日本整形外科学会はロコモの兆候として「階段の上り下り」「急ぎ足で歩く」「休まずに歩き続ける」「スポーツや踊り」など四つの日常活動に伴う困難さを特定、「ロコモサイン」と名付けて注意を呼び掛けている。
立ったり歩いたりする機能を担う足腰は医学的には運動器と呼ばれる。
「個々人で悪くなり方が異なる。ロコモの兆候を捉える事ができれば、対策を講じる事ができる」と話すのは、同学会の整形外科専門医でもある埼玉県立大保健医療福祉学部の山田恵子准教授。
その際、気を付けるべきなのは痛みの有無。
山田さんによると、階段の上り下りが困難になり痛みがある場合は、膝の関節の隙間にある軟骨が擦り減る「変形性膝関節症」の可能性がある。
長く歩けない場合は、腰の背骨の中を通っている神経が圧迫されて痛みが起こる「腰部脊柱管狭窄症」、又動脈硬化により足の血管が詰まる「閉塞性動脈硬化症」の可能性がある。
又、息切れで長く歩けなくなっている場合は、心臓や肺に原因がある事もあり、内科の受診を勧めている。
痛みがない場合は、立った状態から腰を沈めて立ち上がる「スクワット」や踵を上げ下ろしする「ヒールレイズ」などの運動を無理のない範囲で続けると、活動性を維持するのに役立つ。
愛媛新聞 体から
ロコモオンラインのホームページで効果的な運動(ロコトレ)の方法を紹介しているらしい。
見て見たら。
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