徒然珈琲

社会人ともなると多くの人が名刺を会社から支給され持たされるようになります。

勤め先の情報が記されたカードには会社のカラーが反映されて、お洒落なものであったり硬苦しいものであったり。

そこには名刺を差し出した本人の個人的な情報は一切ありません。

しかし、もう一枚自分を表現する名刺があるとすれば.....。


ピーター・ドラッガーが提唱している生き方のひとつに｢パラレルキャリア」があります。
これは現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動などに参加することを提唱しています。
副業とは意味合いが異なるのは自身のスキルアップや社会貢献を主としている点です。

個人が会社関係以外の所で様々な人たちと交流を持てたとすれば、人間関係から社会人としてのスキルなどを身に着けることもできます。新たな視点から新たな発想も生まれてくるようにも。

社会では企業に勤めると自身のスキルや時間は全て企業につぎ込まなければならない風潮がありますが、日本も成長期だったころには「飲み屋で仕事をもらってくる。」なんてこともよくあった話です。（現代はなかなか通用しませんが。）

最近話題にもなっている「２枚目の名刺」。
自分を表現するものでも、どこかの活動に参加しているものでも、本業以外の名刺を持つことで自分の人生に広がりを持つことができるのではないでしょうか。

個人的にはそれが副業ビジネスとしてのものであっても、社会貢献のものであっても良いと思います。
ただ副業としては本業に支障が出ないようにルールを守ることが前提ですが。
これから先の経済情勢を考えると収入源をひとつでも増やすことは大切です。しかし、どのようなビジネスであれ社会貢献であれ、先ずは個人を人として磨くことをしなければなりませんが。

参考記事
http://matome.naver.jp/odai/2141207828637224801

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