読んでいて思わない
逆境中に夢をかなえるために一心不乱に行動を起こしている風にも思わない
しかし、情熱は冷めることを知らない
飢饉のときにはもちろん情熱など表には出てこなかった
しかし、一度その飢饉が無くなりだし普段の生活水準に戻りつつある…この時期から少年は遂に夢へと大きく行動を移していく
そして見事にそれを成し遂げてしまう

この本から感じる私の一番の印象は「新たな視点が得られる」こと
何度も言うが通常の成功への物語として多く伝えられているのが逆境の時の行動だ
しかしこの少年はただただ逆境である飢饉を乗り越えることに集中している
逆境を力に変える、ということではなく、ただただ飢饉を乗り越えることに集中しているのだ
この飢饉は後数カ月で過ぎる
そうすれば以前のように生きられる(生活できる)
それだけを考えて逆境を過ごしていたように思う
きっとこの少年から得られる視点を言葉にするとこういうことが言えるのではないだろうか
「今を生きる」
とにかく今日を生き延びることで、元に戻るであろう数カ月先を見てただただ今を生きている
そして以前のような生活水準に近づきだした時期に行動へと移していった

飢饉になる前〜飢饉〜飢饉を抜け出す時期〜飢饉になる前
少年は飢饉のときにはただ「今」を
そして飢饉が過ぎ去ろうとした時期には「前」を
このような生き方こそが未来(夢)に囚われない生き方なのではないかと感じる
今逆境である、自分も含めこの書評を読んでいる人たちの中で逆境の中にいる人へ
「とにかく今、今日を生き抜いてみよう。期限はわからないがそう遠くない未来に以前のよな生活水準に戻れる兆候がきっと訪れる。訪れた暁には必ず前向きになれる、もう二度と同じような逆境に立たない行動を起こしていきましょう。明けない夜はない、止まない雨はない。逆境にいる今は前向きになる必要はない、ただただ今を今日を生き抜くことのみにお互いに集中しましょう」


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2018年03月09日

書評『妻に捧げた1778話』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、眉村卓様の「妻に捧げた1778話」です

このような方にお勧めです
「高齢者 独身者 女性」
著者の方のプロフィール
「1934年大阪生まれ 小説家(消滅の光輪 時空の旅人など)」

まとめ
この書籍、テレビ番組「アメトーーク」で知った
その時にカズレーザーというお笑い芸人さんがこの本が好みであることを知る
個人的には、テレビでそれも割と視聴率のよさそうな(実際は私はわからないが個人的にそう思う)番組内で紹介された書籍は割と早めに市場に出回り様々な人が手に取るので、ある程度一種の流行り的な流れが収まったらその後で中古市場に一気に出回るので、それから購入でも遅くはないだろう。もちろん新品で購入することの意義は承知だが個人的にはそれ程魅力を感じなかったので中古待ちをしよう、と思っていた
そんな矢先に人からこの本をプレゼントされたのだ
写真を見ていただいてもわかる通り、帯には大きく「アメトーーク 本屋で読書芸人で大反響! カズレーザーさん大絶賛!」
この帯がまわる前とまわった後では、知名度がどれ程変化するのかを改めて考えてみてもやはりメディアの影響はすさまじいものがある
とまぁこのようなことも考えながら読書をスタート

短編小説を著者は書き下ろし、奥様に読んで聞かせていた
単純に私は思った
死へと向かう奥様は日々短編小説を聞いて、それぞれの内容にどのような感情を抱いていたのだろう

1242 天からお札
様々な場所で、ある日空から一万円札が降ってくる、それも大量に。そこで思う、警察に届けるべきかどうするか?そんな自問をしながら結局保管することにしているとお札がすべて灰になってしまう。しかしその後またしても空からお札が降ってくる。すると今度は灰になる前にそのお金を使い込んでしまうが、今度のお札は灰にはならずに世の中ではインフレが始まる
このような内容を耳で聞いていて、脳裏では何を観ていたのだろうか
もし私が死の宣告を受け、寿命わずかでこの内容の本で出合ったとしたら・・・
近く自分は灰になる。まさにこのお札のように、しかし生まれ変わるはずの対象が人間であるのなら次に降ってくるお札のように世の中に影響を及ぼすような人物になってみたい
そう思うのではないかと思う

書籍の中の短編小説を読んでみて、実際に自分を奥さんの立場に置き換えてみてその短編小説をどのように思い感じるのかを考えながら読んでみることを私はおすすめします

その他にも私自身考える短編小説がある
14 騒音吸収板
224 古い硬貨
1563 土産物店の人形
1577 兄貴のこと
1752 夜中のタバコ
これらの短編小説もまた考えさせられてしまう内容となっている

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2018年03月03日

書評『ハックルベリー・フィンの冒けん』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、マーク・トウェイン様の「ハックルベリー・フィンの冒けん」です

このような方にお勧めです
「人間関係につかれている人 30代男性 演劇者」
著者の方のプロフィール
「1835年生れ アメリカの小説家 「トム・ソーヤの冒険」著者」

まとめ
「トム・ソーヤの冒けん」てゆう本を読んでない人はおれのことを知らないわけだけど、それでもべつにかまわない
と、この文章から始まる
そして、この文章が示している通りの人間が私である
つまり、「トム・ソーヤの冒険」を読んだこともないし、テレビで見たこともない
しかしトム・ソーヤという名前は聞いたことがある
この人物が何をしたのか、どのような物語なのかは全く分からない私だが、本屋さんでこの文章をチラッと読んで「これは面白そうだぞ!!」と速攻で購入

読んでみて、面白いか?面白くないか?どちらかといえば、いや、これしかないな
「めちゃめちゃ面白い物語」
私は小説をほとんど読まない
しかし時にたまにフラッと購入するときがある
もちろん外れることもある
この本はとても私にとって面白すぎる一冊となった
では何がそんなに私の心を楽しませてくれたのか?
それは…
黒人ジムという人物だ
物語のほとんどを主人公であるハックと共に歩んでいくのだが、この二人の絆の表現に魅了されてしまう
裏切らないとか、命を懸けて守るとか、何かとてつもない偉業を成し遂げるとかではなく、ただただ筏の上で流れに任せて生活していく
二人を縛り付けるような力はその空間にはどこにも見当たらなく、ただただ流れていく時間が羨ましくなってくる
しかし、そんな時間は長く続くことはなく様々な難問を自ら引き起こしていく

そもそもの旅の始まりは、ハックとジムがそれぞれの理由で現状から抜け出す行動をし、ある無人島で再会(もともと顔なじみ)し二人の物語がスタートする
ハックは父親から逃れるために、自らハックが殺されたという設定を作り上げ、そのまま小舟で町を去る
ジムは、お世話になっていた家の主人がジムを売り払うという話を聞き逃げ出す
そして、不幸にもハックを殺した犯人として懸賞金をジムはかけられてしまう
このような経緯で二人は再会(そもそも二人は顔見知りの関係)し、二人のいた街で噂(無人の島に人が住んでいる)が立ち無人であった島とオサラバする

旅では、もちろん様々なことに巻き込まれたり巻き起こしてみたりするのだがその巻き添えになるともいえるジムの気持ちを考えることでさらにこの物語に引き込まれていく
もちろんハックが主人公なのだから、すべてにハックが絡んでいる
絡んでくる登場人物たちの愉快な行動と裏切りとも呼べる行動、果し合い(殺し合い)に巻き込まれ(自ら率先して)目の前でお世話になった人たちが殺されたり、トムに助けられたり、豚を殺したり、演者になたったり、ととにかくハックにもどんどん面白くて引き込まれて行ってしまう

前半はゆっくりと余裕をもって読んでいってもらいたい
王さまと公しゃくとの出会いから、どんどん読み進んでいってしまうと思うので時間に余裕をもって、ここからのストーリーは読んでいってもらいたい(最後の方の展開もまた面白すぎました)
二転三転していく様子が面白く、思っていたのと全然違う物語の繋がりを魅せてくれる

余談としてだが、老人と海などで知られるアーネスト・ヘミングウェイがこの本を「アメリカ文学は全てマーク・トウェインのハックベリー・フィンという一冊の本から出ている」と評価している

よし、トム・ソーヤに興味がわいた
トム・ソーヤの冒険ではハックはどのように表現されているのか
そして、ジムは登場するのか?
「トム・ソーヤの冒険」に購入決定だ


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






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http://cycleair.jp/

2018年03月01日

書評『ジャガタラお春』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、小島笙様の「ジャガタラお春 海を越えた少女」です

このような方にお勧めです
「キリシタン 長崎に旅行に行く人 教師」
著者の方のプロフィール
「1920年北海道生まれ 著者(れっぱくのいのち)」

まとめ
結構探していた「ジャガタラお春」に関する書籍
たまたまメルカリで検索をかけたらヒットした
速攻で購入の手続きをして、遂に私の手元にたどり着いた
「ジャガタラお春」に関する書籍はいくつか出版されていることをこの本で知るが、私は研究者ではないので今後はこの本に関する書籍を購入することは控えておく
つまり、この書籍一冊で十分であるように思うからだ

お春さんという人物は実際に存在していて内容もおおよそ忠実に再現されていることと思う
どうしても歴史に関する本は、伝えられている間に歴史家や小説家などが自分なりの感性や思いや調べたことを含めてさらに付け足し補正され伝えていくこととなるので、全てが本当とは思わないがお春さんは実在していた人物であり、お春さんは追放流刑にあっていることは間違いないだろう
キリシタンの歴史、島原の乱や天草四郎、鎖国など歴史の教科書にも登場しているだろう日本国の昔を知ることを勉強とは無縁で生きてきた学生時代の私は、今この「ジャガタラお春」という一冊の書籍で知ることとなった

お春さんの人生は全てが悲しいものではないように私は思う
幼いころに父親を亡くし、キリシタンとして肩身の狭い思いをしながら日本で暮らし、混血児ということで祖国から追放されてしまい異国の地へと同じような境遇の人々と共にブレダ号で二度と祖国の地に足をつけることのできない人生へと進んでいく

異国の地では、お春さんは商売で成功を収め結婚をし七人子宝に恵まれる
しかし、子宝に恵まれるも六人は早くに亡くなってしまう
現地での生活は不自由はほとんどないような生活に感じる
六人の子供が亡くなってしまうことは誠に悲しいことではあるが、私がこの書籍でお春さんの人生を知るまで誠勝手にもっと壮絶な人生を描いていた
祖国から追放されるということは何かの本で読んでいたが、異国の地での生活に関しては全く知らなかった
そのため異国の地では相当な差別や、家畜以下の扱いをうけてそれでも祖国の地をいつの日か踏める日を夢見ながら一生懸命に生き抜く姿をイメージしていた
しかしこの書籍に書いてある通り、それとは違っていた

もちろんお春さんの人生は壮絶に悲しい面ももちろんあるが幸せであった面も存在している
実はこのことが親近感を沸かせてくる
壮絶な人生ばかりを歩んでいて、それが「ジャガタラお春」であるのなら、親近感はわかなかったの違いない(壮絶すぎるため)
キリシタンということで日本国から追放となったお春さんだが異国の地ではキリシタンを隠す必要が全くなくなり、むしろキリシタンであることを表現しても誰も何も文句など出てこないし、むしろ受け入れられていた
キリシタンであることを制約されていた日本とは全く違う異国の地では、キリシタンとしての自由を手に入れることもできた
追放されてしまい二度と異国の地を踏めない人は今の日本にはいないと思うが、やはり宗教に対する見方をお春さんの時代のような偏見をもって見ている人は現代にも多いのではないだろうか
イスラム教、創価学会、幸福の科学などなどに対する偏見
本当かどうかもわからない噂に対して危険であると感じる人は多いのではないか
宗教問題に首を突っ込む気は全くないが、その感じているイメージが大きくなってしまい誤解を生み、お春さんの生きていた時代には多くのキリシタンは殺害されたという事実は知っておくべきだろう

世界のどの国でも悲しい歴史や事件には宗教が大きく絡んでいることもまた大きな悲観的事実であることをこの本では考えさせられる

全くの余談であるが、この本が読書週間を開始した私の通算1000冊目となる記念の書籍であったことは記憶に残る経験となった


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

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