いみじのあんちの徒然なるままに

2021年10月29日

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する　第４話

BS日テレの「暗殺貴族」です。
ルーグ、十歳の晩秋。十八歳までに勇者を暗殺する為に魔力を持った優秀な助手を探していたが、一向に見つからない…
そんなある日、冬の食卓を寂しいものしないように山に狩りに出かけたルーグは、そこで狼の群れに狙われた少女を見つける。
一匹の狼が少女に襲いかかるのを矢で仕留めると、瞬く間に残る五匹を仕留める！

少女の名はタルト。驚いた事に、彼女は魔力持ちだった。家が貧しく口減らしで追い出され、山を越えてトウアハーデ領内にやって来たのだと言う。
「俺はトウアハーデ領主の息子だ」「本当ですか？凄い…夢で女神様が言ってた運命の出会いって、本当だったんだ」
この都合が良すぎる展開は女神の差し金？
「俺についてくる気はあるか？」「いいんですか？」「ああ、一緒に来てほしい。俺は君が必要なんだ」
ルーグは助手を手に入れた…

それから二年後…
タルトは大きく成長していた。特に胸が！
タルトはルーグの専属使用人として、身の回りの世話を完璧にこなしていた。
「さすがはルーグが見込んだ人材だ。使用人としてではなく、本業の方もルーグを満足させているそうではないか」「ありがとうございます、旦那様。ルーグ様に拾っていただけなければ死んでいました。だから
心も体も命も全てルーグ様のものです」

暗殺の助手として、タルトを専属使用人にした。彼女を育てる上で、父は二つの条件を出した。一つ、俺が彼女を指導する事。二つ、万が一裏切った時、責任を持って殺す事…タルトは、たった二年で暗殺者に相応しい肉体と貴族の使用人に相応しい教養を身に着けた。しかし、戦闘技術だけは上達が遅い。唯一得意なのは槍の扱いだけか。だが、隠し持てない武器は暗殺には向かない…ルーグは考えを変え、折りたためば隠し持てる槍を生成した！
タルトは念願の暗殺武器を手に入れた！