2016年08月23日
漫画『おにでか!』1巻の感想とあらすじ
『おにでか!』1巻の感想。
おにでか!
著者:矢寺圭太
掲載:ヒーローズコミックス
1巻発売日:2016年7月5日
高校生の武蔵(たけぞー)が通う学校には、誰もが魅了されてしまうアイドル的な存在である鬼龍院花生という女の子がいる。可愛いと評判の彼女はじっさいとてもモテるのだが、たけぞーにとってはわがままでお姫様のような困った幼馴染。
お姫様にしてしまったのは自分が甘やかしすぎたからだと気づいたことで、たけぞーは金輪際一切の世話をやめると決め、その想いを伝えるために一本杉(告白の名所)の下に花生を呼び出した。花生は愛の告白を受けるのではないかと胸を高鳴らせしていたのだが、まさかの宣言に「死ねッ!」と吐き捨てる。
その直後、空から光を帯びた謎の物体が一本杉目がけて落下してきたことで、周囲の生徒たちは避難していくが、足がすくんで動けなくなった花生。たけぞーは彼女をかばうように覆いかぶさったことで直撃を受けてしまい・・・。
翌日、怪我は負ったものの命に別状なく、普通に登校してきた花生とたけぞー。しかし、なぜか花生の身体は少しずつ大きくなり、ついに校舎を越えるほどにまで巨大化してしまった。
というわけで、今にも進撃しそうな巨人JKヒロインの誕生。でっかくなっちゃった幼馴染がときめきながら怪獣と戦う話です。
物語冒頭は、わがままだけど可愛い学校のアイドルと、幼馴染の男子高校生の日常という珍しくもないありふれた設定のラブコメから始まり、そこから少女が巨大化するというびっくりな展開へ続きます。「ときめきが世界を救う」ということで、どうやら‟ときめき”の強さに比例して体が巨大化するようです。
とにかくヒロイン・鬼龍院花生が超絶カワイイ。通常サイズでも文句なく可愛い女の子でしたが、巨大化してからの恥らう仕草やたけぞーのために戦う姿はより魅力的。
性格はお姫様のようにわがままで尊大。しかし、その原因は彼女に振り回されて困ってるたけぞー本人にあり、小さい頃から何かと手助けして甘やかし続けた結果が現在の姿です。花生は他の人にはあまり興味を示さず、「たけぞー、たけぞー」と彼を捜してる姿がまた可愛い。困ったとき真っ先に出る言葉が「たけぞー」ですから、花生の中で彼の存在はかなりの割合を占めているようで、傍にいて当たり前といった感じに見せます。
漫画として見せ方がうまいなと思いました。ただ女の子を大きく描くのは難しくないとは思いますが、アングルやコマをうまく使って巨大化という設定を巧く活かしていましたね。怪獣映画の特撮を見てるかのような、ずっしりとした重量感のある動きや、建物などの壊れ方も意外とリアリティがあって良かったです。
鬼龍院花生の前に立ちはだかるのは特撮的な怪獣だけではなく、花生のように巨大化したメイド服姿の女の子も登場します。この子が花生以上に超巨大化してるうえ、なんか精神まで病んでそうな雰囲気を醸し出していたのでちょっと怖い。ツインテのメイドさんがどういう原理で巨大化してるのかが気になるところです。
仮に鬼龍院と同じだとしたら、不特定多数の人達に注目されることでときめきを感じるメイド vs 特別なたった1人の存在からときめきを感じる女子高生という図式ですね。ただ、何かしらの感情は巨大化現象に関わっているとは思いますが、それがかならずしもときめきとは限らない可能性もあると思います。とりあえずどんな感情にしろ、想いの強さが勝敗を分けることは間違いないと思います。
巨大化したJKが世界を救う(?)漫画です。まあ、本人はたけぞーのために戦っているわけで、世界とかたいして気にしてないでしょうけどね。
「可愛いは正義!」、正にコレを体現している漫画。鬼龍院花生の可愛さがこの作品一番の魅力と言っても過言ではないでしょう。
今後はメイドさんだけでなく、様々な巨女さんたちが登場しそうな気もするので楽しみです。それと、たけぞーとの恋の行方も気になるところ。花生は最初からたけぞーに想いを寄せてることは丸わかりですが、たけぞーの方はいまいちはっきりしないので今後の展開に注目ですね。
ちなみにこの作者さん、他にも『大彼女』という巨大化した女の子の漫画を出してました。きっと大きい女の子が好きなんでしょう。
【eBookJapan】 おにでか!
↑無料で立ち読みもできます
おにでか!
著者:矢寺圭太
掲載:ヒーローズコミックス
1巻発売日:2016年7月5日
高校生の武蔵(たけぞー)が通う学校には、誰もが魅了されてしまうアイドル的な存在である鬼龍院花生という女の子がいる。可愛いと評判の彼女はじっさいとてもモテるのだが、たけぞーにとってはわがままでお姫様のような困った幼馴染。
お姫様にしてしまったのは自分が甘やかしすぎたからだと気づいたことで、たけぞーは金輪際一切の世話をやめると決め、その想いを伝えるために一本杉(告白の名所)の下に花生を呼び出した。花生は愛の告白を受けるのではないかと胸を高鳴らせしていたのだが、まさかの宣言に「死ねッ!」と吐き捨てる。
その直後、空から光を帯びた謎の物体が一本杉目がけて落下してきたことで、周囲の生徒たちは避難していくが、足がすくんで動けなくなった花生。たけぞーは彼女をかばうように覆いかぶさったことで直撃を受けてしまい・・・。
翌日、怪我は負ったものの命に別状なく、普通に登校してきた花生とたけぞー。しかし、なぜか花生の身体は少しずつ大きくなり、ついに校舎を越えるほどにまで巨大化してしまった。
というわけで、今にも進撃しそうな巨人JKヒロインの誕生。でっかくなっちゃった幼馴染がときめきながら怪獣と戦う話です。
物語冒頭は、わがままだけど可愛い学校のアイドルと、幼馴染の男子高校生の日常という珍しくもないありふれた設定のラブコメから始まり、そこから少女が巨大化するというびっくりな展開へ続きます。「ときめきが世界を救う」ということで、どうやら‟ときめき”の強さに比例して体が巨大化するようです。
とにかくヒロイン・鬼龍院花生が超絶カワイイ。通常サイズでも文句なく可愛い女の子でしたが、巨大化してからの恥らう仕草やたけぞーのために戦う姿はより魅力的。
性格はお姫様のようにわがままで尊大。しかし、その原因は彼女に振り回されて困ってるたけぞー本人にあり、小さい頃から何かと手助けして甘やかし続けた結果が現在の姿です。花生は他の人にはあまり興味を示さず、「たけぞー、たけぞー」と彼を捜してる姿がまた可愛い。困ったとき真っ先に出る言葉が「たけぞー」ですから、花生の中で彼の存在はかなりの割合を占めているようで、傍にいて当たり前といった感じに見せます。
漫画として見せ方がうまいなと思いました。ただ女の子を大きく描くのは難しくないとは思いますが、アングルやコマをうまく使って巨大化という設定を巧く活かしていましたね。怪獣映画の特撮を見てるかのような、ずっしりとした重量感のある動きや、建物などの壊れ方も意外とリアリティがあって良かったです。
鬼龍院花生の前に立ちはだかるのは特撮的な怪獣だけではなく、花生のように巨大化したメイド服姿の女の子も登場します。この子が花生以上に超巨大化してるうえ、なんか精神まで病んでそうな雰囲気を醸し出していたのでちょっと怖い。ツインテのメイドさんがどういう原理で巨大化してるのかが気になるところです。
仮に鬼龍院と同じだとしたら、不特定多数の人達に注目されることでときめきを感じるメイド vs 特別なたった1人の存在からときめきを感じる女子高生という図式ですね。ただ、何かしらの感情は巨大化現象に関わっているとは思いますが、それがかならずしもときめきとは限らない可能性もあると思います。とりあえずどんな感情にしろ、想いの強さが勝敗を分けることは間違いないと思います。
巨大化したJKが世界を救う(?)漫画です。まあ、本人はたけぞーのために戦っているわけで、世界とかたいして気にしてないでしょうけどね。
「可愛いは正義!」、正にコレを体現している漫画。鬼龍院花生の可愛さがこの作品一番の魅力と言っても過言ではないでしょう。
今後はメイドさんだけでなく、様々な巨女さんたちが登場しそうな気もするので楽しみです。それと、たけぞーとの恋の行方も気になるところ。花生は最初からたけぞーに想いを寄せてることは丸わかりですが、たけぞーの方はいまいちはっきりしないので今後の展開に注目ですね。
ちなみにこの作者さん、他にも『大彼女』という巨大化した女の子の漫画を出してました。きっと大きい女の子が好きなんでしょう。
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