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2016年02月23日

目移り

アイデアを絞りきれず目移りしてしまい、結局今回の円高をきっちり取れなかった。orz

反省、反省、とにかく反省!
やるべきことをやり、やってはいけないことには手を出さない!

「選択と集中」
まさに、言うは易く行うは難し。



2016年02月22日

スプレッドの不思議

ここでいうスプレッドとは、サヤ取りのことではなく「bid」と「ask」の差のこと。

現在筆者はFXCMジャパン証券をメイン口座として使っている。こちらの会社は今どき珍しく、スプレッド以外に別途手数料が掛かる。他の条件が一緒なら、手数料が掛かる会社は通常敬遠して使用しないのだが、なぜ使っているのか?

約定力やスリッページ云々の細かいところは、他の会社と比較して良いのか悪いのか正直言って筆者はよくわからない。筆者にとって明らかにメリットがあるのでいつの間にかメインになってきた。

そのメリットとは。

マイナーな通貨ペアのスプレッドが狭いのである。筆者の扱うマイナー通貨とは、スイスフラン(CHF)や豪ドル(AUD)、加ドル(CAD)、NZドル(NZD)なので、そこそこの通貨ではあるのだが、ドルストレートやクロス円のペアならいざ知らず、これらの通貨同士のペア(AUD/NZDやCAD/CHFなど)だと、ヒロセ通商やDMM.com証券ではスプレッドが格段に広くなってしまうのである。手数料分を加味してもFXCMジャパン証券の方が安く済むのだ。

スプレッドも十分考慮すべきコストなので、できるだけ低く抑えたいという願望がある。かと言って、FXCMジャパン証券がすべての通貨ペアで一番というわけでもないので厄介だ。メジャーなペアではかえって高くついたりするので、通貨ペアを選択する都度、どの会社を使うか確認しなくてはいけない。

会社ごとに口座の残高が違うので、サイズによっては手数料は高くなってもヒロセ通商ではなくFXCMジャパン証券を使わざるを得ない時もあるし、また確認自体に時間が掛かりすぎても、タイミングを逃すとそれもコストになってしまうので、あまり面倒な時は何も考えずにFXCMジャパン証券を使ったりもする。

さらに、「bid」や「ask」も会社ごとに微妙に違うので、必ずしもスプレッド(手数料込)だけで選べばいいというわけではないので、細かなところを突き詰めていくと非常に大変である。

まあ今はそんなことより、手数料を払ってでも「十分」利益になる自分の手法を確立する方が優先だ。


話がちょっとそれてしまったが、今朝FXCMジャパン証券のスプレッドを見ていて驚いた。

AUD/USDのスプレッドが「0.0」になったのだ!
それどころか、ナ、ナントEUR/GBPにいたっては「△0.2」を叩き出した。
今流行りのマイナス金利ではないが、プラスではなく「マイナス」のスプレッドである!!

一社だけの「bid」「ask」ではなく、複数のカウンターパーティーからの「bid」「ask」のうち一番良い値を提示しているので理論上あってもおかしくないのはわかるが、ホントにあるんだ。

もっと驚いたのは、まだ東京市場がオープンする前の時間帯だったということだ。シドニーというよりはウェリントン市場でこのスプレッド!?

ドルストレートのペアですらこの時間帯だと広めに提示されているくらいなのにナゼ?

いやはや不思議なことがあるものだ。


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2016年02月17日

東京市場が終わってから動くのね

日中は日本円(JPY)のジリ安だったのに、東京が引けた後ストンと円高に振れていった。

待ってるとなかなか来ないし、動くのは見てない時になるというのはホントやらしいのだが、それが為替市場の特性と言われればそれまでなので仕方ない。

ただよく考えてみると、短期の円高方向で取る場合は、実際は動いた後の勢いのある時に仕掛けるので別に問題はない。ということに気づいた。

自分の中でモヤッとしているのは、それより長めのスパンでの方向性の予想に対してのポジション取りにあるようだ。何度も書いているように、もう一段の円高があると見込んでいるので、そこで成果を上げたいと思っている。さすがに何もしてないと嫌なので、ドル円(USD/JPY) を少玉だけ仕掛けてあることは既に書いた。それだけでは足りないということだな。ちゃんと中期的な仕掛けをやりなさいということか。

買うのは円に決まっているので問題はないのだが、売る通貨がまだ特定されていなかったので躊躇していたようだ。それならそれで、そういう場合にも対応できるような戦略を整える必要があるね。けっこうこういう細かな所を詰めるのは好きじゃないので心理的に避けていたようだ。しかしここからステップアップするためにはクリアしていかなくてはいけない。

やることはまだまだある。


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2016年02月15日

グループ分け

筆者は今まで各国通貨のグループを

1)米ドル(USD)
2)日本円(JPY)
3)欧州通貨・・・ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)
4)資源国通貨・・・豪ドル(AUD)、加ドル(CAD)、NZドル(NZD)

という感じに大まかに分けて把握するようにしていた。
でも最近の値動きを見ていると、どうもちょっと違う印象を受ける。

どうやら前回の雑感に書いたチャートを再検討すると、

1)米ドル(USD)
2)日本円(JPY)
3)欧州通貨・・・ユーロ(EUR)、スイスフラン(CHF)
4)資源国通貨・・・加ドル(CAD)、英ポンド(GBP)
5)オセアニア通貨・・・豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)

という分け方の方が「今は」しっくりくるみたいだ。
まあ、この値動きがいつまで続くかはわからないが、参考にはなるだろう。


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2016年01月25日

値動きを当てても儲からない

値動きを当てるだけでは相場では儲からない、とつくづく感じさせられる日々が続く。

先週の予想はドンピシャの予想だった。あくまでも目先の話ではあるが、@「資源国通貨売りと円高の流れ」がいったん「ともに」終了、A「下落はあっても突っ込みで終わる」、B「ポンド(GBP)はチャートの形としては出遅れ気味」で後から追いついた。

ある意味完璧に近いのではないかと自画自賛したいくらいだ。これが相場情報誌(紙)やサイト、有料ブログ・メルマガとかだったら、きっと「予想100%的中!すべての通貨の値動きを完全に「神」予言!!」のような見出しが踊るのだろう。(笑)

値動きを当てるだけでは相場では儲からない理由の一つは、実際にポジションを取らないからだ。そもそも予想(シナリオ)に根拠がなく自信が無いのなら、その予想自体当てずっぽうに近いものがあるので、「当たった、当たった」と言っても意味の無いことではあるが、本人はともかく第三者にはそのようなことは知る由もない。

根拠や自信があるにも関わらずポジションを取っていないのなら、何かが足りないのだろう。それが勇気なのか資金なのか時間なのかは人それぞれ。今回の筆者は「明確なエントリールール」が無かった。あの予想を立てた時点でのエントリーとしては、(目先の)大底からWボトム気味に上がってきた初動を捉えるのが理想だが、日本時間では既にある程度上がった後で、こういう中途半端なタイミングでのエントリールールが筆者にはまだない。そこでエントリーして上値余地を遠くに設定できなかったのであれば、自信がなかったのかもしれない。R倍率を高くしたいという欲求が、逆張りの場合遅めのエントリーを躊躇させてしまうようだ。

@のベストタイミングを逃したとしても、実はABのチャンスはあった。その後ポンド円(GBP/JPY)が突っ込んできた場面があったからだ。しかも筆者はその時間帯偶然パソコンで値動きを見ていた。じゃあ、なぜ仕掛けなかったのか? 自信が無かったのか? 怖かったのか?

否。実はポンド円を見ていなかったのである。ちょうどその時間帯に指標発表があったようで、こともあろうにユーロ(EUR)が大きく動いていたのだ。そっちの値動きの動向を見極めようとしたため、さほど動いていなかったポンドは眼中になかった。何やってんだろうね。ユーロなんてほっとけばいいのに。まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」を地で行っていた私。(笑)


値動きを当てるだけでは相場では儲からない理由のもう一つ。それはエントリーやストップを含むエグジット等の売買ルールだ。

日が変わっての日本時間。最初の流れに乗りそこねてしまったので、次の流れに乗るべく待ち構えていた。結果仕掛けたポジションは、
EUR/CADの売り 2016/01/22 11:58 「1.54509」
GBP/USDの買い 2016/01/22 16:47 「1.42373」

双方ともその後順調に順行している。なのになんでこれが、EUR/CADが0.25R、GBP/USDが0.30Rで終わってしまうのか? GBP/USDは「1.43300」の利食いの指値もしてあったのにね。やれやれ先はまだ長いな。

新年早々の記事の時からあまり進歩していないようだ。


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2016年01月08日

謹賀新年2016

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

といっても、地方によってはもう「松の内」を過ぎてしまっているので今さらだが。

さて、もうかれこれ2週間以上も書き込みをしていない。
先月の誕生日が過ぎた後のトレードがしっくりいかなかったことが、どうも腑に落ちなくて、頭の中で考えに没頭していたら書き込む気がなくなってしまった。

次の週からは正月休みで実家に帰省した。久しぶりにちょっと長めの休みにしたので、年末年始の1週間は久々にマーケットを見ていなかった。

今年、というよりも今月はもう軌道に乗せないとやばいので、今までのようにチンタラしていたらいけないと、もう一度自分のアイデアの再検討・再構築をした。それを踏まえた上で新年初相場に望んだ。年末の動きで米ドル(USD)高の動きが見えてきていたので、それに乗っかるつもりでいた。
※ドル円(USD/JPY)は除く

年始早々に歯医者の予約(9:30)を入れていたのが失敗だった。大事な動きをしていた時間を見逃してしまった。「歯医者は敗者に繋がる」という教訓か。な〜んてね。

4日と5日の仕掛けの結果が納得できないものであったため、さらに書き込む気が失せてしまった。ブログは手段であって目的ではないので、それに時間を掛けたくなかった。納得できなかったのは、損益の問題ではなく、トレードルールがいまだに確立していないことにあった。仕掛ける度に迷っていたらダメだ。仕掛けは機械的じゃないと。(「考える」こと自体は良い)

ちなみに、4日と5日の仕掛けでエントリーしたポジションである。
USD/JPY 売り 2016/01/04  13:15 「119.638」
AUD/NZD 売り 2016/01/05  17:18 「1.06982」
AUD/JPY 売り 2016/01/05  17:30 「85.780」

相場をよく知らない人が聞いたら、さぞすごいことだと思ってしまうだろう。しかし、相場を知っている人は、これだけでは判断はしない。「エグジットは?」「ストップポイントは?」「ポジションサイズは?」

かくもいろんな要素が相場の損益に関わってくる。上記トレードは、損失もあるし利益もある。しかもトータルでマイナスである!
※幸いポジションサイジングだけはかろうじてある程度のものにはなっているので大ケガをすることはない。

ハッハッハー! これが現実である。
でも、次につながる何かをつかんだような気がする。
キーポイントは
「『取れる所を取る』の取れる所の確定」
「R倍率の高いトレード」


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2015年12月16日

主観は入り乱れる

先ほどNZD/CADの売りを選択したが、実は通貨ペアの選定にあたってNZD/CADの売りにするか、AUD/NZDの買いにするか悩んでいた。要は、今までNZドル(NZD)に比べて対米ドル(USD)で売られ過ぎていたのは、加ドル(CAD)と豪ドル(AUD)のどちらなのか、ということになる。

日柄でいえば圧倒的に加ドルなのだが、直近で見ると豪ドルも程よく売られている。じゃあ、直接比べてみればいいじゃん、ということでAUD/CADのチャートを見ると、ものの見事に「往って来い」の往来相場となっており、足元ベースでは豪ドルが売られている。

直近でAUD/CADを仕掛けているのでよくわかっているのだが、昨日手仕舞った後、再度の高値トライに失敗して転がり落ちている。なのである意味売られ過ぎなのは豪ドルの方なのだが、ここに主観が入ってくる。

実は1時間足ベースで最近の2回のAUD/USDの下落は、AUD/CADの天井つかえと足並みを揃えているのだ。そしてけっこう下がるもんだから、豪ドルの買いに対して「それはないだろう」的な先入観を持つようになってしまったのだ。人はより直近の経験に影響を受けやすい動物である。

どちらかと言えばNZD/CADの売りよりはAUD/NZDの買いの方を選ぶべきなのであるが、主観による判断のためNZD/CADの売りを選択してしまった。

そうこうするうちに、NZドルの切り返しが入ってきた。前回の仕掛けのストップはめちゃくちゃ近かったが、今回は昨日の高値に設定してあるので緊迫感はない。しかしAUD/CADも上がってきたので、ちょっとよろしくない。


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2015年12月14日

再度クロスチャートについて考える

ちょっと久しぶりの更新となってしまった。自分の頭の中で、「クロス」についての考え方を整理していた。

為替の世界では、基本はドルストレートで取引されているので、クロスカレンシーはドルストレート同士を掛け合わせた「合成通貨」であるという見方がされている。
※合成「通貨」という言い方は厳密にはおかしい。「合成で計算される通貨ペア」という意味合い。

日本人は比較的クロス円を取引したがる傾向があるようだが、合成通貨であるがゆえにチャートの信頼性も低くなるので、クロスには手を出さず、ドルストレートのみを手掛ける人も多い。中には、「クロスをやる奴はバカだ」と考えている人もいるらしい。

筆者がなぜクロスカレンシーを手掛けるのかというと、ドルストレートを単独でやるよりも、クロスの方がリスクが低くなる「優位性が存在する時がある」からである。逆にいうと、「優位性が無い時にクロスをやってはいけない」ということだ。いつでもどこでもクロスをやればいいというわけではない。

では、その優位性はどこにあるのか? それが以前書いた「A>B かつ B>C ならば A>C」である。ただ難しいのが、「今」ではなく「これから」の強弱がわからないことである。結局そこの部分は主観的にならざるを得ない。「客観的な」テクニカル指標を使ったとしても、どの指標を採用するかは結局「主観」である。

その主観によって、通貨ごとに強弱をつけ、チャートパターンを探すにあたって、タイムフレームをどんどん縮めていくと、ホントにわけがわからなくなる。短くなればなるほどしょっちゅう強弱が入れ替わったりもする。しかも通貨の数が多ければ多いほどこんがらがってくる。かといって対象通貨を少なくすると、より良い動きの通貨を除外する可能性があるのでできればそれは避けたい。

ということで、当分タイムフレームとしては「1時間足」以上をベースにセットアップの判断をしていこうと思う。最初からデイトレベースのタイムフレームはしばらく禁止することに決めた。


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2015年12月11日

頭の整理をし直す必要あり

セットアップ、エントリー、エグジット、タイムフレーム。
ルールがすべてちゃんと決まってなく中途半端だ。
これではいけない。

いろんなものに手を出し過ぎのようだ。
頭がこんがらがってきてしまうことが多い。
まだ身体の中に落とし込む段階では無い。

とにかく一つに絞ろう。
選択と集中。

2015年12月08日

なにげにUSD/CHFって「1.00000」なんだね

FXにしろ、商品先物にしろ、株にしろ、筆者は価格の絶対値にはあまり興味が無い。というよりも見ていない。損益に関係してくるのは「絶対値」ではなく「相対値」だからである。つまり「変化率」が重要だと思っている。

ところで今なにげにプライスを見ていたら、USD/CHFって「1.00000」なんだよね。よくEUR/USDやAUD/NZDでは「パリティ」とか言ったりすることもあるようだけれど、実際は理論的に等価であるべきものではないのだから、「パリティ」という言葉を使うべきではないと思う。転換社債や、オプションのプット・コール・パリティのようなものとは根本的に違うので。ただ、業界用語としてそれを使っているというのなら、それはそれでいいとは思うが。

というわけで、為替における「パリティ」というものは本質的には何の意味も無いと思うけれども、かと言って無視しておけばよいかと言えば、それも違うと思う。なぜなら、人がそこに「意味がある」と思えば、人はそれを前提として、それにふさわしいと思われる行動(あくまでも本人がそう思う)を実際にとるからである。

例を言えば、「AUD/NZDの1.00000はパリティなので、1以下は豪ドル(AUD=オーストラリア)がNZドル(NZD=ニュージーランド)に対して安いということになる。オーストラリアとニュージーランドを全体的に比較して、オーストラリアがニュージーランドより劣るはずがない。ゆえにAUD/NZDの1.00000は絶対に安すぎるので買いである」という考えを持つ人が多ければ、現実的にAUD/NZDの「1.00000」はサポートされてしまう。実際、今年の4月にそのようなことが起きたのではないだろうか。だとすれば、そういうことが「起こりえる」という認識を持っているのといないのとでは、いざという時、瞬時に対応できるか否か(変わり身がすぐにできるか)に違いが出てくる。

ただし現象が実際に起きたからといって、必ずしもそれが正しいとは言えない。単に「その時点で」、その価格でAUD/NZDを売りたい人よりも買いたい人が多かっただけの話である。それ以上でもそれ以下でもない。

為替の場合はデノミを考えればすぐにおかしいことに気づく。オーストラリアかニュージーランド、どちらの国でもいいけれどデノミを実施したとしよう。その場合、デノミ実施前の「パリティ」と実施後の「パリティ」と、どちらが正しいのか? 明らかに実施前と実施後の水準は違う。しかし、どちらも「1.00000」がある。

どちらも正しくない。為替は単なる交換比率である。
そして、為替を交換して手に入れるものの本質的価値は時々刻々と変化しているのである。


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