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2019年12月27日

大腸CTアカデミア 低用量前処置による大腸CT検査の受容性は大腸内視鏡よりも高い!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
FUJIFILM MEDICAL SEMINAR 2020 in 熊本
3D画像解析の現状とこれから
〜CT Colonographyの取組みと現状〜

日時:2020年3月7日(土)13:00〜16:30
会場:TKPガーデンシティ ネストホテル熊本  2階「あそ」

講演T
富士フイルムのAI『REi LI』が目指すこれからの画像診断
桝本 潤 先生

講演U
CT Colonographyにおける手術支援画像
富田 博信 先生

パネルディスカッション
CT Colonographyの標準化と認定制度について

特別講演
大腸がん検診におけるCT Colonographyの現状と展望 〜行動経済学とAIの視点から考える〜
永田 浩一

是非、ご参加くださいね!

お問い合わせ先
富士フイルム株式会社 九州支社熊本営業所
TEL: 096-368-2111 FAX : 096-365-0851
担当者 : 緒方・下平
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






PubMedから、今日のつぶやき − 636 −

Zhu H, et al. Comparison of the participation rate between CT colonography and colonoscopy in screening population: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Br J Radiol. 2019 Nov 1:20190240. doi: 10.1259/bjr.20190240. [Epub ahead of print]



それでは、論文
「検診対象者における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率の比較:ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシス」
のご紹介です。

【背景】
検診や診断の方法は、その方法の精度だけではなく、その方法による受診率によっても評価される。

多くの人に受診してもらえる検診方法の選択することは、癌検診プログラムを決めていく絵で重要な課題である。

2011年に報告されたメタアナリシスでは、大腸内視鏡受診者の方が大腸CT検査受診者よりも受診率が高い結果であった(28% vs 22%).

けれどもこのメタアナリシスでは3つの研究しか検討されておらず、そのうちの1つはRCTでもなかった。

大腸CT検査は急速に普及しており、その理由に低侵襲であることがあげられる。

近年、大規模なRCTが複数行われるようになった。

しかも、低用量前処置による大腸CT検査の受容性は大腸内視鏡よりも高いと報告されるようになってきた。

そこで、我々はよりエビデンスレベルの高いメタアナリシスを行うこととした。

(感想)
内視鏡検査の方が受診率が高いという結果を報告したメタアナリシスには自分も違和感を覚えていました。

発表雑誌もEndoscopyで内視鏡寄りの雑誌であったことも勘案されます。

いずれにしても、バイアスを少なくした再検討が必用ですね。

それでは、また

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31651188

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。











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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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