2014年01月30日
A358・新たな介護経験で得たこと
同居の母親(96歳)は加齢とともにここ1,2年衰えが目立ち、介護の度合いが高まってきていました。
それでも壁などに手を当てながら自分の足で歩いていましたが、昨年末に2階の寝室で腰を痛め、そのまま寝たきりになってしまって介護の様相が一変しました。当初は痛みで体の向きを変えられない状態で全く移動出来ず、為に自宅療養止む無しでした。
それまでかたくなに介護保険の申請を拒んでいましたが、介護ヘルパーさんのお世話になり、ホームドクターに往診いただき、訪問看護で看護師さんに来宅いただく生活となりました。
被介護者は事故を境に食事を摂らなくなり、目に見えて衰弱しましたが、床ずれの処置やエヤークッションマット使用など皆さんの適切な処置のおかげで快方に転じる気配が見えてきています。
この間1カ月、介護する私にも変化が見られました。
当然ながら家を空けられないので自分の為の外出は全て取りやめ、家で行なうパソコン作業などにかける時間も介護作業の合間、合間、に限られます。
介護ヘルパーさんが1日3回朝・昼・夕に来宅、30分〜1時間お世話いただき、状況に応じて看護師さんの訪問看護があり、ホームドクターの往診があり、その応接や介護用品の手配、後処理などなど、家族で分担するけれども、時間のほとんどが介護漬けになってしまいがちです。
家族それぞれの健康が必須ですが、心身ともに疲れます。
自分の日課としてきたことは出来るだけこなすように意図しますが、息抜きも必要ですし、長丁場ですので睡眠時間を削ることは勤めて避けるようにしています。こんな調子で1カ月を過ごしてきて、かなり要領も覚えてきました。
「人は経験の中でしか真の理解を得られない」
昔からの言い伝えであり、私もこう思って今迄度々使ってきた言葉です。
以前から「介護」の問題を自分なりに考え、ブログでも書いてきましたが、この1カ月の体験で、介護への考え、介護保険・介護のシステムへの見方が変わったように思います。
初めて介護保険の現場と接触して、ヘルパーさん、看護師さん、ホームドクターの今まで知らなかった実態を知りました。想像以上に迅速に、的確にお世話いただいている有難さを実感しています。
人手の少ない地域にあってはこれだけのサービスを受けられないだろうと思いもします。
今は介護する側の自分も既に後期高齢者です。
己の健康管理に一層気を配り、介護保険に頼ることを少なくしたいものと思っています。
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