2021年05月31日
【挿し木】色々な植物の挿し木 発根したもの、しなかったもの
これまで色々な植物の挿し木を試してみましたが、発根しやすいものとそうでないも、どうしても失敗するものなど結果は様々でした。
今回は植物ごとの挿し木の結果について紹介したいと思います。
挿し木に成功した植物
ビオラ(おすすめ★★★★★)
秋の終わりに親株が徒長してくるので剪定して挿し穂にすれば、翌年のGWぐらいまで長く花を楽しむことができます。
年末に挿し穂をしました。
2ヶ月で根鉢ができるほどバッチリ発根。
3月ごろに開花し始め、5月半ばごろまで満開の花を楽しめました。
バジル(おすすめ★★★★★)
挿し穂をその辺に刺しておくだけでどんどん大きくなります。
生育のピークが夏で秋に急激に衰え始めるので、初夏に挿し穂をすれば大量収穫できます。
種から育てるのは時間がかかるので、苗を買って挿し穂をする方が効率的です。
<3月の種まきから2ヶ月目のバジルの芽>
ローズマリー(おすすめ★★★★★)
メチャクチャ丈夫で水分管理も楽で1ヶ月ほどでしっかりと発根します。
しかし、半年ほど経過しても大きく成長しませんでした。
おそらく寄せ植えの狭い空きスペースに植えたのが原因と思われます。
発根後は大きめの水はけの良い用土の鉢で管理しないと根が伸びず大きく育たないようです。
これは、親苗の方もそうで、ローズマリーは寄せ植えには不向きに思いました。
金魚草(おすすめ★★★★)
年中咲いているので、背丈が伸びて剪定したものを挿し穂すれば増やすことができます。
水切れを起こしやすいので枯らさないよう注意。
植え替えできるまでは4ヶ月ほどかかりました。
12月に挿し穂
4ヶ月経過後 (手前の発根が少ないのは2ヶ月目ぐらいのもの)
しっかりと根付きました。
シルバーレース(おすすめ★★★)
丈夫で発根もしやすかったです。
乾燥を好む植物なので、発根後は水はけの良い用土に植え替え。
梅雨の時期に根腐れさせないよう配慮が必要。
1月に挿し穂
3ヶ月経過後(4月の発根状況)
6月頃の様子 しっかり発根した後に植え替えで根付き生育も順調です。
アリッサム(おすすめ★★)
スーパーでない普通のアリッサム。
アリッサムも挿し穂で増やせると聞きましたが、どうも生育がよろしくありません。
3月ごろに挿し穂開始
3ヶ月後の様子
そもそも日本では一年草扱いで夏前には終わる花らしいです。
うまく梅雨を越せたら秋頃にもう一度咲くかもしれません。
頑張って継続してみようと思います。
クレソン(おすすめ★★)
枝を水に刺しておくだけで発根します。
挿し木にしなくても枝から発根してドンドン増えるのであえて挿し木にする必要はないかも。
挿し木に失敗した植物
ピィティロディア フェアリーピンク
エレモフィラ ニベア
冬から梅雨入りまでの間に3回ほど試しましたが、どうしても発根する前に枯れます。
ロフォミルタスマジックドラゴン
こちらも何度もチャレンジしましたが発根せず枯れました。
ソラナムパンプキン
枝を剪定して挿し木しましたが枯れました。
どうも枝が木質のような植物は挿し木が難しいように思いました。
やっぱり緑の茎のような水を吸い上げやすそうな植物の方が向いているのかな。
そもそも挿し木できない植物
パセリ
パセリのような節のない植物は挿し穂ができないそうです。
現在チャレンジ中の挿し木
紫陽花
花が終わった紫陽花の剪定した枝を挿し木にしました。
紫陽花は挿し木できるそうですが、花が咲くのは2年かかるそうです。
気が長い話ですが、頑張ってみようと思います。
ローズマリースピーディー
生育が早い品種とのことですが、寄せ植えしていたせいか親株があまり生育しませんでした。
親株は木質化してきてもうすぐ枯れそうなので次の世代を残すために挿し木をしています。
セージ・ラベンダー
冬に一度失敗しているセージとラベンダーの挿し木。
適温になってきたのでリベンジしてます。
追伸
セージ・ラベンダーの挿し木失敗。枯れてしまいました。
水をやると茎が腐る。あげないと干からびる。
どうすれば良いのやら・・・
ミニトマト
本来、脇芽を挿し木にするとそこから成長して収穫できるそうですが、間違って葉っぱの枝を挿し木にしていました。
10日後に発根を確認したらちゃんと発根していました。
脇芽が生えてきたら改めて挑戦したいと思います。
挿し木に便利なグッズ
挿し木の成功率を上げるために利用したものを紹介します。
挿し芽・種まき用の土
挿し芽は発根を阻害する肥料が含まれない用土が適しています。
この土は水の浸透性が高いパーライトと活力剤が配合された土で初心者にも扱いやすいです。
細かい土で挿し穂の安定感があります。
挿し芽・種まきの用土は100円均一でも売ってますが、違いは段違いです。
こちらは不純物も多く、根腐れがしやすいように思います。
メネデール(活力剤)
名称から発根剤のようなイメージがありますが、植物を元気にする活力剤です。
水揚げする時に水に混ぜると挿し木の成功率が上がります。
植物に元気がない時全般で使えるので、常備しています。
ルートン(発根剤)
挿し木の時に切り口に散布して発根を促進します。
ホルモン調整剤なので食用の植物には使えませんのでご注意ください。
以上、色々な植物の挿し木の紹介でした。
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