2013年07月12日
A295・「熱中症」四方山話（１）
１、「高温注意情報」と「暑さ指数」
テレビの気象予報で、各地の気温が色分けで表示され、関東以西は全て３０〜３５℃以上を示す赤、ワインレッドで染まっていました。連日、広い範囲で高温注意情報が出されています。
気温が高い→熱中症と考えるのは極く自然ですが、通常人々は体験的に湿度、風、日射の影響も感じていることでしょう。
毎日、繰り返して気温情報が知らされるお陰で、例えば35℃とか３０℃とかの数値では外出を控えるとか、水分をこまめに摂るとかという行動に結びつけることが出来ます。
一方、湿度、風、日射などについては、「ムシムシする」とか「風がない」とか「日射しが強い」とかを付加的、感覚的に思いながら、行動に結びつける尺度がありませんでした。
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テレビの気象予報で、各地の気温が色分けで表示され、関東以西は全て３０〜３５℃以上を示す赤、ワインレッドで染まっていました。連日、広い範囲で高温注意情報が出されています。
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毎日、繰り返して気温情報が知らされるお陰で、例えば35℃とか３０℃とかの数値では外出を控えるとか、水分をこまめに摂るとかという行動に結びつけることが出来ます。
一方、湿度、風、日射などについては、「ムシムシする」とか「風がない」とか「日射しが強い」とかを付加的、感覚的に思いながら、行動に結びつける尺度がありませんでした。
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何かないものか？と思ってネット検索してみると、知らなかったのは私だけなのか？
「政府公報オンライン」というページに、環境省から出ている「暑さ指数」なるものがありました。言われてみると以前テレビで一度聞いたことがありましたが、そのまま忘れていた様です。
”熱中症は予防が大事！「高温注意情報」や「暑さ指数」の情報を活用し、十分な対策をとりましょう”という一文もありました。
気象庁からは「高温注意情報」が発表されて、毎日繰り返し気象情報として私たちの生活に密着しています。
これに対して「暑さ指数」なるものは、一部スポーツ関係などの行動基準に利用されているそうですが、私たち一般人には届いていません。
”仏作って魂入れず”をここでもみた思いです。勿体無いことです。
例えば気象予報などで「高温注意情報」と一緒に「今日の暑さ指数」を報道してはどうかと普通は思いそうですが・・・？
２、「暑さ指数」とは？
日々の湿度、気温、日差しの強さの３要素で暑さを表す「指数」で、環境省から示されています。
日々の湿度、気温、日差しの強さから一定の数式によって指数となる数値を算出し
その数値に従って「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の５段階に分類されています。
・最も警戒度の高い「危険」（指数３１度以上）では、
運動会を原則中止とし、高齢者は涼しい室内で過ごすよう求めています。
・「厳重警戒」（同２８度以上３１度未満）では、
激しい運動は中止し、外出時は炎天下を避けるべきだとしています。
詳細は省略しますが、「現在の暑さ指数」「明日の予測」「明後日の予測」があり、
例えば 東京27,8 新潟24,8 大阪29,8 広島29,1 福岡30,1 といった具合です。
「環境省熱中症予防情報」というウエブページがあります。
・暑さ指数とは
・全国の暑さ指数
・暑さ指数情報提供サービス〜ご希望の方にはデータを提供いたします。
という構成です。
目次の構成とザット見た感じからは「指数を作るまでが環境省の仕事で、使われるかどうかは担当外のこと」との印象です。活用され易いように周知し、熱射病防止に貢献しようという行動は伺えません。（誤解ならば、喜んで、謹んで訂正させていただきます。）
一方、「高温注意情報」は気象庁（国土交通省）の担当であって、天気予報などで広く、周知徹底をはかって、私たちの生活に密着しています。
省庁によって随分違うものだと思わせられます。
私たち一般国民としては、何を何処の省庁が担当かどうかは問題ではなく、有用な情報を必要な時に知らせてもらうことが大切です。
報道機関とか民間の何処かでも構いませんから「高温注意情報」と「暑さ指数」を合わせた総合的な「熱中症予防情報」が今の天気予報で報道されるようにならないものだろうかと願っています。
（追伸）
このあと、一部テレビ局のお天気コーナーで熱中症注意情報として、既に、従前の温度情報に合わせて5段階表示が取り入れられていることを知りました。
「こんなこと、既に実施されているよ！」と言われる方が少なくないのかも知れません。私の不明をお詫び致します。
とともに、私としては願いが既に一部報道機関で実施されていることを、遅ればせながらも知って嬉しく思っています。拍手です。
バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの（１）〜（８）をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。
1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（１）
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（２）
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（３）
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（４）
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（５）
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（６）
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（７）
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（８）
「政府公報オンライン」というページに、環境省から出ている「暑さ指数」なるものがありました。言われてみると以前テレビで一度聞いたことがありましたが、そのまま忘れていた様です。
”熱中症は予防が大事！「高温注意情報」や「暑さ指数」の情報を活用し、十分な対策をとりましょう”という一文もありました。
気象庁からは「高温注意情報」が発表されて、毎日繰り返し気象情報として私たちの生活に密着しています。
これに対して「暑さ指数」なるものは、一部スポーツ関係などの行動基準に利用されているそうですが、私たち一般人には届いていません。
”仏作って魂入れず”をここでもみた思いです。勿体無いことです。
例えば気象予報などで「高温注意情報」と一緒に「今日の暑さ指数」を報道してはどうかと普通は思いそうですが・・・？
２、「暑さ指数」とは？
日々の湿度、気温、日差しの強さの３要素で暑さを表す「指数」で、環境省から示されています。
日々の湿度、気温、日差しの強さから一定の数式によって指数となる数値を算出し
その数値に従って「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の５段階に分類されています。
・最も警戒度の高い「危険」（指数３１度以上）では、
運動会を原則中止とし、高齢者は涼しい室内で過ごすよう求めています。
・「厳重警戒」（同２８度以上３１度未満）では、
激しい運動は中止し、外出時は炎天下を避けるべきだとしています。
詳細は省略しますが、「現在の暑さ指数」「明日の予測」「明後日の予測」があり、
例えば 東京27,8 新潟24,8 大阪29,8 広島29,1 福岡30,1 といった具合です。
「環境省熱中症予防情報」というウエブページがあります。
・暑さ指数とは
・全国の暑さ指数
・暑さ指数情報提供サービス〜ご希望の方にはデータを提供いたします。
という構成です。
目次の構成とザット見た感じからは「指数を作るまでが環境省の仕事で、使われるかどうかは担当外のこと」との印象です。活用され易いように周知し、熱射病防止に貢献しようという行動は伺えません。（誤解ならば、喜んで、謹んで訂正させていただきます。）
一方、「高温注意情報」は気象庁（国土交通省）の担当であって、天気予報などで広く、周知徹底をはかって、私たちの生活に密着しています。
省庁によって随分違うものだと思わせられます。
私たち一般国民としては、何を何処の省庁が担当かどうかは問題ではなく、有用な情報を必要な時に知らせてもらうことが大切です。
報道機関とか民間の何処かでも構いませんから「高温注意情報」と「暑さ指数」を合わせた総合的な「熱中症予防情報」が今の天気予報で報道されるようにならないものだろうかと願っています。
（追伸）
このあと、一部テレビ局のお天気コーナーで熱中症注意情報として、既に、従前の温度情報に合わせて5段階表示が取り入れられていることを知りました。
「こんなこと、既に実施されているよ！」と言われる方が少なくないのかも知れません。私の不明をお詫び致します。
とともに、私としては願いが既に一部報道機関で実施されていることを、遅ればせながらも知って嬉しく思っています。拍手です。
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1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（１）
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（２）
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（３）
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（４）
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（５）
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー（６）
4-2、「糖尿病」
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5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
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