アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年05月16日

書評『成功哲学』

IMG_20180418_084124.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ナポレオン・ヒル様の「新・完訳 成功哲学」です

このような方にお勧めです
「人生観を変えたい人 自己啓発本を探している人 夢を追いかけている人」
著者の方のプロフィール
「1883年バージニア州生まれ 自己啓発という分野を生み出した人物 様々な成功者と呼ばれる人に多大な影響を与えた人物」

まとめ
ほとんどの自己啓発本がこのナポレオンヒルからの影響を受けていると思われる
世の中に成功というキーワードの自己啓発本はとんでもない量が出版されている
しかし、そんな雑多に埋もれまくっている本などに目もくれずにこの本を読むべきだと思う
そんな私は成功などとは全く無縁の人生ではあるが、ここ最近本当に自分のやりたいことというのが見えてきたためこの一冊を身に染みこましている

数々の言葉の中でも最も共感を感じた言葉というものがある
それはここ最近の自分にとっての「成功」という定義が定まってきていることを後押ししてくれたような言葉だ
私の定義の一つに「欲しいものを明確にする」というテーマがある
着飾った見栄のための行動や他人との比較のための消費欲からの離脱を選択する事
自分が心から欲しいと思うものを明確にし、そのための行動をとる
この私の定義はこの書物にも書いてある
欲しいものというのは、物だけに限らず、知識や職などももちろん含まれる
その欲しいモノのために行動を選択、制限させていく

現在試行錯誤中なのがこの書物にも載っている
「性のエネルギーのコントロール」だ
人類にとって最も大きなエネルギーを生み出す力がある性的エネルギー
これをコントロールすることができれば、さらなる一歩を生み出す力となってくれると確信している
しかし自分にとってのコントロールがまだ発見できていない
性のコントロールを成功させること、世界の成功者たちは実行しているとこの書物は言っている


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

新・完訳成功哲学 [ ナポレオン・ヒル ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2018/4/18時点)








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年05月12日

書評『人間をお休みしてヤギになってみた結果』

IMG_20180418_084055.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、トーマス・トウェイツ様の「人間をお休みしてヤギになってみた結果」です

このような方にお勧めです
「仕事をさぼってふらふらしている人 動物愛護者 変身願望のある人」
著者の方のプロフィール
「2016年この本でイグノーベル賞を受賞 デザイナー」

まとめ
人間以外の動物の疑似体験ができるとしたら、あなたは何を選びますか?
勝手な予想ですが、「猫」あたりが圧倒的多数な気がします
それも野良猫(自由の象徴にも思えるためか)
疑似体験と書いていますが著者は、本当にヤギになろうと試みます
言語をなくそうと脳をいじろうとしたり、反芻動物であるヤギの胃の中にいる微生物たちを自分の胃に住まわせようとしてみたりします(仕事もしないで、でも結局はそれが収入に結び付くのですが)

私が何よりも印象に残るのが写真(カラー)
著者がヤギになりきっている写真ではなく、解剖の写真です
かなりグロテスクに感じる方が多いと思いますのでここに記しておきます
皮をはがしたヤギ、胃袋、内臓のどれもが本物です(しかもカラー写真)
私はこの写真たちがやはり一番印象に残りました
立ち読みをしないで本を買うことが多く、このページを開いた瞬間は衝撃的でした
ここまでヤギになりきろうとした著者の行動の表れが解剖の写真からも窺えます

著者の人脈の広さ、行動力の範囲の広さに羨ましさを覚えました
この著者は、これをするべく生れてきたのだと思うほどに渦が広がっていきます
ヤギになることの協力をお願いされた学者は鼻で笑うも、バカにした笑いではなく不思議な生き物に遭遇してその生き物が理解しがたい願いを言ってきたときに一度その願いを反芻しているときに出てしまう笑いをして、その願いをかなえるべく力を貸すのです
また、彼女も素晴らしいパートナーです
ヤギになる彼氏を認めるわけですが、一般的に自分のパートナーが安定的な収入もないのにヤギになるために毎日を生きていたら別れるのが相場でしょう
しかし別れることはせずに、温かく?見守っているのです
ここもまた羨ましすぎますね


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。











⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年05月08日

書評『イノック・アーデン』

IMG_20180416_083111.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、テニスン様の「イノック・アーデン」です

このような方にお勧めです
「家族の将来を想うからこそ仕事一筋に生きてしまう父親 母子家庭の息子」
著者の方のプロフィール
「1809年生まれの詩人」

まとめ
戻ってこない旦那
妻は待ち続ける…
何の連絡もない生活がただただ続く
そんな状態での心の支えは子供たちだけかもしれない
それは妻だけに限ったことではない
待つ側もつらいが待たせる側もつらい
イノックは妻の辛さとは違った辛さがある、というか待っている
それは計り知れない辛さだ
私がイノックであるならばどのような行動をとってしまうか
遺してきた家族の新たな形を見たときにそれは爆発的に自分を崩壊するかもしれない
希望は絶望に
思い描いてきた家族の像は蜃気楼に変わり果ててしまった
しかし新たな家族を壊すことになってしまうかもしれない衝動をよくぞイノックは止めることができたと感心する
私ならせめて、せめて、不審者扱いされることを覚悟の上で子供たちを抱きしめるかもしれないが、それをしてしまえば私の存在は妻に気づかれ、妻の心は大きく揺さぶられ、その揺さぶられが大きすぎるため心が崩壊するかもし入れない
その葛藤が子供たちを抱きしめようとする衝動が行動に変わる前に躊躇させてくれる
妻の心が崩壊することは望んではいない
今、目の前の新たな家族を破壊する権利は私にはない
イノックもそうだったのかもしれない
だからこそイノックはその場から立ち去ることができた
仕事一筋で生きることも素晴らしいが、その間にも家族のことを想っているとしっかりと行動で示すことも忘れてはいけない世の父親
家族の大切さを痛感する物語だ


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】 イノック・アーデン/赤226-1
価格:200円(税込、送料別) (2018/4/16時点)








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年05月04日

書評『ヒトは食べられて進化した』

IMG_20180416_083130.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ドナ・ハート様 ロバート・W・サスマン様の「ヒトは食べられて進化した」です

このような方にお勧めです
「人類進化に興味ある人 被食者の進化に興味のある人」
著者の方のプロフィール
「ドナ=ミズーリ大学セントルイス校人類学科の教授 ロバート=ワシントン大学の自然人類学教授」

まとめ
人類進化の過程では様々な原因が複雑に絡み合っているに違いない
それは奇跡とも呼べる
今の私たち人類は、この先も進化をたどっていけるのかは誰にもわからない
未来がわからない、私達はそう思えるが太古の昔のわれらの祖先たちは「未来はわからない」という思いは落ち合わせてはいなかったと思う
しかしそれでも、子孫を残すことで未来を描いていたことに関しては今の私達とは変わりはないだろう
子孫が反映していく条件の一つに捕食者からの回避があがるなんて、現代では到底考えられない
しかし、現代のわれわれも捕食される立場にいるかもしれない
私はこの本を読んでそう感じた
それは、ウィルスや病原菌だ
私たち人類の体内に忍び込み、内側から捕食し破壊していく
それに対抗するかのように医療は進化していき、その恩恵を受けて死を免れられる人もいる
新たな医療体制が出来上がり、治療の措置ができなかった病気が治るようになり命は次の一歩を踏み出すことができている
しかし、被食者である人類だけが医療の発展のおかげで進化をしているのではなく、ウィルスや病原菌もまた捕食者としての進化をしていることを想う
外側から食べられることが進化を促した太古の祖先
今では内側から捕食される恐怖が進化を促している

よくテレビでシマウマやキリンなどの被食者の出産を見るとき、それは主に夜間出産が多いような気がする(私だけか?)
今までその出産シーンを神秘的な目線で見ていたが、今後は進化の過程でこのように夜間出産を選択している、という風に見ることになるだろう
昼間に出産をすれば、集団移動に不利に働き(陣痛、分娩、最初の授乳など)、捕食者から狙われるリスクも減る
捕食者が最も狙うのは、エネルギーの消耗が少なく簡単につかまえることができる者
つまり生れたばかりのまだ歩き方もままならない赤ちゃんだ
そして、それはシマウマやキリンなどだけに限った話ではない
霊長類もまた夜間出産が大半という見方がある
人間の出産もほとんどが夜中に生まれているそうだ
正常分娩の実例を集めると。午前二時から午前三時の間にはっきりとピークがあり、陣痛時間の統計でも昼間よりも夜間の時の方が短い
このようなことからも推測できるが、捕食される圧が人類進化に確実に一役かっている


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。







⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月30日

書評『生物に学ぶイノベーション』

IMG_20180406_065100.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、赤池学様の「生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術」です

このような方にお勧めです
「技術開発者 職人 モノ作りが好きな人」
著者の方のプロフィール
「1958年東京生まれ 科学技術ジャーナリスト 著書(昆虫力 自然に学ぶものづくり)」

まとめ
生態や構造の仕組みを理解し、それを利用し新たな技術を生み出したり、新たなものを作り出したりすることで我々は多くの不憫が便利へと、不満が満足へと、不安が安心へと変わっていった
そして今もなおそれは続いているし今後もさらに続いていく
地球上には多種多様な生き物たちが毎日をひたすら生き抜いている
その生き抜き方から多くを学ぶことができることをこの本から多く理解できる

我々人類が他の生き物から学び新たな進歩を遂げてきたように人類以外の生き物たちもまた、他の生物から学び進化を遂げてきたことを忘れてはいけない
被食者は捕食者から逃れるために新たな進化をしていき、捕食者はその進化を遂げた被食者を捕食するために新たに進化を遂げていく
人類のように道具を作り出すことではなく、生態や行動パターンや体内を進化させることを選択している
この地球上では止まることなく新たな生物が発見され、新たな外来種が現れ生態系が変わり、今まで存在していた生物が消え去ることが毎年毎年繰り広げられている
生物から学ぶことのヒントもまたそれを追いかける様に延々と材料は増えていく
しかし現存する生物全てを学ぶ対象とするほどの研究者たちはいない
学ぼうとするには量が多すぎる
不満や不便、不安も増えていくがそれをすべてなくすほど生物から学ぶ時間も研究者もいないだろう
それでも研究者たちは閃きを外から内から湧き出てくるのを心待ちにしながら今日も発想のヒントを探していることだろう
しかし探している間にも外来種や人間によって生態系が変化して、その変化に見事適応成功した新たな進化生物の誕生や、新種の発見などによってどんどん研究対象は増えていく
これは喜ばしいことでもあるがそうとも言ってられない
もっともな例は新たな病原体の存在だ
新たな病原体が現れてもそれに対抗する抗体を発見できなければ、死を連想してしまうような事態になりかねない
だからこそ動物実験なるものがあるのだが
それでも間に合えばいいが、間に合えなければそれが原因で死に近づいていく
全くイノベーションとは関係ないかもしれないが、学ぶだけではないことをこの本を読んでいて考えてしまう

しかし、発想のヒントはそこら中に転がっていることは確かだ
その発想のヒントを発見できるように促してくれるのがこの手の本だと思う
あなたはどのような生物から発想のヒントを得るのだろうか?

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。











⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月26日

書評『スヌーピー』

IMG_20180405_094316.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ほしのゆうこ様の「スヌーピー こんな生き方探してみよう」です

このような方にお勧めです
「マイペースな人 天然といわれる人 生きることに疲れを感じている人」
著者の方のプロフィール
「東京出身 コピーライター 著者(スヌーピーきみと話がしたい スコットフィッツジェラルド〜楽園を追われた二人)」

まとめ
今までスヌーピーという存在は知っていたがテレビでも本でも見たことも読んだこともなかった
私の身内にスヌーピー好きがいたことでスヌーピーに関係する本を読んでみようと思っていた矢先に古本屋さんで出会った
なかなか30代半ばの男がこの手の本を読むことには世間的に抵抗があるかもしれないが読んでみると意外にもいい言葉がたくさん書いてあることに気づかされる
そして何よりもこの手の本は文字数も少ないため回りくどい文章ではないことも読みやすさの秘訣だ
つまり要点だけが大きく書かれている

本は読み手によって決まるものであるから、捉え方次第ではこの本は哲学書としてもよめるかもしれない
スヌーピーアニメを見ている人にとっては、この本を読んだ後ではまた違った視点でスヌーピーアニメを観れると思う

ページをめくると向かって右には四コマ漫画風にアニメが書かれている
左のページはその漫画に関するテーマで著者のとらえ方と考え方が書いてある
そんなことなので誠に読みやすく飽きることはないので読書初心者にもお勧めの一冊かもしれない

私個人この本で考えたことはいくつもあるが一つ紹介する
86ページ「若いころは、いろいろ将来を考えるものさ」
この言葉を読んで逆説的に考えてみた
色々考えることが若いというのであれば「年老いてもいろいろ将来を考えてしまうのであれば、それは若いという証になるんじゃないか!?恋をしたり、情熱を持っていたり、何かに夢中になったりすることだけが年老いても若いといわれる所以じゃなく、いろいろ将来に不安を感じたり考えてしまうことも若いといわれる所以とポジティブにとらえてしまえばいい」
将来を考えることは希望や絶望など様々に織りなされているがそれでも将来を見据えて考えることは80歳であろうが90歳であろうが、100歳であろうが関係なく考えてしまえばいい
将来とは一秒後(細かく言えばコンマの世界かもしれないが)からが将来である
一秒後を考えることは出来ない(考えている間に数秒は経過してしまう)が30分後なんかは考えられる
そんな自分の未来を考えることは一生涯止めることは私はしないだろう
そうこの文章に出会って考えてしまった

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月22日

書評『走れメロス』

IMG_20180403_053044.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、太宰治様の「走れメロス」です

このような方にお勧めです
「孤独だと感じている人 インドアタイプ」
著者の方のプロフィール
「1909年青森生れ 小説家」

まとめ
9つの短編小説集
そのため区切りがよく読みやすいのが特徴の一つ
恥ずかしながら、走れメロスを初めて読んだ
NHK教育テレビなどでたまに見たことのある物語で、もちろん作品名は知ってはいた
が、内容をこの本を読むまで勘違いして覚えていたことに気づかされた

主人公であるメロスは友人に自分の罪を擦り付けて逃亡してしまう
その罪とは、人殺し
重罪を犯したメロスは、死刑を免れるために罪を友人に擦り付けてしまう
そして逃亡
擦り付けられて友人は動揺を見せるが、メロスとは古くからの友人という事もあり一時その罪をかぶることを選んでしまう
そして逃亡中のメロスは友人が罪をかぶることを選んだことを後で知る
裁判が始まってもメロスはもちろん戻ってこない
そして友人に死刑の判決が下されることとなる
死刑執行までの間に友人は様々なことを考えて、死刑日までを過ごす
しかし友人は死が近づくにつれて、恐怖感と虚しさに心が占領され事実を話す事を決意する
裁判官たちはその事実を疑うが、あまりにも真実味を帯びているように思われ一人の裁判官がこう言う
「それならば死刑執行日までにメロスがここに戻り、事実を話すというのなら君を無実と認めよう」
そして、罪をかぶった友人の友人(A)は面会で、そのことを告げられ直ぐにそのことを世間に広めだす
しばらくしてメロス本人にそのことが伝わり、メロスは友人を助けるべく死刑の日までに戻ることを心に決めひたすら走る
そして友人は死刑を免れメロスは死刑となりこの世を去る

ざっくりと書いたがこのようなストーリーだと勝手に勘違いしていた
もちろん本当の「走れメロス」は違っていた
なんという勘違い
そしてもう一つ、「走れメロス」という作品が短編小説であることも同時にこの本で知った
しかし、短編小説集というのも面白い作品に出合うとすごく得した気分にもなる
今回の一冊で走れメロス以外に心に残った作品は「女生徒」と「帰去来」の二つ
孤独感を強く感じてしまうのは私だけだろうか

死刑になってしまうかもしれないのにメロスを信じる友人
友人をダシにして妹の幸せのために行動をするメロス
自殺願望にも感じられるメロスの発言
沢山の人を殺めてきた王様の最終的な発言
主人公はメロスかもしれないが、王様が主人公としても、友人が主人公としても成り立ちそうな物語
友人は三日間どのような生活を送ってきたのかを想像するのも面白いし、王様がなぜ自分以外の人を信じなくなったのかを考えるのも面白い
なぜ王様は自分以外の人間をあそこまで信用しないでも生きていけているのか
孤独感を感じるのは特に王様
メロスと友人の友情のきずなを実際に目の当たりにすることで最終的には王様は孤独感から解放されるが、王様が行ってきた殺人の罪は消えないだろう
その罪に今後は悩まされ、その悩みでまた孤独に陥ってしまうと思う私です

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月18日

書評『読書と人生』

IMG_20180405_094328.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、日高義博様の「読書と人生」です

このような方にお勧めです
「読書を趣味とし始めた人 作家 作家志望」
著者の方のプロフィール
「1948年宮崎生れ 著者(違法性の基礎理論 刑法総論講義ノートetc…) 法学博士 司法試験考査委員や日本私立大学連盟監事などを歴任」

まとめ
今回の本を読んでいて感じたことがある
本を出版したい人は特に「読書」についての書籍を読むことでヒントがもらえそうに感じた
本を出版すれば当たり前だが読み手が購入する
その読み手は、つまりは読書する人だ
読書をしたい人に向けての本がまさに「読書」をテーマにした本となる
読み方やお薦めの一冊、読んだ後の思考や行動パターンなどが著者の観点で書かれている
そのようなことからヒントを得て、テーマに落とし込んでいく
もちろんそのほかのテーマの本でもヒントは盛りだくさんで、読み手次第であることは十分わかるがその中でも「読書」をテーマにした本を読むことを自身にも、そして皆さんにもお勧めする

読書に関する本には必ずと言っていいほど著者のお薦めの書籍がのっている
そのため、本選びで迷っているときや、近く本を買いに行く予定のある場合などはこの手のタイプの本を読むと本の選択に大いに役に立つ
もちろん今回の本でも紹介されている本がいくつも登場する
私が気になった本をここに紹介する
「日本人ごっこ」
「破獄」
気になる本を読書しながら発見できるなんて、時間短縮としても大変ありがたい
確かに長年読書を趣味としている人は、あまりこの手のタイプの本を買わないように思う
しかし、だからこそ一読してみることで新たな発想が生まれやすくなるのではないだろうか
新たな発想とはつまり、今まで眼もくれてこなかった、興味も沸かなかったジャンルの本に挑戦するということ
時に手に取ってみてはいかがでしょうか?


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月14日

書評『幸福論』

IMG_20180321_100057.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、アラン様の「幸福論」です

このような方にお勧めです
「変わりたい人 幸せに対する視野を広げたい人 忙しく過ごしている人」
著者の方のプロフィール
「本名「エミール・オーギュスト・シャルチェ」 1868年3月3日フランス生まれ 哲学者」

まとめ

1〜93の項目に分かれている
39速力
うなずける、納得いってしまった
「この列車は他の列車より15分早く走るのだという事を人に説明することで、この15分を費やしてしまうという事である。誰でも少なくとも1日に15分ぐらいはこの新しい機関車の威力について話をする」
皆さんはこの文章を読んでどう感じるだろうか?
このようなことは周りを見渡せば多くあふれている会話の内容である
15分早く走る列車に乗ったからと言って、ほかの15分遅い列車に乗車人たちよりも15分得をしている、そう考えている人がほとんどだろう
事実そうだと思う
しかし、この文章に出会ってしまえばそれは変わってしまう
15分という短縮された時間に優越感を感じ、その優越感を他人に共感してもらうべく、会話を始める
(聞いた側も羨ましく思い、自分もその列車に乗ってみたいと感じてしまうかもしれない)
もし、この15分という短縮された時間を誠に有効活用したければ共感を得るために話をしないこと
話したい、という欲を捨て去り、もっと建設的な行動や思考や会話に15分を費やしていく
そうすることでようやく、15分早く走る列車に乗り15分という貴重な時間を確保し活用できたことになるのではないだろうか
世の中には物珍しさで、そして他人にわざわざ話をしたくてそのような行動(早く走る列車などの時短してくれる乗り物や機会など)を起こす人たちがいるが話をし終われば以外にも虚しさが残ってしまうのではないだろうか
だからこそ、その虚しさを感じないために新たな行動を起こして、繰り返していってしまうのだと思う
そうであるならば、やはり話をしないことが最も有効的に時間を使える一番最初の必須条件だとこの文章に出合い感じる

「幸福論 書籍」
と検索をかけてみた
すると、三大幸福論、というキーワードを見つけた
ラッセル、アラン、ヒルティ
ラッセルは以前書評に載せていて読済み
アランは今回で読済み
もう一人のヒルティを読んで書評を書いて三大幸福論はコンプリートとなる
読書が好きな私、本の虫と呼ばれることに幸福を感じる
いまだに購入して読んでいない本がざっと見ても100冊はある
読まなければと思いつつも、欲しい本と出合えば購入してしまうため最近は本屋さんにはなるべくいかないように心がけている
そんないまだに読んでいない本達の中に「ヒルティの幸福論」があることに気づかされ過去の自分に感謝をしている
三大幸福論という類に分けられていることは全く知らなかったが、近々ヒルティを読んでみる機会ができた
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

幸福論 (集英社文庫) [ アラン ]
価格:702円(税込、送料無料) (2018/3/25時点)








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/

2018年04月10日

書評『愛その他の悪霊について』

IMG_20180319_104921.jpg


こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、G・ガルシア=マルケス様の「愛その他の悪霊について」です

このような方にお勧めです
「愛する人が世間から冷たい目で見られているが自分はそれでも愛している人 愛し方を知らない人」
著者の方のプロフィール
「1928年コロンビア生れ 67年空前のベストセラー「百年の孤独」の著者 多数あり(迷宮の将軍 落葉 コレラの時代の愛など)」

まとめ
デラウラに親近感を抱かずにはいられなくなった
人は一時の癒しや安らぎを求めて一人出かけるときがある
目的地は人それぞれで、海、山、田舎、森林といった具合に自然の中に自分の置くことで不安や恐怖やストレスから一瞬でも解放されるべく行く
私も以前まではそうであった
しかし、海に行っても山に行っても、森林や小川に行ってみても自分の求めていた一瞬の安らぎは得られなかった
ではどこにそれを見つけたのか?
その場所こそがデラウラと同じような場所である
正確には違うが景色は一緒
デラウラは、その場所が図書館であり
私は、本屋さんなのだ

本屋さんが自分にとっての今現在の癒しスポットであることを知ってから、デラウラと出会った
そのためデラウラが図書館を選んでいることに大きく感銘を受けてしまった
しかしそれ以外は共感できるような行動はなかったが…

デラウラは少女に対する愛し方の表現方法と行動が今の現代の考え方から見れば曲がりまくっている
もっとストレートに奪うようにしてしまえばいいのにと思いまくる
しかしどこで少女を愛することに至ったのか、それは謎だ
思うにそれこそが悪霊の仕業であったとさえ思う
人の恋心をもて遊び、そして引き裂いていく悪霊に憑りつかれてしまったデラウラ
なぜたくさんの書物を読んできたデラウラは客観的に自分を見る、という考えが出てこなかったのか
自分を見れるのは他人だけと思い込んでいたとしても、多くの書物の中でそれを指摘する一文は多くであったとことと思うが
そこには引っかからなかったのだろうか
いや、もしかしたら引っかかっていたかもしれない
忘れないようにどこかの紙に一文を書いていたかもしれない
そうだとしたら、そんな自分に影響を与えていたであろう一文すらも消え失せさせてしまうほど愛の魔力はデラウラを悪い意味でむしばんでいったのだろう

この時代の小説には黒人奴隷という言葉が必ずと言っていいほど登場してくるのは、やはり時代背景からくる影響なのだろう
さて今日は葡萄でも買って室内から窓の外を眺めながら一粒ずつ食べることにしよう

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
ファン
検索
<< 2019年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
プロフィール
コヤチュウさんの画像
コヤチュウ
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。