2015年06月30日
虹の少年たち
舞台はインドネシア。貧しい子供たちが懸命に生きる物語 お勧め度:★★★
小学生の子供が書いた体験記という形で書かれている本です。
そのおかげか、とても読みやすくなっています。
更に、情景描写がうまい。
どんな場所でどんなことが起きているかがイメージしやすいのです。
感情移入もしやすく、内容理解がはかどります。
これは実話を基にした小説です。
苦学生と同じように、お金がない中でも様々なものを感じ、成長している少年少女を描いています。
舞台の島の抱える闇をうまく描けていると思います。
この闇は、所謂先進国の搾取であり、他の地域にも通じるものがあります。
ただ、作者はなかなかのエリートです。
少年に仮託して書いている割には少年が物知りすぎるかなとは思いました。
それでさえもいいアクセントになっているのでしょうが。
こういった小説や映画は脚色を含みます。
しかし、その分野のとっかかりとして雰囲気をつかむことにかけてはこれ以上のものは無いでしょう。
分かりやすい、敷居が低い、感動的。
人が惹かれる条件を満たしているように思います。
商品リンクはこちら
にもあります。
貧しい中にも必死に生きる子供たちの物語を、ぜひ。
価格:2,052円 |
小学生の子供が書いた体験記という形で書かれている本です。
そのおかげか、とても読みやすくなっています。
更に、情景描写がうまい。
どんな場所でどんなことが起きているかがイメージしやすいのです。
感情移入もしやすく、内容理解がはかどります。
これは実話を基にした小説です。
苦学生と同じように、お金がない中でも様々なものを感じ、成長している少年少女を描いています。
舞台の島の抱える闇をうまく描けていると思います。
この闇は、所謂先進国の搾取であり、他の地域にも通じるものがあります。
ただ、作者はなかなかのエリートです。
少年に仮託して書いている割には少年が物知りすぎるかなとは思いました。
それでさえもいいアクセントになっているのでしょうが。
こういった小説や映画は脚色を含みます。
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