ていへんかけるたかさわるに

-1 時半起床.

本を読む.
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』から「美」の節.
シモーヌ・ヴェイユにとって, 美とは注意力を以て見つめていられるもの, そしてそのような行為を通して神と繋がるようなものである.

それから数学をやる.
教科書の練習問題を考える.
朝までかかって大雑把に解答をまとめる.

朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.

先ほどまとめた練習問題の解答について, 細かな間違いを修正し全体の構成を見直す.

疲れた.
昼まで眠る.

午後からアルコール依存症の自助グループに行く.
今日は暖かい.
今日のテーマは「生きることは愛すること」.
難しいテーマだったが, 会場となっている教会の神父さんの言葉だそうだ.

買い物をして帰宅.

食事をとる.
麻婆豆腐とご飯.

朝が早かったせいで眠い.
まだ明るいが布団に入る.

5 時半起床.

本を読む.
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』から「中間的なもの」の節.
中間的なものとは, 善の側面も悪の側面も備えたものであって, ひとはこの道を通ってしか美と真理の国に入ることはできない.
ヴェイユは, 中間的なものの例として欲望を挙げている.

朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.

午前中はアルコール依存症の自助グループに行く.
仲間の話を聴いて, いろいろと身につまされる.

買い物をして帰宅.

疲れたので眠る.

夕方に起きて食事.
鶏肉と白菜の鍋.

早めに布団に入る.

5 時半起床.
昨晩はあまり眠れなかった.

明るくなるまでだらだら過ごす.

朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.

それから本を読む.
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』から「宇宙の意味」の節.
世界に起こるひとつの出来事を承認できないということは、世界が存在しないのを望むことにほかならない。
(中略)
世界が存在しないのを望むのは、このわたしが今あるままで、全体となるのを望むことである。

自分にも, 自らの世界に起こった未だに自分自身承認できない出来事がある. ヴェイユの言葉に共感する.

少し眠る.

昼に起きて, 郵便局と文房具店に行く.
役所に送る書類を投函し, 封筒を買った.

銀行の ATM に寄り今週分の生活費をおろしてから買い物に行く.
野菜や魚を買う.

帰宅して再び眠る.

夕方に起きて食事.
鰹のたたきと大根おろしとご飯.

早めに休む.

0 時起床.

本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
理性は, 自由に関する理性的存在者の行為の法則の最高原理の絶対的必然性を説明し得ない.
これが実践哲学における理性の限界であることが語られる.
重要なことは, それゆえに実践哲学が不完全であるとして切り捨てることではなく, 理解し得ず不完全な事柄があると認めた上で, なお我々の思考を進化させていくことである.

以上を結論として, 本書を読了する.
道徳の基本としてカントが定めた, 意志の全ての格率が普遍的法則であるかのように行為せよという原理から出発して, 実践哲学の限界にまで至る.
難解だったが, 一連の極めて精緻な議論に触れられたことは何物にも替え難い.

朝になったので食事をとる.
パンと紅茶.

それから少し眠る. 頭を使って疲れた.

昼に起きる.

午後からアルコール依存症の自助グループに行く.
今日は重たい話が多かった.

帰宅して食事.
蕎麦と大根おろし.
今日の大根は特に辛くて蕎麦が美味しい.

片付けをして布団に入る.

0 時半起床.

本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
純粋理性がいかにして実践的たり得るかという問い掛けに理性が答えられないのと同様のことが, 意志の原因性としての自由はいかにして可能かという問い掛けに対しても生じるということが語られる.
カントの一連の議論は精緻であるが, 難しい.

昨日寝たのが少し遅い時間だったこともあり, 疲労感と眠気がある.

読書に一区切りが付いてから朝食をとる.
納豆と卵かけご飯と味噌汁.

それから眠る.

午前中はほぼ布団の中で過ごした.

昼に起きて買い物に行く.
いつものスーパーに行って野菜などを買い, それからパン屋に行ってバゲットを買う.

先日アパートの大家から, 来年の夏にアパートの改築工事を行うのでそれまでに退去してほしいと告げられた.
近所の不動産屋に話をしておいたから, 相談に乗ってもらえるとのこと.

パン屋に行く途中で, 挨拶も兼ねてその不動産屋に寄った.
担当者の名刺を受け取り, こちらが考える引っ越しの時期などを伝えて店を出る.

現在のアパートは陽当たりも交通機関へのアクセスもよく気に入っていたのだが仕方が無い.

帰宅して再び布団に入り眠る. 疲れている.

夜に起きて食事.
トマトとピーマンのパスタ.

次第に鬱が辛くなってくる.
片付けをして休む.

0 時起床.

数学をやる.
教科書の練習問題を考える.
問題の意味がよくわからなかったので, ノートを読み返して以前勉強したことを確認しながら計算を行う.
明け方まで続ける.

今日は作業療法に行きたいので弁当を作る.
昨日買ったメカジキと小松菜を使う.

いつもの時間に家を出て, 午前中に病院のアトリエに到着する.
今日から新しい絵を描き始めた.

昼になって, 長く入院していた仲間がアトリエに来る.
久し振りにいろいろ話す.

午後までかかって大体の下描きができあがる.
来週から色を塗りたい.

夕方に帰宅.

一休みしてからアルコール依存症の自助グループに行く.
今日のテーマは「認める」.
自分は, 生活が鬱病や酒で破綻し, 自分がアルコール依存症であることを認めざるを得なくなったという話をした.
過去を振り返るのは未だに精神的に非常に疲れる.

帰宅してそのまま布団に入る.

2 時半起床.

本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
いかにして純粋理性が実践的になり得るかを理性は知ることができないこと.
難しいが本書も終わりに近付いてきた.

それから昨日の OpenBSD のアップグレード作業の続きと, Emacs HEAD のコンパイルとインストールの作業を行う.

作業の合い間に朝食をとる.

キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.

Emacs のコンパイルでエラーが出たので対処する. 何とかなった.

区切りが付いたので, いつものスーパーに買い物に行く.
野菜や魚などを買う.

午後からはデイケアに行く.

今日のプログラムは「幸せについて考える」. 第 4 クールの 1 回目.
生きていく中でのいろいろな局面における考え方についてワークショップ形式で作業をして, 最後に皆で共有する.

疲れたがいいプログラムだった.

夕方に帰宅.
食事をとる.
メカジキのムニエルと小松菜炒め.

片付けをして布団に入る.

Emacs HEAD のコンパイルとインストールを行う.

$ export AUTOCONF_VERSION="2.71"
$ export AUTOMAKE_VERSION="1.16"
$ ./autogen.sh
$ ./configure \
    'CFLAGS=-I/usr/include -I/usr/X11R6/include -I/usr/local/include' \
    'LDFLAGS=-L/usr/lib -L/usr/X11R6/lib -L/usr/local/lib -lgccjit' \
    --prefix=/usr/local \
    --mandir=/usr/local/share/man \
    --infodir=/usr/local/info \
    --with-x-toolkit=athena \
    --with-imagemagick \
    --with-xaw3d \
    --with-x \
    --without-xim \
    --with-xpm=ifavailable \
    --with-native-compilation
$ git pull
$ gmake bootstrap

ところが, elisp.info を生成する箇所でエラー

  GEN      ../../info/elisp.info
parsetexi/Parsetexi.c: loadable library and perl binaries are mismatched (got first handshake key 0xec00000, needed 0xeb80000)

が出力されてコンパイルが停止する.
gmake V=1 を実行して, 内部で走っているコマンドを調べたところ,

makeinfo --force --enable-encoding -I ./../emacs -I . --no-split -o ../../info/elisp.info elisp.texi
parsetexi/Parsetexi.c: loadable library and perl binaries are mismatched (got first handshake key 0xec00000, needed 0xeb80000)

となり, makeinfo でエラーになっている.

makeinfo は GNU Texinfo の一部で, 以前バージョンの問題が発生したためにパッケージからではなく Texinfo のソースから直接コンパイルしたものである.
その時インストールした Texinfo のモジュールがもう古くなっているのだろう.

Texinfo をあらためてソースからコンパイル・インストールする.

$ cd ~/src/texinfo
$ git pull
$ ./autogen.sh
$ ./configure --prefix=/usr/local --infodir=/usr/local/info --mandir=/usr/local/share/man
$ gmake
$ gmake check
# gmake install

その後, 再び Emacs HEAD のコンパイルを実行したところうまく行った.

$ gmake
$ gmake check
# gmake install

昨日の作業の続きを行う.
ベースシステムのコンパイルが終わっているのでマージしてデバイスファイルを作成する.

# sysmerge
# cd /dev/ && ./MAKEDEV all

次いで, X 関連ファイルのコンパイルとインストールを行う.

# cd /usr/xenocara
# make bootstrap
# make obj
# make build

パッケージのアップデート.

# pkg_add -uv

以上で OpenBSD のアップグレード作業が完了する.

9 時起床.
気分が沈んでいる. 鬱が辛い.

遅い朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.

月が新しくなったので OpenBSD のアップグレード作業を行う.

辛い.
頭の中に灰色の靄が立ち込めている気がする.
集中できない.

無理せずに休み休み進める.

午後に買い物に行く.
コーヒーなどを買う.

体を動かして少し楽になった.

数学をやる.
教科書の練習問題を考える.

夕方に食事.
真鯛の刺身と大根おろしとご飯.

片付けをして休む.