2014年10月14日
久しぶりにエンジンフラッシングをやってみるなど。
オートバックスなどの自動車用品量販店ですすめられることも多いエンジンフラッシング。
効果としてはたぶんきっとなにかしらあるのでしょうけど、実際のとこどうなのよ?
というのが正直なところ。
で、先日暇にあかしてやってみました>フラッシング。
やり方には何通りかあるのですけど、
1.フラッシングオイルを用いるやり方。
たぶん一番一般的で、量販店もこのやり方。
フラッシング用に洗浄剤をいれた油を10分くらい循環させる方法。
2.エンジンオイルで洗浄するやり方。
新しい油に何度も取り替えて、内部の汚れを取るやり方です。
どっちが正解ってこともないのですが、今回は後者でやりました。
で、エンジンオイルの交換を繰り返しやっていきます。
せっかくなので、何回目でどのくらいの汚れになるのかを確認してみました。
まずは大量の油を確保します。
・カストロールXF08 ・・・20L
一番お安い5W-40のエンジンオイル。1缶2000円也。
ディーラーの油より1000円くらい安いです。
・カストロールEDGE RS ・・・4L
10W-50。気持ちの問題で夏用にとっておくも出番がないまま今回使用。
数字的にはなんかよさげに見えますが、体感はXFと大差ないので
ほんとに10W-50の粘度なのか疑わしいですね。
・VALVOLINE SYN? ・・・4L
あんまり普段使わないのでなんともいえませんが
XFに毛がはえた程度の油です。
・VALVOLINE VR−1 ・・・1Q(1L)
20W-50の超硬いオイル。
粘度調整のために、いつもXF08に混ぜてる添加剤です。
明らかに油膜が強くなるようで、トルクアップを体感できる数少ないエンジンオイル添加剤
以上、29Lを準備。
どれだけ使うかはこの段階では分からなかったので
あるだけ出してきた感じです。
そして、それに付随して
・クスコ ミッションオイル ・・・2L
ミッションオイルもついでに交換するために準備。
クスコのLSDにはクスコが一番合うようなので毎回使用。
相性的には、ガルフの75W90、TRDのデフオイル、レッドラインの黒いほうの75W90
あたりが使用に耐えました。
・日産純正 PSF
パワステフルードもついでに交換。
全量交換がきかないので、交換のためには1L缶が必要になります。
・ホンダ純正 BF DOT4
ブレーキフルードもついでに交換。
DOT4のブレーキフルードではホンダ純正が一番安いので毎回使用しています。
・灯油缶 10L
廃油を処理する際に、ガソリンスタンドまで運ぶためのポリタンク。
明らかに容量が足りませんが
足りない分は、エンジンオイルの空き缶を利用します。
・オイルフィルター
都合2個使いました。
フラッシング1回目
1回目は普通にエンジンオイルを交換するだけです。
このとき、フィルターも交換しておきます。
汚れたフィルターのままフラッシングして、フィルター内の汚れが入っていくのは
なんか気持ちが悪いので。
まぁ気持ちの問題ですがw
で、最初に出てきた廃油です。
それまで使用していた廃油なので、とても汚れています。
そして、新しい油を入れて、10分間エンジンを回します。
10分という時間には特に根拠はありませんが、
普段の交換の際は、新油を入れて10分程度で
新しいエンジンオイルが真っ黒になるのでという経験則からの時間です。
フラッシング2回目
そして、10分まわしたら、エンジンオイルを排出します。
出てきた油が、上の写真の下側のほうですね。
ちなみにこの油は、交換してから10分間アイドリングしただけです。
エンジンオイルの交換時期を、エンジンオイルの色を見て判断する人がいます。
エンジンオイルが汚れているから交換という風に。
交換して10分アイドリングしただけでこうなってしまうのを知っていると、
それがまったくの見当違いな判断であることがよくわかります。
それを確認したら、また新しい油に入れ替えます。
フラッシング3回目
10分まわして排出。
いくらか綺麗になってきました。
さらに交換。
フラッシング4回目
新しい油を入れてまた交換します。
4回目ともなるとだいぶ綺麗ですね。
そしてさらに交換。
フラッシング5回目
(中略)
さらに交換
フラッシング6回目
新油の色にだいぶ近づいてきました。
さらに交換
フラッシング7回目
6回目と廃油の色が殆ど変わらなくなってきました。
エンジン内にもうエンジンオイルで洗浄できる汚れが残っていないということですね。
結論から言うと
フラッシングは、7回やると洗浄が終わる。
ということが分かりました。
実際は、普段の使い方や、走行距離によっても変わってくるので
これが正解ということはありませんが
とりあえず、まともなフラッシングは初めてなので
初年度登録から17年で19万キロ走った4AGは、フラッシング7回で内部が綺麗になる。
ということでいいと思います。
で、その効果のほどは。
とりあえず、怖いものがなくなる程度には
体感でトルクアップしているのが分かります。
今回のフラッシングをする前にシャーシダイナモに乗せてパワー計測しているのですが
その数字より明らかに高い数字が間違いなく出てると
体感で分かる程度にはパワーアップしています。
ちなみに、シャーシダイナモに載せた際の計測結果から、
それまで車載していた、パワーメーターiDの補正値を
シャシダイの計測結果に合うように変更しているのですが
そのうえで、湾岸によく似たストレートのコースを走って計測してみたところ
効果としてはたぶんきっとなにかしらあるのでしょうけど、実際のとこどうなのよ?
というのが正直なところ。
で、先日暇にあかしてやってみました>フラッシング。
やり方には何通りかあるのですけど、
1.フラッシングオイルを用いるやり方。
たぶん一番一般的で、量販店もこのやり方。
フラッシング用に洗浄剤をいれた油を10分くらい循環させる方法。
2.エンジンオイルで洗浄するやり方。
新しい油に何度も取り替えて、内部の汚れを取るやり方です。
どっちが正解ってこともないのですが、今回は後者でやりました。
で、エンジンオイルの交換を繰り返しやっていきます。
せっかくなので、何回目でどのくらいの汚れになるのかを確認してみました。
まずは大量の油を確保します。
・カストロールXF08 ・・・20L
一番お安い5W-40のエンジンオイル。1缶2000円也。
ディーラーの油より1000円くらい安いです。
・カストロールEDGE RS ・・・4L
10W-50。気持ちの問題で夏用にとっておくも出番がないまま今回使用。
数字的にはなんかよさげに見えますが、体感はXFと大差ないので
ほんとに10W-50の粘度なのか疑わしいですね。
・VALVOLINE SYN? ・・・4L
あんまり普段使わないのでなんともいえませんが
XFに毛がはえた程度の油です。
・VALVOLINE VR−1 ・・・1Q(1L)
20W-50の超硬いオイル。
粘度調整のために、いつもXF08に混ぜてる添加剤です。
明らかに油膜が強くなるようで、
以上、29Lを準備。
どれだけ使うかはこの段階では分からなかったので
あるだけ出してきた感じです。
そして、それに付随して
・クスコ ミッションオイル ・・・2L
ミッションオイルもついでに交換するために準備。
クスコのLSDにはクスコが一番合うようなので毎回使用。
相性的には、ガルフの75W90、TRDのデフオイル、レッドラインの黒いほうの75W90
あたりが使用に耐えました。
・日産純正 PSF
パワステフルードもついでに交換。
全量交換がきかないので、交換のためには1L缶が必要になります。
・ホンダ純正 BF DOT4
ブレーキフルードもついでに交換。
DOT4のブレーキフルードではホンダ純正が一番安いので毎回使用しています。
・灯油缶 10L
廃油を処理する際に、ガソリンスタンドまで運ぶためのポリタンク。
明らかに容量が足りませんが
足りない分は、エンジンオイルの空き缶を利用します。
・オイルフィルター
都合2個使いました。
フラッシング1回目
1回目は普通にエンジンオイルを交換するだけです。
このとき、フィルターも交換しておきます。
汚れたフィルターのままフラッシングして、フィルター内の汚れが入っていくのは
なんか気持ちが悪いので。
まぁ気持ちの問題ですがw
で、最初に出てきた廃油です。
それまで使用していた廃油なので、とても汚れています。
そして、新しい油を入れて、10分間エンジンを回します。
10分という時間には特に根拠はありませんが、
普段の交換の際は、新油を入れて10分程度で
新しいエンジンオイルが真っ黒になるのでという経験則からの時間です。
フラッシング2回目
そして、10分まわしたら、エンジンオイルを排出します。
出てきた油が、上の写真の下側のほうですね。
ちなみにこの油は、交換してから10分間アイドリングしただけです。
エンジンオイルの交換時期を、エンジンオイルの色を見て判断する人がいます。
エンジンオイルが汚れているから交換という風に。
交換して10分アイドリングしただけでこうなってしまうのを知っていると、
それがまったくの見当違いな判断であることがよくわかります。
それを確認したら、また新しい油に入れ替えます。
フラッシング3回目
10分まわして排出。
いくらか綺麗になってきました。
さらに交換。
フラッシング4回目
新しい油を入れてまた交換します。
4回目ともなるとだいぶ綺麗ですね。
そしてさらに交換。
フラッシング5回目
(中略)
さらに交換
フラッシング6回目
新油の色にだいぶ近づいてきました。
さらに交換
フラッシング7回目
6回目と廃油の色が殆ど変わらなくなってきました。
エンジン内にもうエンジンオイルで洗浄できる汚れが残っていないということですね。
結論から言うと
フラッシングは、7回やると洗浄が終わる。
ということが分かりました。
実際は、普段の使い方や、走行距離によっても変わってくるので
これが正解ということはありませんが
とりあえず、まともなフラッシングは初めてなので
初年度登録から17年で19万キロ走った4AGは、フラッシング7回で内部が綺麗になる。
ということでいいと思います。
で、その効果のほどは。
とりあえず、怖いものがなくなる程度には
体感でトルクアップしているのが分かります。
今回のフラッシングをする前にシャーシダイナモに乗せてパワー計測しているのですが
その数字より明らかに高い数字が間違いなく出てると
体感で分かる程度にはパワーアップしています。
ちなみに、シャーシダイナモに載せた際の計測結果から、
それまで車載していた、パワーメーターiDの補正値を
シャシダイの計測結果に合うように変更しているのですが
そのうえで、湾岸によく似たストレートのコースを走って計測してみたところ
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