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2023年03月22日

自分の性格上の問題と抑鬱感のこと

鬱病の治療のために行っていた認知療法やスキーマ療法を通じて, また障害年金と生活保護に頼っている自分の生活を振り返ってみてわかったことがある.

どのようなときに, 自分は極端なストレスを感じるのか.
人と触れ合うことや自分の将来を考えるときには確かにストレスを感じる.

しかしもっと具体的で, しかも精神的に追い詰められる場合がある.

それは人から何かを頼まれたとき, 頼りにされたとき, さらにそれらにいつまでという期限が付け加えられたときである.
自分の性格の問題なのだが, 頼まれると断れない.
無理なことでもその場の雰囲気を壊さないために引き受けてしまう.
非常に悪い癖である.

こういう場合, 後から極めて激しいストレスに襲われる.
強い抑鬱感を感じて, 大抵の場合寝込んでしまうことになる.

そんなときには常に酒に逃げていた. アルコール依存症と診断されてしまった現在はもう酒には逃げられない.

まだ社会と何とか繋がっていた頃, 仕事や私生活で大きな失敗をいくつも重ねた. 何人もの同僚や仲間に迷惑を掛けた.
それらを思い返してみると, ほとんど全てが人からの頼みで自分には無理なことを断われなかったことの結果である.

仕事の場合当然期限がある.
苦しかった.
その苦しみの記憶は今でもあって, たまに思い出すと沈鬱な気分になる.

自分は気質的に仕事をして生きていくということができないのだ.
他人とうまくコミュニケーションを取りながら何かを進めていくということもできない.

実際に以前, PSW さんから「底彦さんはもう仕事をしなくていいよ」と言われたときには, 大きな重荷から解放されたように感じた.
どこかで, もう人から何かを頼まれて苦しむことは無いと思ったのだろう.

生活全般を福祉に頼っている現在でも, デイケアや作業療法の友人との付き合いの中や, 将来について漠然と考えるときの慢性的な抑鬱感に脅かされている.

もとより隠遁生活は不可能だが, できるだけ一人で生きていくしかない.

鬱の苦しみとはずっと付き合っていくことになるのだろう.
posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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