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2019年12月19日
大腸CTアカデミア 急性虫垂炎の症例における管腔内ガスの所見が少ない!!
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2020年4月1日〜 6月30日
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(2020年6月 福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
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PubMedから、今日のつぶやき − 630 −
Tang SJ, et al. Positive Oral Contrast Solution at MDCT for Suspected Acute Appendicitis in Adults: Rate of Appendiceal Luminal Filling of Normal and Inflamed Appendixes. AJR Am J Roentgenol. 2019 Sep 4:1-7. doi: 10.2214/AJR.18.21019. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「急性虫垂炎を疑った場合の経口造影剤服用によるCT画像:正常虫垂と炎症性虫垂炎における虫垂管腔内への造影剤流入率に関する検討」
のご紹介です。
考察のポイントをかいつまんでご紹介しますね。
【考察】
正常な虫垂の約15%では、盲腸まで造影剤が到達していたにもかかわらず虫垂に造影剤が流入していなかった。
1例を除いては虫垂が完全にしぼんでいた
あるいは虫垂がガスで満たされていた。
以前の報告から、虫垂管腔内がガスで満たされていることはよく見られる所見であることが知られている。
今回の検討では、正常虫垂の約半数に管腔内ガスを認めた。
一方で急性虫垂炎では管腔内ガスは約16%にしか見られず、有意差を認めた。
急性虫垂炎の症例における管腔内ガスの所見が少ないことは以前から報告されており、以前の報告では20%であった。
急性虫垂炎を強く示唆する所見がなければ、虫垂管腔内にガスを認めれば正常な虫垂であることが今回の検討から明らかとなった。
(感想)
虫垂炎の鑑別に、管腔内のガスの存在、造影剤の流入などの所見が役立ちそうです。
頭に入れておきたいと思います。
それでは、また
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31483140
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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