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2019年12月24日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率を比較!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!
1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日
2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6月 福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 633 −
Zhu H, et al. Comparison of the participation rate between CT colonography and colonoscopy in screening population: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Br J Radiol. 2019 Nov 1:20190240. doi: 10.1259/bjr.20190240. [Epub ahead of print]
それでは、新しい論文
「検診対象者における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率の比較:ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシス」
のご紹介です。
大腸検査は便潜血検査以外、食事や腸管洗浄剤による腸管前処置、検査手技、部位による羞恥などの負担から、その受診率の低さが課題でした。
大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率を比較した研究は複数あります。
大腸CT検査の方が受診率が高いという結果が多い印象ですが、内視鏡検査の方が受診率が高いという研究報告もあり、その結果に乖離がみられます。
ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシスによる検討は
まさに気になる内容です。
日本からはGAIA-01として
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法の意向調査
―大腸内視鏡と通常用量前処置もしくは低用量前処置大腸3D-CTからの選択―」
を北海道の加藤先生が実施し間もなく投稿される段階です。
ただ、このGAIA-01は検診対象者ではなく、便潜血陽性となり、病院を受診された方が対象となっており、健康意識の高い患者が対象となっている選択バイアスがかかっています。
この選択バイアスは一方で病院受診者を対象としているので逆に特徴のある臨床試験ではあります。
いずれにしても、大腸癌検診は精密検査を実際に受けるまでに到達しないと意味をなしません。
モダリティ別の受診率を把握するということは極めて大切だと思います。
次回から論文の内容に入っていきます。
それでは、また
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31651188
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【116名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率を比較した研究は複数あります。
大腸CT検査の方が受診率が高いという結果が多い印象ですが、内視鏡検査の方が受診率が高いという研究報告もあり、その結果に乖離がみられます。
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この選択バイアスは一方で病院受診者を対象としているので逆に特徴のある臨床試験ではあります。
いずれにしても、大腸癌検診は精密検査を実際に受けるまでに到達しないと意味をなしません。
モダリティ別の受診率を把握するということは極めて大切だと思います。
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原文
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