2019年03月06日
大腸CTアカデミア 検診目的の大腸CT検査の受容性に関するランダマイズトライアルのスタディデザインは!?
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PubMedから、今日のつぶやき − 438 −
Sali L, et al. Patients' experience of screening CT colonography with reduced and full bowel preparation in a randomised trial. Eur Radiol 2018 Nov 6. doi: 10.1007/s00330-018-5808-1. [Epub ahead of print]
忙しい日々が続いていると流されてしまいそうになります。
けれども、日々成長していくことを意識して実行したいと思います。
自戒を込めて。
論文「検診目的の大腸CT検査における低用量腸管前処置と通常用量腸管前処置の受診者の受容性に関するランダマイズトライアル」
のご紹介です。
【方法】
イタリアのフィレンツェで住民検診として
初めて大腸がん検診を受ける人を対象に
単施設のランダマイズスタディとして実施した。
54−65歳の1万6千87人に対し
4つの検診法をランダマイズに割付け郵送で案内をした。
(1) 隔年の便潜血検査(免疫法)を3回
(2) 低用量前処置大腸CT検査を1回
(3) 通常用量大腸CT検査を1回
(4) 大腸内視鏡検査を1回
それぞれの割付けの割合は
順に 8: 2.5: 2.5: 1
とした。
(感想)
かなり大規模な研究ですね。
事務局や研究者の苦労が目に浮かびます。
こうした努力で産まれた先行研究は貴重なエビデンスとして
取り入れていく必要があります。
世界を知って、我流にならないよう
自分達の知識として活用していきたいですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30402705
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【100名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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(2) 低用量前処置大腸CT検査を1回
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それぞれの割付けの割合は
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