2021年10月31日
大正オトメ御伽話 第四話
BS11の「大正オトメ御伽話」です。夕月が熱を出して倒れた！
利き手が不自由な珠彦は何も出来ず、ただオロオロするばかり…
妹の珠子が夕月を布団まで運ぶが、夕月は珠彦たちの昼食の心配をする…
珠子が村まで降りて医者を呼んできた。
病名は、過労。疲れがたまった上に、夏の暑さにやられたらしい。
今回は珠子がいたからよかったが…
頼りにならない兄と別れたらと珠子が言うが、夕月は珠彦を放ってはおけない。小さい頃、イジメられて死にたいと言ってた子と、珠彦は似ていた。
その時の母の教えは…
『心強い味方がいれば、変わってもいいのだと思える日が来るから、どれだけ時間がかかっても、貴女だけは信じて、誰よりも側にいて見守ってあげなさい』
「私、信じています。珠彦様もご自分から幸せになる事を考えられる日が来ると」
珠彦が夜、夕月が心配になって見に行くと、胸のさらしが血だらけ？血を吐いたのかと思ったら、さらしを外そうとして手を擦りむいたようだ。
珠彦がハサミで切ると…巨乳がぶるん！
「珠子さ…ひゃ、珠彦様！？すみません。こんなお見苦しいものお見せして！」
夕月の二つある悩みのもう一つは、この巨乳だった。恥ずかしくてさらしを巻いて隠していた。胸を圧迫するのは良くないぞ！
「すまない！僕は君にとって最低の男だ。病気にさせといて看病もまともにできないやっとそれらしい事をしたかと思えば君に恥をかかせて…全部裏目に出てしまう」
珠彦は関係を解消しようと口にするが…
「帰りません。私は何があっても珠彦様の側におりますから。私の事なら大丈夫。私はそんなヤワな女子ではありません」
翌日元気になった夕月の笑顔を見て珠彦は「ユヅを幸せにしたい。僕はそれが出来る男になりたい」と思った…
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