2017年07月05日
この時期、食中毒にも注意です
蒸し暑さが続く中で、熱中症以外にもうひとつ気をつけたい病気があります。それは「食中毒」です。原因としてこの時期に多いのは「細菌」です。いわゆる「食べ物が傷みやすい」ということに関連しています。症状としては吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・発熱などで、冬場に多い「ノロウイルス胃腸炎」とほぼ同じ症状です。治療も大きな違いはなく、基本は水分補給と内服薬で、細菌性と考えられれば抗生剤の内服を追加されることがあります。また、細菌性の場合はノロウイルスと違い人から人に移ることはほとんどありません。同じものを皆で食べて、そのうち数人が(あるいは本人だけが)発症するというパターンです。
以前O-157という細菌による重篤な腸炎の報道がありました。これは細菌そのものではなく「細菌の出す毒素」が原因となり、通常抗生剤は効果がありません。O-157以外にも「手についている細菌」が毒素を出すこともあります。今の季節はこれにも注意が必要です。予防の基本はお弁当であれば作るときに清潔を心がけ、その後は温度管理に注意することだと思います(今更ですが・・・)。
熱中症や食中毒は少し注意すれば予防できる病気です。しかし、症状が重い時には入院が必要となることもあります。日ごろから気を付けて、それでも「体調がおかしい」と感じた時には早めの受診を心がけてほしいと思います。
以前O-157という細菌による重篤な腸炎の報道がありました。これは細菌そのものではなく「細菌の出す毒素」が原因となり、通常抗生剤は効果がありません。O-157以外にも「手についている細菌」が毒素を出すこともあります。今の季節はこれにも注意が必要です。予防の基本はお弁当であれば作るときに清潔を心がけ、その後は温度管理に注意することだと思います(今更ですが・・・)。
熱中症や食中毒は少し注意すれば予防できる病気です。しかし、症状が重い時には入院が必要となることもあります。日ごろから気を付けて、それでも「体調がおかしい」と感じた時には早めの受診を心がけてほしいと思います。
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