ていへんかけるたかさわるに

こんばんは, Takeo さん.
コメントをありがとうございます. 返事が遅れてしまって申し訳ありません.

医師との相性が良くない, というのは最初に通った病院で私も経験しました.
担当してくれた医師の言葉を, 当事者である私は受け入れられませんでした. 一方的に診断を下されたような気がしたし, 自分の病気はそういう症状ではないという思いがありました.
医師にもっときちんと説明すればいいじゃないかと言われそうですが, 症状を相手に伝わるように話すのは難しいことです.

その後しばらくして現在のクリニックに移ったのですが, 最初の主治医の先生は少なくとも私にとっては良い先生でした.
この主治医からは, 私の鬱が, 過去に親からの虐待を受けて成長した児童の症状に似ていると言われました. また, ハーマンの『心的外傷と回復』という書籍を教えてもらいました (この本を読んで, 鬱病やトラウマなどに興味を持つようになりました).
デイケアへの参加を提案してくれたのもこの医師です.

主治医は変わりましたが, 以来このクリニックに通っています.
そんなに大きな施設ではありませんが, デイケアやカウンセリングの施設を持っていたのは私には幸運でした.
ここの院長が, ある雑誌でコンピューター技術者の鬱病に関する特集にコメントを寄せていたことでクリニックを知り, 場所も当時の家から近かったことが通い始めたきっかけです.

デイケアも場所によって様々のようです.
一時的に別のデイケアに通ったこともあるのですが, スタッフがメンバーを管理している感じが強くて少し抵抗がありました
大袈裟ですが, 『カッコウの巣の上で』に登場する婦長の姿がどこか何となく重なります.

当事者でなければできない話というのは確かにありますね.

私は人と話すことを含めて, 電話・メール・SNS などのコミュニケーションにことごとく怯えてしまっていますが, そんな自分ですら, アルコール依存症の自助グループや集団カウンセリングの場ではそういう話をすることができます.

集団カウンセリングは, デイケアや病院などの施設で行っていると思います. 集団カウンセリングと言ったり, グループカウンセリングと言ったりしています.

また, 私が通っているアルコール依存症の自助グループは AA (Alcoholics Anonymous) という団体です. 全国いたる所に小さなグループがあります. 他に断酒会というグループもあります.
どちらもアルコール依存症の人なら誰でも参加できますし, 名前とか連絡先を登録する必要や, 月々の会費などもありません.
そのミーティングの場所に行けばいいだけです.
でもアルコール依存症にはならないでくださいね.

まとまらない文章でごめんなさい.
そういった場所の探し方など, 思い出したことがあればまた書きます.

PS

他の心の病気を持った方たちのブログを読んでいて改めて思うのは、当人に、如何に治りたい、よくなりたいという気持ちがあっても、医師との相性が良くない人がとても多いということ。

先程　「多摩　精神科　デイケア　集団カウンセリング」などのキーワードで探してみましたが、まったくそれらしいものは見当たりませんでした。

おそらく底彦さんは、他府県の方か、或いはわたしに単に検索能力がないのでしょう（苦笑）

そもそもパソコンで「ケンサク」するということを基本的に嫌っている人間ですから。

こんばんは、底彦さん。

お話を伺っていると、クリニックとはいいながらも随分規模の大きな施設のようですね。
認知行動療法、アルコール依存症の人たちのピアカウンセリング、そしてデイケアの集団カウンセリングですか。

人とあつまって話すのっていいですよね。わたしも底彦さんのブログを読みながらいつも羨ましく感じています。

今都立多摩精神保健福祉センターに訊いたのですが、所謂自助グループのような活動をどこがやっているかはわからないということです。
「集団カウンセリング」というのは初めて聞きました。普通は「発達障害なら発達障害を持った人たちの集まり」「引きこもりなら引きこもりの人たち」という風に限定されていると思っていたので。

そういう集団で話す場というのに非常に関心があるのですが、どのように探せばいいか、よろしければアドバイスを頂ければ幸いです。

底彦さんの話を聴いていると、そういう場に出られるなら、アルコール依存症になろうか、とさえ思ってしまいます。