2019年03月11日
大腸CTアカデミア 低用量腸管前処置群ではお腹の負担が楽だよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第11回関西CTコロノグラフィ研究会が
2019年3月23日(土)15:00から
大阪市
梅田スカイビルタワーイースト33F
で開催されます!
ナガイチは特別講演をさせていただきます。
お近くの方は是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 441 −
Sali L, et al. Patients' experience of screening CT colonography with reduced and full bowel preparation in a randomised trial. Eur Radiol 2018 Nov 6. doi: 10.1007/s00330-018-5808-1. [Epub ahead of print]
目標を達成するためには、目標のための行動を起こすことですね。
行動を起こすのが一つ目の障壁です。
行動を起こすことができたら、今度は継続していくことが肝です。
これがしんどい。
勇気ある撤退が必要なこともありますが、
結果をすぐに求めず、頑張り抜くことも大切ですね。
ナガイチは柔軟性を持って継続していきたいと思います。
さて、
論文「検診目的の大腸CT検査における低用量腸管前処置と通常用量腸管前処置の受診者の受容性に関するランダマイズトライアル」
のご紹介です。
【結果】
Fig. 1
両群における症状の出現頻度について
ラインコミュニティ限定で配信しました。
左上から「腹痛」、「腹満感」、「嘔気・嘔吐」
「肛門違和感・痛」、「失禁、排便コントロール不良」です。
すべての症状が常用量腸管前処置群において
低用量腸管前処置群よりも頻度が高かった。
Table 4. 腹部症状に関する性別・年齢因子のロジスティック回帰分析
ラインコミュニティ限定で配信しました。
これは低用量腸管前処置群と通常用量腸管前処置群をあわせた解析です。
症状の項目の順番はFig. 1と同じです。
各症状について男性よりも女性のほうが
1.5 - 3倍も症状が重かった。
年齢は関係しなかった。
(感想)
低用量腸管前処置群では、腹部症状が少ないこと、
男性よりも女性において腹部症状が強いという結果です。
次回は、本研究の肝となる結果をご紹介したいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30402705
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【100名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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各症状について男性よりも女性のほうが
1.5 - 3倍も症状が重かった。
年齢は関係しなかった。
(感想)
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男性よりも女性において腹部症状が強いという結果です。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30402705
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