2019年08月06日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査による大腸癌術前ステージングの精度
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
日本消化器内視鏡学会雑誌の6月号(61 巻 6 号 p. 1256-1263)に
「大腸CT検査(CT colonography)読影の基本とコツ(動画付き)」が
掲載されました!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/61/6/61_1256/_article/-char/ja
是非、ご一読ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 539 −
Maupoey Ibanez J, et al. Accuracy of CT-Colonography in the preoperative staging of colon cancer. A prospective study of 217 patients. Colorectal Dis. 2019 Jun 4. doi: 10.1111/codi.14724. [Epub ahead of print]
今日から新しい論文をご紹介します。
精度評価に関する論文が続いていくぶんか
硬かったので、臨床寄りの論文に戻します。
論文のタイトルは
「大腸CT検査による大腸癌術前ステージングの精度
217名の患者による前向き研究」です。
術前ステージングの評価研究は日本が先行していました。
欧米では検診に目が向いていましたので。
この分野では世界が日本に追いついてきた感がありますね。
ということで日本では古いテーマではありますが、
温故知新ということで「大腸CT検査の術前利用」について
学びなおしていきましょう。
この論文はLa Fe University and Polytechnic Hospital
というスペイン、バルセロナからの報告です。
2012年にできたまだ新しい病院ですね。
かなり大きな病院のようです。
【アブストラクト】
目的:
本研究の目的は大腸CT検査による大腸癌術前の
部位診断、TNステージング(Tは深達度診断
Nはリンパ節転移診断です)の精度を評価することである。
大腸CT検査は大腸癌の術前診断に有用で
化学療法によるネオアジュバント療法が必要な
ハイリスク患者の選別できる可能性がある。
(感想)
ネオアジュバント療法とは外科的切除の前に
化学療法などで腫瘍をダウンサイジングする目的で実施されます。
高度進行癌など手術困難例の
治療成績の向上や外科切除の適応にするためですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31161677
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
日本消化器内視鏡学会雑誌の6月号(61 巻 6 号 p. 1256-1263)に
「大腸CT検査(CT colonography)読影の基本とコツ(動画付き)」が
掲載されました!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/61/6/61_1256/_article/-char/ja
是非、ご一読ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 539 −
Maupoey Ibanez J, et al. Accuracy of CT-Colonography in the preoperative staging of colon cancer. A prospective study of 217 patients. Colorectal Dis. 2019 Jun 4. doi: 10.1111/codi.14724. [Epub ahead of print]
今日から新しい論文をご紹介します。
精度評価に関する論文が続いていくぶんか
硬かったので、臨床寄りの論文に戻します。
論文のタイトルは
「大腸CT検査による大腸癌術前ステージングの精度
217名の患者による前向き研究」です。
術前ステージングの評価研究は日本が先行していました。
欧米では検診に目が向いていましたので。
この分野では世界が日本に追いついてきた感がありますね。
ということで日本では古いテーマではありますが、
温故知新ということで「大腸CT検査の術前利用」について
学びなおしていきましょう。
この論文はLa Fe University and Polytechnic Hospital
というスペイン、バルセロナからの報告です。
2012年にできたまだ新しい病院ですね。
かなり大きな病院のようです。
【アブストラクト】
目的:
本研究の目的は大腸CT検査による大腸癌術前の
部位診断、TNステージング(Tは深達度診断
Nはリンパ節転移診断です)の精度を評価することである。
大腸CT検査は大腸癌の術前診断に有用で
化学療法によるネオアジュバント療法が必要な
ハイリスク患者の選別できる可能性がある。
(感想)
ネオアジュバント療法とは外科的切除の前に
化学療法などで腫瘍をダウンサイジングする目的で実施されます。
高度進行癌など手術困難例の
治療成績の向上や外科切除の適応にするためですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31161677
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9002807
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック