2013年11月27日
A338・冬山遭難防止〜趣味の冬山は自発的禁止!か?
1、冬山の遭難〜どうしたら防げるだろうか
今年も冬山のシーズンになって、痛ましい遭難のニュースが続いて報じられています。
冬山登山!冬山スキー!という健全なイメージの言葉のもとで、気力体力ともに一般人よりも優れているであろう人の遭難があとを絶ちません。
いつまでこのような事を繰り返すのだろうか?
何とかピリオッドを打てないものだろうか!
事ある毎に、その場限りの追悼を行い、言葉を並べても、遭難はなくなりますまい。
思い切った意識改革が必須ではないでしょうか。
今年も冬山のシーズンになって、痛ましい遭難のニュースが続いて報じられています。
冬山登山!冬山スキー!という健全なイメージの言葉のもとで、気力体力ともに一般人よりも優れているであろう人の遭難があとを絶ちません。
いつまでこのような事を繰り返すのだろうか?
何とかピリオッドを打てないものだろうか!
事ある毎に、その場限りの追悼を行い、言葉を並べても、遭難はなくなりますまい。
思い切った意識改革が必須ではないでしょうか。
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”医療と健康(全般)” 25位/492人中
・総合ランキング 15714位/1022760人中
第三者的な非難は誰でも言えますが、今後の遭難を防ぐ歯止めにはなりません。
山に入ろうとする人が自然の素晴らしさに憧れるだけでなく、一たび怒った時の自然は圧倒的なエネルギーをもって襲い掛かることへの自覚が必須です。これが遭難を防止する決め手であるはずです。
遭難の報道があると「ハッ」として目が画面、紙面にひきつけられ「どんな状況だろう?」「兎に角、無事でいてほしい!」
身内の方の比ではありませんが、かく願い、無事を祈ります。
「無事に救出された!」のニュースには、百人が百人「良かった!」と安堵することでしょう。
この気持ちには何の疑念もありませんが、次の瞬間、抑えられていたものが噴出するように厳しい意見が出てきます。多分、多くの人に共通する気持ちだろうと思います。
「雪が積もっている傾斜地では雪崩が起きるのは当然の理!です。
どのような予知、予見、対応策を行ったのか?
有効な対策がなければ、その様な場所には行かないのが鉄則ではないか?!」
「冬山に吹雪はあって当たり前。たとえ予知、事前の防御行動に失敗して動けなくなっても、その時の為の二次、三次の準備がなかったのか?」
「気象を読み、基本的な安全策は当然のこと、予定外の事態を想定し二次、三次の準備と対応が出来ない人は、冬山に入るべきではない」
この考えで今後の冬山を考えることが大切だと思います。
2、自然に対して、人はもっともっと謙虚でなければいけない
自然に対して、人はもっともっと謙虚でなければいけないはずです。
「山頂での眺望のすばらしさは、登った人にのみ与えられる特権だ!」などとテレビが放映すると、誰もが特権を得られるような錯覚を持ってしまうようです。
「何度もこの山に登っていて、山の隅々まで知り尽くしている」などという話を時々耳にします。こんな感覚が遭難に結びつくのだろうと思います。
自然は、冬山は、穏やかな時は素晴らしい魅力で人を惹きつけます。しかし、一転して怒り狂うとまさに天国と地獄です。雪国に暮らす人は、そんな時はじっと身を潜めます。
民家の近くでも、グラウンドを斜めに渡ろうとして猛吹雪に視界を失ったり、道からタンボに落ちたり、間違って道からはずれ沢などに迷い込めば・・・
雪国では子供の時から親に教えられ、自ら体験して体で覚えていますが、町に住む人は機嫌の良い時の自然体験やテレビの影響とか、自然ブームとかに啓発されて、これ自体は好ましい事なのですが、楽しみとか、素晴らしさとかに魅了されて、前後を見失ってしまっているケースが多いのだろうと推察します。
世の中が便利になって、自己防衛本能が衰えてきているように思えます。
目先の楽しみのみに気が向いて、人間本来の「自分の安全は自分で守る」ことが疎かになっているように思われます。
冬山に限ったことではありませんが、この度テーマとする「冬山の遭難防止」は、この自己防衛本能レベルから考え直す事が大切だと思っています。
端的に言って、「趣味の冬山は原則入山禁止」です。
「自発的」に冬季は山に入らない事であり、
これが徹底しなければ「法規制」での「禁止」やむなしだと思います。
各地山岳会などはどのような考えでいるのでしょうか?
バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。
1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
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山に入ろうとする人が自然の素晴らしさに憧れるだけでなく、一たび怒った時の自然は圧倒的なエネルギーをもって襲い掛かることへの自覚が必須です。これが遭難を防止する決め手であるはずです。
遭難の報道があると「ハッ」として目が画面、紙面にひきつけられ「どんな状況だろう?」「兎に角、無事でいてほしい!」
身内の方の比ではありませんが、かく願い、無事を祈ります。
「無事に救出された!」のニュースには、百人が百人「良かった!」と安堵することでしょう。
この気持ちには何の疑念もありませんが、次の瞬間、抑えられていたものが噴出するように厳しい意見が出てきます。多分、多くの人に共通する気持ちだろうと思います。
「雪が積もっている傾斜地では雪崩が起きるのは当然の理!です。
どのような予知、予見、対応策を行ったのか?
有効な対策がなければ、その様な場所には行かないのが鉄則ではないか?!」
「冬山に吹雪はあって当たり前。たとえ予知、事前の防御行動に失敗して動けなくなっても、その時の為の二次、三次の準備がなかったのか?」
「気象を読み、基本的な安全策は当然のこと、予定外の事態を想定し二次、三次の準備と対応が出来ない人は、冬山に入るべきではない」
この考えで今後の冬山を考えることが大切だと思います。
2、自然に対して、人はもっともっと謙虚でなければいけない
自然に対して、人はもっともっと謙虚でなければいけないはずです。
「山頂での眺望のすばらしさは、登った人にのみ与えられる特権だ!」などとテレビが放映すると、誰もが特権を得られるような錯覚を持ってしまうようです。
「何度もこの山に登っていて、山の隅々まで知り尽くしている」などという話を時々耳にします。こんな感覚が遭難に結びつくのだろうと思います。
自然は、冬山は、穏やかな時は素晴らしい魅力で人を惹きつけます。しかし、一転して怒り狂うとまさに天国と地獄です。雪国に暮らす人は、そんな時はじっと身を潜めます。
民家の近くでも、グラウンドを斜めに渡ろうとして猛吹雪に視界を失ったり、道からタンボに落ちたり、間違って道からはずれ沢などに迷い込めば・・・
雪国では子供の時から親に教えられ、自ら体験して体で覚えていますが、町に住む人は機嫌の良い時の自然体験やテレビの影響とか、自然ブームとかに啓発されて、これ自体は好ましい事なのですが、楽しみとか、素晴らしさとかに魅了されて、前後を見失ってしまっているケースが多いのだろうと推察します。
世の中が便利になって、自己防衛本能が衰えてきているように思えます。
目先の楽しみのみに気が向いて、人間本来の「自分の安全は自分で守る」ことが疎かになっているように思われます。
冬山に限ったことではありませんが、この度テーマとする「冬山の遭難防止」は、この自己防衛本能レベルから考え直す事が大切だと思っています。
端的に言って、「趣味の冬山は原則入山禁止」です。
「自発的」に冬季は山に入らない事であり、
これが徹底しなければ「法規制」での「禁止」やむなしだと思います。
各地山岳会などはどのような考えでいるのでしょうか?
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