ていへんかけるたかさわるに

3 時起床.

体が重たい. 精神的な疲労感がつらい. 昨日混雑したクリニックで長時間待ったせいかも知れない.

午前中寝込んだ. 昨日の診察のことを思い出す.

主治医に顔色が良くなったと言われた後, 「今回の鬱は長かったけれど何かあったの?」と尋ねられた.

今年の梅雨の時期の鬱は確かに酷かったように思う.
梅雨が明けた時に一度回復しかかったのだが, すぐにまた鬱が酷くなり寝込む日々に戻ってしまった. 理由はわからない.
朝の早い時間に起きられるようになってきたのは一週間ほど前からである. まだ波から抜けたのかどうかはわからない.

主治医にそのことを説明すると「まあ, 無理をせずに行きましょう」と言われた.

まただ, と思ってしまった. 考えないようにしているのだが.

これまで自分がやってきたことを振り返ってみる.

治癒のために試みてきたのは薬を飲むこと, 認知療法, 運動, 十分な睡眠をとって休むこと, 入院である (カウンセリングは受けたことが無い).

その傍ら, 2016 年にアルコール依存症と診断されて断酒をするまでは酒に依存し続けていた. 朝も昼も夜も深夜も飲むのだ.
鬱の薬を飲んでいる患者は酒を飲んではいけない. しかし鬱の苦しさが堪え難く毎日飲んだ.
現在の断酒は 2016 年から何とか続いている.

仕事は無理だ. チラシ配りやチラシ印刷のバイトなどで仕事への復帰を試みたが, いずれも体調を崩して辞めている.

コミュニケーション恐怖は酷くなっている. ネットが怖い. 電話が怖い. 外に出るのが怖い. 人と触れ合うのが怖い. ひきこもっているのが一番安心する.

人の話をなかなか理解できない. 思考力が低下している.

生活をこういう風にしていこうとか, 今後の目標とかを考えることができない.
あまりにも難し過ぎる. 先が見えない. どうしようもない不安だけがある.

障害者手帳を取得し, 障害年金で生活している.

昨年の 11 月から春先までほぼ寝た切りだった. そして現在の梅雨に入ってからの鬱で再びほぼ寝た切りになった.
作業療法にも認知療法にもアルコール依存症の自助グループにもずっと参加できていない.

良くなっていると言えるのか.

認知療法を担当している PSW さんは「少しづつ確実に回復してきています」と言ってくれる. けれども現在の自分にとっては, かろうじて今日を持ち堪えましたというのが実感である.

休職や入院の経験から, 十分に休んで薬を飲んで楽しいことだけをする生活を続けていれば回復するというのは確かだ.
もっとも休職で回復してから復職したら 2 年目にまた鬱が酷くなり仕事を辞めた. 入院で良くなった後は現在の苦しい状態に続いている.

行き詰まった感がある. この文章を書いていたらとりあえず落ち着いたのは良かった.

どのように無理をせず, どう休めばいいのかはわからないままだ.