2017年04月19日
よく考えて!可愛いだけじゃ育てれないよ・・・『78円の命』
ずいぶん前に購入した絵本ですが・・・動物を飼いたがる子ども達に読んで欲しくてね〜
動物は可愛いけどね、動物だって病気をするし歳もとるんだよ!
おしっこだってウンチだって後始末してあげなくちゃいけないし・・・
そんな事を言い聞かせながら今までズルズルと引き伸ばしています
それでもテレビやペットショップでかわいい子猫や子犬を見ると
「欲しい」ってごねていますけど
78円の命プロジェクト
価格:780円 |
内容紹介
愛知県豊橋市に住む、当時小学6年生だった谷山千華さんが2012年に書いた作文『78円の命』を絵本化した1冊。 猫の殺処分についての現実を小学生の素直な感性で描いたこの作文は、豊橋市の話し方大会で最優秀作品に選ばれ、その後同市の道徳の授業で扱われるなど、多くの人の目に触れる作品になった。さらにより多くの人に事実を伝えるため、「78円の命プロジェクト」が立ち上げられ絵本化された。
当時小学6年生だった女の子が書いた作文。
可愛がっていた野良猫の「キキ」・・・そのキキが赤ちゃんを産んだ時、近所の人がとった行動は・・・
同じようにキキを可愛がってくれていた近所のおばさんが子猫を引き取り・・・保健所へ
保健所で3日ほど過ごして、新しい飼い主が見つからなければ殺処分に
その殺処分の費用がたったの78円だそうです!
動物1匹の命が78円で奪われるなんて・・・正直、我が家の子ども達はショックを受けてました
この作文を書いた女の子も殺処分の事をこの時初めて知り、随分ショックだったようです
そして、子猫を探すキキの鳴き声に悲しみで一杯になったようです。
キキの姿さえも見なくなってしまったある日、子猫を保健所に連れて行った叔母さんが
避妊手術をしたキキを連れて帰ってきたそうです。
女の子は嬉しさと悲しさと安心感と・・・とても複雑な気持ちになったんでしょうね・・・
生き物を飼うということは 1つの命にきちんと責任を持つことだ。
おもちゃのように捨ててはいけない・・・・
以来この女の子は、野良猫を見ると「可愛がっていいものかどうか・・・」考えてしまうそうです。
私の家も昔猫を飼っていました。飼い猫は2匹、野良猫も4匹面倒見てましたねぇ〜
猫の出産の周期ってホント!ビックリするぐらい早いんですよ・・・
多分、1年に2回は確実に!下手したら3回ぐらい出産しているんだと思います
野良猫の場合は、ほとんどの子猫が成長する前に姿が見えなくなっていました・・・
多分、外敵に襲われたか交通事故か・・・病気でなくなったのかも知れません。
さすがにキリがないので、4匹とも順番に避妊手術して、最後はヨボヨボになって姿を見せなくなりました。
飼い猫2匹は14歳と15歳で寿命を全うして天国に行きました。
最後は・・・人間と同じですね食べれない・飲めない・歩けない・・・目も耳も悪くなって、トイレもたどり着けないので部屋中あちこちにペットシートを敷いていました。
病弱な方は病院代もかかり、歳をとればシニア用の高い餌を買っていましたね。
もう5年ぐらい前かなぁ・・・通学団の集合場所に紙袋に入れられた生まれて1週間ぐらいの子猫を見つけました。迷った挙句、取り敢えず連れて帰り面倒を見ましたが・・・余りにも小さすぎて死なせてしまいました。動物病院で「小さすぎて育てにくいから、しばらく預かっても良いよ。」と言われたんですが
当時私は家を建ててすぐのリーマンショックと、予定外の3人目の出産で金銭的に余裕もなく、入院費用が払えないと思ってしまったんです。もしかしたら、タダだったかも知れないけど、その後の飼育費用に対しても不安もありましたし・・・里親見つかるまで何とか・・・って思ったんですよねぇ〜
今は焼き場の仏様の下でたくさんの仲間と眠っています。
後悔はしていないけど、最後まで責任が取れたか?と聞かれると・・・今でも疑問です。
名前は「にゃん太郎」チビ兄さんが付けました。今でもチビ兄さんはにゃん太郎のことを時々話します。
この作文を書いた女の子の気持ちはとてもよく解ります。
どうしてやることも出来ない・・・でも、中途半端ではいけない!
どうして生後間もない子猫が紙袋に入れられて捨てられていたのか・・・
どんな理由があって捨てたのか解りませんが、捨てられた動物がたったの78円で処分されるということを
もっとたくさんの人に知って欲しいものです。
今でも子どもたちは猫を飼いたがっています。私も魔が差しそうになるけど、まず最初に考えて話し合うようにしています。いつか猫ちゃんと暮らせるように頑張ろうね!って
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タグ:絵本・書籍
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今は野良犬も野良猫も「殺処分0運動」が盛んだから、少しでも野良ちゃんが減って寿命を全う出来るようになって欲しいものです。
驚きました。
色々と知らなければならない真実があるのですね。