2017年01月10日
漫画『秘密のレプタイルズ』1巻の感想とあらすじ
『秘密のレプタイルズ』1巻の感想。
秘密のレプタイルズ
著者:鯨川 リョウ
掲載:裏少年サンデーコミックス
1巻発売日:2016年9月16日
外回り中に突然ノルマを増やされた営業マンの海原入鹿は、疲れた心を癒すために偶然通りかかったペットショップに立ち寄った。店内を見て回っていた入鹿は女性店員の長良永に話しかけ、犬が可愛いと会話をふったのだが、彼女から返ってきたのは冷めた視線と「いえ、全然?」というそっけない態度だった。
ペットショップで働いているにもかかわらず、犬や猫など可愛い人気動物をディスり始めた長良さんに案内され、連れてこられたのは爬虫類コーナー。すると、さっきまで死んだ目をしていた長良さんは、突然「爬虫類サイコオオオォォォ!!!!」と目を輝かせながらハイテンションになり、別人のように生き生きと爬虫類について語りだした。
ちょっとアブないうざカワ長良さんに出会ったことがきっかけで、爬虫類飼育を始めることになった入鹿。長良さんとの爬虫類まみれのペットライフが始まるのだった。
たまたまペットショップに立ち寄った営業マンが爬虫類好きの女性店員と出会い、ちょっと変わってる彼女の薦めで始めた爬虫類飼育を続ける内に、その魅力という泥沼にどんどんハマっていく話。
ヘビやトカゲなどの爬虫類飼育をテーマにしたアニマルコメディ漫画。爬虫類に関しては特に好きでも嫌いでもなく、あくまで興味本位から読んでみた作品でしたが、漫画としても爬虫類に関しても思いのほかハマりそうになりましたね。
この漫画の見所のひとつは、爬虫類への異常なまでの偏愛を見せるペットショップ「アニマーレ」の女性店員、長良永。爬虫類が好き過ぎるあまりに犬猫などの人気ペット動物たちをボロカスにディスる始末。ひとたび爬虫類と触れ合ったり語りだすとテンションがアブない領域に入り、変人・変態と言われても仕方ない様相を見せます。
入鹿にうざいほど執拗に爬虫類の良さを説き、マニアな自分たちがいる世界にまで引き込もうとあの手この手を用いて誘おうとしてきます。
たまについていけなくなるほど饒舌に長々と語り、 愛のメーターが振り切ったときの変顔には若干引かされましたが、なんだかんだで可愛い長良さんでした。
そんな長良さんに誘惑され、押し切られ、主人公の海原入鹿は爬虫類飼育を始めることになります。1度入ったらなかなか抜け出せないマニアな世界へ、現在進行中で誘われ中です。
あと、彼は中二病を患っていますね。ペットへのネーミングセンスがをれを物語っています。
表紙の左側にいる髪の長い女性店員さんは、爬虫類フロアのチーフを務めている純白静さん。彼女もまたクセの強い女性でした。
見た目通りとても美人なうえに優しく、説明もわかり易い親切な女性ではあるんですが、結婚・恋愛への願望が強すぎるところがあり、お相手のいない現状に激しく気落ちして役に立たなくなるめんどくさい人。まだそれほど気にする年齢でもないと思うんですけどね。
物語は基本主人公の入鹿とヒロインの長良さん(表紙の黒髪女性)を中心に展開され、爬虫類についてのあれこれや飼育のノウハウなどが主に描かれ、爬虫類の魅力を全面に押し出した内容になってます。
まだ一般的にはどうしてもマイナスイメージを持たれがちな爬虫類。「飼育が難しそう」、「噛まれそう」、「気持ち悪い」など、犬猫とは違って敬遠されることも多く、飼育している人に対しても奇異の目を向けられることは少なからずあると思います。私も触れ合うことは普通にできますが、飼うとなると難しそうだなとはずっと思ってました。
ですが、この作品を読んでると爬虫類の意外な一面を知ることができ、さらに飼育方法や心得についてとても詳しく丁寧に解説されていたので、私の心はかなり揺さぶられてしまいましたね。
女性キャラが可愛いのは当然として、トカゲやヘビなどの爬虫類もどんどん可愛く魅力的に見えてくるから困ったものです。トカゲいいですね、飼ってみたいですね。
私は哺乳類や鳥類、虫の飼育経験はあるけど爬虫類は1度もなかったんですが、この作品は初心者が気をつけなければいけないこと、飼育方法も語られているので解りやすく楽しんで学ぶこともできます。同時にあるあるネタを挟んでくるのも面白いアクセントになってますね。
面白くてお役立ちな作品、とても楽しませてもらえました。コミカルに笑いを交えながら爬虫類の魅力を伝えてくれる作品内容をしていながら、コメディ一辺倒にはなっておらず、シリアスなテーマもしっかり踏まえているところは好印象。爬虫類や飼育者に対しての偏見、命を扱うことへの意識など、考えさせられるテーマもちらほら見受けられました。
また、愉快な登場人物たちのやりとりを見るのもこの作品の楽しみ方の1つで、今後メインの2人はさらに踏み込んだ世界へ、そして1巻では登場機会の少なかったキャラも2巻以降さらなる活躍を見せてくれると思うので楽しみですね。
興味本位で事前情報なくなんとなく手にした作品でしたが、とても満足させてもらえました。知らなかった世界を覗くのは楽しいですね。
【eBookJapan】 秘密のレプタイルズ
↑無料で試し読みできます
秘密のレプタイルズ
著者:鯨川 リョウ
掲載:裏少年サンデーコミックス
1巻発売日:2016年9月16日
外回り中に突然ノルマを増やされた営業マンの海原入鹿は、疲れた心を癒すために偶然通りかかったペットショップに立ち寄った。店内を見て回っていた入鹿は女性店員の長良永に話しかけ、犬が可愛いと会話をふったのだが、彼女から返ってきたのは冷めた視線と「いえ、全然?」というそっけない態度だった。
ペットショップで働いているにもかかわらず、犬や猫など可愛い人気動物をディスり始めた長良さんに案内され、連れてこられたのは爬虫類コーナー。すると、さっきまで死んだ目をしていた長良さんは、突然「爬虫類サイコオオオォォォ!!!!」と目を輝かせながらハイテンションになり、別人のように生き生きと爬虫類について語りだした。
ちょっとアブないうざカワ長良さんに出会ったことがきっかけで、爬虫類飼育を始めることになった入鹿。長良さんとの爬虫類まみれのペットライフが始まるのだった。
たまたまペットショップに立ち寄った営業マンが爬虫類好きの女性店員と出会い、ちょっと変わってる彼女の薦めで始めた爬虫類飼育を続ける内に、その魅力という泥沼にどんどんハマっていく話。
ヘビやトカゲなどの爬虫類飼育をテーマにしたアニマルコメディ漫画。爬虫類に関しては特に好きでも嫌いでもなく、あくまで興味本位から読んでみた作品でしたが、漫画としても爬虫類に関しても思いのほかハマりそうになりましたね。
この漫画の見所のひとつは、爬虫類への異常なまでの偏愛を見せるペットショップ「アニマーレ」の女性店員、長良永。爬虫類が好き過ぎるあまりに犬猫などの人気ペット動物たちをボロカスにディスる始末。ひとたび爬虫類と触れ合ったり語りだすとテンションがアブない領域に入り、変人・変態と言われても仕方ない様相を見せます。
入鹿にうざいほど執拗に爬虫類の良さを説き、マニアな自分たちがいる世界にまで引き込もうとあの手この手を用いて誘おうとしてきます。
たまについていけなくなるほど饒舌に長々と語り、 愛のメーターが振り切ったときの変顔には若干引かされましたが、なんだかんだで可愛い長良さんでした。
そんな長良さんに誘惑され、押し切られ、主人公の海原入鹿は爬虫類飼育を始めることになります。1度入ったらなかなか抜け出せないマニアな世界へ、現在進行中で誘われ中です。
あと、彼は中二病を患っていますね。ペットへのネーミングセンスがをれを物語っています。
表紙の左側にいる髪の長い女性店員さんは、爬虫類フロアのチーフを務めている純白静さん。彼女もまたクセの強い女性でした。
見た目通りとても美人なうえに優しく、説明もわかり易い親切な女性ではあるんですが、結婚・恋愛への願望が強すぎるところがあり、お相手のいない現状に激しく気落ちして役に立たなくなるめんどくさい人。まだそれほど気にする年齢でもないと思うんですけどね。
物語は基本主人公の入鹿とヒロインの長良さん(表紙の黒髪女性)を中心に展開され、爬虫類についてのあれこれや飼育のノウハウなどが主に描かれ、爬虫類の魅力を全面に押し出した内容になってます。
まだ一般的にはどうしてもマイナスイメージを持たれがちな爬虫類。「飼育が難しそう」、「噛まれそう」、「気持ち悪い」など、犬猫とは違って敬遠されることも多く、飼育している人に対しても奇異の目を向けられることは少なからずあると思います。私も触れ合うことは普通にできますが、飼うとなると難しそうだなとはずっと思ってました。
ですが、この作品を読んでると爬虫類の意外な一面を知ることができ、さらに飼育方法や心得についてとても詳しく丁寧に解説されていたので、私の心はかなり揺さぶられてしまいましたね。
女性キャラが可愛いのは当然として、トカゲやヘビなどの爬虫類もどんどん可愛く魅力的に見えてくるから困ったものです。トカゲいいですね、飼ってみたいですね。
私は哺乳類や鳥類、虫の飼育経験はあるけど爬虫類は1度もなかったんですが、この作品は初心者が気をつけなければいけないこと、飼育方法も語られているので解りやすく楽しんで学ぶこともできます。同時にあるあるネタを挟んでくるのも面白いアクセントになってますね。
面白くてお役立ちな作品、とても楽しませてもらえました。コミカルに笑いを交えながら爬虫類の魅力を伝えてくれる作品内容をしていながら、コメディ一辺倒にはなっておらず、シリアスなテーマもしっかり踏まえているところは好印象。爬虫類や飼育者に対しての偏見、命を扱うことへの意識など、考えさせられるテーマもちらほら見受けられました。
また、愉快な登場人物たちのやりとりを見るのもこの作品の楽しみ方の1つで、今後メインの2人はさらに踏み込んだ世界へ、そして1巻では登場機会の少なかったキャラも2巻以降さらなる活躍を見せてくれると思うので楽しみですね。
興味本位で事前情報なくなんとなく手にした作品でしたが、とても満足させてもらえました。知らなかった世界を覗くのは楽しいですね。
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