2016年02月29日
不気味なNZドルのギャップ
先週ドルカナダ(USD/CAD)が下に抜けた後、どう動くか見守っていた。
ドルカナダ自体の動きもそうだが、豪ドル(AUD)とNZドル(NZD)が加ドル(CAD)に追随するのか否かを注視していた。金曜は東京市場のオープン前からNZドルが買われており、「これは追随パターンだな」と内心思っていた。
飛びつき買いを戒めていたので、NZドルを買いたい気持ちを抑えて様子を見守っていると、豪ドルがイマイチついて行かないし、なんかいつの間にか失速していた。
筆者はその日は英ポンド(GBP)を本命で追っかけていたので、途中からあまり意識を払わなくなっていた。土曜にチャートを確認したら、あらま何これ? オセアニアのコンビが叩き売られているではないか。
なるほど、そういうことか。結果からいうとNZD/CADとAUD/CADが売られたわけだ。金曜の雑感に書いたシナリオのうち、後者の方が実現してしまったわけね。
「今まで頭を抑えられていたが、突き抜けていくか。それとも逆に跳ね返されるようだと、また豪ドル・NZドルと加ドルとの連動性が弱まることになる。」
筆者は朝の時点で、追随して突き抜けていくと思い込んでしまったため、その後の仕掛けをしなかった。そうか、NZD/CADかAUD/CADを仕掛けても良かったわけだ。
どうも筆者は、まだ確定していないのに「確定したはず」と決め打ちをして、シナリオを放棄してしまう習性があるようだ。結果的に美味しい所を見逃してしまう。
投機玉の打ち合い(だまし合い)という性質上、思い込みは禁物だね。ストップ狩られるのと本質は一緒だ。もっと丁寧に相場を追う必要がある。
週明けの今日はナント(というほどではないかもしれないが)、為替では珍しくNZドルがギャップを空けて売られて始まった。ギャップ明けの日はけっこう大きく動くことが多いし、その後の方向性を示唆することもある。
NZD/USDの1時間足を見ると、16日の安値を底にかなり強めのサポートラインが見受けられる。このラインは以前はレジスタンスとして機能していたものなので、余計に強く機能しているようだ。これだけ見るとNZD/USDはそろそろ反発しそうに思われる。
しかし日足で見ると、うんっ!?
10月と12月の高値に届かず落ちてきてるね。これって・・・。
1時間足をもう一度見直すと、1月20日の底値からの上昇トレンドラインをギャップを空けて割り込んでるようにしか見えないね。
いや〜、なんというか。NZドルにとってはけっこうかなり重要なポイントなのかもしれない。
ギャップを埋めて上昇するなら、再度高値を目指す展開だと思うけれど、埋めずに安値更新するようだと昨年8月の安値を視野に入れる展開になりそう。
いずれにしても大きな動きになりそうではある。NZD/CAD、USD/CADと合わせて慎重に見ていこう。長らく続いた往来相場ともいよいよお別れかな。
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飛びつき買いを戒めていたので、NZドルを買いたい気持ちを抑えて様子を見守っていると、豪ドルがイマイチついて行かないし、なんかいつの間にか失速していた。
筆者はその日は英ポンド(GBP)を本命で追っかけていたので、途中からあまり意識を払わなくなっていた。土曜にチャートを確認したら、あらま何これ? オセアニアのコンビが叩き売られているではないか。
なるほど、そういうことか。結果からいうとNZD/CADとAUD/CADが売られたわけだ。金曜の雑感に書いたシナリオのうち、後者の方が実現してしまったわけね。
「今まで頭を抑えられていたが、突き抜けていくか。それとも逆に跳ね返されるようだと、また豪ドル・NZドルと加ドルとの連動性が弱まることになる。」
筆者は朝の時点で、追随して突き抜けていくと思い込んでしまったため、その後の仕掛けをしなかった。そうか、NZD/CADかAUD/CADを仕掛けても良かったわけだ。
どうも筆者は、まだ確定していないのに「確定したはず」と決め打ちをして、シナリオを放棄してしまう習性があるようだ。結果的に美味しい所を見逃してしまう。
投機玉の打ち合い(だまし合い)という性質上、思い込みは禁物だね。ストップ狩られるのと本質は一緒だ。もっと丁寧に相場を追う必要がある。
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NZD/USDの1時間足を見ると、16日の安値を底にかなり強めのサポートラインが見受けられる。このラインは以前はレジスタンスとして機能していたものなので、余計に強く機能しているようだ。これだけ見るとNZD/USDはそろそろ反発しそうに思われる。
しかし日足で見ると、うんっ!?
10月と12月の高値に届かず落ちてきてるね。これって・・・。
1時間足をもう一度見直すと、1月20日の底値からの上昇トレンドラインをギャップを空けて割り込んでるようにしか見えないね。
いや〜、なんというか。NZドルにとってはけっこうかなり重要なポイントなのかもしれない。
ギャップを埋めて上昇するなら、再度高値を目指す展開だと思うけれど、埋めずに安値更新するようだと昨年8月の安値を視野に入れる展開になりそう。
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