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2019年03月13日

大腸CTアカデミア 女性は大腸検査に対する苦痛が高い

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
JDDW 2019が神戸で11月21日(木)〜24日(日)に
開催されます。

第57回日本消化器がん検診学会大会の会長は
松島病院大腸肛門病センター 松島クリニックの
鈴木康元先生です。

演題の募集期間は
2月1日(金)正午〜3月19日(火)正午

是非、演題応募しましょう!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





PubMedから、今日のつぶやき − 443 −


Sali L, et al. Patients' experience of screening CT colonography with reduced and full bowel preparation in a randomised trial. Eur Radiol 2018 Nov 6. doi: 10.1007/s00330-018-5808-1. [Epub ahead of print]





AIが花盛りです。
現実にAIは医療分野で大きくその地位を占めてくるでしょう。
今日は第1回メディカルAI学会が開催されます。
(ラインコミュニティ配信時です。既に開催は終了しています)
https://japan-medical-ai2019.org/index.html
自分の専門は引き続き磨きつつ、
そこに新しい知識・技術を柔軟に有機的に組み込んでいきたいものですね。


それでは、
論文「検診目的の大腸CT検査における低用量腸管前処置と通常用量腸管前処置の受診者の受容性に関するランダマイズトライアル」
のご紹介です。

【結果】

Table 5.
両群における検査後の各質問項目に対する回答における
性別と年齢から見たリスクに関する多重ロジスティック回帰分析

ラインコミュニティ限定で配信しました。

上から順に「検査に関する痛み」、「検査に関する不安・心配」、「羞恥心」
「予想より良かった・楽だった」、「検診として検査をまた受けるだろう」、
「他人にこの検査を薦める」
です。

「痛み」、「不安・心配」、そして「羞恥心」の項目は
女性が男性に比べて1.5 - 2倍高い結果であった。
年齢ではとくに差は生じなかった。

(感想)
女性は検査に対する苦痛が高い結果ということは
検査に際し、ケアが必要ですね。
肛門カテの挿入を伴うことから羞恥心に対する配慮も必要です。

ですが、
「検診として検査をまた受けるだろう」
という大切な項目については男女差がありません。

この点は大切ですね。


それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30402705

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。







◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。


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・最新の情報を入手できる。
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☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【103名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)


■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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