2017年05月13日
尿でガンが分かる?その後の不安
先ほどテレビで一滴の尿からガンを嗅ぎ分ける虫のことを放送していました。ステージ0(ゼロ)のガンも含めて90%の以上の診断率とのことですが、どんなガンなのかが分からないと仮に陽性と指摘されたときに、どんな精密検査をしたらよいのか分かりません。胃カメラ、大腸カメラ、肺のCTを、そして男性なら前立腺ガンの採血を、女性なら乳がんと婦人科系のガンの検査までしなければなりません。それでもはっきりしなければまれな甲状腺がんの検査も必要になるかもしてません。これらの検査でもわからなければ「何らかの小さながんの可能性」とされ経過観察となり、ずっと本人に無用な心配をかけさせてしまいます。90%以上の診断率であるならば、なおさらこの場合患者さんは「自分は謎のガンなのだろうか?」と不安を持ったまま生活していくことになるでしょう。いたずらに不安をおあることにならないか、それが心配です。
テレビでは疑われるがんの種類までわかるようにしたいとのことでしたが、それが大切だと思います。そうでなければ、尿検査は安く済むかもしれませんがその後の精密検査は増加し、日本の医療費がパンクしてしまうかもしれません。
ガン治療に関して早期発見は大原則ですが、精密検査でもとらえることが出来ないような小さなガンまで心配するのはいかがなものでしょうか。それならば毎年通常のガン検診やドックを受けて、低侵襲で治療できる段階で発見されるのが本人にとっても医療費にとってもバランスが良いのでは、と思います。
テレビでは疑われるがんの種類までわかるようにしたいとのことでしたが、それが大切だと思います。そうでなければ、尿検査は安く済むかもしれませんがその後の精密検査は増加し、日本の医療費がパンクしてしまうかもしれません。
ガン治療に関して早期発見は大原則ですが、精密検査でもとらえることが出来ないような小さなガンまで心配するのはいかがなものでしょうか。それならば毎年通常のガン検診やドックを受けて、低侵襲で治療できる段階で発見されるのが本人にとっても医療費にとってもバランスが良いのでは、と思います。
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