2021年03月07日
選手の将来のためにも見送らせて正解
総合格闘技ランキング
2,017年のRIZINでもギャビ・ガルシアが10kg以上の契約体重オーバーをし、vs神取忍戦がお流れになった過去がありますが、今回はそこまでの体重オーバーではないからこそ深刻なのかもしれません。
3月7日(日)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP JEWELS 32 アトム級GP 2021 開幕戦』の前日計量が6日(土)都内にて行われた。
このアトム級GP(-47.6kg契約)に参戦するさくら(18=フリー)は、49.05kgと、何とリミットの1.45kgもオーバーした。
再計量に臨むこととなったさくらは「4時までに落としてきます。すみませんでした」と謝罪コメントを残した。
しかしその後、減量の無理がたたり緊急搬送され試合続行不可能に。試合は中止となり、対戦予定だった村上彩(フリー)が不戦勝となった。
さくらは19年12月のプロデビューからこれまで49kg契約で4戦し、計量オーバーは無かった。しかしプロ5戦目となる昨年大晦日のRIZINの前日計量では普段の契約体重よりも重い51kg契約だったが、何と1.7kgオーバー。
それから2ヶ月あまり。さらに今回は普段の契約体重よりも1.4kgも軽いアトム級(-47.6kg)にエントリーし2度目の計量失敗。普段より軽い階級へのエントリーは試合間隔から厳しかったのかもしれない。
RIZIN大晦日も契約体重オーバーを起こしたようですし、大晦日よりもさらに1.4kg軽いアトム級。
18歳の現役女子高生で成長過程にある中で、試合に合わせて減量をしても体調を崩し緊急搬送ということは、彼女はアトム級が適正契約体重ではないのでは????
『プロとして試合までに身体を作る』のは大前提ですが、ジム側も出場を見送らせることはできなかったんでしょうか。
結果的にさくら選手は不戦敗になってしまいましたが、元々登録階級に無理があったのでは。水抜き禁止とか減量する際の限度枠みたいなものを決めた方が良いように思います。コレは特に女子総合格闘技に言える話ですけど。
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