2020年10月05日
タープはお一人様リビングであり、みんなの居間です!!なお話!!
最近はソロキャンプなんてものが流行ってきましたね。昔からソロキャンプ主体で続けてきた僕からするとちょっと驚きであります。
20年くらい前はソロでキャンプをしているということを学校や職場ですると
「何が楽しいんだ?」
「1人でキャンプって寂しくない?」
などなどネガティブなことを言われたものです。(笑)
さてさて、そんなソロキャンプですがお一人様であればテントは小さいものをチョイスしている方が多いことでしょう。そこにタープがあると何より便利です。大きいものがいいのか、小さいものがいいのかどうかは、どんなスタイルでキャンプをするかによって変わってきます。今日はそんなソロキャンプに使えるタープのお話です。
どんな種類のタープがあるのか?とその役割と良いところ悪いところ!!
1・タープの役割
2・ウイング型
3・ヘキサゴン型
4・ムササビ型
5・張り方について
6・素材について
1・タープの役割
タープの役割についてですが、これは何よりテントの前室を作ることでテントサイトの快適空間を広げることができるということです。ソロキャンプの場合使わないという選択肢もありますが、あったほうが快適さは増します。タープを張るデメリットがあるとしたら設営と撤収の作業がテント以外にさらに増えてしまうということでしょうか。
広い前室は寛ぎのスペースになりますし、天気の悪い日は雨に打たれずに伸び伸びと過ごせます。タープの内側に細引き(紐)を張れば、ランタン や乾かしたいものを吊り下げておくこともできます。
自転車の旅では、この空間にしまっておくことで雨から凌げますね。
それぞれがソロテントを持ち込んでの数人のキャンプの時などはタープがあるとみんなの居間として使えるのです。
そこで煮炊きをしてみんなで食事を取れますね。雨が降ってしまい、みんなテントの中に閉じこもっていなくても、そこでみんなで過ごすことができますね。
では次にそのタープの形についてお話していきます。
2・ウイング型
タープには様々な形がありますが、まずはウイング型です。これは広げると四角い縦長のダイヤ型をしています。一般的にはタープの長辺の対角にそれぞれポールを立てて軒下を作り、短辺側の角をそれぞれ地面に落とし込む感じにテンションを張ってペグダウンすることで空間を作ります。
このタープのいいところは風通しが良いことと、面積が少ないので軽く、徒歩など人力の旅キャンプに使いやすいです。大きさによりますが、コンパクトなものはソロ向きです。
大きいものもありますが、例えば多人数で使いたいのであればこのタイプよりも次に紹介するヘキサゴン型のほうが使いやすいです。
3・ヘキサゴン型
次はヘキサゴンタイプ。こちらは縦長の6角形の形をしており、長辺の対角にそれぞれポールを立てて軒下を作り、他の4辺を地面に落とし込む感じでテンションを張りペグダウンすることで空間を作ります。
このタープのいいところは軒下となる空間が広いことです。長編の長さがウイング型と同じもので比べた場合、軒下面積はこちらの方が広いです。
その分、多人数でもみんなが軒下に入って過ごせる空間を作れます。
デメリットがあるとしたら、面積が多くなる分同じサイズのウイング型よりも重くなります。
4・ムササビ型
次はムササビ型です。こちらはちょっと変わった形をしていて、いろんなメーカーから出ており、それぞれ形は異なりますが、変則5角形が一般的です。
このタープのいいところはポール一本でタープが張れるところです。上記2種類はポールを2本使います。
ポール1本なので、ポールを立てた角を頂点に他の4辺を地面に向かってテンションを張りペグダウンすることで軒下の空間を作ります。メリットはペグダウン箇所が低めにできますので、脇からの雨の吹き込みを防げます。デメリットがあるとしたら天井が低めというところです。ただ、これは張り方の工夫でいくらでも解消できます。
5・張り方について
大まかに3種類のタープとその基本的な張り方の説明を書いてきましたが、これはあくまで基本的な張り方であり、そうしなければならないというものではないのです。
キャンプ場の地形やその時の人数、テントとどう組み合わせるかによって、どうタープを張るかを考え、うまく張れた時のそれはなんとも言えない喜びがあります。
それがタープをキャンプに持っていく楽しみの一つであったりもします。
ポールの代わりに、自然にある立木を利用してもいいでしょうし、本来ポールを2本使うということに拘らず、代わりになるものがあれば使わなくてもいいですし、3本使ってみて広い空間を作るのもいいですし、張り方は自由なのです。
毎回、いろんな地形やスタイルに合わせてタープを張っていると、だんだんと慣れてきて、経験を重ねれば重ねるほど、そのテントサイトを見た他だけでタープの張り方をイメージできるようになります。
もちろん、タープを張る時間もだんだんと早くなってきます。楽しいですよ!その場で自分の貼りたいイメージでタープを張れるようになるのは!!
これは災害時にも役立つ知識と経験になると思います。地震などで建物の倒壊の恐ればあったりして、庭や公園にタープを張ることになったり、タープの代わりにブルーシートを張ることもあるかもしれません。そんな時にパッと張れれば、パッと張れたことで余裕ができた時間を他のことに使えますし、きちんと張れたタープの下の空間は、有事の生活の希望に繋がる安心感にもなることでしょう。
6・素材について
最後に素材についてです。一般的なタープはナイロンです。軽くて丈夫で水も弾くので良いのですが、火に弱いという欠点があります。
ナイロンのタープの下では焚き火は避けましょう。離れたところで焚き火をしても火の粉が飛んでタープに穴を開けるなんてことがあります。
もしナイロンタープの下で焚き火をしたいのであれば、タープの下に張る火の粉避けのシートを張るか、綿素材のタープを使いましょう。
綿素材のタープは直火はNGですが、焚き火の火の粉くらいでは穴も開きません。
綿素材のタープのメリットはこの焚き火に強いということですね。
デメリットは重いということと、水気を吸うとさらに重くなるということです。
歩きなど人力の旅キャンプには現実的には不向きでしょう。
いかがでしたか?あなたのキャンプのスタイルに合ったタープは見つかりそうでしょうか?
そんなタープ探しの参考になれば幸いです。
20年くらい前はソロでキャンプをしているということを学校や職場ですると
「何が楽しいんだ?」
「1人でキャンプって寂しくない?」
などなどネガティブなことを言われたものです。(笑)
さてさて、そんなソロキャンプですがお一人様であればテントは小さいものをチョイスしている方が多いことでしょう。そこにタープがあると何より便利です。大きいものがいいのか、小さいものがいいのかどうかは、どんなスタイルでキャンプをするかによって変わってきます。今日はそんなソロキャンプに使えるタープのお話です。
どんな種類のタープがあるのか?とその役割と良いところ悪いところ!!
1・タープの役割
2・ウイング型
3・ヘキサゴン型
4・ムササビ型
5・張り方について
6・素材について
1・タープの役割
タープの役割についてですが、これは何よりテントの前室を作ることでテントサイトの快適空間を広げることができるということです。ソロキャンプの場合使わないという選択肢もありますが、あったほうが快適さは増します。タープを張るデメリットがあるとしたら設営と撤収の作業がテント以外にさらに増えてしまうということでしょうか。
広い前室は寛ぎのスペースになりますし、天気の悪い日は雨に打たれずに伸び伸びと過ごせます。タープの内側に細引き(紐)を張れば、ランタン や乾かしたいものを吊り下げておくこともできます。
自転車の旅では、この空間にしまっておくことで雨から凌げますね。
それぞれがソロテントを持ち込んでの数人のキャンプの時などはタープがあるとみんなの居間として使えるのです。
そこで煮炊きをしてみんなで食事を取れますね。雨が降ってしまい、みんなテントの中に閉じこもっていなくても、そこでみんなで過ごすことができますね。
では次にそのタープの形についてお話していきます。
2・ウイング型
タープには様々な形がありますが、まずはウイング型です。これは広げると四角い縦長のダイヤ型をしています。一般的にはタープの長辺の対角にそれぞれポールを立てて軒下を作り、短辺側の角をそれぞれ地面に落とし込む感じにテンションを張ってペグダウンすることで空間を作ります。
このタープのいいところは風通しが良いことと、面積が少ないので軽く、徒歩など人力の旅キャンプに使いやすいです。大きさによりますが、コンパクトなものはソロ向きです。
大きいものもありますが、例えば多人数で使いたいのであればこのタイプよりも次に紹介するヘキサゴン型のほうが使いやすいです。
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3・ヘキサゴン型
次はヘキサゴンタイプ。こちらは縦長の6角形の形をしており、長辺の対角にそれぞれポールを立てて軒下を作り、他の4辺を地面に落とし込む感じでテンションを張りペグダウンすることで空間を作ります。
このタープのいいところは軒下となる空間が広いことです。長編の長さがウイング型と同じもので比べた場合、軒下面積はこちらの方が広いです。
その分、多人数でもみんなが軒下に入って過ごせる空間を作れます。
デメリットがあるとしたら、面積が多くなる分同じサイズのウイング型よりも重くなります。
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4・ムササビ型
次はムササビ型です。こちらはちょっと変わった形をしていて、いろんなメーカーから出ており、それぞれ形は異なりますが、変則5角形が一般的です。
このタープのいいところはポール一本でタープが張れるところです。上記2種類はポールを2本使います。
ポール1本なので、ポールを立てた角を頂点に他の4辺を地面に向かってテンションを張りペグダウンすることで軒下の空間を作ります。メリットはペグダウン箇所が低めにできますので、脇からの雨の吹き込みを防げます。デメリットがあるとしたら天井が低めというところです。ただ、これは張り方の工夫でいくらでも解消できます。
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5・張り方について
大まかに3種類のタープとその基本的な張り方の説明を書いてきましたが、これはあくまで基本的な張り方であり、そうしなければならないというものではないのです。
キャンプ場の地形やその時の人数、テントとどう組み合わせるかによって、どうタープを張るかを考え、うまく張れた時のそれはなんとも言えない喜びがあります。
それがタープをキャンプに持っていく楽しみの一つであったりもします。
ポールの代わりに、自然にある立木を利用してもいいでしょうし、本来ポールを2本使うということに拘らず、代わりになるものがあれば使わなくてもいいですし、3本使ってみて広い空間を作るのもいいですし、張り方は自由なのです。
毎回、いろんな地形やスタイルに合わせてタープを張っていると、だんだんと慣れてきて、経験を重ねれば重ねるほど、そのテントサイトを見た他だけでタープの張り方をイメージできるようになります。
もちろん、タープを張る時間もだんだんと早くなってきます。楽しいですよ!その場で自分の貼りたいイメージでタープを張れるようになるのは!!
これは災害時にも役立つ知識と経験になると思います。地震などで建物の倒壊の恐ればあったりして、庭や公園にタープを張ることになったり、タープの代わりにブルーシートを張ることもあるかもしれません。そんな時にパッと張れれば、パッと張れたことで余裕ができた時間を他のことに使えますし、きちんと張れたタープの下の空間は、有事の生活の希望に繋がる安心感にもなることでしょう。
6・素材について
最後に素材についてです。一般的なタープはナイロンです。軽くて丈夫で水も弾くので良いのですが、火に弱いという欠点があります。
ナイロンのタープの下では焚き火は避けましょう。離れたところで焚き火をしても火の粉が飛んでタープに穴を開けるなんてことがあります。
もしナイロンタープの下で焚き火をしたいのであれば、タープの下に張る火の粉避けのシートを張るか、綿素材のタープを使いましょう。
綿素材のタープは直火はNGですが、焚き火の火の粉くらいでは穴も開きません。
綿素材のタープのメリットはこの焚き火に強いということですね。
デメリットは重いということと、水気を吸うとさらに重くなるということです。
歩きなど人力の旅キャンプには現実的には不向きでしょう。
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いかがでしたか?あなたのキャンプのスタイルに合ったタープは見つかりそうでしょうか?
そんなタープ探しの参考になれば幸いです。
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