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posted by fanblog

2019年02月20日

大腸CTアカデミア AIの進歩がすさまじい今、実用的で優秀な大腸CT検査用CADの完成も遠くはない!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
福井赤十字病院 地域がん診療研修会
2019年3月1日(金)19:00から開催されます!

ナガイチは
「大腸がん早期診断のために必要な大腸CT検査
 科学的にそして楽しく考える」
という講演をさせていただきます。

お近くの方は是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★






PubMedから、今日のつぶやき − 428 −



Y Ren, et al. Novel 3D Radiomic Features for Computer-aided Polyp Detection in CT Colonography. 2018; IEEE Access PP(99):1-1




なかなか時間の生み出し方がうまくいかず、
Cho-Cho Derbyの更新ができておりません。
申し訳ありません。

物事に優先順位をつけるとともに、
やらないことを決めていく決断力も必要ですね。

世界の知の産出と共有のスピードは今後も
ますます加速していくでしょう。

言い訳をせず
食らいついていこうと思います笑


それでは、論文
「大腸CT検査でコンピュータで指摘される
放射線3次元画像の特長」
のご紹介です。

Table 4.
今回開発したCADと他のCADとの性能の直接比較
ラインコミュニティ限定で配信しました。

一番下が今回開発したCADです。

ポリープのサイズごとに3つの値が並んでいます。
一番左のnAzはnormalized area under the FROC curve
真ん中の%はポリープ別感度
一番右の括弧付けは1撮影あたりの偽陽性数です。

確かに一番下のシステムが
偽陽性は増えずに、感度とnAzが改善しています。

Table 5.
今回開発したCADと他のCADとの性能の間接的比較
ラインコミュニティ限定で配信しました。

自分たちが扱えないCADとの直接比較はできません。
そのため、解析対象が異なる条件下での間接的な比較です。

こちらでも偽陽性が少なく
かつ感度が良くなっています。

(感想)
こうしたCADは実際に使用してみないことには
臨床応用の可能性についてはなかなか言及できません。

一昔前のCADも成績は悪くないものの
なかなか臨床応用にはハードルが高いものでした。

ただ、AIの進歩がすさまじい現在では、
実用的で優秀な大腸CT検査用CADの完成も
遠くはないでしょう。

汎用される標準製品が、中国からでてくるのか
アメリカから出てくるのか
あるいは日本から出てくるのか
まだ分かりません。

日本から発信さることを強く願っております。

本コミュニティは大腸検査にかかわる
素晴らしい仲間が集まっている貴重な場です。
これからも皆様の力で盛り上げていただけましたら幸いです。


それでは、また。

原文
https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/8487040


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。






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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)


■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。



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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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