2019年03月12日
大腸CTアカデミア 検診目的の大腸CT検査では腸管前処置を減量することが再受診につながるよ!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
JDDW 2019が神戸で11月21日(木)〜24日(日)に
開催されます。
第57回日本消化器がん検診学会大会の会長は
松島病院大腸肛門病センター 松島クリニックの
鈴木康元先生です。
演題の募集期間は
2月1日(金)正午〜3月19日(火)正午
是非、演題応募しましょう!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 442 −
Sali L, et al. Patients' experience of screening CT colonography with reduced and full bowel preparation in a randomised trial. Eur Radiol 2018 Nov 6. doi: 10.1007/s00330-018-5808-1. [Epub ahead of print]
なりたい自分になる。
目標をかなえる!
そのためには行動や継続が大切です。
ですが、
面倒であったり、目の前の他の仕事があったりと
なかなか大変です。
とにかく、やらない理由をつくらないこと!
が実現させるために重要です。
自戒をこめて頑張りたいですね。
さて、
論文「検診目的の大腸CT検査における低用量腸管前処置と通常用量腸管前処置の受診者の受容性に関するランダマイズトライアル」
のご紹介です。
【結果】
Fig. 2
両群における検査後の各質問項目に対する回答
ラインコミュニティ限定で配信しました。
左上から「検査に関する痛み」、「検査に関する不安・心配」、「羞恥心」
「予想より良かった・楽だった」、「検診として検査をまた受けるだろう」、「他人にこの検査を薦める」
です。
上記各項目のうち、「検診として検査をまた受けるだろう」以外の回答は両群間で差がなかった。
「検診として検査をまた受けるだろう」の項目は
通常用量群に比べて、低用量群で有意に同意の回答が多かった。
(感想)
検診目的の大腸CT検査において
腸管前処置を減量することが再度の受診につながることが
初めて示されました。
この点は非常に重要です。
なぜならば、検診は定期的に受けていただくことが求められるからです。
世界の科学的知見を柔軟に有機的に取り込んでいきたいですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30402705
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【100名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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「検診として検査をまた受けるだろう」の項目は
通常用量群に比べて、低用量群で有意に同意の回答が多かった。
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原文
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