2018年05月16日
大腸CTアカデミア 大腸がん検診における人種格差とは!?
★★━━━━☆☆おすすめの本☆☆━━━━★★
自己発展、自己実現に
知識・情報の入手は不可欠です!
役立つ本をご紹介しますね。
がん検診は誤解だらけ 何を選んでどう受ける
「学力」の経済学
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 236 −
Moreno CC, et al. Addressing Racial Disparity in Colorectal Cancer Screening With CT Colonography: Experience in an African-American Cohort. Clin Colorectal Cancer. 2018 doi: 10.1016/j.clcc.2018.02.007. [Epub ahead of print]
さて、今回取り上げるのは
「大腸CT検査による大腸がん検診における人種格差の解消
アフリカ系アメリカ人コホート研究」
という論文です。
筆頭著者は、
米国南部ジョージア州
アトランタ郊外にあるエモリー大学
に所属されています。
南部屈指の名門私立大学です。
日本ではこうした研究はあまり行われませんよね。
でも、今後国際色が日本でも豊かになってくると
変わってくるのでしょうか・・・。
米国では大腸がんに限らず、
健康状態に人種差があると報告されています。
遺伝的因子の場合もありますが、
環境因子(医療機関へのアクセス)が
大きく影響している可能性があります。
本研究は、人種別に比較したという研究では
ないので、エビデンスレベルは高くありません。
ですが、米国で実施された
大腸CT検査の大規模精度検証
ACRIN6664などは、その人種構成の多くを
非ヒスパニック系白人が占めているの事実です。
そうした過去の研究に対して、
アフリカ系アメリカ人でも大腸CT検査は有効か
検討したものになります。
話題提供としてお伝えします。
アブストラクトをみていきましょう。
【背景】
アフリカ系アメリカ人の大腸がん
罹患と死亡は、
非ヒスパニック系白人よりも
高く、
これには検診受診率が低いことが関与している。
本研究は、アフリカ系アメリカ人コホートで
大腸CT検査の効果を測定することを目的としている。
明日に続きますね〜
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29572136
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
「飲料水」編です。
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/261/0
「食料」編です。
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/262/0
「モバイルバッテリー」編です。
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/273/0
東日本大震災から7年になりました。
災害対策の見直しも必要ですね。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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アフリカ系アメリカ人コホート研究」
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筆頭著者は、
米国南部ジョージア州
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日本ではこうした研究はあまり行われませんよね。
でも、今後国際色が日本でも豊かになってくると
変わってくるのでしょうか・・・。
米国では大腸がんに限らず、
健康状態に人種差があると報告されています。
遺伝的因子の場合もありますが、
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罹患と死亡は、
非ヒスパニック系白人よりも
高く、
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https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29572136
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