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2015年09月07日

久しぶりの自由な生活A

ばあちゃんが亡くなってからもしばらく滞在していた実家では、ばあちゃんが亡くなった事で色々解決
しなければいけないことが出てきた。

まずは、亡くなったばあちゃんの家をどうするか。

貸すか、売るか。
この過疎化の地で売れるのか?
状態のいい家なのだが、貸すにしても、ある程度は直さなきゃいけない。
でも将来的なことを考えると、財産として固定資産税などを払い続け、直しながら誰かに貸す
というのはムリがあるのだ。
確実に、兄&わたしの代になったら維持ができなくなる。

そして、どちらにしても確実にしなきゃいけないこと。
それは、ばあちゃんの家の大きな仏壇を実家に移さなければいけない。
ただ、そこで大きな問題。
いつかの記事で書いたような気がするが、我が家は物が多すぎる。

わたしが高校まで暮らしてた頃は我が家はもっとスッキリと広々としていたのだが、いつからか
どんどん物があふれ、今ではわたしの寝る場所もなく、母のベッドに一緒に寝なきゃいけない。
セミダブルではあるものの、狭くて寝返りを打つのもキツイ。

いつからか、うちのもともとの家具の他に、親戚から譲り受けた家具が増え、部屋を圧迫している。
その中には物がぎゅうぎゅうに詰め込まれてる。
よくもまあ、こんなにという感じだ。
その中のものは、必要なものと不必要なものが混在してるが、90パーセントは使ってないものが
入ってる。
使ってるものは、使うからという理由で収納の外に置いてあったり。

年末に帰省した時は「わたしの居場所がない」「家に物が多すぎて落ち着かない」
「物が多いせいでイライラする」
「将来どうするんだ」と散々悪態をついた。
喧嘩(というより一方的なわたしの激怒)の理由はほとんどその話題。

母の、物を大事にしてるから捨てられないという主張は、ハッキリ言ってずれている。
物を溜め込んで、その存在を忘れてたりする。
で、「そう言えばこんなのあったっけ」「大事だから使わないでしまってた」とか言うのがほんと納得いかないのだ。
それって、大事にしてるとは言えない。
「思い入れがある」という。
気持ちはわかるが、そうやって美談にするのがイラっときてカーッとなる。

で、しまっておいた結果、家が古くなったり猫が居て窓を閉め切ったりしてるためにカビてたりするのだ。

それに、父も必要なものも必要じゃないものもとっておきたがり、捨てるとやたら怒る。
使わないくせに、タダだからとやたらもらってきたり、同じものを何個もとっておきたがったり。

余談だが、ぎゅうぎゅうに詰まった押入れの前に大きい座布団袋がいつからか置いてあって
それがなんだかずっと邪魔だった。
なんの座布団かと思い、中を見たら『寿』と刺繍されためっちゃ豪華な座布団だったことが今回判明。
母が親戚がくれると言うからもらったとのこと。

『寿』なんてこの先我が家で使うことは一生ない。


今回ばあちゃんが亡くなったことで、どちらにしても我が家を片付けなければいけない時が来たようだ。
5月下旬には職安に行くため札幌に戻るので、それまでに少しでも片付けようと言ったが、なかなか
踏ん切りがつかない親だった。

わたしの願いはただひとつ。
整理をすることで、気持ちが浄化される。その気持ちを味わってほしいということ。
それは、自分で選別してやらないと意味がないのだと思ってる。
整理整頓は、生き方にも繋がる。
必要なものと不要なもの。
この見極めをするとしないのとじゃ大違い。

必要なものを残し、もう必要ではないものを捨てる、捨てるということは抵抗がある。
でも、それを感じる気持ちも大事だと思う。
痛みを感じながらも、大事なものをより大事だと思う気持ちが大事だ(大事ばかり)。
そして、大事なものだからこそ、ただしまっておくのではなく使わないと意味がないと思っている。

と格好良く言ってるが、わたし自身も転勤で物の整理は慣れてるものの、使わないけれど
なかなか捨てられない物もあるから、そこまで人のこと言えないのだが。
でも、必要なものと不要なものは見極めて生きている(と思う)。

各地の転勤に伴い、不要と思ったものはその時々で処分してきたけど、大きく気持ちを変えたのは
やっぱり東日本大震災を経験したことも大きい。
本当に大事なものは、結局は少しなんだと、心から思った。
また、多くの大事なものを流されてしまった人も大勢いる。

それを思ったら、必要か必要でないかぐらいの区別は、自分自身でつけてほしいし、感じてほしい。
と心の底から思うのだ。
「あんた達が死んだらわたしが片付けなきゃいけなくなるのは嫌だからどうにかしろ」と
文句を言ったがそれはあくまで悪態であって、本当の理由はそこじゃない。

見極めは自分でしないと意味がないのだ。

と偉そうなことを書き連ねてしまった。

結局札幌に戻るまでに、わたしの出来たことは、もう着ない服を少し処分したことぐらい。
父母も、祖母が亡くなったばかりで、まだ物を処分するまで頭が回らないと言ったから、あきらめた。
「もうわたしは一切手伝わない。二度とこの家には帰らないから」なーんてひどい事を口にした。

色々考えなきゃいけないことがいっぱいあるけど、まずは5月末の失業給付の認定のため
母もとりあえず通院などがあるため、また二人での札幌での生活に戻るのだった。

(つづく)

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posted by hanogonn at 00:06| Comment(0) | 失業中
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夫と出会って12年。 7年の結婚生活。 色々あって現在別居生活まる4年。 30代半ばだったのがそろそろ40近くになってしまった女性です。 別居して帰ってきた頃よりも、今の方が、将来の不安を強く感じて 過ごしております。 苦しいときはいっぱい訪れると思うけど、ひとつずつ乗り切って 素敵な独り身として生きていきたいです。
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