2019年11月25日
キャンプで美味しいご飯を炊くのが不安な人に朗報なお話!
最近はご飯を炊くという行為をご家庭では炊飯器に任されている方が多いかと思いますが、キャンプなどの野外では基本御自身でご飯を炊くことになりますね。
この米を炊くという行為、初めての方は上手く炊けなかったなんていう洗礼を受ける場合があります。
最初はうまく炊けても、次の時はうまくいかなくて
「前回はうまく炊けたのに、なんで今回はダメだったのだろう?」
なんて悩む方もいらっしゃいますでしょう。
野外での米炊きの定番は、飯盒による飯盒炊飯ということになりますが、今は飯盒に並んで米炊き用の鍋が出ています。
その鍋を使うことでも炊飯の難しさのハードルはだいぶ下がりますね。
その鍋についての詳しい内容について深く掘り下げた話は、こちら。
・炊飯用の鍋「ライスクッカー」の話!
鍋での炊飯のハードルを下げる大事なこと!
1 米炊き鍋はアルミ製がいい。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
4 炊く火力は強いよりは弱いほうがリスクが少ない。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
鍋での炊飯にこだわりのある方からは、NGが出るような項目もあるかと思いますが、とりあえずはこれで失敗せず炊ける可能性が上がります。
1 米炊き鍋はアルミ製がいい。
鍋もいろんな素材のものがありますよね。そのどれもが同じではないということ。
・ステンレス(キャンプ向き)
メリット:一度温めると冷めにくい。丈夫。
デメリット:温める時、局所的に熱が伝わりやすく、調理によっては焦げ易い。重い。
・鉄(じっくりと料理のできるキャンプ向き)
メリット:鉄鍋で調理した料理は鉄分が含まれるので、鉄分を摂取できる。丈夫。
デメリット:使用後のお手入れと保管に気を使う。それを怠ると錆び易い。重い。
・チタン(荷物を軽くしたい登山向き)
メリット:軽い。金属アレルギーに無縁。
デメリット:温める時、局所的に熱が伝わりやすく、ステンレスより調理によっては焦げ易い。高価。
・アルミ(鍋としては比較的万能)
メリット:軽い。熱が伝わりやすく、調理時に熱伝導のムラが少ない。
デメリット:柔らかいので落とした時などの衝撃で変形し易い。
他にもいろんな素材の鍋がありますが、とりあえずはよくある素材でのご紹介となります。読んでいただいて分かる通りアルミ鍋の鍋底は、全体に熱が伝わりやすくて火力の調整がし易いです。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
炊く時の水とお米の量の目安はおおよそ、「9:10」になります。
お米1合(180ml)に対して、水は200mlです。
お米の合数×200ml=必要な水の量
これが目安となります。
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
お米を研いだ後、炊き始める前に上記のお米と水の割合で鍋に準備をしたら、そのまま1時間ほど置いておきます。
そうすることでいざお米を炊いたとき、芯が残るリスクを抑えられます。ふっくらとしたご飯になりますよ。
4 炊く火力は強いよりは弱いほうがリスクが少ない。
炊く時の火力は重要です。
「はじめチョロチョロ、中パッパ・・・」
最初は弱火、吹き上がるあたりで火力を上げて釜の中のお米を対流させて・・・なんて、美味しく炊ける米炊きの秘訣文言がありますが、とりあえず弱火でジワジワでもいいので、火力を上げ過ぎて焦がさないようにコツコツと炊くのが失敗しない秘訣です。
それができるようになったら、さらに美味しく炊けるようにステップアップしていけば良いのではないかと思います。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
秘訣文言の続きで、
「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」
と、「赤子泣いても蓋取るな」というように、蓋を取らないことで鍋内の圧力を保ちつつ、お米を対流させることでふっくらとした美味しいご飯を炊く秘訣となるのですが、蓋を取れずに待っているのは不安だと思います。
そんな時は、蓋を開けて中身を確認しても大丈夫です。蓋はきっと熱くなっていますから火傷には気をつけてくださいね。
蓋を取ってみて状態として
・水分が多く煮立っている:蓋を閉じて待ちましょう。
・なんとなく水気があり泡立っている:蓋を閉じてもう少しだけ待ちましょう。
・鍋の内側の壁に乾いた膜が付いている:火を止める。または火から鍋を下ろします。
ちなみに、上記に少し紹介させていただきましたユニフレームのライスクッカーには、別売りで専用のガラス蓋があります。これがあると炊き上がる過程が蓋を取らずに目視できますね。
蓋を再び閉じた人は、「カンカンッ・・」とか「プツッ・・プツツッ・・・」という小さな乾いた音が聞こえたら鍋の中の水分が無くなってきた証拠です。火を止めるか、火から鍋を下ろしてください。
蓋を開けて炊けているであろうご飯が見えると思います。そしたらひとつまみ試食です。ちょっと水分が気持ち多いかな?というくらいなら、ほぼ成功です。このままでも食べられますが、あとひと息で美味しいご飯の完成!
もしなんとなく「芯」が 残っているような感じがしましたら、鍋の中にお湯を少し足して、再び蓋を閉めて弱火に掛けてください。
そして、8行上の「蓋を再び閉じた人は〜・・・」の文に戻ります。
逆に、いつまで経っても水分が多くお粥の様な感じでしたら、蓋を開けたままにして鍋の中の水分を飛ばします。
そうして鍋内の水分を必要に応じて軌道修正するのです。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
ちょっと試食した時に、なんとなく水分が気持ち多いかな?というくらいのご飯ができたら、蓋を閉めてそのまま10〜20分くらい放置します。それで美味しいご飯が出来上がりますよ〜!
まとめ
1 鍋はアルミ製だと熱のムラが起きにくく安定して炊飯できる。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
4 炊く火力は弱いほうが失敗のリスクが少ない。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
鍋での炊飯キャンプでも役に立ちますが、電気が使えない状況でも役に立ちますよ〜!覚えて実践しておいて損はないかと思います。
この米を炊くという行為、初めての方は上手く炊けなかったなんていう洗礼を受ける場合があります。
最初はうまく炊けても、次の時はうまくいかなくて
「前回はうまく炊けたのに、なんで今回はダメだったのだろう?」
なんて悩む方もいらっしゃいますでしょう。
野外での米炊きの定番は、飯盒による飯盒炊飯ということになりますが、今は飯盒に並んで米炊き用の鍋が出ています。
その鍋を使うことでも炊飯の難しさのハードルはだいぶ下がりますね。
◇UNIFLAME(ユニフレーム) 660089・fanライスクッカー DX 価格:5,500円 |
ユニフレーム(UNIFLAME) ライスクッカーミニDX 660331 価格:4,074円 |
その鍋についての詳しい内容について深く掘り下げた話は、こちら。
・炊飯用の鍋「ライスクッカー」の話!
鍋での炊飯のハードルを下げる大事なこと!
1 米炊き鍋はアルミ製がいい。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
4 炊く火力は強いよりは弱いほうがリスクが少ない。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
鍋での炊飯にこだわりのある方からは、NGが出るような項目もあるかと思いますが、とりあえずはこれで失敗せず炊ける可能性が上がります。
1 米炊き鍋はアルミ製がいい。
鍋もいろんな素材のものがありますよね。そのどれもが同じではないということ。
・ステンレス(キャンプ向き)
メリット:一度温めると冷めにくい。丈夫。
デメリット:温める時、局所的に熱が伝わりやすく、調理によっては焦げ易い。重い。
・鉄(じっくりと料理のできるキャンプ向き)
メリット:鉄鍋で調理した料理は鉄分が含まれるので、鉄分を摂取できる。丈夫。
デメリット:使用後のお手入れと保管に気を使う。それを怠ると錆び易い。重い。
・チタン(荷物を軽くしたい登山向き)
メリット:軽い。金属アレルギーに無縁。
デメリット:温める時、局所的に熱が伝わりやすく、ステンレスより調理によっては焦げ易い。高価。
・アルミ(鍋としては比較的万能)
メリット:軽い。熱が伝わりやすく、調理時に熱伝導のムラが少ない。
デメリット:柔らかいので落とした時などの衝撃で変形し易い。
他にもいろんな素材の鍋がありますが、とりあえずはよくある素材でのご紹介となります。読んでいただいて分かる通りアルミ鍋の鍋底は、全体に熱が伝わりやすくて火力の調整がし易いです。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
炊く時の水とお米の量の目安はおおよそ、「9:10」になります。
お米1合(180ml)に対して、水は200mlです。
お米の合数×200ml=必要な水の量
これが目安となります。
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
お米を研いだ後、炊き始める前に上記のお米と水の割合で鍋に準備をしたら、そのまま1時間ほど置いておきます。
そうすることでいざお米を炊いたとき、芯が残るリスクを抑えられます。ふっくらとしたご飯になりますよ。
4 炊く火力は強いよりは弱いほうがリスクが少ない。
炊く時の火力は重要です。
「はじめチョロチョロ、中パッパ・・・」
最初は弱火、吹き上がるあたりで火力を上げて釜の中のお米を対流させて・・・なんて、美味しく炊ける米炊きの秘訣文言がありますが、とりあえず弱火でジワジワでもいいので、火力を上げ過ぎて焦がさないようにコツコツと炊くのが失敗しない秘訣です。
それができるようになったら、さらに美味しく炊けるようにステップアップしていけば良いのではないかと思います。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
秘訣文言の続きで、
「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」
と、「赤子泣いても蓋取るな」というように、蓋を取らないことで鍋内の圧力を保ちつつ、お米を対流させることでふっくらとした美味しいご飯を炊く秘訣となるのですが、蓋を取れずに待っているのは不安だと思います。
そんな時は、蓋を開けて中身を確認しても大丈夫です。蓋はきっと熱くなっていますから火傷には気をつけてくださいね。
蓋を取ってみて状態として
・水分が多く煮立っている:蓋を閉じて待ちましょう。
・なんとなく水気があり泡立っている:蓋を閉じてもう少しだけ待ちましょう。
・鍋の内側の壁に乾いた膜が付いている:火を止める。または火から鍋を下ろします。
ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX ガラス蓋 660102 価格:1,527円 |
ちなみに、上記に少し紹介させていただきましたユニフレームのライスクッカーには、別売りで専用のガラス蓋があります。これがあると炊き上がる過程が蓋を取らずに目視できますね。
蓋を再び閉じた人は、「カンカンッ・・」とか「プツッ・・プツツッ・・・」という小さな乾いた音が聞こえたら鍋の中の水分が無くなってきた証拠です。火を止めるか、火から鍋を下ろしてください。
蓋を開けて炊けているであろうご飯が見えると思います。そしたらひとつまみ試食です。ちょっと水分が気持ち多いかな?というくらいなら、ほぼ成功です。このままでも食べられますが、あとひと息で美味しいご飯の完成!
もしなんとなく「芯」が 残っているような感じがしましたら、鍋の中にお湯を少し足して、再び蓋を閉めて弱火に掛けてください。
そして、8行上の「蓋を再び閉じた人は〜・・・」の文に戻ります。
逆に、いつまで経っても水分が多くお粥の様な感じでしたら、蓋を開けたままにして鍋の中の水分を飛ばします。
そうして鍋内の水分を必要に応じて軌道修正するのです。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
ちょっと試食した時に、なんとなく水分が気持ち多いかな?というくらいのご飯ができたら、蓋を閉めてそのまま10〜20分くらい放置します。それで美味しいご飯が出来上がりますよ〜!
まとめ
1 鍋はアルミ製だと熱のムラが起きにくく安定して炊飯できる。
2 コメの量と水の量の割合は9:10
3 炊き始める前に米を水に1時間くらい浸しておく。
4 炊く火力は弱いほうが失敗のリスクが少ない。
5 炊飯中、不安になったら鍋蓋を取って中身を確認し、必要なら修正する。
6 最後は何もせず20分くらい蒸らす。
鍋での炊飯キャンプでも役に立ちますが、電気が使えない状況でも役に立ちますよ〜!覚えて実践しておいて損はないかと思います。
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