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2019年03月25日

大腸CTアカデミア 在宅IoTデータの本命はデジタルヘルスデータだ!

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是非、ご参加ください!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 450 −


Dameff C, et al. Personal Health Records: More Promising in the Smartphone Era? JAMA. 2019 Jan 11. doi: 10.1001/jama.2018.20434. [Epub ahead of print]



今回取り上げている論文のテーマは
生活に入ってきたら便利になりそうです。

ただ、こうしたデータが集められるようになると
格付け社会化も進んでいくことでしょう。

中国のアリババグループは芝麻信用の
スコアで個人の格付けをはじめています。

日本でも信用スコア事業が
みずほ銀行、ソフトバンク、NTTドコモなどで
立ち上がりつつあります。

未来の行く末はどこに向かうのでしょう?
イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんが書いた
ベストセラー「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」
が面白いですよ。




それでは論文「自分自身の健康情報・記録の管理
スマートフォン時代を迎えてより便利になるか?」
のご紹介です。

【本文】
個人のデジタルヘルスデータは、
臨床データを医療機関やIT企業と
強力な結びつきの基幹となる立ち位置にきた。

こうした技術革新が
在宅IoTデータを個人のデジタルヘルスデータ
内に組み込むといったさまざまな分野と有機的につながれば、
主治医は患者の生活の中のデータにアクセスして
健康指導を進めることもできるだろう。

生体認証データを活用することで、
個人が自身のデジタルヘルスデータに容易にアクセス
および管理することができるようになれば、
自分自身の健康状態の把握と改善に寄与するかもしれません。

第一世代の個人のデジタルヘルスデータ活用においては
利便性や機能が限られており、
さらに一番の欠点として
病院のデータとの連携がなされていなかった。

そのため第一世代の個人のデジタルヘルスデータ活用は
かなり限定的なものであった。

例として、Google Healthの失敗が挙げられる。

医療システムが病院によって多様で大きく異なっていたため
個人のデジタルヘルスデータをアクセス可能で
役に立つ形にすることができなかったためである。


(感想)
5年後には今の生活にはない
データ活用が医療の領域にも進んでいるのでしょうね。。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30633300

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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