以下の作業手順は OpenBSD FAQ - Installation Guide に従う.
1) ブート可能な OpenBSD の ISO イメージ '~/tmp/install65.iso' から仮想マシン mybsd を起動すると次のようなメッセージが表示される.
Welcome to the OpenBSD/amd64 6.5 installation program.
(I)nstall, (U)pgrade, (A)utoinstall or (S)hell?
(I)nstall
を選択する.2) キーボード言語の選択のための次のようなメッセージが表示される.
Choose your keyboard layout ('?' or 'L' for list) [default]
自分の場合は US キーボードを使っているので '
us
' を入力する.3) ホスト名の入力を促すメッセージが表示される.
System hostname? (short form, e.g. 'foo')
'
mybsd
' を入力する.4) ネットワークインターフェースの指定のためのメッセージが表示される.
Available network interfaces are: em0 vlan0.
Which one do you wish to configure? (or 'done') [em0]
'
em0
' を入力する.5) IPv4 アドレスを入力するためのメッセージが表示される.
IPv4 address for em0? (or 'dhcp' or 'none') [dhcp]
DHCP による IP アドレスの割り当てを行うので '
dhcp
' を入力する. DHCP による IPv4 アドレス割り当てに関するメッセージが表示されるが, このメッセージは実際のルーターによる IPv4 アドレス割り当て規則を反映していないので無視してよいだろう.
em0: bound to 10.0.2.15 from 10.0.2.2 (52:54:00:12:35:02)
6) IPv6 アドレスを入力するためのメッセージが表示される.
IPv6 address for em0? (or 'autoconf' or 'none') [none]
'
none
' を入力する.7) ネットワークインターフェースの設定を終了するためのメッセージが表示される.
Available network interfaces are: em0 vlan0.
Which network interface do you wish to configure? (or 'done') [done]
'
done
' を入力する.8) DNS ドメイン名を入力するためのメッセージが表示される.
DNS domain name? (e.g. 'example.com') [my.domain]
'
local
' を入力する. DNS ネームサーバーに関する以下のようなメッセージが表示される. つまり自分の環境では, ネームサーバーとして 192.168.100.1 (Wi-Fi ルーターのプライベート IP アドレス) が使用される.
Using DNS nameservers at 192.168.100.1
9) root のパスワードの設定を促すメッセージが表示されるので root のパスワードを確認を含めて二度入力する.
Password for root account? (will not echo)
Password for root account? (again)
10) SSH デーモンをシステム起動時に開始するかどうかを設定するためのメッセージが出力される.
Start sshd(8) by default? [yes]
システム起動時に SSH デーモンを開始するため '
yes
' を入力する.11) X ウィンドウシステムを使用するかどうかを確認するメッセージが表示される.
Do you expect to run the X Window System? [yes]
'
yes
' を入力する.12) ログインマネージャー xenodm を使用するかどうかを訪ねるメッセージが表示される.
Do you want the X Window System to be started by xenodm(1)?
[no]
使用しないので '
no
' を入力する.13) 一般ユーザーの設定を行うかどうかを訪ねるメッセージが表示される.
Setup a user? (enter a lower-case loginname, or 'no') [no]
ユーザーの設定は後で行うので, ここでは '
no
' を入力する. root の SSH ログインを使用するかどうかを訪ねるメッセージが表示される.
Since no user was setup, root logins via sshd(8) might be useful.
WARNING: root is targeted by password guessing attacks, pubkeys are safer.
Allow root ssh login? (yes, no, prohibit-password) [no]
使用しないので '
no
' を入力する.14) タイムゾーンを設定するためのメッセージが表示される.
What timezone are you in? ('?' for list) [Asia/Tokyo]
インストーラーが自動的にタイムゾーンを判断して '
Asia/Tokyo
' をデフォルト値にしている. RET を押して確定する.15) どのディスクを使用するかのメッセージが表示される.
Available disks are: wd0.
Which disk is the root disk? ('?' for details) [wd0]
システムが指定した '
wd0
' を入力する.ディスクのパーティショニングに関する MBR (Master Boot Record), GPT (GUID Partition Table), セクターなどの情報と, 指定したディスク全体を使用するかどうかの設定に関するメッセージが表示される.
No valid MBR or GPT.
Use (W)hole disk MBR, whole disk (G)PT or (E)dit? [whole]
ディスク wd0 の全体を使用し, MBR パーティションの設定を行うので '
W
' を入力する. ハードディスクの初期化が行われる.
Setting OpenBSD MBR partition to whole wd0...done
ここまで行うとディスクパーティショニングの設定に移る.
The auto-allocated layout for wd0 is:
# size offset fstype [fsize bsize cpg]
a: 1.0G 64 4.2BSD 2048 16384 1 # /
b: 2.2G 2097216 swap
c: 500.0G 0 unused
d: 4.0G 6782912 4.2BSD 2947 16384 1 # /tmp
e: 8.0G 15171520 4.2BSD 2947 16384 1 # /var
f: 2.0G 31882944 4.2BSD 2947 16384 1 # /usr
g: 1.0G 36077248 4.2BSD 2947 16384 1 # /usr/X11R6
h: 20.0G 38174400 4.2BSD 2947 16384 1 # /usr/local
i: 2.0G 80117400 4.2BSD 2947 16384 1 # /usr/src
j: 6.0G 84311744 4.2BSD 2947 16384 1 # /usr/obj
k: 300.0G 96894656 4.2BSD 2947 16384 1 # /home
Use (A)uto layout, (E)dit auto layout, or create (C)ustom layout? [a]
今日はここまで.
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