2017年05月22日
兄さんへの嫌がらせ本「ジェノサイドの丘」ルワンダで何があったのか・・・
この頃兄さんと論争になるのが「どっちの本がより難しいか」「どっちの本がより面白いか」
とは言え・・・私は滅多に本を読まなくて対する兄さんは毎月毎月やたらめったら本を買ってるので勝負にならないんですがね〜
で、私の少ない手数の中で「これは・・・難しいw」と思った本の紹介です
ジェノサイドの丘
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
1994年、アフリカの真ん中で100万人が殺された。だが、世界の人々は、少しも気にしなかった。人類史上最悪の虐殺メカニズムを説き明かす戦慄のルポルタージュ
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
1994年中央アフリカの小国ルワンダで起きたフツ族によるツチ族への大量虐殺。いかに虐殺行為が計画され、いかに実行されたのか。突発的な虐殺ではなく、予告までされていた事実。国際社会は止めるチャンスがあったにもかかわらず、見逃した事実から、裏に隠された国際社会の対立構造まで、生き残りの人々の証言で詳細に綴った緊迫の一冊。全米書評家協会賞・ニューヨークタイムズ、ロサンジェルスタイムズブックアワード他で絶賛
ジェノサイドの丘(上) [ フィリップ・ゴ-レイヴィッチ ] 価格:1,728円 |
ジェノサイドの丘(下) [ フィリップ・ゴ-レイヴィッチ ] 価格:1,728円 |
この本を買ったきっかけは『ホテルルワンダ』たまたま見てたワイドショーで話題の映画として紹介されてました。
その内容が衝撃的でした!なぜなら私の中では人類最悪の大量虐殺はナチスドイツのユダヤ人虐殺と日本への原爆投下だけだったから・・・
1994年と言えば私は短大生ぐらい・・・確かに夕飯を食べながらこんなニュースを見たような・・・
こんな恐ろしい事件が起きていたのに私はご飯を食べながらスルーしてたんですよ・・・
何十万人という人が助けを求めていたのに・・・
1割間引き・・・人間を1割間引く・・・
どうしたらそこまで赤の他人を憎めるんだろう・・・
逆に憎しみすらないから人間として見れなかったのかなぁ・・・
最初『ホテルルワンダ』を見たのよ・・・ショックだったw
国連軍からも見放されて、食べるものもなく反撃する武器もなく・・・ただ殺されるのを待つだけ・・・
ホテルルワンダはまだ多くの人が助かって、最後は生き残った家族と再会する所で終わってるけど
『ルワンダの涙』こっちは国連軍が警備する技術学校だけど、ベルギー軍が撤退したあと直ぐに・・・
学校の校長でもあり教会の神父でもあったクリストファー神父は、生き残るチャンスを失ったツチ族の人達と残り、犠牲者の一人となりました・・・神父まで・・・
価格:3,693円 |
そもそも、よその国の人間が勝手に(?)やってきて「鼻が高い・低い」だの「背が高い・低い」だの、見かけで適当にフツ族とツチ族と分けて・・・いがみ合ってても知らん顔!
目の前で赤ん坊が殺されてても止めることすら出来ないなら占領なんかしなきゃいいのに・・・
そんな風にしか思えない私が無知なのかな
この本にはホテルルワンダの支配人をしていて、避難していた人を助けたポールも出てくるし、
みんなと運命を共にしたクリストファー神父も出てきます。
が!・・・・言葉が難しいのよ〜 なんていうかなぁ・・・政治用語?みたいなのもたくさん出てくるし
人名もアフリカ人が多いから独特の名前で読みにくいのさ・・・
本自体は何年も前に買って読んだけど、今読み返してみても半分ぐらい忘れてるからちゃんと読んでないんだろうねぇ〜
でも、時間ができたらもう一度読み返してみようt思います。
ユダヤ人に対するホロコースト、日本への原爆投下、ルワンダの大虐殺・・・
その都度人間は謝っているけれど、今だに世界のどこかで争いあって傷つけ合って・・・命を落としてる
されが人間のサガなんでしょうかね・・・人間と悪魔とは紙一重なんでしょうか・・・
ルワンダで殺された人達の冥福を祈ります
あ!兄さんに挑戦状として渡された本『魍魎の匣』
こちらクッソクソ分厚くて本当に文章も難しそうなの
ここだけの話だけど・・・正直兄さんに負けた!って思ってます
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