2020年11月13日
UWFとは何だったのか?【1】
プロレスランキング
解散して30年経った今も回顧録的な本が何冊も出版されるほど衝撃的なムーブメントだったUWF。
1984年に新日本プロレスを退団した新間寿氏により旗揚げされ、この立ち上げには猪木氏も前田を移籍するよう説得したと言われています。『自分も後から合流するから先に行ってくれ』と。
ロープから跳ね返らなかったり、格闘技通信に取り扱われたり、『格闘技志向であった』ことは間違いありません。見ているこちらとしてはそれが刺激的で、従来のプロレスとは違うものでしたが、格闘技路線になるのは佐山さんが加入してからです。
※闘道館さんHPより
旗揚げは大宮スケートセンターで、メインは前田日明vsダッチ・マンテルです。
現在でもDVDが販売されてますので見ることが出来ると思いますが、新日本でやってきたことの延長線でした。
当初、新間氏がWWFのパイプを利用しWWFインターヘビー級王座を獲得させます。しかし、この王座は藤波辰巳選手が保持しており、同じタイトルが2個存在する不思議な状況となりました。
ベルトを獲得した前田をエースに旗揚げしたUWFですが、大物外人選手を多数引き抜くという触れ込みだったものの、フタを開けてみると大物外国人選手はおりません。
グラン浜田、ラッシャー木村、剛竜馬、マッハ隼人などが加入しての旗揚げとなります。
高田延彦はレンタル参戦していました。旗揚げシリーズは普通のプロレスです。
旗揚げ最終戦が蔵前国技館での前田日明vs藤原喜明のシングルマッチで、この日が旗揚げシリーズ最大の見せ場だったと思います。結果は両者フェンスアウト→延長で両者ノックアウトだったと思いますが、UWFの方向性を位置付けるものでした。
【2に続きます】
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